感謝祭当日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。近所はすっかり静まり返って、日本で言うところの三が日状態です。学生は今週、実家に戻ってしまってるんですね。
一方、超平日の日本の新聞を読んでいたら、14年ぶりの円高水準で86円台にまで円買いが進んでるというニュース。。。またしばらくは日本に帰れなさそう。日本からアメリカに旅行するには絶好の機会だけどね。将来、アメリカに暮らしたい、留学したいなんていう人は、今のうちに円を売ってドル預金しとくといいかもよ。
アメリカの休日は、テレビも休日。これまでのドラマやテレビ番組の再放送で埋め尽くされる。昨晩、テレビチャンネルを色々物色してたら、MTVでゲイ・ポOノを職業にしてる23歳、Aaron Jamesという人のドキュメンタリーを発見!
真ん中がAaron James。この3人とも、【自称】ストレートらしく、お金のためにゲイ・ポOノに出演してると主張。Tyra Banksのテレビ番組にも登場したらしい。
MTVは、当初、ミュージックビデオしか放送しない番組だったけど、ここ数年、アメリカのティーンエージャーをターゲットに斬新な番組を作ってるよね。Real Worldシリーズもその一つで、必ずゲイの男の子が登場したりする。こういう番組が増えるとアメリカのホモフォビア(同性愛恐怖症)の人口も減るんじゃないかなぁと期待してる。
ちょっとぐぐってみたところ、過去のBrooklynを舞台にしたReal Worldでは、アンダーソン・クーパーの元カレが登場したとか。やっぱラテン系ですね。
で、本題に戻ると、True Lifeというシリーズで、アOルト業界で働く男女3人(女性二人、男性一人)を取り上げてるのがこのエピソード。30分番組がオンラインで無料で見れます。アメリカ国内からしか見れないかも。
最初に放送されたのは、2009年の3月らしい。「MTV Aaron James True TV」のキーワードでぐぐると色々な情報が出てきますた。
たとえばこの記事とか。
3人を同時並行で追いかけるフォーマットなので、アーロンの部分はぶつ切りに編集されてるんだけど、撮影現場のシーンとかもあり、かぶりつきでみてしまった。。。中でも一番興味深かったのが、アーロンが実家のあるペンシルバニアまで戻って、彼の実のsisterといとこに、自分が何を職業にしてるか告白する場面。特にsisterには、実際の写真なんかもPC画面で見せたりしてて、そのリアクションがリアルすぎる。sisterの、「あんたゲイなの?」という質問に、アーロンは「no!」とかたくなに言い張るところが、???なんだけど・・・。
アーロンの主張によれば、「僕は自分のセクシャリティーに自信があるから、別に他の男とセッOスしてもそれに揺らぎはない」だと。でもさ、ホントにノンケだったら、ナニが立たないと思うんですが・・・。他の男とキスして立つってことはさ、やっぱ興味アリってことなんじゃないでしょうか???「あんた、バイなの?」っていう質問にも、アーロンはかたくなに「ノー」の返事。他のポOノ俳優からは、「アーロンは自分がゲイだってことをまだ知らないんだよ」という鋭いコメント。僕からすると、やっぱりアーロンには自分がやってることに罪悪感があって、「僕はストレートでお金だけのためにやってる」と正当化しないと続けられないんじゃないかな。ゲイ・ポOノ業界に「自称ストレート」が多いのは、それが原因だと思うよ。
ちなみに、アーロンによると、ストレートのビデオに1回出演すると1000ドルの報酬だけど、ゲイ・ビデオだと、5000ドル~1万ドル(約100万円)の報酬だとか。ギャラがノンケ版とゲイ版で相当違うみたいね。
で、30分番組の最後に、テロップでアーロンのその後について紹介されてます。それによると、アーロンはペンシルバニアに引越しして、そこから大学に通いながら(出張で?)ビデオには出演し続けてるらしい。だけど、将来的にはロースクールに行って弁護士になることを計画してるとか。そういえば、ロースクールを卒業した後、ゲイ・ポOノ俳優になったっていう人もいたなぁ・・・・。アーロンの幸せを祈ります。(でもこのドキュメンタリー番組自体、アーロンのビデオの売り上げを押し上げるためのプロモーションかもねぇ~。まんまとだまされてる?)