2009年8月24日月曜日

8月の状況

このブログのデザインも秋刀魚(pacific saury)にしてみましたが、もう夏も終わりだよねー。いやー、早い。昨日、日系スーパーに行ったら、ナスや巨峰、豊水(なし)など、秋の味覚がセールでした。東海岸への旅行、そして引越しと車探しで7月中旬~8月後半まで丸1ヶ月以上があっという間に吹っ飛んだ感じです。

ちゃんとご報告できてなかったんですが、実は東海岸に滞在中、ジェイから電話が2回かかってきました。1回目は無視してたんだけど、LAに戻る前の晩、またジェイから電話が。今度は出ました。そしたら、「電話したけど、メッセージ聞いてくれた?」という質問。しばらく時間がたってたし、こっちも冷静になってきてたので、

「聞いた。だけど、ジェイのほうが、月曜に会おうっていう約束を守らなかったじゃない?連絡も全然なかったし」と反撃。

「え?月曜?あーすっかり忘れてたよ。だけど君からもあの日連絡がなかったじゃない。電話してくれれば良かったのに」

アメリカ人って、なんでいつもこう自分には責任がないっていう話の展開にするんだろうね。土曜の約束をブッチしたから月曜の3時以降に会おうって言ってきたのはジェイのほうじゃん。その約束を完全に忘れてしまってたのもジェイじゃん。約束を忘れるって、あんた、かなり最悪。

僕が東海岸を旅行中で、翌日LAに戻るっていうことを告げると、じゃ、今度の週末に会おうというのでこの会話は終了。

LAに戻って、引越し作業が本格化するかというとき、またジェイから連絡が。週末、会おうって言ってたのに、なぜか変わって月曜に会おうということに。もうこの時点で仏の顔はかなぐり捨てました。ジェイに反省の色なし!

電話だとうまくいえないので、メールすることに。

結局、伝えたことは、やたらと約束を守らないってこと、そして彼のオンラインプロファイルで恋人について見てしまったこと。

それから数日、返事がなく、やつもそれだけの男かと思って放置。4日後にようやくメールで返事がきた。

「ゴメン、どう伝えていいかわからなくて、恋人のことについては言いそびれてた、グダグダ、もっとこのことについて話がしたければ、明日の午前中なら時間がある」

『もっとこのことについて話がしたければ』っていう箇所が引っかかりました。これって、話してどうにかなる話なわけ?所詮、むこうは自分の罪を認めちゃってるわけで、かといって「じゃ、今の恋人とは別れる」って話になってないわけだし。

とりあえず、詮索しても埒があかないし、メールだともどかしいし、電話で話をすることに。

こっちとしては、今の彼と別れることを前提にするなら付き合っていいと思ってた。だけど、ジェイの話を聞いて絶句。

「その彼とはどれくらい付き合ってるの?」という僕の質問に、

「13年間」

ひょっひょえ~~

こりゃー、入る隙がありませんわ。要するに、ジェイがミシガンの大学を卒業してからLAに引っ越してきた22歳のときに出会って、それから13年間、ずっとつきあってるということなんですわ、これが。

「じゅ、じゅーさんねん?」とおののく僕に、ジェイは、

「僕がそんな年だって、わかんなかったでしょ?」と、自分の若作りの風貌を自慢げ。

ここでもかなりドン引きの僕。ぜんぜんわかってないジェイ。てめーの年齢じゃなくて、13年っていう干支を1周以上する年月つきあってる(っていうか家族ですよこれって)ってーことに驚いてるのに、それに気がつかないジェイの鈍感さにドン引き。

聞くと、家も二人で買ってて、一緒に住んでるんだとさ。このとき、じゃ、なんでジェイは「(僕に)車があれば(ジェイの)家にいつでも来れるのに」といい続けてたのか・・・。ナゾ。いまさらそんなことを正してもしょうがないので触れないことに。

すると、饒舌になって話を続けるジェイ。

「でもさ、(週末に会わないとか)僕の反応からして、恋人がいるっていうのは明らかだったでしょ?」と、もう開き直った最悪男に豹変。

「だけど、僕の恋人はゲームソフトの開発者で、夜遅くまでゲーム漬けだし、食事中もゲームしてるし、僕も寂しかったんだ。だから僕もマッサージの仕事をたくさんして、自由な時間を作らないようにしてるんだ」

今の恋人への不満を言い始めたジェイ。。。ずっと沈黙を続けた僕だったけど、心の中ではジェイへの嫌悪感が増殖。

「だから、これからもたまに一緒にhang outする仲でいたいんだけど」とジェイ。

hang outなんて言ってるけど、要するに、free milkが欲しいってことでしょ!!!

もー最悪。幻滅した。あれだけかっこよく思えたジェイだったけど、いやらしい内面をのぞき見た気がする。

でも、電話してよかった。正直に話したことで、彼への思いも完全に吹っ切れた。もう後悔微塵もなし。

ジェイが話し終えた頃を見計らって、僕から

「I got it... anyway, have a good day. Bye」でお別れ。


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