2013年9月17日火曜日

映画「恋するリベラーチェ」で日本人の矢田さんがエミー賞の特殊メーク賞を受賞! A Japanese makeup artist Mr. Yada won Emmy Award for "Behind the Candelabra"

今日9月17日のニュースで、「特殊メーク、矢田さんにエミー賞」というのを見かけた。ハリウッドで活躍する日本人の栄誉におめでと〜。


記事を読み進めて、びっくり。矢田さん(以下の写真)が受賞したのが、僕のブログ「HBO映画『Behind the Candelabra』でマイケル・ダグラスがゲイ役を熱演!」でも紹介した、テレビ映画「恋するリベラーチェ」での特殊メーキャップだったんだね。


これがこのニュースを報道した新聞記事の一つ。

米テレビ界の最優秀作を選ぶエミー賞のスタッフ関連部門の発表が15日あり、大阪出身の矢田弘さんらが特殊メーキャップを担当したスティーブン・ソダーバーグ監督「恋するリベラーチェ」(HBO)が、特殊メーキャップ賞を受賞した。

地元メディアによると、矢田さんは特殊メーキャップにあこがれて渡米、ハリウッド映画「グリンチ」「メン・イン・ブラック2」などに参加。「恋するリベラーチェ」はマイケル・ダグラス氏やマット・デイモン氏らが出演、日本では11月に劇場映画として公開予定だ。
出所:http://www.asahi.com/culture/update/0917/TKY201309170276.html

英語のタイトルは、「燭台(シャンデリアのようなロウソク立て)の背後で」っていう詩的なタイトルだったけど、日本語版ではやっぱわかりにくいわーってことで、「恋するリベラーチェ」ってなったんだろうね。

英語の原題って、おしゃれで知性が感じられるタイトルが多いけど、やっぱそういうのって、日本語に訳しにくいんだよね。かといって、英語をそのまま日本語読みしても全然伝わらないしね。

そして驚いたのが、この映画、アメリカではマイケル•ダグラスとマット•デーモンがゲイのカップル役を演じるっていうのが話題になったんだけど、そのセッOス•シーンとか、同性愛の表現が刺激的すぎるっていうので、映画館での上映はNGになったと言われてる。

なのに、日本では映画館で上映されるんやー。これが日本とアメリカの不思議なんだよねー。日本だと、いまだにモザイクがかかるし、閉鎖的で古い風習がまだまだたくさん残ってる社会。一方、アメリカはポノレノ産業が盛んなように、リベラルで自由な気風と言われる反面、変なところでブレーキがかかる保守の側面があるよね。

今回の件だって、同性結婚が合法化されたアメリカなのに、映画館での上映がNG。一方、同性結婚の合法化がぜーんぜん重要な政治案件として議論されてない日本では問題なく映画館で上映って、逆じゃない?

日本の皆様、11月1日の上映が楽しみだね。とにかく、マイケル・ダグラスとマット・デイモンの熱演が見所!しかも露出がすごいので、一緒に見に行く人たちには注意してね。やっぱ、一緒に行くなら、ゲイ友か、こういうのに理解ある女友達が一番でしょう。

こちら、日本語の字幕付き映画の予告編。




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