2008年2月17日日曜日

連休の過ごし方

ご無沙汰しておりました。怒涛の米国大陸往復出張も無事終わったと思ったら、VIPの訪問やら締め切りに追われてあっという間にバレンタインデーも終わってしまいました。そして、今週末は月曜がPresident's Dayで休日になるので3連休。だけど予定が入ってなぁ~い・・・という寂しい状況。

仕事と私生活のバランス(いわゆるwork and life balanceってやつ)は大切ですねぇ~。

親友Mさん(日本人女性)も、かれこれシングル暦が長く、戦友っちゅーか、同病相哀れむっていうか、微妙な同朋意識があるのだけど、彼女は僕よりも仕事が忙しい人。来週は、フィラデルフィアからNY、そしてサンフランシスコと、僕が先週行ってきたルートに近いアメリカ往復出張が入ったとか。しかも、来週日曜に帰宅という、週末潰し。そんなご無体な出張前に、景気づけ(?)で今晩、映画を見に行こうという話になってます。見るのはAtonement

僕のラブライフはというと、入れ替わり立ち代りで落ち着きなしですわ。先週、35歳、6フィート、2匹の犬と一緒に住むというデービッドと文通&電話を開始。写真もグーで、声の感じも低く落ち着いた印象で、これまでのところ合格ライン。

ただ、最初のデートの予定を立ててたのに、当日になって歯医者の予約をしてたのを忘れてたとかで、電話でドタキャン。これってどーよ。かなり印象悪くないっすか?だけど、Thank you for understandingとか、丁寧っちゃー丁寧な人。その後、平謝りのメールも来たし、とりあえず直接会うところまでいってみようかと。

今週末はどうですか?と打診してみたけど、週末は街を離れてるんだとの返事。犬が2匹もいるのに、家を離れるって?長距離じゃない模様。隣の州とかに実家があって、そこに車で犬を連れて帰っているのか、はたまたボーイフレンドと週末だけ行き来する関係があるとか?なんでも、基本的に週末は忙しいという彼。かなりNGだよね・・・。日曜夜には帰ってくるというので、3連休の最終日の月曜、とりあえず僕は暇だと伝えてある。

3連休、一緒に遊んでくれる人!っつーんで、なりふり構わず、トライアスロンするデービッドにメールしたら、"I'm in Colorado now"っちゅー返事。スキーっすか。いいっすねぇ。僕も連れて行って欲しかった。父親と一緒に自営業をしてるっていうこのデービッドは、身に着けてるものもこぎれいで、羽振よさげ。数週間前はベイ・エリアに旅行に行ってたというし(昔、LAに住んでたとか)、でもって、この3連休はコロラドでスキー。連絡とって、余計落ち込んでしまった僕。

こうなったら、恥も名聞もなく、久々にウィリアムか?っつーんで、「最近、音信不通だけど、どうなってんの?」ってメールを出してみた。そしたら、「この週末は小旅行に行こうかと思ってるんだけど、迷ってるところ」というNGな返事。「最近付き合ってる人いるの?」という、これまたなんと答えていいのか微妙な質問もきたりして困惑。やっぱウィリアムはダメだ。連絡を取った俺がバカだった。っていうんで、その質問は勝手に受け取らなかったことにして会話は終わり。

ブライアンとは、先週末、ブランチを一緒に食べて近況報告をしたし、その翌日、Mさんの高級マンションでバーベキュー会をして、ジェームスも合わせた4人で盛り上がった(クリスマスパーティーの再来)。そのとき、この3連休は、コロンビアのボゴタに一人で旅行に行くと話していたブライアン。あ~やっぱ、独身でyuppyなゲイだったら、こういう3連休は、ちょっと足を伸ばして小旅行するのが当たり前なんだねー。うろたえてしまう僕。一応、僕もヤングでアーバンでプロフェッショナルなんですけど。3連休をこんなに暇してちゃーダメなんだねぇぇぇぇっ。

昨日は、雑誌BusinessWeekを読んでいたら、ボンド取引とかビジネスで使う数学に関する面白い記事があって、そこで紹介されていたオンライン学習プログラムに気をとられていた僕。色気ないっすよねぇ。3連休、オンラインで数学を勉強?悲しすぎるっす。

最近、こちらで小さなブームになってるのが、The Millionaire MatchmakerというケーブルテレビBravoの新番組。LAでお見合い業をするパティーの日々を追いかけるリアリティー番組。そのタイトルが表すように、100万ドル以上の資産がある独身男性をターゲットに、ワイフ探しをするのがビジネス。毎週火曜日に放送されているのだけど、毎回、読みきりで完結しているので見やすい。

1回のエピソードで、2人のミリオネアーが登場して、どういう女性がタイプか、どういうビジネスで財を成したかなど彼らへの事前インタビューをすることから始まり、そこで得られた情報を元に、候補の女性探し、それと、男側にある問題(例えば、20代前半の超若い子じゃないとダメとか、ファッションセンスがないとか、結婚したいと言いながら、パーティー漬けの生活から抜け出せないとか)を矯正しようとスペシャリストが登場する。

毎回違う2人の100万長者が登場するのだけど、いつも1人は40代のまじめ派、もう1人は30代の遊び人っていう組み合わせになってる。そんでもって、40代のまじめ派は、まじめすぎて女性経験が少ないとか、仕事にのめり込みすぎてプライベートをおろそかにしてきたタイプ。30代の遊び人は、見た目もハンサムな人が多くて、お金もあるし女性には困らないタイプなんだけど、あまりに女性の選択肢が多すぎて、プレイヤーに成り下がってるのが多いかな。

この番組、低俗そのものなんだけど、人間の本質をついてるんだよねぇ。金、若さ、美貌っちゅー、人間の欲求の本質を。僕は、40代のまじめ派ミリオネアーに同調することが多いんだけど、僕が今週、eメールを送りまくった(犬2匹を飼う)デービッドや、トライアスロンするデービッド、国連のウィリアムなんかは、遊び人派だね、確実に。

もう僕のラブライフも八方塞。ゲイ版パティーが欲しいっ!そしたら、ちょうど、そういうゲイ用の個人デートサービスを提供している人がいるという記事を発見。その名もManMate。このサービスも、自分のタイプや趣味を創業者のGrant Wheatonに伝えると、数千人いるリストの中から合致する人を探してくれるとか。うまくデートがいくようにトレーニングもしてくれたり、カウンセリングもしてくれるとかで、マッチする確率は高いみたい。やっぱり、バーに行ったり、スポーツグループに行ってみたり、はたまたオンラインでチャットしたりっていう、かなり博打に近い状況では、宝くじに当たるくらいの確率でしか素敵な出会いはないんだろうなぁ・・・。

Mさんにこのデートサービスのことを話したら、的確なコメントが返ってきた。「やっぱり、餅は餅屋ってこと?」

僕もManMateに登録しよう!と思ったら、これはNY地区でしか提供されてないとのこと。涙
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