2011年5月4日水曜日

クレジットレポートを取得してみた

日本に住んでる方は全然関係ないのだけれど、アメリカにはクレジットレポートっていうものがあります。ようは、個人の返済能力があるかというのをまとめた報告書。これと関係して、クレジットスコアっていうものもあって、アメリカに住んでる人は全員、個人レベルで貸付返済能力が何点かというスコアリングが民間機関大手3社によって行われているという、恐ろしい社会なんですねぇ。クレジットスコアについては僕の過去ログでも何度か書いてますけど、アパートを借りるときとかに大家が調べて入居審査の材料にするし、住宅や自動車ローンの申請でも審査に利用されている。中には会社が社員の信頼性を見たりするのにも利用しているとか。(ちなみに、大家や銀行がその人のクレジットスコアを確認する回数が短期間に増えると、その人のクレジットスコアは下がるんだと!だからむやみやたらにローン申請を繰り返したり何件ものアパートに同時期に申し込みしないほうがいいんだって。これ、ほとんどのアメリカ人が知らない事実。)


このクレジットスコアは、クレジットカードの支払いが滞ったり、ローンの支払いが滞るとその報告が銀行からクレジットスコアの格付け機関に行って、その人のクレジットスコアが下げられる。何枚もクレジットカードを持っている場合でも、クレジットカード会社が常に顧客のクレジットレポートを確認してるから、ちゃんと返済を続けているクレジットカードでも別のカードで不履行を引き起こすと自動的に金利を急激に上げられたりして、芋ずる式に不利を被ることになる仕組みになってるのだ~。だから恐ろしい。

最近、ソニーのゲーム会社から大量の個人情報が漏洩したっていうのがニュースになってるけど、ああいう事件で不正にクレジットカードを利用されたりすると、自分のクレジットスコアが下げられてしまう危険性もあるので大変な迷惑。成りすまし犯罪は本当に横行してるから、いつのまにか他人が自分の名義でクレジットカードを開いてて返済してなかった、なんてことがあったら自分のクレジットスコア履歴はめちゃくちゃなものになってしまう。

だから、定期的に自分のクレジット履歴を無料で確認できるようにしましょうっていう法律がアメリカで施行されて、年に1度、3社のスコアリング機関であるExperian、Equifax、TransUnionからそれぞれクレジットスコアを取り寄せることができるようになってる。

僕も去年年末から今年にかけてクレジットカードが2回も不正利用されて、クレジットカードの破棄と再発行をしたっていうこともあって、改めて自分のクレジットレポートをExperianから取り寄せてみた。

*前回2009年に利用したときは、ExperianとTransUnionはオンラインで即レポートを入手することができたんだけど、今回はExperianのみオンライン申請が可能だった。残る2社のEquifaxとTransUnionは電話か手紙で申請しないといけない。


Experianからの結果は「問題なし」というレポートでホッと一安心。Experian、Equifax、TransUnionの3社も情報共有をしてるらしいので、4ヵ月毎に1社ずつ(年に3回)無料クレジットレポートを取り寄せて、常に自分のクレジットスコアを確認したほうがいいらしい。なので次は4ヵ月後の9月に別の会社からクレジットレポートを取り寄せるつもり。

それにしても、過去10年の情報が網羅されてるのにはいつも驚かされる。クレジットカードは閉鎖したものまで全て載ってるし、毎月の支払額(完済したかどうか)、各クレジットカードの利用限度額など、もうしらみつぶしとはこのことかと言わんばかり。それに僕は住所を転々としてるんだけど、それも過去10年分、ばっちり載ってます。悪さできないねぇ~。それに、過去に一度、不正にクレジットカードを利用されたとき、発行主のChase Bankに抗議したのに全然取り合ってもらえなくて、数ヶ月「未払い」になってたクレジットカードがあったの。仲裁機関にお願いしてようやく解決したんだけど、そのことも載ってる・・・。しかも載り方がやらしくて、「20xx年、1月2月3月に60日間の未払い発生。このカードは係争中だったが後に解決」だと。解決したら、「解決!」だけ載せて欲しいのに、不正利用が解決されなかった期間そのものまでが、あたかも「僕が未払いだった」みたいな書かれ方で、事情のわからない人が見たら勘違いしそう。

こういう事情だから、一旦、成りすましの被害に遭ってクレジットレポートに書かれてしまうと、もうその汚名と一緒に10年間は生きていくしかないんだよねぇ。テレビでも、殺人事件をおかした犯罪者と同姓同名の人がいて、クレジットレポート会社が二人を混同してしまったというのが報道されてた。優良な一般市民の方のクレジットレポートに殺人事件で有罪っていうのが載っちゃったとかで、それを削除してもらうようFBIやクレジット格付け会社に弁護士を立てて依頼しても全然対応してくれない、っていう現代社会の悪夢を絵に描いたような事件でかわいそうだったよ。あの時は他人ごと~って見てたけど、自分にも起こりえることだなと今では思う。

さらには、お金の問題だけじゃなくって、医療機関にお世話になった履歴も載るみたいなんだけど、レポートそのものには「疾病履歴は法律により公開されません」とあった。でもこの会社のデータベースには報告されて貯まってるってことだよね・・・。見ようと思えばそこには情報があるってこと。。。こえ~。

ちなみに、インターネット検索でfree credit reportとかのキーワードで検索すると、不正に個人情報を集めようとする犯罪者集団のサイトにたどり着いたり、本来は無料なのに有料課金してくるサイトがあるので要注意。常にブラウザのアドレスバーにじか打ちでwww.annualcreditreport.comとキーボードで打ち込んでこのサイトに行くようにしてください、とのこと(AnnualCreditReport.comのサイトにそう書いてあった)。


あと、自分のPCがウィルスに感染してるかもしれない人は、オンラインでのレポート取り寄せは止めたほうがいいそう。申請するときに社会保障番号とか秘密の質問に回答しないといけなくって、その作業中に個人情報が盗まれちゃうかもしれないんだって。3社とも電話もしくは手紙でも受け付けてるそうなので、サイトで郵送先と申請書だけダウンロードして申請するようにというのもアドバイス。

◆ ◆ ◆
後日後記(5月6日)

クレジットレポートを取り寄せた翌日から、下のスパムメールが2日連続で届いた。「わてら無料でクレジットレポート提供しまっせ」って内容なんだけど、もともとクレジットレポートは無料やねん!ようは、個人情報を収集するのが目的の闇ビジネス、詐欺メールなんだよね。よくもまあ、こんな見え透いた詐欺メール送ってくるよ。

でもよくできてるのが、「このメーリングリストから削除を希望する場合は、ここをクリックしてください」なんていう誘導サイトまで用意してるってこと。そもそもメーリングリストなんて存在してない中、スパムを送りつけてるわけで、誘導リンクをクリックしちゃったら相手の思うつぼ。このメールアドレスは「生きてる」つまり人が常に使ってるメールですよっていうのを相手に教えちゃってるようなもの。

それにしても怖いのが、クレジットレポートを取り寄せた時、自分のメールアドレスなんて入力してないのにこんなメールが届くようになったということ。このメールアドレスは、僕が保有している数あるメールの中でオンラインショッピング用に使ってるホットメール。(クレジットカード会社に連絡してるメールアドレスではない。)しかもアドバイスに従って、キーワード検索はせず、アドレスバーにじか打ちでアドレスをタイプしただけで、僕という個人とそのメールアドレスを認識してこのスパムメールを送りつけてるっていうのが、まじで怖い・・・。今アメリカの議会でもDo Not Call Listに続いて、Do Not Follow List法案が審議されてるそう。はやいとこ法律でインターネット行動のモニタリングを禁止しないと、とんでもないプライバシー侵害が今後増えそう。(-д-;)


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 Born and raised in Japan, I decided to immigrate to the U.S. to pursue a more liberated gay life. I am mostly writing about gay-related news and gossip about male celebrities, LGBT issues in general, and sometimes personal bromance. Most of my posts are in Japanese, but I sometimes introduce Japanese television programs and gay-related cultural stuff in English. Feel free to leave comments in my blog. ;)