2009年7月30日木曜日

J

Jからまたテキストメッセージと伝言がきますた。。。

勝手だよねぇ・・・。メッセージの内容は、昨晩、ボストンからLAに戻ってきたっていう内容。

先週月曜に約束を思いっきりブッチしたことに対する侘びの言葉は一言もない。

しかも旅行に行ってる間も全く連絡なかったし。

3週間前にヤツがラスベガスに旅行に行ったときも、こっちがメッセージを送ってるのに無視しやがったし。

自分が都合のいいときしか連絡よこさない、でもって、自分のメッセージには相手が返事すると思ってる、超自己中。

まー、あの体と顔だからこれまでつきあってきたアジア人どもが甘やかせすぎて今のJになってしまってるんだろうね。

でも僕は違います!今回のメッセージ2件は無視することに決めました。どっちにしても今僕は東海岸でしばらく会えないわけだし。

Jが反省の言葉を言ってきたら、会ってやってもいい、くらいの心積もりっす。

2009年7月29日水曜日

ニューヨーク 旅の記録 2/2

3日目
バレーボールの練習後、ブライアンにつれてきてもらったブランチのお店Mud。





ここもジャスティンに教えてもらったのだとか。基本、コーヒーショップだけど、ブランチメニューが揃ってる。Pris fixで13ドル。






サワードー・ブレッドにスライスされたアーモンドがまぶされたフレンチ・トーストを注文。フレッシュ・フルーツがたっぷりのって、シロップもたっぷり・・・。日本人には甘すぎかもしれないけれど、砂糖抜きのコーヒーと一緒だといいペアリング。メニューに、絞りたてのオレンジジュースもついてきます。(替わりにカクテルのミモサを注文することも可能。)



このブランチのお店でもイケメン発生率が高かった。彼はブライアンの隣に座ってた人。でも彼女餅~。狭い店内なので、隣のお客との距離が狭いのが、南カリフォルニア慣れしてしまった僕にとっては神経を使いました・・・。





* * *

真冬の極寒じゃなく過ごしやすいこの時期のニューヨークはいいねー。車がなくても地下鉄が発達してるので東京並みに移動が便利だし、やっぱりニューヨークは楽しいと思いました。

ただ、ニューヨークって、訪問して楽しい街だと思う。住むと違うんだよねぇ~。こういう僕もニューヨーカーだった時代があります。住んでると、この人口密度の高くてギスギスしてる街に嫌気が差してくることがある。実際、多くのニューヨーカーたちが、週末や夏のバカンスではとにかくマンハッタンを抜け出すことに躍起になる。ブライアンともこの点で意見が一致。しばらく住んでると、この街を飛び出して違う場所に旅行にいくことを常に考えるようになるって。

ブライアンも、ニューヨークって、コンサートやイベントのチケットがすぐに売り切れになってしまって不満と漏らしてた。とにかく人口が多いし、文化的イベントに血眼になるカルチャードな人が多くて競争が激しい。道を歩くことひとつとっても、歩行者の眼前を無理やり横切るドライバーが日常茶飯事。レストランで並ぶのも競争。コーヒーひとつ買うのも競争。ニューヨークは、日常が全て競争にさらされてる街。競争に勝てないと、痛い目を見ることになる。強者のための街。

セントラルパークとか、他にも公園がいたるところにあって憩いの場所にはなってるんだけど、所詮、公園。高層ビルのジャングルに囲まれた街で、道も汚いし、浮浪者が多くて異臭が鼻をつくこともしばしば。地下鉄も汚い。

ニューヨークに住むことで得られるものもたくさんあるだろうけど、失うものもたくさんある。これを両てんびんにかけてみて、果たしてニューヨークにこだわって住む価値はあるかと聞かれると疑問。もっと精神衛生上、健康で理想的な生活を送れる場所は他にもたくさんあります。

ニューヨークは常に変化の街で、何でもあるエキサイティングな街だけど、今の僕にはカリフォルニアの自然の美しさとlaid-backな風土があってるなぁ。

ニューヨーク 旅の記録 1/2

ブライアンとはいろいろあったけど、結構、時間を割いて一緒に観光してくれたし、その点は感謝してます。ただ、しばらく(あと1年くらい)ブライアンに会う気はしないけれど・・・。

一緒に回ってくれたブライアンがあきれるくらい写真も撮りました。それもこれも、このブログに掲載して皆さんにお見せするため。さすが(?)ニューヨークは自意識が高い人が多いのか、写真を撮ってると、こっそりしてるはずなのにすぐにバレて目線がばっちりカメラのレンズに向いてる人が何人か写ってる。。。チェルシーのレストランで撮ったときは、カメラの視界から外れようとテーブルの陰に隠れてる人もいるし・・・。ニューヨークです。

この左の人↓



まず、初日、地下鉄内でみかけたクラーク・ケント(スーパーマン似の)サラリーマンを激写。




久々にニューヨークに戻ってきて気がついたことがいくつか。

1. まず、夏の間って、ニューヨーカーの多くはバカンスなんだなぁっていうのを思い出した。特にジム通いを欠かさないような「チェルシー・タイプ」は、ゲイ・ビーチで知られるファイアー・アイランドに行ったり、フロリダのサウス・ビーチに行ったりすることが多い。マンハッタンも、どことなく閑散としてたような・・・。土曜の夜にイーストビレッジのゲイバーにいってみたけど、そこもお客の入りはイマイチだったし。

2. ニューヨーカーのファッションって、やっぱユーロ系。南カリフォルニアのビーチ、ジョックファッションとは全く違うねぇ。どんなに蒸し暑い夏でも、ピッタリ・ジーンズをはいてるあたりが、とてもニューヨーク的だなと。半ズボン、サンダルの人もいるけれど、上半身はポロシャツだったり、カジュアルシャツだったり、どこかユーロ。

そもそも、このピッタリパンツってーのは、最近の流行なんですかね?パンツが悲鳴をあげてるようなムチムチを何人も見かけた。

チェルシーを歩いてるときに見かけた男性。筋肉なのか、脂肪なのか、オシリがプリンプリンの人。



こんな人でもピチピチパンツで闊歩。歩くたびにチークがプルプルなので思わず写真を撮ってしまいました。このほかにも、「あんたにそのジーンズは無理やでー」って言いたくなる肥満児ですらピチピチジーンズをはいてる姿を見かけました。南カリフォルニアじゃーありえないファッション。

3. Hells Kitchenと呼ばれる地区(タイムズスクエアの西側。シアター・ディストリクトと呼ばれるブロードウェーの劇場が密集する地区の真西)は、かつて(ラテン系)貧困層が住み犯罪発生率も高い地区だったけど、新たなゲイタウンに生まれ変わってました。初日の夜は、このヘルズ・キッチンで夕食。僕がNYに住んでた頃、ヘルズ・キッチンにゲイバー1号店が誕生したってのがニュースになってた。それが今じゃ、この賑わい。ニューヨーク、というよりアメリカの街ってどこも常に変化が激しいね。安全・高級だった住宅街が移民の流入ですっかり様変わりなんてこともあれば、犯罪多発地帯にゲイや芸術家たちが住み始めておしゃれなお店やレストランができて都市開発されるっていう、まさにヘルズ・キッチン現象が起きることもあるし。

初日の夜のディナーは、ヘルズキッチンにあるfilm center caféで。

635 Ninth Ave
New York, NY 10036
www.filmcentercafe.com

やっぱりゲイのお客さんが多かった。メニューはボリュームがあったので、一人25ドルくらいでお腹いっぱいに。

オニオンスープ


ワカモーレ


キノコピザ


チキン・ダンプリング



夕食後は、これまたヘルズキッチンにあるゲイバーThe Ritzへ。

369 W 46th St
(between 8th Ave & 9th Ave)
New York, NY 10036

手前がバーカウンター、奥がディスコになってるけど、木曜夜9時という時間帯でお客さんの数は20人程度。中に入ったらブライアンのテニス仲間のアジア人がいた。「初めまして(nice to meet you)」と挨拶したら、「オンションテ」とフレンチで返事。「な、なんやねん、こいつ?!」。こうしたクイーンが多いのもニューヨークです。

この日は雨がずっと降っててビチョビチョになったし疲れてたので、早めにブライアン邸に帰宅。

2日目

ブライアンは一人ジムに行くというので、その間、チェルシーに新しくできたHigh Line Parkと呼ばれる公園に行ってきた。今回のニューヨーク訪問で一番の収穫がこの公園デビューだったかも。ブライアンによると3ヶ月ほど前に一般公開されたばかりの新名所とか。使われなくなった高架式の線路を公園に改造している。マンハッタンの景色が見渡せるし、都会の喧騒を忘れさせてくれるくつろぎの空間になってます。

地下鉄駅からチェルシーの繁華街を抜けてハイライン・パークまで徒歩で。

その途中で見かけたチェルシーの名所(?)チェルシー・ホテル


金持ちのゲイが通うという高級スポーツクラブDavidBartonGym


商業地区のチェルシーも、一歩角を曲がれば閑静な住宅街





公園そばのレストラン。ゲイタウンだけあり、イケメン率が高い


そしてようやく到着。ハイライン・パークの入り口









ただ、観光客が押し寄せてるので、そこまで静けさを味わえる空間にはなってないけれど・・・。ニューヨークって、やっぱ人口密集地域。ちょっといい場所だとすぐに人で埋まっちゃう。東京と同じだ。LAは土地がだだっ広いこともあり、空間と自然美だけは贅沢かも。

公園からはこんな景色も。エンパイヤーステートビルの天辺がのぞく


さながら空中散歩


アジアンとコケージアンのカップルも


一人たたずむイケメン。前から撮りたかったんだけど・・・


この丈の短さは、完全にユーロトラッシュ!



High Line Parkでの散歩を終え、ブライアンと合流してチェルシーにあるカフェ、Vynlで昼食。

Vynl, 102 8th Ave. (☎ 212-400-2118; www.vynl-nyc.com), at 15th St.

ここのターキー・バーガー($10)が最高においしかった。ハーブがきいてて、炭火焼?したような香ばしさがありました。



こちらはブライアンがオーダーしたチキンサンド



レストランを出て、チェルシー界隈を散歩し、コーヒー通のブライアンがお勧めというコーヒーショップ、Café Grumpyへ。

224 West 20th Street, Manhattan
www.cafegrumpy.com



木彫りされたドア枠の入り口が、すでにおいしいコーヒーを連想させる。縦細の狭い店内に入るとコーヒーのにおいが充満してた。数席しかない椅子もすべて満席。とりあえず列に並んでコーヒーを注文。だけど種類が多いし、何をたのんでいいかわからない。当たり障りのないところでカプチーノかカフェラテにしようかなとブライアンに話していたら、Flat Whiteというオーストラリア発祥のコーヒーがお勧めだとか。

こちらがFlat White


見た目カプチーノだけど、ミルクの量がカプチーノより少ない。なので濃いエスプレッソ・コーヒーの味がミルクで損なわれず、本当に深いコクのあるコーヒーの味が堪能できる。このカフェに来たら、是非Flat Whiteを注文してみて。

こ洒落たコーヒーショップはイケメンのたまり場でもあります。数分間いただけで、こうしたニューヨークっぽいオールタナティブ系が何人も入店。こういうタイプは南カリフォルニアにはなかなかいません。







夜は、イーストビレッジにあるタイレストラン、The Holy Basilへ。

149 2nd Ave
New York, NY 10003-5760
(212) 460-5557

昨晩、ブライアンとフックアップしたジャスティンのお勧めだとか。彼、イーストビレッジに住んでるだけのことはあり、いろいろとこの界隈のいいお店をブライアンに伝授してる模様。

僕らが頼んだのはダック春巻きとパッタイ。





パッタイは普通だったけど、ダック春巻きは美味。あと、満席だったのでバーカウンターで食事を取ることに。タイ人のバーテンダーがカクテルを作りながら話しかけてきた。長身でハンサム。最初はブライアンに興味があるのかと思いきや、後半、僕のほうに質問攻め。「どこから来たの?」「何人?」などなど。あと、僕がたまたま頼んだタイ・ビールChang。



ダック春巻きとChangは、このタイ人バーテンダーのお気に入りなのだとか。タイビールとして有名なSinghaよりもコクのあるラガービールでおいしかった。

レストランを出て、ブライアンは開口一番、「he’s sticky rice!」。ブライアンって大人気ない、、、。



2009年7月28日火曜日

再会

ロスではジェイのことで痛手を負い、故郷のNYに戻ってはブライアンとのゴタゴタもあり、なんか僕の恋愛運は下降方向にまっしぐら。

そんなドロドロの心境のまま、過去の男、トライアスロン・ガイのデービッドと再会してしまいました。。。向こうもフロリダでのバカンスから戻ってきたところという日。バスルームのゴミ箱に、彼の荷物に取り付けられてたフライトのタグが捨てられてました。

デービッドに聞いたところ、家族で毎夏、サマーはフロリダで過ごすらしい。話の端々から、デービッドは南部の裕福な家系の出身なんじゃないかなぁと思わせる。持ち物もブランド品ばかりだし、住んでるところも超高級。blue bloodっていう雰囲気が漂ってます。

いやー、やっぱ、いい男ってーのは、年取ってもお得ですねぇ。彼の場合、30代後半に差し掛かってんじゃないかな?ダーティーブロンドにブルーアイズ。フロリダでこんがり日焼け。目の下のクマが気になりはじめてたけど、まーいい男には変わりない。デービッドと会ってる間は、ジェイのことをすっかり忘れることができますた。。。

会って、「i missed you so much!」なんて言ってみたけど、デービッドは照れてるのか、僕の気持ちを受け入れたくないのか、

「冗談だろう?君だったらLAで色んな出会いがあるだろう」って否定的。

やっぱさ、エッチはするけど、男からの恋愛感情を受け入れられない人って結構いるんだね。こういう人って、追っかけても絶対に恋人関係になれないタイプ。でも、向こうもどんどん年取っていくわけで、ずっと一人でいいって思ってるんですかね?

最近は、ノンケ男性にも結婚恐怖症を抱く人が多くなってきたみたいで、彼女はいるけど結婚は考えてないっていう男性がアメリカで増えてるとか。

デービッドは入手不可能な部類の人間ってのは前からわかってるんですけどね。ふるさとに戻ると、過去に囚われちゃいます・・・。逆に、LAに戻ったら、新たな出会いを求めて前向きな生活をしようという決心が着実に沸いてきてます。

2009年7月26日日曜日

ビア・パーティー

昨日までの肌寒さとは打って変わって、今日はニューヨーク、蒸し暑くなりました。

今朝は、ブライアンがたまに通ってるというゲイのバレーボールの練習を見学してきた。9レベルある中の最下位というだけあって、絵に描いたような内股プレーが続出でした。

隣のバスケットボールコートでは、ジョックたちが俊敏な動きを見せながら汗を飛び散らせ熱戦しているそばで、ブライアンたちのゲイ・チームは、ボールをあさっての方向に飛ばしながら、「キャー」「アイヤー」の連発。楽しませてもらいました・・・。

参加者の半分近くがアジア人だったんじゃないかな?それにしても、ソーシャル・スキルが乏しそうな人が多いなというのが第一印象。僕が通ってた水球チームとはずいぶんと違う。

普通、こういうソーシャル活動を目的にしたスポーツチームって、新人さんがきたら、ウェルカムっていう挨拶をするのが普通じゃない?僕に挨拶してくれたのって、一人だけ。あと全員、僕がブライアンと登場したとき、一斉に「あれは誰?」って一斉に振り向きながらも、自己紹介する人ゼロ。ちょっと失望。こっちから声をかけても、無愛想な中年白人も数人あり。なんじゃ、このグループは?

僕に唯一挨拶してくれたのは、40代白人男のダニー。ブライアンによると、ダニーは、同じチームのフィリピン系アメリカ人ジャスティンと、最近、ひどい別れ方をしたらしい。そしてブライアンは、ダニーとジャスティンの両方から愚痴を聞かされるという役まわりで板ばさみなのだとか。

ジャスティンともブライアンの紹介で挨拶したけれど、彼はシャイでした。ま、アジア人に興味ないアジア人って、こんなもんでしょー。でも、彼、弁護士らしいんだけど、弁護士ってこんなにシャイでやってけるんだっけ?


anyway、ベンチに座ってプレーを眺めてたら、40代男のダニーが僕に話しかけてきた。

「君もプレーしてみる?」

「いえ、今日は見てるだけでいいっす」と僕。さすがアジア人好き中年男はアクションが早いっす。


ブライアンは小一時間、練習に参加して、勝手に一人切り上げ僕と二人でブランチへ。いつも自由解散なんだとか。なので僕もバレーボールチームとここでお別れ。

だけど今晩は、このバレーボール・チームの数人をブライアンの自宅によんで、ビールパーティーを開くことになってた。僕も買い物につきあい、ビールを何本か差し入れ。ただ、ブライアンに誰が来るのか聞いたところ、フィリピン系のジャスティンは呼んだけど、「これ以上のいざこざを引き起こしたくないから」という理由でダニーは呼ばなかったとか。えー、それって所詮、言い訳じゃーん!と思いましたよ。だってそうでしょう?両者の間で中立と言うブライアンだけど信じられない。もちろん、アジア人の肩を持つに決まってるし。


いざパーティーが始まると、僕もダニーのことはすっかり忘れてしまってました。早めにブライアン宅に到着したネブラスカ州出身のスコットと意気投合。長身で、いかにも南部の田舎出身の好青年という感じ。向こうも僕に気がある風だったけど、僕がLAから短期に訪問してるだけと知ると急に興味を失った模様・・・。しかも、まだニューヨーク在住暦3年という青年だったので、flirtの仕方も知らないようなシャイな青年でした・・・・。こういう人も、時間がたつとニューヨークの荒波にもまれて変わっていくんだろうなぁ・・・。

徐々に人もはけ始め、気がついたらブライアンとフィリピン系ジャスティンの姿が見えない。広いといっても2ベッドルーム。いよいよお開きという深夜12時すぎに、ブライアンが寝室から登場。そして僕に駆け寄り、

「緊急事態発生!ミーティング!」

大体予想はついてた僕。

「なんだよぅ?」

「今晩、リビングのカウチで寝て」とブライアン。

そうきたかー。

「ジャスティンのイーストビレッジの自宅に行けばいいじゃん」と抵抗してみた僕ですが、そのままなだれ込みたかったブライアンは聞く耳持たず。

最悪。

しぶしぶ、ブライアンの寝室から僕の荷物をリビングに引きずり出す。すると、それを目撃したルームメートのアンドリューとサラ。敏感にも何が起きてるか察知して、親切にも僕のためにリビングのカウチに緊急ベッドを作ってくれた。優しい~。サンキュー!!

それにしてもブライアンって一体・・・。2日前は、一発やらせてくれって懇願してたのが、今晩になってリビングで寝ろ。ほんと、やらせてなくてよかったよ。やつはホント、アジア人となると見境なくなるねー。いいやつなんだけど、彼のアジア人に対するこらえ性のなさを見てると、不憫っつーか哀れっつーか、i'm sorryって思っちゃう。

そもそも、ダニーと別れたばかりのジャスティン。そのジャスティンとブライアンが、今晩、なぜ急速に接近することになったか。そもそも恋の痛手の相談に乗ってたっていう伏線があったのは事実。しかも、ブライアンが超がつくアジア人好きというのも、ジャスティンはもちろん知ってる。だけど、一番大きな要因って、実は僕だったんじゃないかなって思う。

今日の練習に、僕がブライアンと一緒に登場したじゃない?そんな関係じゃないけど、二人ともゲイだし、人種が違うし、普通、誰しも僕らがカップルって勘違いする。しかも、ジャスティンは僕がブライアンのアパートに泊まってるってことも知ってて、最初っから疑いの目。

恋人がいる男って、独り身より良く見えるって言うじゃない?いままでシングルとしてバレーの練習に通い続けてたブライアンだったけど、今日は僕と一緒に登場して、練習の合間に僕にこそこそ話をしに来るブライアンをみて、「奪いたい」っていう幼稚な欲求が無意識にジャスティンにも芽生えたんじゃないかなぁ。

僕をブライアンのベッドから追い出して、「寝取る」っていうことに、自分のパワーを感じて快感を感じてるんじゃないかなぁと、直感的に思いました。

もちろん、ビールパーティーでお酒が大量に入って理性が弱くなってるってのも要因のひとつでしょう。

それにしても、男ってバカだよねー。ブライアンなんてそんなこと想像すらしてないだろうねー。ま、彼も息してるアジア人だったら基本、誰でもいいわけだから、ジャスティンも不憫なんだけど、二人とも同じ穴のむじなだね。こうやって、ゲイって長続きもしない、たんなるその場の雰囲気に流されるだけの関係を繰り返すんだろうねぇ。無意味だ。。。

僕もそんなバカな男の一人なんだけど、この二人ほどバカじゃないって思いたい!

2009年7月25日土曜日

ブライアンって、変わってない・・・

ニューヨークでは、ブライアンのアパートに泊めさせてもらってます。韓国系アメリカ人とその白人の彼女というルームメートがいる。2ベッド、1バス。リビングはニューヨークの割りにとても広くて快適。

ブライアンが去年LAにやってきたときは、僕のアパートに2泊した。もちろん同じベッドで寝たんだけど、全くもって純粋にプラトニックな友達関係の僕らの間にはなにもありません。シアトル旅行も一緒にして、ベッドをシェアしたこともあったけど、そのときも何事もなく。むかーしむかしに、ブライアンから告白されたことはあったけど、それも何年も前の話・・・。(興味ある方は、過去ブログでいろいろと当時の状況がこと細かく載ってます。)

なんで今回も僕は単なる友達のつもりでブライアンのベッドで一緒に昨晩、就寝しました。ブライアンも、まったく同じつもりで問題なく就寝。

そしたら、電気を消して何分もたつのに、寝返りばかりをうつブライアン。しまいには、肩肘をついて僕を見下ろしてるし。。。。

こっちは、まだ3時間の時差があるので、いつもより早い就寝時間についていけてないっていうのと、新しい場所、新しい枕で、ちょっと寝つきが悪いっていうのもあり、まだ睡魔は襲ってきてない。だからこっちも痛い目線がきになって目を覚ました。

「どーしたんだよー、ブライアン?」

「眠れない」

「なんでー?」

「I'm so horny!」

ぎょっぎょえー?!ホーニーって言われても・・・。

彼って、やっぱ、息してるゲイアジア人であれば誰でもいいのか?!ちょっと見境がなくなってるかも、、、特に今晩は。。。

しまいには、ブライアンから、

「僕、あれから体重も落としたし、何が問題なんだ?!」って説得攻撃。でも、ちゃんと小声で、

「(ジェイみたいに)筋肉マンじゃないけどさ・・・」と謙虚なところは謙虚。

なんか、一発でいいからやらしてっていう男状態だよ、これって。。。

おいおい、いまさらじゃねぇ?すかさず、僕からは、

「もう、僕らってそのフェーズはとっくに乗り越えてると思ったんだけど?」

「I know, I know....」とブライアンですが、暗闇で月夜が部屋を照らす中、身を起こして僕の両足を天井に持ち上げ、まさに寝技ポーズに持っていこうとするブライアン。危険ー!思わず彼の股間を触ったら、完全にボナー、ハードウッド、フル・イレクト、スコーチング・ハード。。。

や、やばい。。。

どうにかブライアンの気をそらそうと、

「妹のことやお兄さんのことを考えてみなよ」と提案してみる僕。

「Oh no! Stop it!」と抵抗するブライアン。

しまいには、トイレで抜いてくるという正気なのか冗談なのか判断しかねるコメントも飛び出した。「じゃ、してくれば」と言ってみた僕ですが、どうも本気じゃなかった模様・・・。

押し問答を繰り返す中、ブライアンから

「じゃー、手でもいいから行かせてくれ」なんてお願いが始まる始末。

僕は冗談めかして、

「僕って高いよー。手だと50ドル!」なんて言ってみた。するとブライアンのジョーク魂にも火がついて、

「君だったら、5セントだね」なんていい始める。

「それって安すぎー。そんな値段、ありえないしー」と反論する僕。

今度は、「じゃ、僕はリビングのカウチで寝るよ」といい始めるブライアン。

なんかそれもかわいそうだし、翌朝、ルームメートたちがそれを見たら、なんか僕がブライアンをベッドから追い出したみたいで、体裁悪くなるーしー。僕もジレンマ。

僕から、「エッチしちゃうと普通の友達じゃいられなくなるでしょ?ブライアンを友達として失いたくないんだ」と言うと、ブライアンの興奮も少し収まったみたい。結局、二人でおとなしく朝まで寝たけど、僕もやや身の危険を感じたし、ブライアンはちゃんと熟睡することができてるのか気になったし、うとうとしては目が覚めるという寝つきが悪い夜になってしまいました・・・。

だって、押し問答の途中、ブライアンにパンツずり降ろされてオシリなでなでされちゃったし。。。

そして二晩目の今夜。ブライアンは、最初っからリビングのカウチで今晩は寝るから、と僕に言って部屋を出てきました。Oh no... 今度、ブライアンがロスに来たとき、僕のアパートに泊まってくれないかも。泊まっても、ソファーで寝るって言い張りそう。友達関係を維持するというのも骨が折れます。


2009年7月24日金曜日

自己分析

東海岸にやってきてもやっぱりジェイのことを引きずってる僕。旧知に会うとどうしてもジェイのことについて話してしまいます。

おとといも、ジェイのオンライン・プロフィールへアクセスして、彼の写真やボーイフレンドの写真を知人たちに見せてたら、僕も見たことがない写真が新たにアップロードされてた。

これがそれ。



顔は僕が修正しました。右がジェイで左がボーイフレンド。おそらく、今年のプライドフェスティバルでローマ兵に仮装したときの写真じゃないかなぁ。

見てわかるとおり、二人ともジム通いをして鍛え上げてます。これを見て、もちろん胸をかきむしられるような思いが突き上げてきた。

だけど昔、長年住んでた東海岸にやってきて、また、ニューヨークというLAとは全く違う都市にやってきて、少し客観的に物事を考えられるようになったかも。

僕が好きだったのは、ジェイではなくて、あのポOノ・モデルのような体と容姿だったんじゃないかなと。まさにビデオの世界から飛び出してきたような人に対して、ゲイ・ポOノを見すぎた僕の脳みそが条件反射的にとりこになってしまった状態だったんじゃないかなぁ、なんて。お気に入りのポOノを何度も見てしまうのと一緒。

自ずとこう考えるようになった、なんていうとかっこいいけれど、NYのミッドタウンにある本屋でたまたま立ち読みしてた本、The Brain That Changes Itself: Stories of Personal Triumph from the Frontiers of Brain Science (James H. Silberman Books)の第4章に、人の脳がいかに性的嗜好を後天的に習得していくかについて書かれてて、それを読んで閃きました。



脳って、一度快感を感じてドーパミンを分泌すると、同じことを繰り返してまた快感を得ようとするようにできてるんだって。もちろんそれを極端に繰り返すと、同じ刺激では以前と同じレベルの快感を感じなくなって中毒になっていくらしい。

僕も、西海岸のサーファーやジョックを日ごろから見すぎてるせいで、そういう体や容姿に自然に反射するようになってしまってるなぁって反省。自分では、愛を探しているつもりが、体を鍛え上げたジョック系ばかりを目で追いかけることで、脳がドーパミンを分泌して短絡的な快感を感じることが目的になってしまってました。

この本によると、性的嗜好は、後天的に変わる・変えることができるらしい。改めて、僕が自然と目で追いかけて感じる性的刺激というものと、実際に僕という人格とマッチしていて二人で幸せになれるっていうのはどういう人なのかを、外見・内面の両方を含めてじっくり考えてみるつもり。

2009年7月22日水曜日

放浪

今晩のレッドアイのフライトで、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCに行ってくることにしましたぁ。。。

失恋旅行じゃないけど、タイミング的にそうかも・・・。

もう衝動以外のなにものでもありません。

2009年7月21日火曜日

He's Just Not That Into You (2009)

もうだめ、限界。こらえ性ない僕にとって、3度目の正直はありえない!

土曜の予定をブッチされ、月曜は3時以降、予定が空いてるからビーチでも、って、具体的な時間まで出してきたジェイでしたが、ふたを開けてみたらなしのつぶて。

もー、限界、っつーか、そろそろ僕自身が目を覚ませって感じだね。冷静を装ってるつもりでしたが、やっぱ僕のほうが熱を上げてました。どんなに仕事が忙しくてもさ、約束したんだったら何とか連絡取るっつーのが常識じゃね?全く連絡よこさない、その精神構造が信じられん!

確かに、前回の土曜日の約束をブッチされたとき、大人を装って「ジェイが忙しいの知ってるからいいよ」って仏のふりをしました。だけど、2回目も連続で約束をブッチして連絡もよこさない態度を容認したわけじゃーねーしー。出来ない約束なんて最初っからすんなっつーのー。

もーだめー、こういうできない約束を軽率にして、守れないのに連絡もよこさない最低人間ってだめーーー。ついてけねー。もう最低。最悪。相手の気持ち考えられないってところが僕の想像を超えてるー。

僕が屁とも思ってない、そんな懐がでかい聖人、仏様、仙人とかだと思ってるんだろうか。もしくは、逆に、ハンサムな白人に簡単になびく何百、何千といるエスニック・ボーイの単なる一人としか思ってないのか。たぶん後者なんでしょーよー。うっざー。

あー、嫌だ嫌だ。悪寒が走るー。ホント、さいってー。もう嫌悪感で充満。


ふーふー、深呼吸。。。。


要するに、ジェイは僕にそれだけの興味がないっつーことだね。わーかーりーましーたー。もうー十分屈辱を味わさせていただきましたー。サンキュー。
(あー、やっぱブライアンは正しかったっす。。。)

今日、何度、携帯電話の着信暦を確認したことか・・・。夜8時になってシャワーを浴びてて、ふと頭にひらめいたフレーズが、

He's Just Not That Into You



そう、映画のタイトルだけど、まさにこのフレーズ


「彼ってそこまであんたに興味ねーんだよー」


冷たいけれど真実をついてる言葉。Sex and the Cityのエピソードでも、うまく行ってると思ってた相手から連絡がないのに対して、同じように、He's not that into you.っていうシーンがありました。それを指摘されたほうは、豆鉄砲くらったハトみたいにキョトン?としちゃうんだよね。「え?」みたいに。「あんなにデートも楽しくて、あのときはあんな優しい言葉をかけてくれたのに」、ってね。

やっぱ恋に盲目になってるときって、いいとこしか見ようとしないね。事実が歪曲化されてしまってます。。。「彼って、あんなに優しくて、あのときあんなことも言ってくれたしぃ、こんな思いやりのあることも言ってくれたしぃ」って思ってる恍惚状態の人に、he's just not that into youっつー言葉はキツイね。後頭部をバットでいきなり殴るのと一緒だ。

熱を上げてる本人にとっては受け入れるのが難しい真実・・・・だけど、周囲の人間にとっては一目瞭然な事実・・・。僕も、傷つくのを恐れず、受け入れないといけないですね、真実を。

Jay is just not that into me

2009年7月20日月曜日

逆バージョン・美女と野獣

ネットサーフィンで、こんな奇特なカップルを発見。アジア系女性シンディーのブログ。彼女と、そのフィアンセがキャンプに行ったときの写真。



彼女自身が言うように、ご自身はcrappyだけれど、フィアンセはファッションカタログから出てきたみたいなモデルでっせー。こんな組み合わせ、ありなんだ?!ありえなくなーいい??ちょっとまだ信じられない。。。でも、僕も狙うはこれです。これがありえるんだったら、ゲイ・ワールドでもありえるはず。。。


以下の写真はおまけ(ほとんどが写真家、Bruce Weberの作品)



















意味不明の写真。。。笑える。
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