2013年8月21日水曜日

俳優ウェントワース・ミラーがゲイだとカミングアウト!Wentworth Miller Came Out As a Gay Man!

ドラマ、「プリズン・ブレイク」に出演した俳優のウェントワース・ミラーが、自分はゲイだとカミングアウト~!俳優(&脚本家)で、しかもイケメンのカミングアウト~。最近、アメリカで有名人のカミングアウトがなかったので、久々の嬉しいニュース。

彼の写真を探したら、若いときのばっかが出てきたんだけど、ウェントワースって、今41歳なんだって。

これも若いころの写真だねー。

ウェントワースがゲイであるとカミングアウトしたと最初に報じたのは、アメリカのエンタメ系ケーブル番組のE!。ここ「News/ Prison Break Star Wentworth Miller Comes Out As Gay」に掲載。今日、アメリカ時間の午後3時前に報じられたみたい。

その報道によると、彼がカミングアウトしたのはこんな経緯。

ロシアのセントピーターズバーグで開かれる国際映画祭に招待されたのだけど、今、世界的に問題視されている、ロシア政府の同性愛を処罰する法律を理由に、参加を断る手紙を主催者のMaria Averbakhに送った。その中で、ウェントワースは、次のように書いている。

「しかし、ゲイ男性として、私は(招待を)お断りしなければいけない・・・(中略)ロシア政府による、ゲイの男女に対する現在の姿勢および措置について、深く憂慮している。この状況は、決して受け入れられるものではなく、私のような人々が制度上、生活しオープンに愛するという基本的権利を否定されている、そのような国で開催される祝典には、良心に照らして参加することはできない」。
 "However, as a gay man, I must decline. . . I am deeply troubled by the current attitude toward and treatment of gay men and women by the Russian government, . . . The situation is in no way acceptable, and I cannot in good conscience participate in a celebratory occasion hosted by a country where people like myself are being systematically denied their basic right to live and love openly."(原文)
この手紙の全文は、GLAADのウェブサイトに掲載されている。



ロシアのアンチLGBT法は、ゲイと既にカミングアウトしている日系人俳優のジョージ・タケイも反対運動をしていて、2014年にロシアで開催されることが決まったオリンピックを、カナダに変更するように進める嘆願書を支持してる。マドンナも、昨年の夏、ロシアで開いたコンサートで、ゲイの人達も威厳を持って扱われるべきと発言したし、レディー・ガガもお怒りツイートを発信してる。

もし自分が住んでる国の政府が、「ゲイであれば処罰する」という法律を可決したとしたら、地獄だね。そんな国、とっとと捨ててゲイに優しい国に移民するよ。そんな暴力的なことが、今のご時世、しかも平和の祭典、オリンピックの開催国で、国家レベルで行われてるというのが信じられない。

一応、オリンピック参加者に、アンチLGBT法は適用されないというような「言い訳」をロシア政府はしてるみたいだけど、二枚舌だよねぇ。

ロシアで開催される映画祭に、ウェントワースが断りの手紙を出したのも理解できるよ。

ちなみに、ウェントァースって、これまでにもゲイじゃないかっていう噂はあったらしいのだけど、決定的証拠がなかったそう。まー、見た目も男っぽいしね。でも41歳になって独身、彼女なし、っつーのは、やっぱ本人も年貢の納め時、って腹をくくったのかもねぇ~。

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