文化の差って思ったほど大きくない。特に、日本とアメリカなんてイスラム社会とか未開の地に比べると、その壁は低いほう。両方とも資本主義の近代化された文明国という意味では、食文化とかいろんな文化差はあれ、慣れるのにそれほど苦労はしない。で、すっかりアメリカ生活に慣れきっている僕だけど、いまだに理解できないのが僕のボーイフレンドになったこれまでのアメリカ人の美意識。なんか、これを言って自分の容姿を自分で否定している気がするのだけど、ホントにこればかりは意見があわない。
2004年8月31日火曜日
2004年8月30日月曜日
嫌な体験その2 Bad experience 2
「泣きっ面に蜂」ってこういうことを言うんじゃないかな。金曜日の最悪デートに続いて、今日はチャットで嫌な思いをした。ゲイに限らず、人間って他の人とつながりたいっていう欲求を生まれながらにして持っていると思うけど、その遺伝子に組み込まれた欲求のせいで、逆に傷つくこともある。人生ってラクじゃない、辛い体験をするように造られている気がして、気持ちが奈落の底に落ち込んだ。こんなに他人を求めなくても生きていけるくらい自分が強かったら、、、って真剣に思いました。
2004年8月29日日曜日
2004年8月28日土曜日
嫌な体験 Bad experience
昨日、日記をお休みした理由は、夜、あまりに暇を持て余していたので、チャットをしていたら、カッコいい系の人とお話することになり、木曜だというのに午前2時まで2時間ほどチャットをしてしまったのです。(翌日の出勤が地獄だったのは言うまでもなく。)
2004年8月26日木曜日
ゲイ・バッシング Gay Bashing
日本に住んでると、アメリカって、ゲイが多いし、州によっては同性同士の結婚が認められたりしてるし、ゲイにとって住みやすいという印象があると思います。確かにそれも事実なのだけど、マシュー・シェパード君の事件をご存知の方もいるように、ゲイというだけで殺されることも、この国では起こりうるんです。殺人までいかなくても、例えば、ロスのゲイエリアであるWest Hollywoodを夜、一人で歩いていたゲイの青年が、ゲイ・バッシングの標的にされ、ギャングに暴行を受け、あやうく命を落とすところだったという事件も起きている。こういう事件は、日常的に全米各地で起きている。
2004年8月25日水曜日
ゲイ映画名作百選ならぬ11選 Best 11 Gay Movies
週の中日はちょっと筆休め。今日はゲイ映画の名作についてご紹介。もしまだ観てないものがあったら、是非、レンタル店へ直行を!(すいません、原題のみで、邦題については知らないんです・・・)
2004年8月24日火曜日
Chris
ゲイにとっての出会いはバーやインターネットだけじゃない。ゲイの多い街に住むと、ショッピング、ジム、図書館、美術館なんかでも出会いはあったりする。ぼくがこの青年に出会ったのは、ハロウィーン(10月30日)を数日後に控えた秋の週末だった。ゲイ・レズビアン・トランスジェンダー・トランスセクシュアルのための映画祭がその週、開催されていた。僕が観た映画は、「Under One Roof」という、サンフランシスコに母親と祖母と住むアジア系ゲイが、彼の家に居候することになった白人青年と恋に落ちるというもの。(なんてわかりやすいストーリー設定!それを一人で見に行く僕も僕ですが・・・)
2004年8月22日日曜日
ホリデーガール Holiday Girl!
男運のない僕だけど、出会いが全くなかったわけじゃない。そんな一人が、Luke(ルーク)。オクラホマ州出身の25歳で、イタリア系。髪は黒く、目はブルー、身長は175センチくらい。僕と同じジムに通っていて、広い肩幅に、よく発達した胸板と、日本人にはありえない上向きの引き締まったヒップ。イタリア系の血筋なのか、肌は日焼けしていて、それが一層Lukeを精悍な顔つきにしていた。理想を絵に描いた、というよりも、現実が僕の理想になったと言ったほうが正しいかも。
2004年8月21日土曜日
6人たどれば・・・ Six degrees of separation
ゲイ映画の名作に、「Six Degrees of Separation」(1993年)というのがある。今話題の「I, Robot」で主演しているウィル・スミスが、主人公のゲイの青年を好演した名作。タイトルの意味は、スタンレー・ミルグラムという社会学者が、1967年に発表した理論“Six Degrees of Separation(6人の隔たり)”を元にしたもので、人は誰でも知り合いの知り合いというふうに、6人たどっていけば、世界中の誰とでもつながっているというもの。これをまさに体感する経験を、ゲイの世界でしたんだな、これが。
2004年8月20日金曜日
人種 Races
外専は、はたして人種差別か?というのは、常々考えさせられること。日本だと、「差別」とはみなされないよね。だって、大多数なのがアジア人である日本人なんだから、マイノリティーの外国人(正確には、コケージアンの外国人)を性的に好きということは、特殊であっても、だからといって日本人を差別してるとは言えない。だけど、アメリカで生活していると、勿論、黒人、ヒスパニック、ネイティブアメリカン、そしてアジア人のゲイと出会う機会も多い。そういうとき、コケージアンしか恋愛対象としてみないということが相手に分かると、「You’re so racist(なんていう人種差別者)!」って言われることもある。
2004年8月19日木曜日
セックスと嘘とインターネット
初回のコラムに、「しょせんインターネット」と一蹴したけど、やっぱりインターネットのチカラはすごい。とにかく自宅から世界各国のゲイにつながっちゃうのだから。アメリカでも、ゲイバーには行かないというゲイも多く、インターネットがそうした人にとっての限られた出会いの場になっていたりする。インターネットでは、投稿形式、チャットなどがあるけど、やはりリアルタイムで会話のできるチャットの威力は絶大。例えば、gay.comのサイトでマンハッタンをのぞいてみると、ピーク時には500人くらいチャットしていたりする。しかも、最近はcam(カメラ)チャットも可能で、テレビ電話のようにチャットできたりする。(ちなみに、日本でゲイ専用のチャットってあるんでしょうか?誰か知っていたら教えてください)
2004年8月16日月曜日
ステレオタイプ
誰でも好みのタイプというのを一つや二つは持っているもの。タイプはタイプでも、ステレオタイプというのもよく聞く。これは、固定観念という訳があてられることが多いのだけど、アジア人と白人(コケイジアン)のカップルには、超年齢差のあるパターンが多い。10歳なんてざらで、20歳の年齢差もしばしば。いわゆる、daddyとsonの関係みたいなやつ。(白人を英語で言うと、単にwhite、またはCaucasian(コーカサス人)ともよばれる。肌の色が白くない「白人」、たとえば南部イタリア人とか(日焼けしすぎた白人とかも)いるので、政府系文書とかにはこの単語がよく用いられる)
2004年8月15日日曜日
オリンピックとオーストラリアと彼氏
オリンピックの試合をカブリツキで見た。今日(アメリカ時間で土曜夜)は、男子水泳(女子水泳も)と男子体操を放送していた。(今はビーチバレーをやってる。)もちろんアメリカのテレビなので、視点が、すべてアメリカ。カメラはすべてアメリカ人のアスリートを追いかけ、ナレーターも、かれらのバックグラウンドや何人兄弟の何番目だとか、どこ出身だとかいうパーソナルな情報を紹介。
2004年8月14日土曜日
有名人 celebrities
いつも通り、金曜夜は20代の集いに行ってきた。仕事で疲れてる日は、なんか義務感だけで参加してる気分になる・・・。特に、今晩みたいに、人数も少なくて(20人未満)、しかも、いわゆる「残り物」ばっかりだった日には疲れも倍増。ま、クリスとか、ライアンとか友達と週に一度顔を合わせて近況報告するのは、それはそれで心和むのだけれど。それにしても今晩はダサい系(英語でNerdと言う)が多かったな。
2004年8月13日金曜日
47年目の真実
まさにこの数時間前、ニュージャージー州のマクグリービ州知事が、自分がゲイであること、そして2006年の任期切れを待たずにこの11月に辞任することを報道陣に発表した。インタビューの中で、夫、そして父親という身でありながら、別の男性と同意の下、大人の関係を持ったことを、誤り、愚か、そして言い訳のきかない行為であると告白、謝罪した。
2004年8月12日木曜日
Gayにとっての教訓!
Gayにとって恋人選びが難しいいくつかの理由が、見た目だけじゃ判断できない二つの重要ポイントがあるっていうこと。一つは、そもそも相手が同じGayかどうか。ま、見た目でもう完全にGayってわかる人もいるけど・・・。でも、Gayの間では、「そう」見えないことが魅力のバロメーターの一つになってるから、日本のGay用語で、ノンケ、つまりそのケがない異性愛者風に見えるということが、男らしさと同義でプラスなんだよね。(これが、「ホモのホモ嫌い」といわれる所以でもある。)アメリカでも、ノンケのことをストレート(straight)と言って、ノンケ風な風貌(straight-acting)を重要視する風潮がこれまた強い。日本よりも、筋骨隆々なマッチョ的イメージにアメリカ人Gayは非常に強いこだわりを持ってるんだなぁ、これが。
2004年8月9日月曜日
チャンス
出会い、、、それは異性愛者にとっても同性愛者にとっても同じくらい難しいテーマ。日本でも、出会い系サイトっていうと、援交とか、売春とか、ちょっといかがわしい感じがあるように、やっぱりゲイの「出会い」については、そのテのいかがわしい系が多いのは事実。それが、いっそう、まじめな出会いを難しくしてるんだよなぁ。清く正しい(ウソ)マンゴスチン太郎は、そんな誘惑に負けず、ひたすらボーイフレンドを求めて表通りで活動してます。
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