2009年6月30日火曜日

パリスとニアミス?!

前回のブログで紹介したビバリーヒルズのこの地域、Robertson Blvd(ロバートソン・ブルバード)はやっぱり有名ショッピングエリアでした。

今晩アメリカで放送されたテレビ番組、D Listのエピソードを見てたら、ホスト役のキャシー・グリフィン(ゲイに人気のコメディアン。アンダーソン・クーパーと2年連続年越しライブしてる)とパリス・ヒルトンが、まさにこのRobertson BlvdにあるLisa Klineのショップでお買い物をしてた。まさに、僕も、このLisa Klineの前を通ったとき、「パリス・ヒルトンとか、こんなお店でショッピングしてそうだよねぇ~」と言ってた矢先。やっぱり直感は当たりますた。



この写真はキッズ専門店だけど、このほかに、Lisa Kline Women、Lisa Kline Menなども同じ通りにある。


Robertsonにあるこの他のショップは、こちらで見れます。

パリスが、ここで使ったお金、しめて1万2千ドル(約120万円)~。さすが。

これ見てて、僕もプーの生活を早くきりげるべく、なんとか仕事を見つけにゃいとなぁ~~~と真剣に思ったのでした・・・。

2009年6月29日月曜日

パンと見世物?

今週末、LAは快晴!っていつも快晴のイメージがありますが、結構、曇りの日が多いというのに引っ越してから気がつきました。特に太平洋から冷たい風が強い日は、曇りがち。

ラスベガスに行ったきり音沙汰ナシのジェイを吹っ切るため(?)、食道楽な週末にしてみました。

アメリカの人気テレビ番組、Top Chefが、今シーズンはTop Chef Mastersとして登場。先週の第2回エピソードを見てたら、フランス人シェフのLudoという人が登場してて、LAにレストランを持ってるとか。(今シーズンは、そもそもLAが舞台。)



番組では、プライドの高いフランス人というイメージで放送・編集されてましたが、シェフとしてデビューしたての2001年には新進気鋭の若手シェフとして選出されてたという腕の持ち主。

ってなわけで、行ってきました。5月から8月まで期間限定で、BREADBAR 3rd Streetという、その名の通りパン専門店&カフェで腕を振るってるとか。Breadbarというのはチェーン展開してるようです。

8718 West 3rd Street
Los Angeles, CA 90048
310 205 0124


僕らが行ったのはブランチだったので、彼の作品ではなかったけど、夜は彼が腕を振るうそうです。また日を改めて行きたいな。

こちらが僕らが頼んだメニュー。

まずはザクロのレモネード。アメリカでは、若さを保つ効能が強いと最近発見されたザクロが、超ブーム。何でもザクロです。ザクロ・ジュース、ザクロ・ティー、ザクロ・ヨーグルト・・・。一時期日本でも、なんでもアロエ、なんて時期があったけど、あれと同じ。ただ、ここ5年くらい続いてるから、もう定着しちゃってる感はある。味は、薄めのブドウって感じ。実は、美容と健康のための僕も毎晩ザクロジュースを飲んでるのだ。



そしてもちろん、パン。



5ドルちょっとでパンの盛り合わせがある。黄色いのはターメリックかな?と思ったけど、カレーの味がしないのでサフランかな。


色々なコンディメンツをつけてパンを食べます。バジル、日干しトマト、あとフムスとよばれる豆をすりつぶしたもの。


僕は、ハーフ・サンドイッチとハーフ・スープを注文。確か$12ほど。スープは、豆スープ、フレンチオニオンスープ、カリフラワースープから選べ、僕はフレンチオニオン・スープ。ハーフだけど、もう十分な量。コクがあって美味でした。特に、表面でこんがり焼かれたチーズが、熟成された品のあるチーズでよいアクセントになってた。

サンドイッチは、炭火で焼かれたチキンに、カラシマヨ。炭火の香ばしさがよかったけど、もうちょっとマヨネーズがついてたほうがよかった。


しめはもちろんデザート。色々あって悩む・・・。





この中から選んだのは、パイナップルとマンゴーのムース。上にのってるのはほうずき。



軽くて、ほんのりした酸味のせいで、お腹一杯なのに食欲をそそる。後味が非常によい一品でした。

このレストランがある辺り、ビバリーヒルズの住宅街で、他にもオシャレなレストランが3、4軒並んでた。あと、青山風なショッピング街も2、3ブロック近所にあり、さすがビバリーヒルズ。本場ヒルズのコギャルたちも見かけますた。

オマケ

ぜんぜん、本題とは関係ないけどカッコいいジョックをみかけたので掲載。下着モデルのデービッド・ウィリアムズ君。やっぱ、人間って、パンだけじゃ生きていけねーべーさー。モエ~。



僕の今の生活って、ローマ時代の「パンと見世物」を求める民衆と同じ・・・。まさに本能に素直にしたがう日々。

2009年6月28日日曜日

悶々

今週末、「友達」とラスベガスに旅行に行ってるジェイ。出発したきり、音信不通!こんにゃろ~~。テキストメッセージを送ったけれど、それにも返事ナシ。携帯で返事するなんてものの1分もあればできるのに!返事しないってことは、かなり黄色信号。高級ホテルのベラッジオに泊まってるし、この旅行かなりロマンチックなものなのかも。。。いやー想像したくないぃぃぃ。



急速に接近しつつあると思っていたけど、僕の幻想だったかも。やっぱさ、その人のことが好きになりはじめたら、毎日なんらかの連絡って取りたいと思うよね。ましてや好きな人から届いたテキストメッセージであれば、すぐに返事したいと思うのが当然。それがないってことは、ジェイの中で僕の優先度がかなり低いとみた。

受け入れがたいけどこれが事実。。。やれやれ。

変にジェイと知り合って、先週、3回も会ってしまったせいで、今週末は、余計に孤独を感じてます・・・。なので、東海岸でお別れしたはずのデービッド・P(トライアスロンもする体育会系イケメン36歳)に電話をしてしまった(デービッド・Pについては2008年1月のブログで紹介)。というのも、今晩、彼から僕の携帯にテキストメッセージがきたから。8月1日、彼、LAに来るらしい。ジェイと付き合ってたら、絶対、会わないけど、今の状況からすると8月1日までにジェイとの関係にも回答が出てるかも。

半年振りに電話で聞くデービッドの低く甘い声は懐かしくもあり、セクシーでもありました・・・(去年のクリスマスに電話で話したのが最後)。3時間の時差があるから、向こうは土曜の深夜でお酒を飲んでた模様。いままでになく酔っ払ったデービッドの声。やっぱいいっすー。彼。最高。よく考えたら、デービッド・Pと僕のサーフィンのインストラクターToddって似てる。。。

東海岸からLAに引っ越してきた、最大の後悔は、デービッド・Pとお別れしたことかも。後の祭り、逃した魚はでかい、かぁ。

でも、彼、いわゆる「限りなくストレート/ノンケに近いタイプ」なのであります。土曜の夜も、何をしてるのかと思いきや、仕事の同僚と飲んでたというし、聞くまでもなく、ボーイフレンドなんて影も形もない。ある意味、「誰にも取られてない」のは嬉しいけれど、僕のものにもなりえない彼って、文字通り高嶺の花だー。

僕は、恥ずかしげもなく、「夏の旅行とかないの~?今、一緒に旅行に行く人を探してるんだけど」と単刀直入に聞いてみたけれど、この夏の旅行は8月のLA旅行だけだとか。ちっ。

この夜、両親から、夏に実家に戻ってこないかという連絡が舞い込んできた。ありがたいことに旅費を出してくれるとか・・・。どーしよー。でも、日本の夏って蒸し暑いんだよねぇ。LAのほうが過ごしやすいけれど、親孝行もしないといけにゃいしなー。でも、何週間もLAを留守にしてたら、それこそジェイ君との関係は消滅しちゃうだろうな・・・。

悶々

2009年6月27日土曜日

アクション

予想通り、昨日に比べると退屈な日ではありましたが、それなりに成果のあった日となりました。やっぱり、自分で行動に起こさないとだめだね。逆に言うと、今日はこれをしよう!と心に決めて、一日の目標を立てると、平凡な日というのはなくなるのかも。

今日の成果は、アパート物件を1つみつけたこと。クリスとの共同生活も、この夏で終わり。アパートの契約が切れる8月までに、更新をするか別の物件に引っ越さないといけない。地理的にちょっと不便な場所にあるところなので、大学の近くに引越しを計画してる。そして、今日、家賃はちょっと高いけれど、キャンパスのすぐそばで、繁華街から徒歩5分ほどのいい物件を発見!アパートの管理人と電話して、その物件が7月31日で明け渡されて入居可能になるとか。退去後、普通は掃除とかペンキの塗りなおしがあるから、次のテナントが入居できるのに1、2週間かかるから、僕の今のアパートの契約と完璧なタイミング。運命を感じました。明日は、その物件を視察に行く予定。

あと、クリスも今日は暇そうに家でブラブラしてたので、ケーキ屋さんに一緒に行こうと誘った。あまりに授業が忙しかったり、あと、クリスのボーイフレンドのこととかでギクシャク関係にあったので、こういうお出かけは初めて。僕も、この夏で引っ越すってことで、クリスとのギクシャク関係に終わりを告げようという気持ちから、誘ってみました。

アジア人好きのクリスなので、もちろん話は合うし、ハンサムだし、とても親切な人ではあるので、とても楽しい時間が過ごせた。僕のほうも、昨日起きた出来事を話したり、ジェイ君のことも、このブログに書いてる8割がた、クリスに話して相談にのってもらったりもしました。

あと、話題が、やはりアンダーソン・クーパーのことになって、「彼って、ラティーの好きだって知ってた?」と聞くと、「もちろん。同級生の元カレが、アンダーソン・クーパーとフックアップしたことあるんだよ。で、その人はラティーノ」

へぇぇぇぇぇ。世の中、狭いね、やっぱり。それにしても、アンディー、そんなに気軽にフックアップしていいのかね?やっぱ、性欲には勝てないってことか?

あと、気を許したクリスも、自分のデート遍歴について少し告白。その話を聞いて思ったのが、クリスはリバ/versatileということ。へぇ~。やっぱ僕とは合わなかったってことですな。

それと、二人で超、意見が合ったのが、若い頃は少し年上とデートすることが多かったけど、20代後半くらいからだんだんと年下に惹かれることが多くなったっていうこと。。。僕が、

「ジェイと知り合って気付かされたのが、僕って、田舎出身の(年下)カントリーボーイがタイプかもってこと」と言うと、クリスも、

「僕もそうかも。。。。」というお返事。

僕って、20代なりたての頃って、社会経験を積んでる20代後半から30代って、なんか憧れの対象だったけれど、最近はこっちが相手の人生相談にのってあげるような関係が多くなってきてる・・・。ジェイ君もしかり・・・。クリスも、昔は7歳年上のアジア人とかと付き合ってたらしいんだけど、最近は年下が増えてるとか。

「いやはや、互いに年取るってのはいやだね」って僕が言うと、クリスは、

「そんなことないよ。こっち側のほうがいいと思うよ」とのこと。

確かに、人生について少し知恵もついてきて、年下にアドバイスできる立場の「こっち側」のほうが、少し有利かもしれません。

でも確実に、ジェイ君は、自分にアドバイスしてくれるような人に惹かれるタイプのようです。


2009年6月26日金曜日

とんでもない日

夏休みの平穏をかき乱すかのようにすごい出来事が目白押しの一日でした。

まず、新作映画Transformersを見に行った。最初の1時間は面白かったけど、その同じノリのまま、3時間の映画にするのはムリすぎ~~。長かった・・・。見るのが体力勝負の映画だったっす・・・。10時間くらいの国際線の飛行機の中で、よっぽど退屈ですることなくて暇つぶしをしたい人にはお勧めだけど、普通の週末やましてや平日に3時間かけて映画館で見る映画じゃないよー。ま、ゲーム好きのティーンを対象にした映画みたいだから、それくらい長くてもいいのかも知んないけど、普通の大人には絶対ムリ。

映画を見終わって外に出たら、そこも映画並みのパトカーやヘリコプター、報道陣の車で戦場状態になってますた。なにごと?と思ったら、近くの病院でマイケル・ジャクソンが死去したとのこと。え・え・え・え・え!?映画よりも現実のほうが奇ナリだ。

さらに、これだけじゃなかった。今日のすごい出来事。今晩、就職活動も兼ねて、ビジネス関係のネットワーキング・イベントに行ったのね。エンタメ系だったから、結構、ゲイっぽい人もたくさんいて、よさげ~と思ってたら、参加者の一人、正確には、このイベントで講演をする主賓の一人を、どこかで見かけたことがあるの!この人、40代半ばくらいで、白髪交じりの白人男性。特に不細工というわけじゃないけど、特に美男子というわけでもない、普通の白人ビジネスマン。

「どこだったっけー???」と首をかしげること数分。出ました。ゲイのオンラインサイト。(←特に驚きじゃない?でも、僕って、何十っていうオンラインサイトを使い分けてるから、その中のどのサイトのやつかを思い出すのに、結構、CPUを使ったのです。)

だけど、さらに驚きなのは、彼のプロフィールに掲載されてるビデオの中身。。。このサイトは、僕がデートに使ってる有料のやつとは別で、無料のもの。自分で撮影したビデオなんかも掲載できるサイトなので、目の保養にたまにのぞくサイトなんです。。。全世界からいろんな人が投稿してる。。。で、このおじさん、すんごいビデオを公開してんの。あまりにすごすぎてここでは言えないんだけど、あまりにすごかったのでこの人の平凡な顔も覚えちゃうくらいだった。

確証を得たのが、彼が勤務するとある有名な会社がサンディエゴに本社があるということ。そして彼のプロフィールも、サンディエゴ在住になってたということ。彼のプロフィールを初めて見たとき、「あ、LAに近い」って思ったので覚えてた。

いやー、もしかしたら将来の上司になるかもしれないようなビジネスマンが、そんなすごいビデオを投稿してるって、ちょっとショックじゃない?僕は、知らないふりしてちゃんと彼の名刺ももらってきました。いやー、どうしよう。(←ってどうもしないんですけど。)有名会社の重役が、こんなことしていいんですかね。いやー、それにしても驚いた。


今晩は、実はジェイ君とも再会したんです。また出張マッサージで近くに来たから。このネットワーキングイベントの後、ジェイ君と二人でチーズケーキを食べてお茶したんだけど、もう、僕はこのことを言わずにはいられず、ジェイ君にこの出来事を逐一報告。彼も少し驚いた風だったけど、やっぱ、ビデオを見てないからそのショッキング加減がわかんないんだろうな。

いやはや・・・・。

ジェイ君も僕の話に対抗(?)して、彼の驚き体験を披露してくれた。これまで1回だけ、ブリットニー・スピアーズのマッサージをしたことがあるんだって!!!すげー。友達の紹介だったらしいんだけど、彼女のマリブーにある豪邸に出張マッサージしたらしい。彼女は恥ずかしげもなく全裸で寝そべってたって。あんた、ブリットニーのオシリだったら、僕も揉んでみたいっすよー。でね、僕が「彼女、チップはずんでくれた?」って聞いたら、

「それどころか、支払いもしてくれなかったよ」とジェイ。散々、請求書も送ったのに、らしい。なんか想像できる・・・。有名人って高ビーだから、なんでもタダって思ってたりしてそう。


今晩は、ジェイ君、とても話をしたいムードだったみたいで、「明日からラスベガスに旅行だから、長居できない」といいつつ、二人でチーズケーキをつつきながら長話に耽ってしまった。彼の大学のこと、前の仕事で10万ドル(1000万円)以上、かせいでたこと、マッサージ師の仕事だけでもそれを越す金額を稼いでた時期があること(景気がよかったときらしい。マッサージ「だけ」のサービスだと願う)。

あと、最近、プロのカメラマンに写真を撮ってもらったんだってさ。「なんで?」と理由を聞いたところ、まだカメラマンが新人で、自分の作品のポートフォリオを作らないといけないからモデル役をしてあげたとのこと。どこでお声がかかったのかは聞きそびれてしまった。ただ、「ヌードだったの?」と肝心なところは聞き逃さなかった僕。一瞬、間があったような気がするけど、「No、ヌードじゃないよ」とのこと。こんど、その写真を見せてもらうことになってる。楽しみ~。


そして、話題は人生相談へ。彼の悩みの種が、あのアジア人中年医師だということ。

このオヤジ、ジェイの自宅にも勝手にやってくるストーカーだとかで、一度、「もうあなたにマッサージはしません」って言ったら、料金を跳ね上げてきたとか・・・。それを受けてしまうジェイもジェイだけれど。。。

でもそれ以降もジェイを自分のボーイフレンドだと言いまわったり、彼の時間を独占しようとしたり、彼の人生をコントロールしようとしてるとか。それでジェイもうんざりきてると弱音。そこで僕が、

「じゃー、もう本当に彼のマッサージ注文は無視したら?」と言うと、

「なにかあったらお前を殺す、みたいなことも言われてるんだよ」というジェイ。

これって、危なくない?ジェイも身の危険を少し感じてるみたい。この中年医師、少しアル中にもなってるとか。ジェイは、昨日の夜、この医師の夢をみてしまって気分が悪くなってしまったとか。その内容というのが、

「僕(ジェイ)がこのオヤジとレストランにいるの。向こうはとにかく浴びるようにお酒を飲むから、グデングデンになってんのに、僕にもっとアルコールを注文しろとか言ってる。その後、このオヤジ、自分で運転して帰るんだけど、僕は即、警察に電話して飲酒運転してる人がいますって通報するの。僕、人を傷つけることなんて考えたくもないのに、こんな夢みちゃうんなんて自己嫌悪・・・」

人を傷つける、って、あんた、警察に通報してるだけじゃん?!と僕は思ってしまったのだけど、ジェイ君って、ものすごく優しい心の持ち主みたい・・・・。カントリーボーイだあ、やっぱ。そこにこのストーカー医師はお金で付け込んでるだろうなぁ。それにしても、後から思い返してみて、このジェイ君の夢、相当意味深。ようするに、ジェイ君は、この中年医者の執拗な追いかけに抗い切れないもどかしか、檻に閉じ込められた小鳥のような無力感に押しつぶされそうで、「警察」という第3者の誰かに助けを求めている心の悲鳴なんだよねぇ。。。。その「警察」に僕なんかがなれるといいんだけれど。

ジェイも、

「あと1年半の大学が終わったら、絶対、縁をきってやる」

といってるんだけど、こんなに精神的に追い詰められながら、まだ1年半も我慢するつもりらしい・・・。僕だったら、即刻手を切るけど。。。今度、また時間があるときにジェイの相談にのってあげるようにしないとね。

それにしても今晩は、ジェイはとても饒舌で、話がつきなかった。今晩も泊まっていかないことを知っていたので、一応、あれの時間は残して欲しかった僕。。。



「どうする?」と僕が聞くと、ジェイ君、

「どっちでもいいよ。僕は君と話をするのが好きだから。君ってとてもインテリジェンスで、話をしてると会話が深くなるから(好き)」とのこと。

喜んでいいんでしょうか?えっちより、会話の方が楽しいって・・・?恋人よりも友達ってこと?!びみょー。

でも、ジェイ君の話も、全部面白くて、関心させられることが多かった。前職では250人、総額800万ドル(8億円)の予算を管理する総責任者だったって。看護士の学位をとろうとしているのも、将来的には病院経営(?)というビジネスの仕事をしたいからだとか。えらいー。僕なんてそこまで将来計画立ててないっすよ・・・。

それに、ジェイ君って対人交渉力が優れてるみたい。やっぱハンサムだと人間関係に得してるかも。でも、それ以上に、ジェイ君は繊細で相手の気持ちをすばやく読み取って、しかも自分の感情を適度にコントロールできる立派な人だなと関心しばかりだった。例えば、「お客さんから苦情が来るとき、とにかく相手は自分の不満を誰かに聞いて欲しいと思ってるから、その内容がどんなことでも、辛抱強く相手の話を親身に聞いてあげると、大体の人はスッキリして不満がおさまるんだよ」っていう大人の発言に納得。頭で分かっても、それをちゃんと実行できるってのがえらいし。それに、ジェイ君って、相手を傷つける無神経な発言がぜんぜんないんだよね。常に思慮深くて、口を開く前に、一瞬、考えてから口にしてる。親から、「あんたは口から先に生まれた」といわれる僕、、、ジェイ君から学ばなくては・・・。


今晩はこんな感じで会話が盛り上がってしまった。だけどジェイ君、今週末はラスベガスに行っちゃうし、行く前にちょっとお役目果たしておいてよね!という気分だったので、その後、無事にお勤めはしてもらいました。だけど、1週間にこう何度も、となると、ジェイ君もやっぱ淡白になってしまいますた。会話が濃かった分、あっちは薄味でという感じ?まーそれでもいいんですが。。。。なんか、長年連れ添った夫婦って、こんな感じでササッと済ませることが多くなるんだろうなぁと、その前兆を感じましたわ。だけど、ここでも気遣いのジェイ。

「今晩は急に入れちゃったけど、大丈夫だった?」

なんか、そんな急な挿入もOKだった僕って、やりまXでしょうか?そんなことない、ジェイと今週は3回も会ってるからでしょう。


さてさて、今度、ジェイ君とジムに行くことになりました。僕専用の筋トレ・プログラムをデザインしてくれるって!役得!あと、夏の間に、彼の新しいキャンピングトラックで一緒に旅行しようとも言ってくれた。やっぱり、言い続けてみるもんだね。もう会うたびに、「一緒に旅行したいー」「一緒にジムに行きたいー」「一緒に遊びたいー」「うちに泊まってって欲しいー」と言ってたら、今晩、ついにOKが出ました。お泊りも、またの機会だけどOKとのこと。

でも、ジェイ君、「なんで?」って聞くんだよー。何でって、好きだから泊まっていって欲しいに決まってんじゃん!一緒に就寝するってことにロマンチックを感じないみたい・・・。

今後は、「えっちもする友達」とか、「会話が面白くていい相談相手になる<だけの>友達」っていう関係は避けないと!向こうに恋愛感情を持ってもらって、それを持続してもらうような対策が必要かもぉ~と今晩、思うようになりました。えっちよりも会話が楽しいって、危険信号でしょー。なんかさ、僕の筋肉が足りないせいかもしれません。。。僕が、

「アジア人って、白人と違って筋肉がつきにくい人種だと思う」って言ったら、

「トレーニングの仕方によっては、少なくとも今以上に筋肉はつくよ」とプロの発言。

そして僕がそれに応えて、

「でもぼく、今の自分の身体に満足してるし」と言うと、僕の上半身をシゲシゲト眺めて、ノーコメント・・・。彼に筋トレの訓練をしてもらって、彼の理想の身体に作り変えてもらう必要があるようです。。。


もう一つの不安材料は、ジェイ君には恋人がいるのかどうか、ということ。明日ラスベガスに行くのも「友達」と一緒らしいし、テキサスも「友達」に運転を交代でしてもらうためについてきてもらうのだとか。それが同じ友達かどうかは不明。

「それって、単なる友達?それとも?」というのは、怖くて聞いてません。これは知ってもしょうがないことなので、ジェイ君を信じて深入りはしないようにするつもり。僕との関係がよりロマンチックなものに発展したら、彼が自分で整理をつけることでしょう。

とにかく、いろんなことが一度に起きた日でした。少しずつ、分散して起きてくれれば日常がもっと楽しくなるのに・・・。おそらく、明日は恐ろしく平凡でつまらない一日になることでしょう・・・。

2009年6月25日木曜日

セックス

5周年企画?!

このブログを開始してから、再来月で丸5周年!祝祝祝!

自分でも読み返してみて、あんまり成長してないなぁ~~とがっくり来る反面、人間が丸くなってきてるなぁというのが、その文章の変化からわかるね。いやー、このブログを始めた当初は、かなりオカタイ(けど正しい)日本語で書いてる。読んでて若いなって思います。この僕も、5年で少しは成長(緩くなった?)ってことかなぁ~。(老けたとは言わない!)


今月、大学の授業が終わって、夏休みに突入し、かなり暇をもてあましてるということもあり、再びこのブログの更新の頻度が急激にアップ。ここ数ヶ月書いてこなかったから、文章に表現したかった気持ちやもろもろの所感がたまりにたまってるみたい・・・。


そこで今回、ジェイ君に会って、一つここで書いておこうと思ったのがセックスについて。


僕のブログは、その名の通りゲイの生態について赤裸々に書こうと思って始めました。ブログを書き始めの頃なんて、そりゃーもう精力的で、

なぜ、白人とアジア人のカップルは、年寄り白人と若いアジア人というカップルが主流なのか?

ゲイのチャットルームでの生態

他人種を好きになるゲイは人種差別か?

他人種好きのゲイの美意識について

といった日ごろナゾに思ってることを自分なりに理解しようと表現してました。今、読み返してみてもその意見はあまり変わってません・・・。


その割りに、セックスについては禁じ手のように書いてきませんでした。その理由は、僕が若くてシャイな性格ということもあるけれど、ゲイ(性的指向)を前面に出したブログなので、よりいっそう、性の話については慎重だったということがあります。興味本位で僕のブログを読む人もいるだろうし、不特定多数の目に触れるので、少しまじめ路線で格調高い(?)ものにしたかったということを意識してました。

特に、インターネット・ブログなので、「ゲイ」というキーワードで検索すると、そういう性を前面に出した商売のウェッブサイトが上位に表示され、その中に混じってこのブログもヒットし表示される。そういうインターネットの問題(特徴)も考えて、性行為そのものではない、ゲイの生態についてメインにしたブログを目指してました。

でも5年がたって、少し解禁してもいいかなぁと思うようになったのと、5年の体験(?)を経て、表現したいことが固まってきたということも理由かな。5年前は、経験が浅すぎてそもそも書く内容が少なかった・・・・。それと、ジェイ君との「逢瀬」が、僕にとてもあってるので、どこが他の人と違うんだろうぅ~って最近考えてるからというのも理由であります。

じゃ、前置きが長くなりましたが、僕の「セックス考」について。

◆ ◆ ◆

ゲイのセックスを語る場合、これを抜きに話せないってのが、ウケとタチの役割分担。その詳細は、初期の頃のブログで書いてます。僕がここで書くケースは、アジア人ウケ(ネコ、bottom、passive)と白人タチ(top, active)の組み合わせなのでアシカラズ。。。(タチのアジア人を探してる白人ウケの人たちも、干上がってるみたいですな・・・。なので、タチ位置のアジア人諸兄!売り手市場ですゾ!)

★ストレートからリバまで

(白人「達」じゃなく)白人タチにも幅(グラデーション?)がある。限りなくノンケ/ストレートに近い人たちから、限りなくウケに近い人まで。別の言い方をすると、僕がよく言う、「アジア人好きゲイはバイが多い」という人たちがこのノンケ/ストレートに近い人たち。そして、それと対照的なのが「あわよくばウケ」というリバ/versatileのタイプ。

見た目でゲイだとは全く分からない男っぽい人が多いのが、この「ノンケ/ストレートに近い人たち」グループ。なので人気が高くモテル。だけど、見た目でゲイとわからないから、ゲイだとカミングアウトしてなくて、かたくなにクローゼットな問題児が多いのもこのグループ。ガールフレンドがいたり、結婚して子供までいたり・・・。問題が多い人たち。

ただ、この見た目でゲイだとは全く分からない「ノンケ/ストレートに近い人たち」グループも、ゲイ・セックスとなるとウケ好きになる人も結構います。見た目が超ジョックの人とベッドで散々キス三昧をした後、実はネコ(ウケ)だったということも結構あります。女性とするときはもちろん男役なんだけど、男とする場合はウケでストレス発散してるようです。ストレート男性の中には、女性にディOドや指を入れて欲しい人もいるようなので、その亜種とでも考えればいいんでしょうか・・・。

★オーラルか、ノン・オーラルか

この「ノンケ/ストレートに近い人たち」グループは、自分は未だにストレートだと思ってることが多く、男とキスはしないだとか、ましてやオOXOXを口にくわえるというオーラル行為を一切しない人が多い。とにかく自分のオOXOXを面倒見てくれる人を探してるっていう超ワガママな人たちです。

一方、「あわよくばウケ狙い」のリバ/versatileのタイプは、やはりどこか女性的なしぐさの人が多く、物腰が柔らかで親切。相手の気持ちに繊細な思いやりのある人たちが多い。オーラル行為に積極的で、全身をオーラルで奉仕してくれたりする。なので、逆に相手に対してオーラルでの愛撫をあまり求めてこない。もちろんキスは超あり。このタイプの人たちは、恋人関係になることに前向きなことが多い。とにかく、かわいいアジア人が大好き。ハローキティーが大好きな女子高生的。このタイプの人はスリムな人が多く、手の体温が冷たい気がする・・・。根拠はぜんぜんないんだけれど。

ただ、「ノンケ/ストレートに近い人たち」の中にも、部分的にオーラルOKな人たちがいる。その場合、多いのが、キスだけはOKというタイプと、キスとアOルをオーラルに愛撫するのはOKというタイプ。これが最初、僕は慣れなくて驚きました。。。オOXOXのほうが、アOルよりも抵抗が少ないと思うんだけど、一部の「ノンケ/ストレートに近い人たち」にとって、相手のオOXOXは、まったく興味の対象外みたいです・・・。とにかくオシリ大好き人間が多いかな。

これとは全く逆で、キスやアOルはダメなのにオOXOXをくわえるのは大好きという「ノンケ/ストレートに近い人たち」もいます。なんでそんなにキスがダメなのか不思議で不思議でしょうがありません。キスは、肉欲というよりも、心のつながりを求める精神的な色彩が強いからかもしれません。これはリバの人たちにも同様で、キスもアOルもオーラルにはNGだけど、オOXOXだけは大丈夫っていうタイプがいます。

いずれにせよ、必然的に、「ノンケ/ストレートに近い人たち」は、恋人関係は求めることなく、隠れゲイとしてそれだけの関係を探してる人が多いです。また、リバの人たちも、やはりキスがNGな人たちは恋人関係は求めてないですね。


★正常位かお犬さんポーズか

必然的に、「ノンケ/ストレートに近い人たち」はお犬さんポーズが好きです。正常位もやるけど、行くときは必ずお犬さんポーズじゃないとヤダという人が多い。多分、タチの人にとって、前かがみで前後運動をする正常位よりも、腹筋や腰に負担が少なく楽な姿勢なんじゃないかな?あと、角度(?)的に、深く挿入できるので好きなのかも。だけど、おそらく本人たちも気付かない大きな理由が、相手の顔を見なくていいポーズだからなんじゃないかと思う。他の男との行為にどこか罪悪感と羞恥心を持ってるから、行くときは誰にも(行為の相手にすら)自分の姿を見られたくない、という深層心理が、この姿勢へと導いているように思います。

ですので、たとえこのグループの人が正常位をしたとしても、目をつむったままだったり、顔を背けた気難しい顔で頑張ってることが多く、目をのぞくということをあまりしないようです。やはり自分の心の中を覗かれるのを恐れてるのかもしれません。

別の説明としては、とにかくこのタイプの人たちはオシリが大好きなんですね。なので、自分の「息子」が出入りしているのをじっくり観察したいだとか、オシリをナデナデできるからこのポーズが好きという人もいるようです。

もう一つ、「ノンケ/ストレートに近い人たち」が好きな位置があります。それは、自分が仰向けになった(もしくは座った)まま、その上に相手に座ってもらう姿勢です。でもって、頭の後ろで手を組んだりします。要するに、この種の人たちは、王様気分を味わいたいようです。自分は楽な姿勢で寝そべった(座った)まま、相手に奉仕してもらう。またそれをシゲシゲと観察するのが好きなようです。自分の身体と頭(心)を切り離して考える傾向にあるのも、この種の人たちに多いといえるでしょう。これは、自分のオOXOXを、別の心を持った「相棒」だったり「息子」だったり、「ツール(道具)」という、自分からは独立したモノとして感じている傾向があるようです。これは、幼い男の子にも見られる傾向で、かなりフロイト的ですが、典型的なノンケ/ストレートの男性の精神構造と言えるでしょう。

あと、本当にバイの人たちは、男との行為も、女性とやるような感覚でやります。なので、正常位の変化形として、ウケの人の両足を閉じて、そのまま左か右へ90度倒す、「斜め入れ」の姿勢を得意技(?)のように思ってる人がいます。これって、ウケの男としてはぜんぜんダメです。特にナニの太さが足りない場合などは、はずしまくりです。前立腺は身体中央部に位置してるので、90度、倒してしまうとまったく的外れ。バイ人間はここを大きく勘違いして、「男も女とおんなじやろー」と思ってる単細胞が結構います。

また、バイ人間(そして経験の浅いタチ)は、激しければベターと思ってるふしがあります。ノンケのアXルト映画の見すぎなんじゃないでしょうか。もしくは、相手の気持ちよりも、自分の気持ちよさを追求するあまり、手でしごく感覚で脱挿入を繰り返すやからがいます。野蛮です。アOルはとても敏感で、そんなに激しい運動に耐えられるよう作られてません。よっぽど使い込んでる玄人の殿方ならともかく、普通、特殊な訓練なくして激しい動きには耐えられません。バイ人間は、モテルけど、ゲイ・セックスについての理解度が低いという問題も多いといえるでしょう。

これとは正反対に、相手への思いやりがたっぷりの「あわよくばウケ狙い」は、男の身体を深く理解してます。自分もウケ役になることがあるから、どの角度が良くて、どうすれば相手が喜ぶかが分かってます。また、このタイプの人たちは、お犬さんポーズが嫌いです。相手の顔が見られず、コミュニケーションが乏しくなるので、精神的なつながりがなくなる単なるやり行為の象徴として、お犬さんポーズを嫌悪しています。なので、静かな正常位がデファクトです。ただ、贅沢を言うと、こういう思慮深い殿方には、逆に、もう少し、自我を忘れさせてくれるくらいの荒々しさを求めてしまうというのは贅沢でしょうか・・・・。

★困った君

あと、非常に見た目や言動が男っぽくて、「ノンケ/ストレートに近い人たち」のカテゴリーに入って、精神的にもタチ一本やりなんだけど、どうもうまく「立たない」という残念な殿方たちもいます。タチ役というのに、思いのほかストレスを感じ緊張してしまうんでしょうか。それとも、単にイXポテンツなだけなんでしょうか。せっかくかっこよくって男っぽく、しかもアジア人に興味があるというユニコーンのような天然記念物級の男性に会っても、イXポテンツだと夢が壊れます・・・。かといって、こういう人たちがウケ狙いなわけでもありません。気分はタチなのに体がいうことをきかないんです。

だけど、この種の方たち、柔らかいのにそのまま無理やり挿入しようと頑張ります。ウケとしては、心の中では「こりゃーむりだべー」と思いながらも、相手を傷つけまいと、そのまま待つしか余地が残されてなかったりします。下手に無理やりねじ込んで先っぽだけ入った状態は、気持ち悪くてひどいものです。だけど、向こうは「入ったゾ!」っていうだけで偉業を成し遂げたっつーか、とりあえずやったっていう気になるみたいで。そのまま腰を動かし始めたりします。中身はぜんぜん微動だにしてないのに!へんな自己満足です。イXポテンツの仕組みはナゾです。。。

★マッサージ好き

マッサージ好きという種類の人たちもいます。この種の人たちは、タチでもウケでもなく、単にアOルにあまり興味がないかもしれません。あったとしても、指とかディOドで楽しむ傾向にあるようです。でも、基本は手で相手の全身をマッサージするのが大好きという種類の人たちです。ある意味、お医者さん的です。極端な場合だと、自分の身体は触れて欲しくない人もいます。とにかく、他の男性の身体に興味津々で、それはプラモデルを解体するのに熱中する少年のようでもあります。だけど、やっぱり、こういう一方通行型の人とは精神的に深い関係に発展することはありえません。自分の心には防御線を張ってるような人たちです。どこか精神的に幼稚・内向的で、オタク的な気がします。

★出し場所

「行く場所」、つまりどこに出したいかによっても、その人のゲイ度がわかる気がします。例えば、「ノンケ/ストレートに近い人たち」は、相手の口の中や顔面、胸に出したがる傾向が強い気がします。やっぱりお子様なんですね。ジャングルジムのてっぺんに登って、「ママー、見て見て!」という少年のようです。自分が一番というタイプです。一方、相手が出す場所は無関心なのもこの手のやからに多い。自分の面倒は見て欲しいけど、相手の面倒はみないという超ワガママ人です。基本、ストレートの男性ってこういう王様タイプなんでしょうね。

だけど、驚いたことに、「ノンケ/ストレートに近い人たち」の中には、アジア人の相手に自分の顔に出して欲しいという人がたまにいます。ゲイであることを心の奥底にしまいこんでるクローゼットタイプで、だから余計にゲイ・セックスに燃えるタイプの人たちです。どこか自虐的で、「ストレートのオレがこんなことしてるなんて・・・萌え」ってやつですね。こっちとしては、ちょっと引きます。相手のフェティシズムに加担してるだけで、相手は自分の世界に耽溺してる感じ。

「あわよくばウケ狙い」の人たちは、相手を行かせることに情熱を抱いているので、自分の処理は適当に済ませることが多いです。よくあるパターンは、こっちが行ったあと、横に寝そべって、自分でしごいて昇天するという流れ。行かずじまいで、それでもOKという人も結構多いのもこのタイプの特徴でしょう。「ノンケ/ストレートに近い人たち」は、相手が行ってなくても、とにかく自分は絶対行くことが重要な人たち。「あわよくばウケ狙い」の人たちそれとは全く逆なのが興味深いです。

★その他フェチ

このほかにも、手・足フェチ系、コスプレ系、ロールプレイ好き、ボンXージ好きなどさまざまなフェティシズムの持ち主がいます。あまりに派生系の種類が多く細分化しすぎるので今回は割愛します。

★アジア人好きの好み

アジア人好き白人の中にも、どんなアジア人が好きか、好みが分かれます。筋骨隆々の色黒ジョック系アジア人が好みの人もいれば、とにかく背が低くないとダメという人もいます。おじ様方の多くは、体毛が薄く、痩せ型の若いアジア人・ボーイが好きというのは明白ですね。それと、面白いのが、メガネをかけたナーディー系(ダサダサ君)的アジア人が好きという人たちもいます。身体を鍛え上げた超ジョックがナーディー系アジア人を好きだったりすることも極たまーに、あります。理解するのが難しいです・・・。そのほか、東南アジア系にのみ萌える人たちと、中国の北のほうから韓国、日本にかけての、背が高めで細身、手足が長いアジア人をタイプとするグループもいます。

★理想系

じゃー、僕にとってどういう人が理想か?それは、言動や見た目が「ノンケ/ストレートに近い人たち」でありながら、完全にゲイで、自分でもそれを受け入れてる人たち。キスが好きで、基本的にオーラル行為は全般的にOKな人。オーラルって、相手を愛撫するってことで、そのまま相手への愛情の度合いを測る尺度にもなってると思う。やっぱり、キスできない相手とは恋人関係にはなれないし、オーラル行為がNGっていう人は、やっぱりそれだけの関係で終わるでしょう。あと、お犬さんポーズじゃなく、正常位で最後まで昇天してくれる人でしょう。これこそ愛の営みという感じです。

確かにこれまでエキサイティングな相手だったのは、見た目、超ストレートのジョック系やハンサム系で、キスが上手で、オシリ好きな「ノンケ/ストレートに近い人たち」なのは事実。たとえお犬さんポーズが好きな人でも、とにかく「カラダが合う」というやつです。ただ、彼らとは精神的に深くつながることはないというのが悲しい現実です。

そしてジェイ君なんだけど、彼はいい塩梅にグラデーションが中間です。キスも上手で、しかも思いやりがあって、途中で相手への気遣いを見せるあたりがとてもジェントルマン。お犬さんポーズはこれまでリクエストがなく、あまり興味がない模様。常に正常位です。しかも、正常位の状態で、たまに上半身を起こしてポパイのポーズで「腕自慢」をしてくれます。萌え。それにとてもオーラルな人で、基本的にオーラルは何でもありな様子。しかも、僕に対してはあまりリクエストを求めてこない感じで、向こうが一人せっせと頑張る働き者。さすがマッサージ師だ。しかも今、看護士になるべく勉強してるから、人体についても詳しい模様。ジェイ君のメイクラブは、静かなんだけど情熱的。なんかいい旦那さんになるタイプっていうの?

よくよく考えると、こんなタイプは今まで1人、2人、いたかいないかのまれなケース。僕の心が揺れるのも納得だ。




◆ ◆ ◆

少し単純化して僕のセックス考をまとめてみましたが、もちろん、全てのタイプやパターンを網羅してるわけじゃーありません。今回挙げたカテゴリーに全く入らない人もいるでしょう。あと、僕の恋愛遍歴がさらに重ねられるにつれて、またセックス観も変わってくると思います。

これを読んで、「僕の前のカレはこんな感じだった」とか、「このどのタイプにも当てはまらない」っていう体験をされている方、ぜひ、その体験を共有してくださいな。僕にとっても「未知との遭遇」かもしれないし。

2009年6月24日水曜日

きゃー!!!

今晩、10時過ぎ、ジェイ君から携帯電話に電話がかかってきますた!!!こういうのを、

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!

っつーんだね!


━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!! キタ━━

まじ、きますた。


実は、今晩、知り合い数人とレストランで夕食を取っていて、そのお会計が済んで店を出るちょうどその瞬間、僕の携帯がバイブレートしたのさ。ジェイ君からの電話で。みんな、ぞろぞろとレストランを出ながらそれぞれ雑談するなか、僕だけ、「ちょっと失礼」みたいな感じで集団を離れ、暗がりへ。


「ハイ、ジェイ。げんきー?」と僕(このときから既に声がかなり黄色い)

「やー、元気だよ。今からマッサージのリクエストが入っちゃってさ。車で移動してるところ」とジェイ

「えー、今からって、もう10時半だよ」

「そうなんだけど、僕の近所だから」

「お疲れさまー。授業もあって大変なのにね」

「君の一日はどうだった?」

「うーん、特に何もしなかったんだけど、そうだ、近所においしいケーキ屋さんを見つけて、そこで2つもケーキを買っちゃった。まだ食べてないんだけど、もしジェイも食べたかったら今晩、うちに来ていいよ」と僕(←やっぱりなにかにつけて自宅に誘い込もうとしている)

「ありがとう。だけど、僕の家から1時間かかるし遠いからなー」とジェイ

確かに、これから1時間マッサージしてたら深夜。それからまた1時間かけて僕の家まで来るには、今晩は遅すぎる。

「じゃ、また今度、うちに来るときは、このケーキ屋さんに一緒に行こうね」と僕

「そうだね。楽しみにしてるよ」と言ってくれたはず。運転中のジェイなので、音声が途切れ途切れ。

僕は知人を待たせてたってこともあり、こんな感じの手短な電話だったけど、ジェイのほうから電話してくれたなんてーーーーー。きますたー。これって来てますー。マジ。

こんな些細なことに有頂天になってる僕って、単純だなー。でも、恋するって、こういうことなんだね。小さなことにでも感動を見出せるって、生きてる瞬間。



いやー、もう他の人とのデートは全てキャンセルかな。このままジェイ君との関係が急速に近くなったら、喜んで僕はジェイ君だけのものになりますよ。

2009年6月23日火曜日

Prayers for Bobby

ここ数日、夜はワインに映画三昧なんですよ、実は。夏休みに突入して5本もワインを一人で(!)空けてしまったし。。。。ジェイ君の件以外は、まったくもって暇子じょうたいなので、夏休みに突入してから、すっかりご無沙汰になってたジム通いを復活。特に胸周りの筋肉が戻ってきてるのが分かります。(やっぱりワインばっか飲んでると老化が加速するかなと心配になってね。でも赤ワインのポリフェノールは健康維持によさそうだけれど。)

先日は散髪に行ってきたゾ。かねてからお願いしたかったゲイのヘアスタイリストさん(名前がクリントン)がたまたま時間が空いてて、幸運にも飛び入りなのにお願いすることができた。予想通り抜群の腕前で、久々のナイスヘアカットに大満足。そして昨日は新しい夏用のビーチスタイルショーツと首周りの大きく開いたちょっぴりセクシー(ゲイな)Tシャツを2枚買ったり、ジムでの筋トレ用にナイキのスポーツウェアなんかも買ったりして夏を楽しんでます(っつーか、楽しもうとしてます)。

でもさ、マジ、生活が主婦状態ですわ。カルチャーセンター通って、健康に気を使って、たまにショッピングして、、、(そしてたまにツバメさんが家に遊びに来て・・・・)。こういう生活、楽だけど脳みそ腐るね。早く脱出しなければ・・・。明日は、新しく買ったナイキのギアを身にまとって、サンタモニカビーチでもジョギングしてこようっと。傍から見ると超ジョックですがなぁ~。マジ、ビーチでジョックとお友達になれるといいな。

旅行の計画も具体化したくってさ。マジ、どこに行こうか悩み中。ジェームスと、今日、電話で話をしたときも、彼から、「アルゼンチンの語学学校にスペイン語の勉強にでも(一緒に)行く?」なんて聞かれた。興味あるけど、僕、スペイン語よりフランス語のほうが性に合ってんだよね。LAだとスペイン語のほうが便利で使えるけどさ。どーしよー。

オンラインデートも、LAだけじゃなくて世界を相手にどうでしょー、ってんで、ヨーロッパから、シンガポールや香港、オーストラリア、全米、なんかのプロフィールでよさげな人たちにメッセージを出して文通なんか始めたりしてます。インターンシップ探しも、ここまで情熱的にやれれば、今頃とっくに見つかってるんだろうけどさー。男探しほど、仕事探しに真剣になれないんだよねぇ。このままだとプーまっしぐら。。。それか、ここ数年培った経験を生かして、ゲイのためのデート・カウンセラーにでもなろうかな?

そうそう、オーストラリアって、やっぱアジア人好きが多そうだねー。特にシドニー。一人、オーストラリア・フットボール選手並みのジョックがいてさー、メッセージ出したらお返事いただきました。夏はシドニーかな?!ちょっと彼に9月のシドニーについて聞いてみよう。向こうは初春か、冬が終わりかけてるくらいかな?

LA在住のジェリーっていう好青年からお便りをもらって、彼、今月東京に出張らしいのね。なので色々と二丁目のことについて伝授しておいた。今週末、コーヒーでもってことになってるけど、彼も僕とベッドでの守備範囲が一緒みたいなのでお友達だね。ま、シスターが欲しかったのでジェリーが僕のLAでのシスター第1号だな。6月に、もしGB, Dragon, Arty Farty, AdvocateなんかでLA出身のジェリーというブルーアイズ・黒髪短髪の好青年を見かけたら、優しくしてあげてね。

おっと、今日のタイトルの内容を忘れるところでした。最近見たゲイ映画、Prayers for Bobbyが秀逸ですた。シゴニー・ウィーバーが主演。



実話を元に作られた作品。ストーリーは、敬虔な(というか、極端に宗教的な)キリスト教の母親と、そのゲイの息子ボビーの話。よくある話ではある。ボビーがゲイと知った母親が、なんとか彼を「治そう」と心理カウンセラーに連れて行ったり、「信仰が足りないからよ!」と憤ったり・・・。そういう強い母親に圧倒されて、行き場を失うボビー・・・。

この映画の見所は、とにかく役者たちの演技が熱演で、見ていて飲み込まれてしまうということ。あと、ボビーを演じた役者さんRyan Kelleyがかわいい。



ボビーの恋人役デービッドを演じる役者さんScott Baileyが超ハンサム。





そして最大の見所だったのは、ストーリーのクライマックス。これ以降、映画を見てない人はタネアカシになるので、見たくない人は読まないで!











クライマックスはね、息子を精神的に追い詰めてしまった母親が、自分を責めて責めて、どうにかして心の救済を求めようとする苦しみの中で生まれるの。母親は、息子のことをより理解しようとして、ゲイやレズビアンの子供を持つ親の会(pflag)に参加する。その参加者の一人が、次のように告白するシーンがある。

「息子がカミングアウトする前から分かっていたの。私の息子は、他の子と違うって」

これを聞いて、ボビーの母親は開眼するの。

「私のボビーもそうだった・・・母親の私だから分かってた・・・」って。

このシーンで、僕は号泣・・・・。シゴニーって、どこか僕自身の母親を想起させるんだよね。。。どこか強い母親像ってところが・・・。なので、映画を見ながら、自分をボビーに投影してしまった。しかも、2回もこの映画を見て、2回とも同じ箇所で号泣してるし・・・。でも泣くとすっきりするよね。

自分がゲイであるとまだご家族にカミングアウトしてない人、カミングアウトしてても、未だに理解を得られない人なんかは、この映画を見ると少しカタルシスになるかも。。。僕は、両親にカミングアウトした後に一緒に見たい映画の一つだな。

↑っていうか、さっさとカミングアウトしろって感じだよねー。でもさー、別の映画であったセリフなんだけど、「ボーイフレンドもいないのに自分がゲイだって言っても、説得力に欠ける」っていう言い訳。ま、恋人がいなくても同性を好きってことに変わりはないから、やっぱりゲイではあるんだけどさ。

両親に、「お父さん、お母さん、僕はゲイなんです」って告白するとき、続けて「ジェイっていう彼氏もいて、結婚しようと思ってます」ってとこまで言いたいんだよね。単に、「僕はゲイです」だけだとさ、両親も、「それで?」って感じになるじゃない?「だから何なの?(so what?)」ってオチが欲しいんだよねぇ、こういう重大な告白の場合。

恋人がいないとさ、「なので、女性とは結婚しません」っていうのも一つのオチだけど、ちょっと否定的なオチじゃない?それに、僕の両親とか、既に僕は女性と結婚しなさそうーって感づいてきてる気がするシィ。それより「もう人生の伴侶も見つけていて、幸せ・ラブラブな結婚生活が送れそうですぅ」って最後の「ぅ」まで言えるくらいのネタは仕入れてから、カミングアウトしたいんですよ、わたくしめは。

アメリカ人のカミングアウト・ストーリーで、よく聞くのが、「いまさら言わなくても知ってたわよ」っていうの。僕の両親も、「いまさら真正面に告白されても・・・知ってたわよ」、ってことになりそうだしさ。言うときは、一生の伴侶ができてからにしたい・・・。

2009年6月22日月曜日

引きずらない

この年になって久々にクヨクヨ。2日連続で会っちゃったし、今日もテキストしたらうざがられるかなぁ、でもしなかったらしなかったで、ジェイ君にそんなに興味ないって誤解されるかも・・・・(あれだけ食い下がっておいて、その誤解はないとはおもうんだけれど・・・)。

なので、サンキューメッセージを手短に出してみました。来るかな来るかなと、一日、携帯を視界から離れない場所に常に置いておいたけど、結局、今晩はお返事はなかったっす。(シュガダディとのディナーで疲れてたのかも。)

先ほどシャワーを浴びながら思ったんだけどさ、そもそも、自分を好きにさせるっていう考えかた自体、邪道じゃない?自己中もはなはだしい。ジェイも僕のことが好きなんだったら、向こうから連絡してくるだろうし、無理やり好きにさせても(っていうか、好きにならないと思うんですが)続かないと思うんだよねぇ。恋や愛情って、説得させて芽生えさせるもんじゃないし。自然の流れて、互いに惹かれあって恋人関係になるっつーのが普通っていうか無理がないと思うんだよね。

これまで、散々、金持ってんどー系の中年男性に、ゴージャスなマンションや車などを見せびらかされ、「オレと付き合えばいい生活が待ってるぜー」的オーラを振りまく人たちと会って来ましたが、僕にはてんで効き目がありませんでしたし。(ま、20代前半の頃は、ものめずらしさから多少お付き合いした人もいましたけれども。。。)

今日、久々にMさんから電話があってさ、長話になりましたよ。ガールズトーク炸裂。グータン・ヌーボーの江角さんも真っ青ですよ。

Mさんにとりあえず全部状況報告して、ジェイの顔写真も送って、このブログで書いてない詳細も全てお伝えして、ご意見を聞いてみました。そしたら、やっぱり、ジェイ君のハスラー的なお仕事がネックだねーとのこと。あと、説明しながら自分でもはっきりしてきたのが、ジェイ君のジレンマっつーか、心の扉があるっていうこと。

初対面の日は互いによそいきの自分を作ってるから気がつかなかったけど、昨日の夜、テレビを凝視して会話が弾まなかったのは、ある意味、ジェイの本心っていうか、素の自分だったんじゃないかなって。心を閉ざしてるっていうところがね。

Mさんに説明しながら自分で納得したのが、今の「マッサージ師」の仕事を続けながら、もし心を通わせる恋人ができた場合、ボーイフレンドへの罪悪感から、きっと仕事は続けられなくなると思うんだよ。特に、ミシガンのド田舎(失礼!)で生まれ育ったようなカントリー・ボーイのジェイ君にとっては。大学卒業してLAにずっと住んでるからといって、生まれて20年以上育った環境って抜けないと思うんだよね。僕も同じカントリー・ボーイだからわかるのさ。

ジェイ君、今は、恋人がいないから、仕事、お金のためと割り切って、中年オヤジに奉仕して、仕事から疲れた後は、LA郊外(田舎)の一戸建てプール付き自宅で犬たちと戯れる生活で心のバランスが取れてるんだと思う。趣味は、山へのキャンピングトリップっていうのも、生まれ育ったミシガンの田舎をどこかで探してるんじゃないかなぁ。

初対面の日に、実は、そのアジア人医師を手でいかせてるって僕に告白したのも、ある意味、誰かに言いたかったからなんだろうな。最初、僕が「本当にマッサージだけ?」と聞いたとき、ちょっとムキになる感じで、「僕、本当にマッサージスクールに行って、ライセンスも取ってるマッサージ師だから」って言った、ほんの数分後に、「実は、、、」っていう流れだったし。ジェイ君の心は、相当疲れてるみたい・・・。ぴんと張った糸だね。生活を忙しくして、無駄なことは考えないようにしてる風でもあるし。

ジェイのそぶりを考えてみて、改めて再認識したのが、人を好きになるって、実はとても怖いことなんだってこと。僕なんか、いつも恋人探してるからそういう感情には超鈍感になってしまってるけど、ジェイみたいな性格(おとなしくて内公的)な人の場合、人を好きになるってことは自分の感情をさらけだして、一番傷つきやすい部分をむき出しにすることだから勇気のいることなんだろうな。

なんか、アラスカ/テキサス出身のジミーのことを思い出してしまいますた・・・。なんか燃え上がってたなぁ~。ジミーと知り合ったのって、2005年10月なんだ。。。。そろそろ4年前のことだね。オリンピックが2回も見れるくらい昔のことなんだぁ。ゲッソリ。

いやはや、田舎育ちの純朴青年はガラス細工のように心は乙女で繊細なんだすなぁ。都会育ちで心が鋼のような人もヤだけど、カラス細工のように傷つきやすい人も付き合うの、大変だね・・・。

てなわけで、ジェイ君は、恋をする(できる)タイミングではないとみました。やっぱり夏も大学の授業で忙しいというのも一理あるだろうし。ジムでのフルタイムの仕事を辞めて、学生に戻ってる今現在、生活費と授業料、家のローンを払うためにも仕事は辞められないみたいだし。。。今の仕事を続けてる限り、本物の恋人はできないね。

そもそも、あれだけハンサムで、美貌と若さがあって、恋人がいないっていうことがそのいい証拠。やっぱ、見目麗しくて一人身って、ぜっーったい、どこかに問題がある。(←きゃー、そう言ってる僕はどうなるの??やっぱ、どこかに問題があるんだろうなぁ~。ピッキー、面食い、高嶺の花のジョック狙い、ってーのは分かりきってるんだけどさぁ。)

いい子なんだけどねぇ~。人とのめぐり合わせって、タイミングが超重要だよね。たとえ互いに惹かれあってても、そのときの心の状態とか、生活とかで、うまくいかなくなるからねぇ。ジェイ君には、大学を卒業した1年半後、彼が30歳になった頃に改めて出会いたいって気分だなぁ。30になってもえー男やろーなー。

2009年6月21日日曜日

ジェイ君との夜

ジェイ君と、今晩も会ってしまいました。たまたまeast LAの知人宅でバースデーパーティーがあったそうで、そこから車で25分、電話してからあっという間に僕の自宅へ。LAって、交通渋滞がないとこんなに近いのね・・・。

昨日とはうってかわってお疲れ気味のジェイ君でした。ま、夜遅いってのもあるけれど・・・。なんか二人でぼーっとテレビ見たりして、会話も弾まず、焦る僕。。。ワインのボトルを開けてみたけれど、パーティー帰りのジェイ君、一口二口飲むだけ。横顔を見ても、テレビに目線を落としてるだけといった感じ。

「なんか、ずいぶん疲れてるみたい」と僕

「そう?そうかも」とジェイ

「少し横になる?」と誘って、日本式指圧マッサージをしてあげた。

「It feels good」と、マッサージ資格のある人に言ってもらえたから、お世辞でもうれしい。

それにしても広い肩幅やなー。筋トレで骨まで伸びるんですかね?横に。昨日、チェックしわすれたジェイのオシリも今日は手もみしながら確認。あんまりオシリの筋トレはしてない模様・・・。もっぱら、腿、ふくらはぎ、そして腕と肩、胸の筋肉が発達してます。腹筋もそれほど6パックなわけじゃなく、ちゃんと脂肪はついてる感じ?

「マッサージしてもらうことなんてあるの?」と聞いてみたところ、

「ほとんどないなぁ。いつも他人にマッサージはしてあげてるけど」とのこと

昨日聞き忘れたマッサージ料金について聞いてみた。

「いくらチャージしてんの?」

「1時間で90ドル」とのこと。

ええ商売ですなぁー。しかも1時間じゃ終わらないクライアントもいるようで、、、。例のアジア人中年医師の場合、2時間くらいジェイ君を占領してそう・・・。

「僕のクライアントは、裕福な人ばかりだから」とジェイ

そりゃーそーでしょーよーーー。しかも、単に裕福だけじゃなくて、年配のひとばっかりでしょーよー。今度は、クライアントの年齢と男女比率についてきいてみよう。

明日は父の日じゃない?予定を聞いてみたら、

「あー、明日は父の日だからディナーの約束が入ってる」とのこと。

「え、でもお父さんはミシガンでしょう?」

「うん。父親はミシガン」


会話がかみ合わない二人・・・。。。父の日だからディナー???それって、またシュガ・ダディじゃねーのぉぉ???きっとそうだすな。そうだすにきまってるだす!

にしても、テレビ見てたときの気まずい感はすっかりなくなって、ジェイ君も僕の腕にかかれば、まな板の鯉状態だす。ずいぶんリラックス。マッサージ効果って絶大だすなー。身体を優しくなでられてるだけで気心ゆるしちゃうっつーの?ジェイ君攻略法を見つけたかもしれないだす。マッサージ師は、マッサージで落とせ。格言ダス。

ハリウッドの人気ヘアスタイリストが、ゴシップネタをよく耳にするっていうのも、髪をなでられて、頭皮マッサージなんかされるから、セレブも気心を許しちゃうっていうのがあるんだって。同じ効果だな。やっぱ、人間って、スキンシップでアルファー波が脳内に流れてる状態は落ちやすいんだすね。。。(目がキラリ)



肩モミしてあげてると、家族のことなんかもポロリポロリ。ジェイ君のお母さん、10何年の結婚生活の後、レズビアンだとカミングアウトしたんだとさ。だからジェイ君がゲイでもぜんぜん問題なかったらしい。でも、お父さんは再婚して、レズビアンになったお母さんのことも、ゲイだとカミングアウトしたジェイ君のことも理解できないとか。お母さんがレズビアンになったから、それを模倣してジェイ君もゲイになったと思ってるらしい。ゲイじゃない人に、ゲイのことを分かってもらうのって難しいよね。自分の意思で「選択して」ゲイになってると誤解されることが多いもんね。ま、ゲイの問題に関してwrap the head around the issueしてないから、即、理解しろというほうが無理なんだろうけれどさ。

あとね、面白かったのが、ジェイ君がミシガンで大学時代、夏休みにインターナショナルプログラムのボランティアしてたって話。日本からの英語学校へ来てる留学生に、アメリカ文化をよく知ってもらうイベントの企画や遠足の同伴をしてたんだと。面白いよね。40、50人の日本人学生たちのベビーシッターだな。その中の一人の日本人女の子が、ジェイ君にほれ込んじゃったらしく(想像できまんがなー)大変だったらしい。ジェイ君は、ちゃんと「僕はゲイだから」と伝えたらしいんだけど、それでいっそう、ショックだったとか。(あー、その彼女が僕のブログの読者だったりして・・・。ありえますよー、この世界狭いから。←どの世界じゃ。)

あと、ジェイ君は日本人の男子学生の方に興味があったけど、その中の誰も、ジェイ君には興味なかったそうな・・・。オシイ。おいしすぎます。。僕、学生時代にミシガンに語学留学すべきだすたわ。。。僕の場合、都会ばかりを選んで留学してたから、そんなジェイ君みたいなボランティア青年に会う機会なんてなかったっす。同級生のドイツ人青年に片思いしてつらい夏だったことくらい・・・。やっぱ、田舎のほうが純粋で無垢なカントリーゲイボーイがいると見た!後悔先に立たず・・・。

ジェイ君に、「僕も夏、アメリカに語学留学に来たけど、ドイツ人の学生に一目ぼれしてたなぁ」と言ってみた。

「男子学生?」とジェイ。とぼけた質問だ。当然に決まってるでしょー。

「僕の家系は、父方がドイツ系なんだ。母親はフレンチ、でもチェコとアイリッシュの血も入ってる」とのこと。

「ドイツの遺伝子っぽいよ、ジェイって」と言っておいた。でも本当に、ドイツっぽい。骨格とか、毛質とかね。


今晩は遅いし、泊まってってくれるのかと思いきや、自宅に犬を2匹飼ってるのだと。なので外泊はしない(できない)らしい。っちっ。犬どもめ。。。

来月のゲイ映画祭に誘ってみたけれど、ちょうど買い換えたキャンピングカーを引き取りにテキサス州ヒューストンまで行くらしく、そこからドライブで戻って来るんだと。楽しそうー。さすがにその間はジムにいけないよね?って聞いたら、

「もうちゃんと調べてある。24Hourフィットネスの場所」

とのこと。毎日、ジム通いを欠かさないよう、テキサスからLAまでのルート上のどこにジム施設があるか、既に調べてあるんだと!すげー。もう正真正銘のgym ratだすな。そのことは口にしなかったけれど、ちょっと異常かも。

なんだかんだ、色々お誘いしてみたけど、忙しい忙しいの一点張りだすた。今晩、来てくれたのも、たまたま誕生会があったからかもしんないし。。。一人、燃え上がらないほうがいいだすね・・・。気持ちの整理つける方向で収束を試みて見ますだに。

2009年6月20日土曜日

僕も大人に・・・

夏休み、、、また新たな出会いです。

彼の名前はジェイ。28歳、学生。ミシガン州出身。でも大学を卒業してからLAに引っ越してきて、それ以来、ずっとLA。スポーツジムのジェネラルマネジャーを4年間していたとあって、上腕から肩、背中にかけての筋肉がすごい。今は看護師になるべくもう一つの学位取得を目指してる。だけど毎日のジム通いは欠かさないらしい。

顔はぁぁぁぁ、誰に似てるかといわれると、同級生のモルモン教のジョシュアに一番似てる・・・。と言っても誰にもわかんないよね。有名人どころだと誰だろうなぁ。

髪はダーティー・ブロンドで前髪がややカール。目はブルー。家にプールがあってそこで日光浴をよくしてるっていうんで、かなり日焼け。僕より色黒だな。日焼けのせいで、28のわりにシワが目立って僕より老けて見える。顔は、誰だ?ちょっと検索してみる。。。。

ゲイ映画のJeffreyで主人公を演じたSteven Weberに目が似てる。







あと、Queer as Folkでトムの恋人役(?)をしたこの俳優さんDean Armstrongのほうがもっと似てる。





いやはや。実は去年LAに越してから、ジェイとは何度かメールのやり取りはしてた。けど、途切れ途切れで長続きしなくて、会うこともないだろうなと思ってた矢先、トントン拍子にことが運んで今日、初対面。いやー、写真どおりの人が現れるって、久しぶりかも・・・。それだけで記念すべき日だす。

なかなか性格も良い人で、気後れすることのなくさばさばした人。いろいろとお話しました。

僕としては恋人募集中なので、単刀直入に聞いてみたところ、夏の間も授業があって忙しいし、アルバイトのマッサージセラピストの仕事があるし、、、というやんわりNoのお返事。玉砕。。。

だけど今週末、また会う約束をして、今度はディナーでも一緒にということになってるので、同じ学生としてお友達にはなれそうな予感。

彼の興味が、栄養学や健康、フィットネスで、今、医療関係の学位を目指してて、傍ら、マッサージ師のライセンスも持っててアルバイトしてるという健康オタク。軽く肩を揉んでもらっった僕・・・。ヤクトクだねぇ~こりゃ。10年若返ったよ。(←あんた、いくつだって感じでしゅが・・・。)

でもさ、これだけハンサムで若くて、身体がすんごくって、マッサージセラピストって、あやしくねぇ?そこで僕は聞きました。マッサージって、本当にマッサージだけってね。

そしたら、本当にマッサージだけらしい。ちゃんと折りたたみ式のマッサージテーブルを車に詰め込んで出張するんだって。自宅でもするし、クライアント宅で配達マッサージもするとか。

そうこう話している間も、彼のブラックベリーには、頻繁に電話が・・・。誰からかかってるのかコーラーIDを見て、ジェイが、

「ちっまたストーカーからだ」

マジ、ジェイみたいな風貌のマッサージセラピストには、ストーカーがいそう・・・。なので

「ホントにストーカーに追われてるの?」と僕。

「Yeah、彼もアジア人なんだけどさ」とジェイ。

「彼、49歳のお医者さんなんだけど、週に2回は僕のマッサージをリクエストするんだよ。でも彼のおかげで住宅ローンが全部払えてるから、大得意のクライアントではあるんだけど・・・」と続けるジェイ。

あんた、、、住宅ローンが払いきれるくらいの金額っていくらだよぉ!!!!しかも週2回、その関係がどれくらい続いているかは聞かなかったけれど、数年は続いている模様。おかげで授業料も払えてるというし、、、。僕は切り替えして

「じゃ、ジェイのシュガーダディーだね」と言ってみた

「そうだね。これまでもらった額を考えたら数万ドルはいってるかな」

ひょえー。ジェイは28歳の若さで家を持ってて、最近はキャンプ用のトレーラーハウスを買い替えたらしい。モテモテで友達も多そうで、毎週末、予定が入ってるんだってさ。7月4日の独立記念日はラスベガスに旅行に行くっていうし、時間的に僕が入る隙間はなさ毛。これまで数ヶ月間、会えなかったのも納得だす。

だけど来週火曜日、幾何学の試験があるらしく、「幾何学得意?」と聞かれて、「もっちろーん」と答えるアジア人の悲しい僕・・・。

とりあえず今週末、もう一回会うことになってるけど、マジ、幾何学教えてそうで怖い・・・。僕もそのアジア人お医者様と同じで、ハンサムな白人マッサージ師の術にはまってるかも??

でも幾何学教えるくらいだったら屁ですわ。代わりにあの腕っ節でマッサージされたらおつりが来るってもんだす。

ジェイが看護士の勉強するのにも、その中年アジア人医師は色々アドバイスしてるんだと。

なんか僕もライバル心(?)がついちゃってさ、「オンラインデートサイトとかで、いきなり『君いくら?』って聞いてくる中年オヤジっているよねぇ」と言ってみた。

するとジェイ、「それで、返事した?」

「もちろんしないよー。だって僕、お金なんて必要ないもん」と僕

「そーだね。お金が必要ないんだったらするべきじゃないよ。していいことない。気持ち悪いだけ」とジェイ


ひゅるるるーーー。なんか風が吹き抜けますタ。そしてジェイの告白、

「この中年アジア人ドクター、手でいかせてあげてるんだ」


やおお。


やっぱりですたな。それで週2回っすか。それで数万ドルっすか。すかすかすかかか。

どうね。ハスラーとはいかないまでも、それに近いものあるっすね。でも、あの美貌と身体だったら、客のほうから寄ってくるべ。んでもって、その商売、一度味を占めたら、なかなか足、洗えねーべさ。だけど、そんなジェイでも「お金必要ないなら、やらないほうがいい」っていう一言に正直な気持ちが顕れてたね。なんかかわいそう。


それにしても、想像力豊かなぼくちん、また豊かな想像力に0.5秒ほど溺れてしまいますた。「もし」ジェイと恋人関係になった場合、どうなるか。

この金持ちアジア人医師との関係は縁を機って欲しい?そりゃー、切って欲しいすわな。手だけといっても、キモイ。だけど、ジェイの資金源なわけだし、僕が代わりにシュガダディになることなんてできないし。仮に、ジェイの生活そのままに、ボーイフレンド関係になれるか?ま、しばらくは続くだろうけど、どうだろね。ジェイが大学卒業して、フルタイムの看護士になって、マッサージ師の仕事を辞めてくれたら、続く可能性あるね。

それにしても、かっこいい彼氏できたら大変だと思うよ。つなぎとめるのに。やっぱ、同じ「リーグ」の人とじゃないと無理だべか。

そもそも、ジェイを恋人にすることは可能か?っつーのが目下の目論見ではある。つい今しがたもジェイからテキストが来て、「今日は楽しかったよ」とメッセージをくれてるし、脈はありそう。

これが男女間だったら、子供作ってshot gun marriageするところだけど、男の僕にはそんな芸当できないすしねー。ゲイの間だったらどうすんだろね?そのアジア人医師みたいに一日30回も電話してストーカー行為にはしるしかないんすかね?

別れ際に、ジェイに、「一日何通までテキスト送っていい?何通以上送ったらストーカー」って冗談めかして聞いてみた。

「君なら30通でもいいよ」ってジェイ。

確かにそう言ってくれたはず。。。。なんか記憶がおぼろげ。違ったかな。僕の妄想だったかなぁ。なんかやさしい言葉をかけてくれた気がすんだけど、記憶がちょっと飛んでる・・・。

彼みたいな場合、「恋人になって」って迫るより、既成事実作って、快適な環境を作ったほうがいいんだろうね。気がついたら毎週末、一緒に過ごしてた、みたいなね。幾何学を教えてあげて、逆にマッサージしてあげて、料理作ってあげて、至れり尽くせり系?ジェイって、尽くされるのに慣れてそうだなぁ~。

どうでしょう。ジェイと恋人になるためのあの手この手?妙案ある?

P.S.「僕も大人に」の真意は、昔、若かりし頃だったら、こんなお仕事をしてるボーイフレンドなんてジェラシーと嫌悪感で恋人になんて絶対なれないって思ってただろうけど、今のこの変わりように自分でも驚いた、という意味。完璧な人なんていなくって、それを自分が大人になって、変わって、相手と折り合いをつけていくかってことに気がついてきますた。大人だんねぇ。

2009年6月19日金曜日

ハリウッド- 続き

19. Thöre Scholermann このヨーロッパ人、誰っすか?


16. Adam Lambert 彼もカミングアウトしてるってさ。


15. Matthew Mitcham そして北京オリンピックのダイビングの金メダリストね。


7. Cheyenne Jackson 彼もカミングアウトしてるんだって。


6. Chris Evans ドドーン!出ました、6位にランクイン!クリス・エバンス君。昔のAdvocateの雑誌に彼のインタビュー記事が載ってて、ゲイの弟のことなんかも書いてあったよ。彼よりも1、2インチ背が高くて、かなり日焼けしてるんだってぇ。ヨダレ・・・。あと、Milkの映画でショーン・ペンのボーイフレンド役に名乗りを上げてたけど役を射止めることができなかったとか。いやー、彼のゲイ役、みたいもんっすね。彼のお母さんがかなりリベラルな人で、ゲイの息子を欲しがってたとか。あと、クリスがHotリストにランクインしてるのが自慢だそうな。


でも、クリス君、こんな恥ずかしい格好を映画でしてたんだね・・・




鼻血もの




彼のピチピチタイツ姿、萌え




ジョックゥ~


萌えつきますた・・・


クリス君のブログにもっと彼の写真があります。

4. Jake Gyllenhaal ブロークバック!最近、見かけないね。なので去年の1位から4位にランクダウン。


3. Luke MacFarlane 堂々3位の彼、カミングアウトしてるって!誰ですか、この人は?!Brothers and Sistersに、ゲイのカップル役で出演してるってー。えー、最近、あの番組見てなかったら、そんなことになってたんだ・・・。カナダ人らしいっす。


2. John Barrowman 2位の彼もカミングアウトしてて、しかも40歳以上だって!みえなーいっ


建築家のScott Gillとパートナーだってさ。いいっすねー。






1. Neil Patrick Harris で、今年の1位は、彼。Will and Graceにも出てたね。僕のタイプじゃねーな。


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