映画『The Kids Are All Right』がゴールデン・グローブ賞を受賞した理由がわかった。2010年に公開された中の映画で最優秀映画(少なくとも僕にとっては)。
アネット・ベニングがゴールデン・グローブで最優秀女優賞(ミュージカル・コメディー部門)を獲得したんだけど、彼女の演技、本物でした。
American Beauty (1999年)で泣きながら売り物物件の家を掃除する不動産セールス・ウーマンの役をしてからもう10年?彼女も女優として成熟してきたよねー。
知らない人のために映画のあらすじをお話すると、、、
レズビアンの両親(アネット・ベニングとジュリアン・ムーア)と、その間にできた娘と息子。ほかの家庭とは違うけれど、幸せな家族生活を送っていた。娘が高校を卒業して大学に進学する直前の夏、弟が、「僕たちの生物学的父親に会ってみたい」と姉に話したことでドラマが始まる。姉は母親が保管しているファイルを見つけ、精子バンクへ連絡をする。そこから連絡を受けた「生物学的父親」(マーク・ラッファロー)は、驚きながらも喜び自分の子供たちに会うことを了承する。そこから家族との交流が始まり、娘も息子も「父親」になつくようになる。しかし、父親不在のこの家族に遅れてやってきた「父親」は、家族の一員になれたかにみえたその瞬間、これまでの家族のバランスを一気に崩してしまう。それを必死に取り繕おうとする家族のメンバー。。。残りは劇場で、じゃなかった映画本編で。
映画の本筋以外で、大笑いできるシーンが挿入されてて抱腹絶倒。レズビアンには不評だったらしいんだけど・・・・。レズビアンの人でこの映画見た人いるかな?レズビアンの視点からすると笑えないのかな?
あと、マーク・ラッファローって、あんまりタイプではなかったのだけど、この映画では「ナニがでかい」という役っていうこともあって(?)なんか初めてセクシーに見えた。去年の映画だと「Shutter Island」にも出てたんだよね。暗い映画だったからというのもあるけど、全然セクシーには思えなかったのに。
娘役もどっかで見た、と思ったら、映画「不思議の国のアリス」でアリス役したミア・ワシコウスカだった。
っして、息子役のジョッシュ・ハッチャーソンがジョックぅ~。子役からデビューしてたらしいのだけど、順調にいい男への階段を登ってる。あと数年後が楽しみ。
そして、最後のエンディングで流れるMGMTのThe Youthっていう曲がよかった(このサイトで聞けます)。サビの
The youth is starting to change
Are you starting to change?
Are you?
Together
っていうところが耳にこびりついて今でも取れない。