2008年8月29日金曜日

人恋いし

夏もそろそろ終わりですねぇ。毎年、言ってることですが、アメリカでは9月の第1月曜日がレイバーデーで休日なのです。そしてこの日を前後にして、小中学校の新学期が始まるので、夏の終わりを告げる3連休となってます。

住み慣れた東海岸を引っ越してから、人恋しい気分が続いてます。だって親友のMさんとも連絡が途絶えがちだし、ブライアンともメールでたまに連絡する程度。LAでは、まだ親友と呼べる人ができてないし・・・。ま、長年の知り合いジャドソンはいるけど、この3連休に連絡すると言ったきりなしのつぶて。人工授精ではらませた日系人女性の臨月も近いみたいで、この双子が生まれると彼も父親業で忙しくなるだろうし・・・。

淡白なお別れで終わったトライアスロンのデービッドや遊び人のウィリアムなんかもつい懐かしく感じちゃったりして、季節柄なのか?それに追い討ちをかけたのが、テレビドラマBurn Noticeで見かけたJeffrey Donovan。デービッドにどこか似てるしぃ~(デービッドは、ダーティーブロンド&ブルーアイズでしたが、雰囲気、顔立ちが超似てる)。西海岸に引越しした唯一の後悔はこれだね。新たなデービッドを発掘しなければ・・・。



このサングラスがカッコイイよね。









ちなみに、LAに引っ越してきて初めて映画を見に行きました。バットマンシリーズの最新作、The Dark Knightもまだ見てないのに、これが2時間40分という超大作でしんどそうだったので、フレンチ映画Tell No Oneにしました。




2006年に制作された映画だけど、今年上映っていうインディーならではの時間差。ヒッチコック風なサスペンス映画で、迫真に迫る演技というのはこういうことかというくらいのリアル感が最高でした。一応、レズビアンカップルなんかも出てきたり、国内の移民問題、マイノリティーたちが構成するゲットー地区など、現代のフランスの社会事情も生写しされていて、監督の真摯な視点に共感を生みます。

元々は、米国のベストセラー小説が原作とか。ストーリーには無理ある展開もあるけれど、フランス語を聞きながら英語の字幕を追って見る極上のサスペンス映画は、見た後、程よい満足感が得られる作品です。

あ、あと、登場する若い刑事さん(Philippe Lefebvre)がいいんですよぉ~。

2008年8月26日火曜日

バレー&ゲッティー

昨日の日曜は、マリン郡(ゴールデンゲートブリッジを渡ってSFの北)からブルースがやってきた。かつてベニスビーチやサンタモニカに10年以上住んだことがあるので、街の歴史や地理にめっぽう詳しい。しかも、大学を卒業してしばらくはタクシーの運転手をしてたというから、地理感覚については折り紙つき。

この機会を見逃す僕ではないです。お願いして家具屋のIkeaに連れて行ってもらった。一番近い場所にあるのが、Burbankにある店舗っつーことで、一山越えて、いわゆるバレー(谷)と呼ばれる地域に初デビュー。

アメリカ在住の方なら、Burbankと聞いてJay Lenoを連想するのでは?僕もそんな一人。Jay Lenoはアメリカ版タモリ(?)とでも言うべきNBCテレビのトークショーの司会者。彼の番組の収録が行なわれているビルの前をブルースのガイドのもと通過。



バレーの印象――暑い。

山を越えることで、海からの潮風が入ってこない盆地になるらしく、とにかく猛暑。日差しも当然きつくて大変でした。南カリフォルニアって、砂漠地帯なんだということを改めて実感。こういう気候もあって土地が安いらしくて、映画産業は、かつてLAの中心地にあったのを、この地に引っ越してきたとか。なので、ユニバーサルスタジオやワーナーブラザーズのスタジオが隣接してありました。

その後、マリブーに近いところにあるゲッティー・ビラへ。ゲッティー・ビラへは、2年前、ジャドソンに連れて行ってもらってます。今回で2回目。

いつ来ても清潔に保たれてます~。おそらく、設立者・設計者の根底には、この世のものを越えたを楽園を連想していしていたのではないかなぁ。



前回行ったのは8月、今回も8月だったけど、はすの花が満開で咲いてました。イチジク、ヤマモモ、レモン、ブドウなんかも実をつけてた。



そして庭には、ホモエロティックな銅像が各所に・・・。設計者の意図が見え隠れします。



正面の広場を抜けて、中庭で僕が目にしたものは・・・









彼、かなりクルージーでした。この後、サングラスを掛けた青年が、この日光浴してる人の反対側のベンチに座って彼を観察開始。それに気づいたこのクルージーな彼は、大胆にもこの人に隣に行って会話を始めるっつー、お子様にはちょっとまねの出来ない芸当を見せ付けてました。
(中庭の景色を撮る振りして彼の写真を4枚も取った僕・・・。最後の4枚目の写真の頃には、完全に僕が写真を撮ってるということがばれてましたね。だって彼の目線がこっちむいてるし。)

2008年8月17日日曜日

ご近所

新生活が始まると何かと物入りですねぇ~。とりあえずLAに到着してから購入したものはというと・・・

・ハイブリッド・バイク(マウンテンバイクとアーバンバイクのハーフ)
・自転車用品もろもろ(ヘルメット、グラブ、サングラス、スタンド、etc.)
・ノートPC
・プリンタ、スキャナ
・教科書類
・キッチンの蛇口に取り付ける浄水器

このほかにもこまごまとしたものを買ったりしていて、あっというまに今月のクレジットカードの請求額が4000ドルに迫る勢い。もう毎月のお給料は入ってこないというのに。この先数年は貯蓄を食いつぶす生活が続くと思うと、やっぱり不安だー。

しかも、LAでの生活費って高いねぇ~。オンラインで買ったPCや浄水器にも全てカリフォルニアの州税が掛けられていて、PCなんて130ドル以上も税金で取られてました!しかも、普通、アメリカだと食料品には消費税がかからないのに、買ったミネラルウォーターに、ソフトドリンク税なんていう聞いたこともない特別税が10%も掛けられてた!なんちゅー州なんでしょうか、ここは。東海岸と比べてLAで安いもの、、、あんあり思いつかないけど、Santa MonicaのBig Blue bus(75セント)だけは安いかな。。。これもそれも、この恵まれた気候に払ってると思うべきなのか。(ま、冬はその分、光熱費を払わなくてもいいわけだしね。冬服代もいらないし。)

とLAでの生活費の高さにうめいていると、今日、前の住所から送った引越し荷物が届きました。巨大コンテナに入れてまとめて送ったやつで、これも送料2000ドル弱。詰め込み作業よりも、荷卸のほうが早く済んで、2時間ほどで完了。キッチン用品とトイレタリー用品も箱から出して、テレビもようやく見られるようになってやっと現代人の生活ができるようになりました!超うれしぃ~。やっぱり、プラスティックのお皿やスプーン、そして缶きりだけでの食生活を2週間っつーのは苦痛でした。特にグルメな僕にとっては。

そうそう、ご近所に自己紹介もしないまま2週間過ごしていたけど、昨晩、真上の部屋に住んでいる3兄弟に挨拶に行ってきました。そもそもの理由は、引越し荷物を搬入するのに、彼らの車が通路においてあって邪魔なので、今日だけ別の場所に駐車してもらうようお願いすること。この晩は、2兄弟とそのガールフレンドらしき人の3人がワインを飲んでいるところにお邪魔。実はこの兄弟の1人、ブルネットの方は、初日にベランダにいたところ目が合って、会釈はしてました。しかも、この人、Sex and the Cityでキャリーの恋人役をしたバーガー(Ron Livingston)を若く・細くした顔立ちで、もろタイプ。





事情を説明すると、このバーガー、じゃなくブランデンは快諾してくれて、見た目だけじゃなく性格もええ人みたい~。自動車の持ち主も彼のようで、No problemとのこと。弟のジミーというブロンドの方は、ちょっと人見知りするタイプなのか、イマイチ。顔もイマイチ。僕の前に住んでた住人ローラとマイクによると、ブランデンは残る二人とはステップ・ブラザーとか。どうりで似てないわけだ。

この兄弟たち、部屋でバスケットボールをついたり、夜中まで起きてて足音がズンズン僕の部屋まで響いたり、週末になるとパーティーしてうるさかったりしてちょっと最悪~と思ってたんだけど、挨拶して顔を見たとたんに印象が替わっちゃいました。挨拶してから、2階の物音も比較的静かになった気が。なんだか新居での生活が突然華やかになりそうですっ。

2008年8月12日火曜日

セレブ効果?

このブログも続けて数年、昨日のブログ閲覧のページ件数が1690件を記録!

これって多分、最多記録なんじゃないかと思うんですけど。1日にこのブログ上で読まれたページ件数ってことなので、そのまま1690人の訪問者があったわけではないけれど、これってすごくない?それにしては、コメントくださる人数が一向に伸び悩みなのは何ゆえ?

それにしても、昨日、この数字を記録したってのは、セレブ効果なのか、それともAV効果なのか・・・。まさかSF旅行の写真つき点心効果とは思えず・・・。ナゾだ。

2008年8月11日月曜日

セレブな街WeHoデビュー

LAに引っ越してきて最初の週末を迎えました。昨日の土曜日は、早速ゲイ・タウンのウェストハリウッド(通称WeHo)へ初詣に。入ったレストランのウェイターがヒュー・ジャクマンにそっくりでドキドキ。しかも、料理が運ばれてきた後も3回くらい僕らのテーブルにやってき"Is everything OK?"って笑顔で聞いてくるから紛らわしい・・・。





やっぱりハリウッドは美容通な殿方が多いね。モデル張りのウェイターや客がわんさかいて(本当にモデルなのかもしれませんが・・・)、僕がかつて住んでいた東海岸の町では見かけないようなレベルの方々に圧倒され気味。だけど、この街にも僕みたいな凡人がいるようで、ゲイ・バー兼レストランなのに普通に歓談している中年のストレートカップルが何組もいました。あんたら何者?と訝る僕でしたが、リベラルな街だとゲイもストレートも関係ないんですね。

このレストランでトイレに行ったら、あんた、中年のメガネかけたオヤジが後からついてくるじゃないですか。とにかく彼を見てみぬ振りして自席にもどったけれど、どうしてアジア人はこうも白人の中年以上の方々にしかもてないんでしょう?この日も、40代アジア人と60代白人っていうようなカップルを何組か見かけたけど、それ以下の年代層では見かけなかったしぃ。



そのほかに見かけた人というと、ケーブルテレビBravoで放送されている番組、Work Outに出てたジム・トレーナーのBrian Peelerがゲイバーにいました。



この人って、ストレートじゃなかったっけ?とまたまた訝ってしまった僕だけど、もうセクシャル・オリエンテーションなんて関係ないんだね、この街では。

その後、夕日が沈むWeHoを徒歩で散策してたら、どこかで見かけたことがあるいい男が眼前に登場。僕が見たことがあって、しかもLAにいるいい男なんて、そうそういません。誰だったっけ~と思った瞬間、出ました。AVスターのDean Phoenix



さすがにフルネームまでは出てこなかったけど、このイケテル顔立ち、覚えてました。(AVスターの顔を即、認識できるってこと自体が問題?)道端で普通にたむろしている人の中に突っ立ってたけど、やっぱりオーラっつーの?僕の目もキュッキュッと引き付けられちゃいました。だけど、他の人たちに普通に話しかけられていて、気さくな印象だったのが意外。


さて、とりあえず1週間をLAで過ごしてみた感想は、、、目に悪いということ。日差しがきつくてお肌と目に悪いってことの他に、モデルやらサーファー、ジョック、はたまたAVスターまで、日常茶飯事に見かけるこの街って、なんだかそれが普通になってて、目だけが肥えるっていうの?いってみれば、目の糖尿病だねこれは。

WeHoを舞台にしたゲイの映画、The Broken Hearts Clubという名作があったけど、そこでも平凡な容姿の人が、「なんでこの街には僕よりカッコいいやつらしかいないんだ!」と憤慨と落胆のない交ぜになった心境を吐露するシーンがあった。昨晩は、まさにその立場に立たされた気がしました。



でも、しばらくすると目が慣れてくるってこともあるのかなぁ。そして慣れてきたころには、年寄りでもいっかってことになって、僕も今晩みかけた熟年カップルに仲間入りしてたりして・・・まさにbroken heart。

2008年8月9日土曜日

コースタル・カリフォルニア②

空けて翌日、SFの飲茶を堪能!これまでで最高かも
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SFのパン屋さん。地球の歩き方に載ってたお店でクロワッサンが有名とか。1個3.25ドル!
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ゲイのメッカ、カストロ・ストリートに近いので、来るお客もゲイが多かったでぇ~。けど、地球の歩き方に載ってるだけあり、日本人女性の集団もいました。僕にとっては、両方「シスター」だわね
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レモンパイ、おいしゅうございました
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客層も、おいしゅうございました
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後姿だけど、彼、「体積」が大きいのわかってもらえる?いいっ~(←レモンパイをほおばりながら1人悶絶)
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ゲイの町はアートの町
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街頭広告も僕ら用に
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これがカストロストリートっだー
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やっぱりゲイはでかいもん好きなのか旗もでかい
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ゲイのメッカでも、若いアジア人と白人カップルというのはほとんど見かけなかったんだよなぁ。おじさま連れはいたんだけど
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入ったゲイバーのトイレにて・・・。こういうのって苦手ぇ~。みなさん、こういうので用を足せます?
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中日、ミーアウッヅ(Muir Woods)のビーチへ。場所によってはゲイ・ビーチにはや替わりするらしい。
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きわどい水着を着たおっさんを発見し、もしや?と思ったけど、この後、子供を二人連れてたので、Euro Trashだった模様。まぎらわしい!
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SFといえば定番のケーブルカー。観光客の着てる服装にご注目。秋でしょ?
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最後の夜のディナー。食に始まり、食に終わったSFの旅でした
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イカの肉詰め!
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デザートの蒸しレモンスフレのブルーベリー添え。ブルーベリーの粒が大きい!
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ごちそうさま~。

コースタル・カリフォルニア①

LA生活の最初の週が終わろうとしてるんだけど、やっぱり忙しいね。しかも授業が結構大変で、宿題もわんさかでるしスピードも速いし、勉強癖の抜けた脳みそには過酷ブートキャンプなみです。だけど、昨日は初めて大学のジム・デビューを果たしたのだ~。しかも学生は無料。ジムのメンバーシップって年間1200ドルくらいになるからねぇ。高い授業料を払ってようやく得られるメリット、という感じです。

それにしても、LAの大学だけあって、ジムで筋トレしている学生も、サンタモニカでみかけるようなサーファー系、ジョック系がわんさか。ジャックポット!!!と心で絶叫しながら、顔では平静を装って筋トレしたのでした。だけど、やっぱりサーファー系、ジョック系は高嶺の花ですねぇ。そもそも彼らがゲイである確率はなんぼ?って感じだし、ゲイであったとしても、アジア人好きってこれまたなんぼの確率?って意気消沈。

大学の巨大ジムには、これまた巨大ロッカールームもついていて、シャワーやサウナまでご丁寧についてる。僕が着替えているときも、白人の中年おやじさんがタオル一枚でサウナにご入場~。だけど、ちょっと目線が怪しかったのは気のせい?しかも、ガラス戸の即内側に座り込んで、外からも彼が見える位置に陣取ってたし。ちょっとクルージーでした。やっぱ、ちょっと大胆な行動に出る人たちって、年老いたピーク過ぎた人たちだと思いませんか?サーファー系、ジョック系の彼らがタオル一枚でサウナに入って窓際に陣取ったりした日には、僕も後からついて入るんだけど。勉学の合間に地道にジム通いしてみます~。

先週末のLAからSFへのドライブの写真を載せます。一応、時間軸に沿ってるので、前々回のブログで紹介した順番どおりになってます。

バージン航空の機内からの眺め。多分、グランドキャニオン近く
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いきなり飛んで、LAを出発してサンタバーバラに行く途中で止まった休憩所付近
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南カリフォルニアにもワイナリーがあったのね、と驚き
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ランチで入ったタコスレストラン。やっぱりサーファー文化がいたるとこに発見できます
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狙いは左側です。はい
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僕が頼んだコンボ。これで12ドルくらい。お値段もカリフォルニア
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Big Surに到着
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絵に描いたような景色
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サンタクルーズのゲームセンターで熟睡する若者
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サンタクルーズ
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サンタクルーズのビーチ
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SCでは毎週金曜、有名ミュージシャンによるライブコンサートが開かれてるとか。この日はジョン・ウェイト。
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モントレーを素通りして、パロアルト、マウンテンビューを抜け、SFに突入!北上してゴールデンゲートブリッジを抜けマリン郡へ
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夕焼けに照らされるゴールデンゲートブリッジ
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今晩のデザートは塩とオリーブオイルのアイスクリーム。この角度、微妙です・・・別のものに見えない?
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