2009年7月24日金曜日

自己分析

東海岸にやってきてもやっぱりジェイのことを引きずってる僕。旧知に会うとどうしてもジェイのことについて話してしまいます。

おとといも、ジェイのオンライン・プロフィールへアクセスして、彼の写真やボーイフレンドの写真を知人たちに見せてたら、僕も見たことがない写真が新たにアップロードされてた。

これがそれ。



顔は僕が修正しました。右がジェイで左がボーイフレンド。おそらく、今年のプライドフェスティバルでローマ兵に仮装したときの写真じゃないかなぁ。

見てわかるとおり、二人ともジム通いをして鍛え上げてます。これを見て、もちろん胸をかきむしられるような思いが突き上げてきた。

だけど昔、長年住んでた東海岸にやってきて、また、ニューヨークというLAとは全く違う都市にやってきて、少し客観的に物事を考えられるようになったかも。

僕が好きだったのは、ジェイではなくて、あのポOノ・モデルのような体と容姿だったんじゃないかなと。まさにビデオの世界から飛び出してきたような人に対して、ゲイ・ポOノを見すぎた僕の脳みそが条件反射的にとりこになってしまった状態だったんじゃないかなぁ、なんて。お気に入りのポOノを何度も見てしまうのと一緒。

自ずとこう考えるようになった、なんていうとかっこいいけれど、NYのミッドタウンにある本屋でたまたま立ち読みしてた本、The Brain That Changes Itself: Stories of Personal Triumph from the Frontiers of Brain Science (James H. Silberman Books)の第4章に、人の脳がいかに性的嗜好を後天的に習得していくかについて書かれてて、それを読んで閃きました。



脳って、一度快感を感じてドーパミンを分泌すると、同じことを繰り返してまた快感を得ようとするようにできてるんだって。もちろんそれを極端に繰り返すと、同じ刺激では以前と同じレベルの快感を感じなくなって中毒になっていくらしい。

僕も、西海岸のサーファーやジョックを日ごろから見すぎてるせいで、そういう体や容姿に自然に反射するようになってしまってるなぁって反省。自分では、愛を探しているつもりが、体を鍛え上げたジョック系ばかりを目で追いかけることで、脳がドーパミンを分泌して短絡的な快感を感じることが目的になってしまってました。

この本によると、性的嗜好は、後天的に変わる・変えることができるらしい。改めて、僕が自然と目で追いかけて感じる性的刺激というものと、実際に僕という人格とマッチしていて二人で幸せになれるっていうのはどういう人なのかを、外見・内面の両方を含めてじっくり考えてみるつもり。

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