LAに引っ越してきて最初の週末を迎えました。昨日の土曜日は、早速ゲイ・タウンのウェストハリウッド(通称WeHo)へ初詣に。入ったレストランのウェイターがヒュー・ジャクマンにそっくりでドキドキ。しかも、料理が運ばれてきた後も3回くらい僕らのテーブルにやってき"Is everything OK?"って笑顔で聞いてくるから紛らわしい・・・。
やっぱりハリウッドは美容通な殿方が多いね。モデル張りのウェイターや客がわんさかいて(本当にモデルなのかもしれませんが・・・)、僕がかつて住んでいた東海岸の町では見かけないようなレベルの方々に圧倒され気味。だけど、この街にも僕みたいな凡人がいるようで、ゲイ・バー兼レストランなのに普通に歓談している中年のストレートカップルが何組もいました。あんたら何者?と訝る僕でしたが、リベラルな街だとゲイもストレートも関係ないんですね。
このレストランでトイレに行ったら、あんた、中年のメガネかけたオヤジが後からついてくるじゃないですか。とにかく彼を見てみぬ振りして自席にもどったけれど、どうしてアジア人はこうも白人の中年以上の方々にしかもてないんでしょう?この日も、40代アジア人と60代白人っていうようなカップルを何組か見かけたけど、それ以下の年代層では見かけなかったしぃ。
そのほかに見かけた人というと、ケーブルテレビBravoで放送されている番組、Work Outに出てたジム・トレーナーのBrian Peelerがゲイバーにいました。
この人って、ストレートじゃなかったっけ?とまたまた訝ってしまった僕だけど、もうセクシャル・オリエンテーションなんて関係ないんだね、この街では。
その後、夕日が沈むWeHoを徒歩で散策してたら、どこかで見かけたことがあるいい男が眼前に登場。僕が見たことがあって、しかもLAにいるいい男なんて、そうそういません。誰だったっけ~と思った瞬間、出ました。AVスターのDean Phoenix。
さすがにフルネームまでは出てこなかったけど、このイケテル顔立ち、覚えてました。(AVスターの顔を即、認識できるってこと自体が問題?)道端で普通にたむろしている人の中に突っ立ってたけど、やっぱりオーラっつーの?僕の目もキュッキュッと引き付けられちゃいました。だけど、他の人たちに普通に話しかけられていて、気さくな印象だったのが意外。
さて、とりあえず1週間をLAで過ごしてみた感想は、、、目に悪いということ。日差しがきつくてお肌と目に悪いってことの他に、モデルやらサーファー、ジョック、はたまたAVスターまで、日常茶飯事に見かけるこの街って、なんだかそれが普通になってて、目だけが肥えるっていうの?いってみれば、目の糖尿病だねこれは。
WeHoを舞台にしたゲイの映画、The Broken Hearts Clubという名作があったけど、そこでも平凡な容姿の人が、「なんでこの街には僕よりカッコいいやつらしかいないんだ!」と憤慨と落胆のない交ぜになった心境を吐露するシーンがあった。昨晩は、まさにその立場に立たされた気がしました。
でも、しばらくすると目が慣れてくるってこともあるのかなぁ。そして慣れてきたころには、年寄りでもいっかってことになって、僕も今晩みかけた熟年カップルに仲間入りしてたりして・・・まさにbroken heart。
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