2011年5月5日木曜日

5月はアジア系アメリカ人の功績を称える月!--Asian American and Pacific Islander Heritage Month

5月がアジア系および太平洋諸島出身のアメリカ人を称える月というのは、アメリカの法律(1992年10月28日に施行されたPublic Law 102-450という法律)で決められてることなんだよね。もっと歴史が長いのかと思ったらここ20年のことなんだね。


大統領が、毎年こういう公式宣言も発表してる。(ちなみに2月はアフリカ系アメリカ人の月。)

今年のテーマは“Leadership, Diversity, Empowerment and Beyond”とか。



Presidential Proclamation--Asian American and Pacific Islander Heritage Month


特に5月の前半はアジア系アメリカ人の功績が著しい。日本人移民が初めてアメリカに到着したのが1843年5月7日なんだって。168年前かぁ。明後日、お祝いしなきゃね。



(写真Heart Mountain Wyoming Foundationより)

そして、大量の中国系移民を投入して作られた大陸横断鉄道が完成したのが1869年5月10日。これは学校の教科書で習った記憶ある。「岩剥く(1869)」ほど苦労して大陸横断鉄道完成、ってロゴで覚えた。まだ覚えてるってすごくない?

アメリカの歴史にアジア人の功績はいたるところで輝いてるよね。僕もたぶん、アメリカで骨を埋めることになると思うし、生まれも育ちも日本だけど、日系アメリカ人(特に1世)は「先達」っていう感じがして尊敬してる。特に苦労したしね。第2次世界大戦中には強制収容所に入れられたり財産を没収されたり、いわれのない人種差別を受けてもなお、アメリカという国のために尽くした人も多い。

アメリカの人種構成比が今後変わっていってヒスパニックが最大になる、っていうのは3月のブログ(ここ)で書いた通りだけど、アジア系も増加傾向。アジア系アメリカ人に関する国勢調査の結果によると、

● アジア系(少なくともアジア系の血が入っている)と回答した市民は1550万人。

● アジア系アメリカ人の人口が多い州はトップから順に

1.カリフォルニア州:510万人

2.ニューヨーク州:150万人

3.テキサス州:95万6,000人

● アジア系アメリカ人の人口比が最も高い州はハワイ州で、総州人口の54%。

カリフォルニア州のアジア系人口は、増加率も最大だそう。やっぱカリフォルニアのアジア度ってすごいよねー。2位のニューヨークの3倍以上。テキサスが3位というのが意外だった。

アジア系アメリカ人は教育レベルも高いし収入も他のグループより高い。やっぱり勤勉な民族性が出てる。

39年後の2050年には、全米のアジア系(混血含む)人口は4006万人になると予想されてる。これはその年の総人口の9%。だとか。ほぼ10人に一人がアジア系またはその混血になるんだって。たぶん、その頃になってもアジア系はNYやCAの都市部やハワイに偏って住んでると思うから、都市部ではアジア系が占める比率はもっと高くなってるだろうね。

ただ、アジア系の間では中華系、フィリピン系、ベトナム系などが多くて、日系は減少傾向。世代交代するごとに多民族との混血が進んで日系人のアイデンティティが希釈されていってるらしい。日本生まれの日本人がもっとアメリカに移住してくればいいのになと思う。あ、でもこの国勢調査には日系企業で派遣されてる駐在員とか留学生は含まれてないからね。それを入れると「日系人」の数は数万人単位で増えるだろうね。

ところで、このアジア系アメリカ人の人口データをルームメートのジムに見せてみた。「ゲイのアジア人比率のデータはないの?」という回答が返ってきた。あんた、世論調査に「ゲイですか?」って質問みたことある?あったらすごい。でも将来的にはその質問、世論調査に含まれるかも?

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