2009年7月29日水曜日

ニューヨーク 旅の記録 2/2

3日目
バレーボールの練習後、ブライアンにつれてきてもらったブランチのお店Mud。





ここもジャスティンに教えてもらったのだとか。基本、コーヒーショップだけど、ブランチメニューが揃ってる。Pris fixで13ドル。






サワードー・ブレッドにスライスされたアーモンドがまぶされたフレンチ・トーストを注文。フレッシュ・フルーツがたっぷりのって、シロップもたっぷり・・・。日本人には甘すぎかもしれないけれど、砂糖抜きのコーヒーと一緒だといいペアリング。メニューに、絞りたてのオレンジジュースもついてきます。(替わりにカクテルのミモサを注文することも可能。)



このブランチのお店でもイケメン発生率が高かった。彼はブライアンの隣に座ってた人。でも彼女餅~。狭い店内なので、隣のお客との距離が狭いのが、南カリフォルニア慣れしてしまった僕にとっては神経を使いました・・・。





* * *

真冬の極寒じゃなく過ごしやすいこの時期のニューヨークはいいねー。車がなくても地下鉄が発達してるので東京並みに移動が便利だし、やっぱりニューヨークは楽しいと思いました。

ただ、ニューヨークって、訪問して楽しい街だと思う。住むと違うんだよねぇ~。こういう僕もニューヨーカーだった時代があります。住んでると、この人口密度の高くてギスギスしてる街に嫌気が差してくることがある。実際、多くのニューヨーカーたちが、週末や夏のバカンスではとにかくマンハッタンを抜け出すことに躍起になる。ブライアンともこの点で意見が一致。しばらく住んでると、この街を飛び出して違う場所に旅行にいくことを常に考えるようになるって。

ブライアンも、ニューヨークって、コンサートやイベントのチケットがすぐに売り切れになってしまって不満と漏らしてた。とにかく人口が多いし、文化的イベントに血眼になるカルチャードな人が多くて競争が激しい。道を歩くことひとつとっても、歩行者の眼前を無理やり横切るドライバーが日常茶飯事。レストランで並ぶのも競争。コーヒーひとつ買うのも競争。ニューヨークは、日常が全て競争にさらされてる街。競争に勝てないと、痛い目を見ることになる。強者のための街。

セントラルパークとか、他にも公園がいたるところにあって憩いの場所にはなってるんだけど、所詮、公園。高層ビルのジャングルに囲まれた街で、道も汚いし、浮浪者が多くて異臭が鼻をつくこともしばしば。地下鉄も汚い。

ニューヨークに住むことで得られるものもたくさんあるだろうけど、失うものもたくさんある。これを両てんびんにかけてみて、果たしてニューヨークにこだわって住む価値はあるかと聞かれると疑問。もっと精神衛生上、健康で理想的な生活を送れる場所は他にもたくさんあります。

ニューヨークは常に変化の街で、何でもあるエキサイティングな街だけど、今の僕にはカリフォルニアの自然の美しさとlaid-backな風土があってるなぁ。

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