2014年4月21日月曜日

『ハンティング・シーズン』 ニューヨークに住むイケメン・ゲイの性生活を赤裸裸に描いたドラマ ゲイ版SATC

低予算ドラマにしてはよくできた『ハンティング・シーズン(Hunting Season)』っていうのが超オススメ。

オンラインだけで配信するドラマ(通称、ウェッブ・シリーズ)で、1話がたったの10分弱。第1シーズンは全8話。2012年9月に配信開始。もう観たって人いる?

1話10分弱だから、僕なんて一晩で一気に見てしまった。ニューヨークが舞台ってことで、『セックス・アンド・ザ・シティー(SATC)』を彷彿とさせる内容。

主人公のイケメン、アレックス(下)が、ニューヨーク生活の日常の中でいい男を喰いまくる(ハンティングしまくる)っていう内容、、、。

こう書くと身も蓋もなくなっちゃうけど、『SATC』だって同じような感じだったじゃない?キャリアウーマンの独身女たちがいい男を喰いまくるっていう、、、。そのゲイ・バージョンってわけ。


しかも、このドラマはブログが元になってる。実在してる人がいて彼の実際の経験だっていうから面白いよね(SATCも原作本があるよね。あれもほぼ筆者の体験談だったんだっけ?)。

とにかく、白人のイケメン・ゲイがニューヨークに住んだら、こんなに出会いがあちこち転がってるんやーって思った。

これが元になったブログ。 2008年10月4日で更新は終わってる。そしてこれがブログを元に出版した書籍"The Great Cock Hunt"。本のタイトルがまた、身もふたもないね・・・。

さらにブログに書かれてる筆者のプロフィールがこれ:

アレックス
ニューヨーク市
僕はニューヨーク在住の精力旺盛な30歳のゲイ。好きなものは、男、筋肉、セックス、ポノレノ、そしてチョコレート。特に「ノンケ(ストレート)」の男たちに惹かれる。状況によっては少し荒っぽいプレイとかダーティーなプレイに興味あり。そしてたまに僕の注意が散漫になったとき、ちょっとしたロマンスが 忍び寄ってくることもある。

Alex
New York City, NY

I'm a thirty-year-old, horny, gay guy living in NYC. I love men, muscles, sex, porn, and chocolate. I've got a particular thing for "straight" guys and on occasion I like to get a little kinky and dirty. And sometimes, when I'm not paying attention, a little romance sneaks in there too.


ドラマの中の「アレックス」も、まさにこのプロフィールの通り忠実に再現されてる。あと、プロフィールでは30歳だけど、ブログを始めたのは20代後半(28歳くらい?)なので、ドラマでの設定も20代後半。

これが第1話。春になって、みんなウキウキし始める季節。ニューヨークの地下鉄にアレックスが乗っていたら、真向かいに股間を強調したスウェットパンツをはいた男性が。目が合い、そのままハッテン、、、、。

彼のアパートになだれ込んで、即、プレイを始めるのだけど、ゴムをつけようとしない彼。(最近のニューヨークのゲイの生態って、そんなもんなの?愕然。)

アレックスがゴムをお願いすると、彼がゴムを取りに部屋を出て行く。アレックスがソファーに座って待っていると、この部屋のルームメート(もしくはボーイフレンド?)と思われる男性がアパートに戻ってきた。

素っ裸のアレックスと目が合う・・・。

このまま修羅場か?と思ったら、、、

結局、アレックスは「3つの舌」に舐め回されることになるっていうオチ。

英語のみだけど、興味ある人はご覧あれ。もちろんR18指定です。



このドラマには、アジア人も脇役(主人公アレックスの友達)として登場して、アジア人目線が描かれてるのが好印象。たぶん、原作のブログには登場してないけど、ドラマ用に書き加えた感じじゃない?

やっぱ、アジア人は、カレシに忠誠を誓って「オカタイ」性格。『SATC』で言うと、お嬢様育ちのシャーロット的な役どころ。

あと、友達同士の会話の中で、白人男が、「オレはアジア人と友達にはなるけど、セッ0スはしねぇ。これは人種差別じゃねえ」って言うシーンがあって、興味深かったなぁ。そこに、もちろんアジア人役の子が噛み付いて大げんかになるんだけどね。


 そして僕が個人的に一番興味深くシゲシゲと見たのは第2話。開始7分後くらいから始まるカフェでのシーン。

アレックスが一人でニューヨークのお洒落カフェに入ると、そこには彼女と談笑しているイケメンがいた。あきらかにジムで鍛え上げた体に、短すぎる赤いショーツ姿。


それを見て、アレックスは独り語りを始める——

「これは妄想になるけど、イケメンは見てるだけで萌える。そんなにジムに通い詰めてる体を見せびらかしてくれるなんて本当に感謝するよ。

ほとんどのストレート(ノンケ)の男は、同じ部屋にいる他の男のことなんて見向きもしない。だから、僕は好きなだけ男を見つめることができる。男はそんなことにこれっぽちも気づかない。

だけど、相手がゲイだったら、、、見られていることに気がついて、自意識過剰になる——」

この次のシーンで、この赤パンの男が取った行動が衝撃!見たい人はこちらでどうぞ。もちろんこれもR18指定。

 ホンマに、ニューヨークってこんなことがあるのぉぉぉ?

僕が住んでたときなんて、こんなセクシーなことなんて一度も起きなかったんですけど、、、。あるとすれば、ユニオン・スクエアーのベンチに一人で座ってたら、70代くらいの白人おやじ(女性と結婚してたけど離婚した)からランチに誘われたくらい、、、。

やっぱ、イケメンの白人ゲイたちが送る日常はアジア人のオラが過ごす日常とはちゃいまんなー。

ちなみに、このドラマの第2シーズンの資金を公募したところ、 1574人が出資して、合計$151,406(約1500万円)が集まったんだって。目標金額が$150,000だったからちょうど集まったみたい。よかったね。

第1シーズンは、制作者のジョン・マーカスが自腹で制作費を出して撮影したそう。第1シーズンを有料でダウンロードしてくれた人たちがいたことや、テレビ放映権を、ゲイのケーブル・チャンネルのLogoに売ることができたので、自腹で出した資金の回収はできたそうな。

なんで無料でネットで見られるドラマを有料ダウンロードしてくれた人がいたかというと、有料版はモザイクがないからだそう(笑)。

ってことで、僕も有料版を見たのだけど、確かにバッチリ写ってまんがなー。役者さんたち、おっ勃ててがんばってんなーっ。第2話の赤パンの彼のシーンも、モロ、ポロリ。何も知らずに夕食食べながら見てた僕なんて吹き出しそうになっちったよ。

ドラマだけど、限りなくポノレノに近いドラマ?もしくは、ドラマ仕立てのポノレノ?もう境界線があいまい。

無料で見られる第1シーズン(モザイクがかかってるやつ)の残り第3話〜第8話はこちら。


第2シーズンでは、アレックスに試練が待ち受けてるらしい。彼のコック・ハント(いい男を喰う)っていうゴールに疑問を抱かせる予想外の展開だそう。さらに他の登場人物たちとの関係も深くえぐるストーリーだそうで、公開が待ちきれないね。



6 件のコメント:

  1. こんばんはーロクです。
    一気にみちゃいましたよ〜
    これ、かなりあたってるんじゃないかな。自分はこの中のアジア人よりのさらにextremeだからとってもここ住みづらいです。
    あとゴムに関して、多いですよ、使わないでやろうとする人。

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  2. ニューヨークみたいなゲイのハッテン場みたいな街で
    ゴム使わずにやろうとするなんてなんて無謀な、、、。

    でも特に10代20代に多いらしいね。
    HIV感染もこの世代の間で増えてるそう。

    くわばらくばら。

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  3. すごぉ〜い、おもしろそう。
    今度ゆっくり観てみます、もちろん有料で(笑)
    ナイスな情報、有難うございます。
    スウェーデン旅行も楽しみまくっちゃって来てください。
    今日も雨で寒いっすわ。

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  4. 第1話のスウェットパンツの彼、ゲイポルノ俳優のBen Andrewsじゃないですか!
    久しぶりにに見たーって勢いで初コメントしてしまいましたすみません(笑)

    ブログも日記もツイッターも楽しみにしてます。
    旅行楽しんでくださいね^^

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    1. あ、あの半立ちで頑張ってる役者さん、やっぱそっち系の俳優だったんだー。どうりで、、、笑

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