2011年10月11日火曜日

ゲイのリアリティーTV番組『The A-List:ダラス』が今晩からスタート The A-List: Dallas Started Tonight But Am I the Only One Who Feels Déjà Vu?

The A-List: ニューヨークの第2シーズンが先週ようやく終わって、今週からThe A-List:ダラスの第1シーズンがスタート。ニューヨーク版の第2シーズンはデレックとオースティンの痴話げんかに終始して、ぜーんぜんおもろくなかった。きっと視聴率もさぞ悪かったろうと思う。第1シーズンはあんなにはまって見てたのに、なんで第2シーズンはこんなにつまんなくなったんだろう、、、と思ったんだけど、きっと出てる人達の人間性に全然厚みがないし、テレビディレクターの入れ知恵でわざと喧嘩してる感じで、視聴者もゲンナリしたからだと思う。(これまで投稿したA-Listに関するブログ一覧はこちら。)

で、次の期待はダラス編~。きっと、こっちもワンシーズンを見終わるともうお腹一杯でのーさんきゅーになるかもしんないけど、少なくとも今晩の初回エピソードは前のめり系でかぶりつくように堪能。彼らの性格や人間関係がよくわかる初回だった。

やっぱり一番の注目は、ゲイのカウボーイ、リーバイ。元ロデオ・カウボーイとしてスター選手だったけど、ケガが原因で現役は引退。家族の牧場を手伝いながら、知人とゲイをターゲットにした水着ブランド・ビジネスを立ち上げているところ。







正真正銘のカウボーイで、もうブローク・バック・マウンテンのエニスとジャックを現実にしたような人。やっぱりこのカウボーイハットが彼のトレードマークらしく、ゲイ・バーへ行くにもこのカウボーイのいでたちだそう。

リーバイ自身、自己紹介のシーンで、「このカウボーイ・ハットをかぶってると、特にゲイが集まるクラブとかではよく目立つんだ。そして男がすぐに引っ掛かてくる」と。彼がこのナレーションを言いながら、ゲイ・バーで新しい男と次から次へとキスしまくる映像が流れる。。。

まー、テキサスでなくてもカウボーイっつったら、アメリカのゲイの憧れだもんねぇ。そりゃモテるわな。しかも、リーバイの声が、先日紹介したアメリカン・アイドルで優勝したカントリーミュージック・シンガーのスコットに似て、(テキサス訛りで)低くてよく響く声。甘いわ~。

リーバイのフェースブックによると、1985年10月生まれらしいから、今月で26歳。 他の登場人物たちも、だいたい23歳~28歳だったと思う。



で、こちらはテキサスのオイルマネーで潤ってる大富豪の女性を相手に、ファッション・コーディネーターをやってるフィリップ。おしゃべり好きでユーモアのセンスがありそう。ゴシップ好き。こういう辺りが、ニューヨーク版のTJに似てる・・・。ちょっとA-List登場人物たちの中で道化役的な存在か。

そして次に紹介されてたのが、敬虔な南部バプティスト系クリスチャンで、かつ共和党員という立場で、政治団体や政治家への寄付金を富裕層から集めるビジネスをやってるテイラー。かなりぼろ儲けしてるらしい。今まで登場してきたA-Listのゲイたちの間で、ある意味一番インテリで上流階級(まさにA-List)なのがテイラーかも。それが、こんなバプティスト系(=ハードコアな)カトリック教徒で、しかも共和党員だなんて皮肉。。。







テイラーと同じテキサス州の田舎町で育ったというアシュリー。男性と結婚してて、旦那がやきもちを焼くからという理由もあり、ゲイの男友達とよくつるむのだそう。職業は結婚式などで写真を撮るカメラマン。テイラーと同じ出身地というだけあり、アシュリーもバプティスト系カトリック教徒。第1回放送でも、二人で手を握り合って瞑想しながらお祈りするシーンが・・・。




不動産投資家のチェイス。アシュリーととても仲がよい。長髪が自慢の様子。テキサスのマダムがよくするように、ヘアスプレーをかけまくってボリュームアップするヘアスタイルをアシュリーと楽しむシーンが映し出されてた。ホンマに不動産ビジネスでそんなに成功してんのかいな?こんなオネエ&コギャルキャラで、泣く子も黙る不動産ビジネスで一本立ちしてやって行ってるとは到底思えん・・・。が、番組中、壁に飾る装飾品を見て、「これいくら?1400ドル?いただくわ」と即決購入。いかにもやらせっぽい演出w。(後で返品してるんちゃうん?)

この写真では分かりにくいけど、かなりオネエなキャラ。ニューヨーク版で日焼けスプレービジネスを立ち上げたデレックっぽい。





そして最後が一番の問題児になることが見え見えのジェームス。アル中の23歳。かなりの巨体。職業にはついてなくって、なんか大金の入ったファンドが既にあるのでそれで食ってるとかって言ってたかな。ニューヨーク版のオースティンみたいなキャラだな。アル中で、働かなくてもいいくらいの大金があって、この番組の目玉、カウボーイのリーバイに惚れてる。まさに、ライケンに惚れてたオースティンとそっくりなキャラ。番組ディレクターが同じマニュアルで作ったっていうのが透けて見えるね・・・。

で、初回エピソードは、このジェームスのドラマが中心だった。なんでも、5年前、ということは、リーバイが21歳でジェームスが18歳だったとき、二人は既に知り合いで一緒に飲んだことがあったそう。その時、ジェームスは、リーバイとセックスをしたと言い張るんだけど、リーバイはしてないと主張。しかもこれだけじゃなく、ジェームスはリーバイのことがこの5年間、ずっと好きで忘れられないのだとか。リーバイは、このことを知り合いに、「5年間もジェームスに付きまとわれてる。セックスしたこともないのに、したと言うしまいったよ」と話してる。

で、登場人物全員でロデオを観に行った際、そこでこの火種が再燃。そこにオネエ系不動産投資家のチェイスが割って入って、「5年も前のことをなんでそんなにこだわってるのさ?」と。ジェームスにしてみると、好きなリーバイとの一夜がずーっと思い出になって、それがあったからまた付き合えると妄想してるみたい。リーバイは、もうとっくにジェームスには興味を失ってるのに。

だけど、ジェームスは、5年前、二人は酔っぱらって、キスをして、ジェームスがリーバイをオーラルで奉仕したことを鮮明に記憶してると言い放った。しかも、そこでジェームスがリーバイに向かって付け足した言葉が、

「リーバイがデカいの持ってるていうのもしっかり覚えてるもん!」

爆笑~。しかも、ジェームスはこの時点で相当酔っぱらって、しかも泣きそうなくらい真剣。ジェームスが5年間、ずっと大切にしてきたリーバイとの思い出をリーバイ自身に否定されるのが許せなかったんだろうね。。。乙女や~。

この一件の後、しばらくして、また全員でオシャレなバーで集まるシーン(明らかにテレビ局がセッティング)。そこで、ゴシップ好きのフィリップ が、カトリック教徒で共和党員のテイラーに向かって、「テイラーはリーバイと付き合ってたんでしょう?」と切り出し、続けざまに、ジェームスに向かって、「ジェームス、あんたもリーバイと付き合ってたことあったんでしょ?じゃ、3人は三角関係なわけ?」と痛いところを突いてきた。

これに対して、酔っぱらってるジェームスが、「いや、あれは俺のウソだった。リーバイと俺は付き合ってない」と。そう言うと、いきなり彼の目から大粒の涙が頬を伝って落ちた。皆もそれに気が付いて沈黙・・・。ジェームスは、「トイレ行ってくる」と席を外す。それに続くチェイスとアシュリー。

バーの外でアシュリーとチェイスに、ジェームスは泣きながら、「リーバイが認めたくないんなら、俺が折れるしかないだろ」と苦渋の判断をしたことを告白。「ゲイにとってセックスなんて何でもないんだ」とやけ気味。「それは言い過ぎだろ。ゲイにとってもセックスはとても大切なことだよ」とチェイス。

一方、バーの中では、リーバイと本格的にやり直そうと思ってるテイラーが、「あんなジェームス見たら寄りを戻したくても戻しにくくなった」とホンネ。でも、この後テイラーはリーバイに誘われてディナーのデートをする。

テイラーとリーバイの二人は過去に関係を持ったことがあるらしいのだけど、会って即、夜を共にし、その翌日の日曜日朝、テイラーはリーバイを連れてメンバーである教会のミサに参加。その翌日の月曜にはリーバイがテイラーの家で生活するようになったのだと。だけど関係を急ぎすぎたのでその時はうまくいかなかったと。だけど、改めてデートしたいと互いに思ってるらしい。

というのが今週のエピソード。

来週は、浮気性なリーバイとそれに翻弄されるテイラーとジェームス、そのイザコザに巻き込まれてプールに突き落とされるフィリップとリーバイ。そこで逆切れするフィリップ、っていうのが予告編で出てた。

やっぱ、モテる人っつーのは、周りがチヤホヤするから身を固めようって思わないのかねー。ライケン然り、リーバイ然り。リーバイは、ジェームスにしろテイラーにしろ、金を持ってる男をターゲットにしてる感があるから、どうもその美貌を生かして逆タマを狙ってるみたいだね。これもよっぽど展開が読めないくらいストーリーが広がらないと、数話見て飽きるかもねー。

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