6月は、全世界でプライドパレードが行われる。先週末は、LAのプライドパレードがあったよ。発祥の地NYは、毎年6月最終の週末と決まってる。LAに引っ越してきて始めてのプライドパレード。その実況報告!
まず最初に驚いたことは、プライドウィークエンドの期間中に行われるコンサートやストリートベンダーのエリアへの入場料が20ドルの有料ということ!NY、シカゴ、DC、サンフランシスコは全部無料なのに、なんでLAだけ有料?!しかも20ドルって、、、高くない?多分、来年は来ないな(来ても入場はしないな)という予想が脳裏をよぎった。20ドル払って入る価値は「?」だし。。。確かに、有名人歌手が何人か歌うので、そのコンサートに行くことを思えば割安だとは思うけど・・・。
土日の2日間、開かれていたけど、両日、別料金。僕は土曜日のに行ってきた。有名人歌手は、やっぱゲイに人気どころが多くて、必然的に女性のダンスミュージックを歌う人たちでした。僕が聞いたのは例の「Absolutely not!」のさびで有名なDeborah Cox。
http://www.youtube.com/v/m_pd3uS1nNU&hl=ja&fs=1&
僕が撮った写真。遠くてちょっと分かりにくいですが・・・。
それともう一人、アメリカの人気テレビ番組American Idolで優勝したfantasiaがおおとりでした。
http://www.youtube.com/v/Y0-KAfm8tUE&hl=ja&fs=1&
これがストリートベンダーやディスコスペースが併設された地区。右側の水着姿のお兄さんたちが気になる。フックアップサイトのセールスの模様。
これは明けてよく日曜日のパレードの様子。。。どこの都市のパレードにも、こういうキャンディー・おじさんがいます。
こちら、ピンクフラミンゴの仮装。
さすがエンタメの街、ロスなだけあって、有名人も多かった。彼女は、トークショー番組の司会者、Chelsea Lately。毒舌コメディアンで有名なのに、なんだかキレイにしちゃってる。その隣にいるのは、ゲイ・インターンとして一躍有名になったRoss Mathews。Jay Lenoの深夜番組でブレーク。
人ごみ(掃き溜め?)にみかけたイケメン青年。はっきりいって、何万人といた観衆の中でいけてたのは1%程度。残りはぶさいくばっかりやった~。ロスだからもっとモデルみたいな人がいるのかと思って期待してたのに・・・。とにかく、半分は女性、残る半分の男どものうち半分はお年寄り。残った4分の1もその半分以上はステロイド打ちまくって顔が崩れてきてる系か、単なる不細工、ナーディー系、がり痩せ系、などなど。たまーに、「お?」と思える人がいるのが1%未満・・・。その中からアジア人好きを探すとなると、ほぼ不可能に近い・・・。ただ、アジア人と白人のカップルは、さすが西海岸なだけあってまあまあ見かけたのが救いかな。ただ、それも"you deserve each other"って感じだったのが悲しいけれど。(←かなり好きなこと言い放題。ま、僕自身のブログだから言わせてちょ。)
一方、パレードに参加している踊り子さんたちのほうがイケメン度が高かったねやっぱ。ポルノ俳優もパレードに出るし、そういう「見せる(魅せる)」商売してる人が多いのもロスならでは。
この子の写真は何枚もとっちゃいました・・・。でも絶対、なんかのポルノビデオ出てそう~。
ポルノ俳優といえば、パレードに疲れて入った喫茶店に、一昔前のポルノスターMark Sladeがお昼を食べに来てた・・・。なんか彼も年取っちゃっててさ。今も筋肉モリモリではあったけれど、41歳の元ポルノスター。老後とか不安じゃねー?
あと、サンフランシスコ市長のNewsomもパレードしてた。彼、イケメンだよねぇ。市長にしとくのはもったいないくらい。って、前にもこのブログで同じこと言ってるし。
オシリ出してる殿方も結構みかけますた。出していいケツとそうじゃないの、ってあるよね・・・。
観衆の中にもオケツ丸出し系のおてんば娘を発見。
こちらのマッチョ集団もよかった。何のグループか不明だけれど。
これは、確実に靴下を入れてましゅね。でも腰の振り方がサービス満点ですた。
こちら、パレードを見下ろせるバーの2階軒先で見かけたセレブ。Bravo TVの人気番組、Project Runwayのファイナリスト、Rami Kashou。
この右端の人ね。
もっと他にもセレブたちが来てたんだろうけど、僕が気付いたのはこれくらいかなぁ。最後に、パレード後、The Abbeyで見かけたゴーゴーボーイがかわいかったのでパチリ。
最後に、まだロスに越してきてゲイ・コミュニティーには深入りしてないはずなのに、セレブ以外にもなんだかどこかで見かけたことある人たちに遭遇してしまった。。。何万人と来てた中で見かけるくらいだから、大都会ロスのゲイコミュニティーも所詮限られた社会ってことだよね。その一人は、チャットで何度か話したことがある人。Abbeyでアジア人とディープキスしてるのを見かけた。結局、僕のタイプではなかったので会わなかった人だけれど、世の中狭い。会わないでおいてよかったとほっと胸をなでおろした。
そしてもう一人は、ポルノスターを見かけた喫茶店で一人、ランチを食べてたら、偶然、隣の席にアジア人と白人の集団が押し寄せてきた。明らかに、アジア人好みの白人とそのボーイフレンドたちといった集団。ま、ゲイパレードの日だし、周りはゲイばかりだし、気軽にみんなと自己紹介。何のグループなのか聞いたところ、APGFというやっぱりアジア人ゲイとそのお友達というソーシャルグループだって。
グループの中の最長老みたいな白人男性が、開いてた僕のテーブルの正面に陣取ってきた。「おーきたきた」と圧倒され気味の僕。その人、ずっとサングラスをかけてたんだけど、途中でサングラスを取った顔を見て、れれれ?どこかで見たことあるような・・・。帰宅するまで思い出せなかったんだけど、彼とは、ゲイのデートサイトで一度メールのやり取りをしたことがあったのだ。向こうは60才近くてさ、さすがにゴメンナサイでしょう?でもオンラインプロフィールに顔写真は載ってて、その薄い記憶がよみがえって来たのでした(名前は覚えないけど、顔面認識力は高いの)。多分、向こうも僕のこと気づいてたんじゃないかなぁ?
写真を見てもらって分かるとおり、何万人っていう人出だったのに、結局、話しかけてきたのはオンラインでやり取りしたことがある人ってどうよー。かなり凹んだしぃ。これだけ人がいて、アジア人に興味持つひとは一握り。しかもオンライン世界と実世界で声かけてくる人が一緒って・・・。
ただ、救いがあるとすれば、意外とプライドパレードを見に来ないゲイも多いということ。何年も同じ街に住んでると、毎年代わり映えしないプライドパレードに飽きるというやからも多いし、バイの人なんかにいたっては、そもそもそういう公の場に出てこないっつーのもあるし(ま、そういうバイ人間がボーイフレンドになってくれるかというと、「?」なんでしゅが。)それに、仕事が忙しくってという勤勉系もいるだろうし・・・。ポジティブシンキングあるのみ。