錦織君、棄権しちゃったね。彼、前も試合途中で怪我で棄権したことがあったよね。がんばって勝ち進んで欲しいけど、身体がついてこれなくて悲鳴を上げてるのかなぁ。気力・技術力があっても、ハードな練習と試合に身体自体がついてこれないって、世界の壁だよねぇ。やっぱアジア人は白人・黒人にくらべて体力勝負では弱いのかなぁ。
ブライアンは、今日の錦織の試合をやっぱり見に行ってきたんだと。テキストメールで、「錦織をじか見しちゃった~。興奮してる自分が悲しい」ってメッセージがきてた。
そんなブライアンからのたわいもないテキストを傍目に、ニューヨークタイムスの朝刊を読んでたら、こんな記事が目に留まった。
H.I.V. Prevention Gel Hits Snag: Money
今、HIV感染を予防するジェルが既に試験段階で開発されてるんだって。記事のポイントは、その試験薬をテストするのに費用が半分くらいしか集まってない(その原因の一つが英国政府がHIV予防研究から予算を削減してるため)っていうこと。でも僕は記事の本題より、そういうジェルが開発されてるっていうことがニュースだった。
このジェルは女性専用らしいんだけど(でも男性にも転用できるはず!)、最初の実験結果では、性交渉の前後にジェルを使った女性は39%も、偽薬(プラシーボ)を処方された人よりHIVへの感染率が低下したんだと。さらに、より頻繁にジェルを使った人たちは54%も感染率が下がったとか。
半分以下の感染率ってすご~い、と感心しながら、偽薬を処方されてHIVに感染した人たちって、可愛そう、っつーか、道徳的にどうなの?と思ってしまった。。。もしジェルを処方されたときに、「これはHIVへの感染を抑制する試験薬です」って説明されて渡されてて、そのためにアンセイフな性交渉をしてたとしたら、問題じゃない?まー、法的責任を問わないよう契約書にサインして実証実験してるだろうけど。
あと、驚きの研究結果として、男性は皮を切除(いわゆる、cut)の人のほうが、HIVに感染する率が少なくとも半分以下になるんだそうなー。えーーーー、なんで生まれたままの姿じゃいけないわけ?でも、uncut(皮を切ってない人)にも色んなタイプがあるじゃない?立ってもかむったままの頑固者もいれば、uncutなのにほとんどforeskinがない人とか。uncutを一括りにするのって無理があると思うんだけどー。でも、ま、切ってる人の感染率は半分以下だったと・・・。かなり厳格な3つの研究が同じ結果を出してるんだって。素人の反論の余地はないっす。これまた生まれてすぐに切る習慣のないアジア人(日本人)にとって不利な状況。。。変なところで錦織君の話とつながった。。。
anyway、話題がそれたけど、感染した後の治療薬(カクテル)はずいぶんと開発されてるらしいけど、やっぱり治療費が高いらしくて、予防がそういう意味でも一番、金銭的にも効果的で求められてると記事は結んでる。早く予防薬が開発されることを祈る。
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