昨日、日記をお休みした理由は、夜、あまりに暇を持て余していたので、チャットをしていたら、カッコいい系の人とお話することになり、木曜だというのに午前2時まで2時間ほどチャットをしてしまったのです。(翌日の出勤が地獄だったのは言うまでもなく。)
この方、名前をスティーブといい、弁護士をしている30歳。身長は僕より低めだけど、写真で見る限りとてもハンサムな顔立ち。しかも、日本語がしゃべれるときている。チャットも途中は日本語で話した。3年間、文部省のJETという英語教師アシスタントをするプログラムで栃木県や長野県に住んだことがあるのだとか。(東京に住んでいたときの僕の元カレも、JETで日本に来ていた。ゲイの白人アメリカ人は、結構、このJETプログラムで日本に来ている。もし、あなたの地元にJETで来ている白人男性がいたら、50%かそれ以上の確立で、ゲイかもしれません。)
二人とも2時までチャットにのめりこんだことからもおわかりのように、まぁお互いに興味を持ったわけです。ここでチャット上の黄金則1、「チャットで気に入った人と知り合ったら、数日中に直接、会うこと!」もうこれは絶対。この後、ずるずると電話やEメール、チャット・ルームなんかで交流を深めるなんて、もってのほか。頭の中で、どんどんその人のイメージが理想化されて、直接会ったときに幻滅すること間違いなし。
そこで早速、今日、スティーブと夕食を一緒に食べました。感想は、「全然ちがーう」でした。スティーブは、チャット・ルームの自己紹介欄で、「男っぽい(masculine)」と書いていたけど、むしろちょっと女っぽいところが入っている感じ。それに、写真と全然違う。写真は、真正面から撮っていて、すごく整った顔立ちだけど、実際は、鼻が鷲鼻で目も中央に寄りすぎだし、印象が全然違った。多分、彼はユダヤ人じゃないかなと思う。
僕は、昔ユダヤ系のフランス人の彼がいたし、アメリカにきてからもユダヤ系の人と数人、付き合ったことがあるので、ユダヤ人差別をしているのではない。ただ、彼の見た目、鼻、低い身長、そしてUCLAのロースクール卒業という華々しい学歴など、典型的なユダヤ人。で、結構、ユダヤ人はアジア系が好きだったりする。
知的なスティーブとの夕食はそれなりに楽しかったけど、どこか苦痛だった。というのも、僕が幻滅したように、スティーブのほうも僕に興味がなさそうな感じだったので。こういうときって精神的に疲れる。相手を傷つけないように気を遣いながら、でも興味はありません、というこっちの気持ちを伝えないといけないから。
例えば、スティーブは、タイプとしてオリンピックのルーマニアの選手がカッコいいだの、ロシアの金髪の選手も良かったとか、全然アジア人が出てこない。実際、日本人と付き合ったことは今までないとか、日本にいたときも、別の白人英語教師と付き合ってたとか言う始末。「じゃ、なんで昨日、僕と2時間もチャットしたんだ!」って怒鳴りたい気持ちになった。それに、アメリカの空港ではテロ以降、セキュリティが厳しくなっていることを話していたとき、「あー、君はインドネシア系に見えるからだよ。外国人でも、白人のヨーロッパ人だったらセキュリティに引っかからないよ、絶対」だって。中国人とは言われたことがあっても、インドネシア系はない僕。別にインドネシアじゃいけないっていうわけじゃないけど、明らかに有色人種である点を無神経にも逆なでする発言。もうこの時点で、僕はうんざり。
これって、何かを思い出しません?そう、Chrisです(過去の日記を参照)。2回目にChrisとバーで偶然鉢合わせしたとき、こちらの言うこと全てに反論してきたChrisを彷彿とさせられた。これは、ゲイの典型的な行動の一つで、相手が自分のタイプじゃないとき、自分がわざと嫌われるような冷たい態度や傷つくことを発言したりするのです。はっきり、「ごめんなさい。君は僕のタイプとはちょっと違うみたい」って言えばいいのに、結局、自分にそれを言う勇気がないためにこんな姑息な行動をとって、相手に分からせようとする。
こういう状況のときに、ひどい言動を取ってくる相手をストップさせるいいセリフ、ないでしょうか?アメリカ式にはっきり言うとすると、「I’m sorry, but I’m not enjoying this. I will go.(すいませんが、これってあんまり楽しくないです。申し訳ないですけど、これで失礼します。)」なかなかいいかも。でもちょっといい子ぶりっ子しすぎ?もっと過激に、「You're fucking rude. (てめえ滅茶苦茶、無礼なやつだ)」とか。それか、意表をついて、「We're not each other's type, are we?(僕達、お互いのタイプじゃないよね?)」とか。これ、いいかも。他にこれは、というセリフを思いついた方、ご連絡ください。
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