1週間ぶりにステューに会ったら、ヒゲをはやしてた。
ますます、サッカー解説員のAlexi Lalasに似てきた・・・・。こらえきれず、本人に「アレクシー・ララスに似てるって言われたことない?」って聞いたら、「ない」、とのこと。「同じred hairだから似て見えるんじゃない?」とも。アメリカ人って、あんまり誰に似てるとかっていう話をしないよね。。。それがかっこいい人であっても、本人の個性を否定してる風に聞こえるとこがあって、嫌がる人もいるしね。それにしても似てるべ、あ、ヒゲがね。写真と同じ感じで、うっすら無精ひげ。萌え~。
一緒にシャワーを浴びながら、しげしげヒゲと胸毛を眺めてると、逆に質問されてしまった。「何日ぐらいヒゲそらなくてもいいの?ヒゲ、ないよね」って。確かに・・・。アジア人だからそもそもヒゲが薄いんだけど、またさらに僕は薄いんです。基本的に、頬には生えない。口とアゴのみ。
そしたら、ステュー、「いいよねぇ」って。そうかな?ヒゲが立派に生える男はカッコイイと思うんだけど。さすがに狼男みたいな黒い毛が背中や肩、胸、腹に一面に生えてるのは嫌だけど、ステューみたいにほどよく金髪・赤毛っぽいのが生えてるのはセクシーだと思うんだけど。そこで、
「ヒゲ好きだけど」と言うと、
「俺って、ヒゲが下の毛までつながってるんだよ。だから首・喉も毎日そらないといけなくてrazor burnがひどい。やっぱアイルランドの血だな」とのこと。
アイルランド人って毛深いの?なんか白人全般が毛深い印象なんだけど、確かに白人でもスベスベの男性っているよね。ステューもオシリはスベスベなんだけど。。。
19世紀にアイルランド人がアメリカに移民してきたころ、先に入植していたイギリス系に、アイルランド人は野蛮、教養がないって差別されてたんだよね。アイルランド人は毛深くて身体が巨大というレッテルが貼られて、アフリカからの移民と同じ低賃金の仕事についてた。映画、アンタッチャブルでも、ショーン・コネリーが演じるアイルランド系の同僚に対して「アイルランドのブタ野郎」って暴言を吐くシーンがある。
アジア人の僕からしてみれば、イギリス人のあんたたちも十分毛深いでしょうと思うんだけど。
こういう歴史的背景があるから、St. Patrick's Day(アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、アメリカではニューヨークやボストンなど、アイルランド系移民の多い地域・都市で盛大に祝われる)は盛り上がるんだろうな。Love Irish!