っといっても、ピンクレディーじゃないですよ~。新作映画のWantedのことです。こちらでは6月27日に封切られたところで、その2日後の29日(日)に映画館に見に行ったら満員御礼の立ち見がでる盛況ぶりだった。一緒に行ったMさんも、「アメリカで立ち見なんてありえるの?」っていうくらいだったので、僕も初体験。
感想を一言で言うと、グロイ。バンバン人を殺すシーンが目白押しで、しかも超リアルな映像で流血シーンもふんだんにあるから、しばらく見てるとゲンナリしてくる。だけど、アンジェリーナ・ジョリ好きで、Matrix(マトリックス)好きで、そんでもって、最近人気急上昇のジェームス・マカボイ好きにとってはたまんない作品になってると思う。なにしろ、映画上映早々、マカボイ君のオシリ丸出しシーンがあるのだー。しかも、単に見せてるだけじゃなくて、彼女とのOXシーンで、彼女が股を開いた状態で、手でピシピシっと彼の生オシリを叩くシーンは、まさにお馬さんのオシリを叩く騎手さながら。さ、もっと走って!という感じがグーでした。
↓これはこの映画からのワンシーン。
あと、マトリックスのパロディーじゃないかと思わせる筋書きでしたね。まさに、柳の下のドジョウを狙ったストーリー設定になってて、同じファン層を狙っているのが明らか。例えば、
・舞台はシカゴでマトリックスと同じ
・主人公はしがないサラリーマン
・しかし、彼には特殊な才能が秘められていて、彼にしかできない「仕事」が彼を待ち受けている!
・その彼を「迎え」にくる「向こう側」の人間
・結局、怠惰な日常に見限って、自分の運命に引っ張られるように「向こう」の世界に行く主人公
・そして美女との出会い
・自分の秘められた力に目覚める主人公
・暴かれる真実
・運命には逆らえないというシナリオ、、、
僕は、敵の殺し屋Cross役を演じていた人が気になったなぁ~。役者さんの名前は、Thomas Kretschmannというらしく、ドイツ人だってー(日本語による彼の説明サイト)。これによると、彼は旧東ドイツ出身で、モスクワオリンピックに水泳選手として出場したらしい。
この写真は、ダニエル・クレイグにちょっと似てるかな?
どおりでええ身体してまんなー。
ダニエル・クレイグの写真もおまけにー。
Thomas Kretschmannは、映画の中では、『悪者』の殺し屋役Crossをストイックに演じていて、昔の007に悪役で出たショーン・ビーンに似てるかなとも思ったり。
それにしても、こんなマイナーな役者さんにも、既に日本人ファンがいるっていうのがすごい。その人のファンブログはこちら。
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ところで今週金曜日はアメリカ独立記念日。ジェームスは実家があるニューヨークへ帰省するらしいし、僕は何をしようかなぁ。Mさんと二人でビーチでもなんて話しているけど、どうなることやら・・・。ちなみに、Mさん、今月はフランス・スペインにご旅行だって。羨ましいぃ~。