来年秋に迫るアメリカ大統領選挙。2期目を狙うオバマ大統領の対抗馬として、今、共和党から何人もの大統領立候補者が名乗りを挙げてテレビで政策討論番組がわんさか流れてる。
保守派共和党の政治家たちだから、政策内容も金持ちや企業寄りだし、なにより、テキサスとかアイオワ、ジョージアとか田舎の保守派の政治家さんたちがほとんどだから、言ってることが差別的でトンチンカン・・・。
そんなトンデモナイ保守政治家の大統領候補たちについて、共和党を支持する国民からも、「パッとしない」という声がある中、今、(共和党員の間の)世論調査で一番人気があって、おそらく共和党選出を勝ち取るだろうと言われてるのがニュート・ギングリッジ。そんな彼の妹がレズビアンというニュースがオモロイ。そういやー、前副大統領のディック・チェイニーには、レズビアンの娘がいたね。
ギングリッジの妹の名前はキャンダス・ギングリッジ・ジョーンズ(Candace Gingrich-Jones)といって、ギングリッジよりも20歳も若い。片親が違うらしいから、ハーフ・シブリング(half sibling)で、一緒には生活したことがないそう。キャンダスは女性と結婚して幸せな生活をしてるらしいんだけど、彼女の結婚式に招待したのに、ギングリッジは参加しなかったんだと。贈り物は届いたらしいんだけど。
レズビアンのテレビ・アナウンサー、レイチェル・マドウの番組にキャンダスが呼ばれたときも、彼女は「たとえ兄が共和党選出の大統領候補になったとしても、私はオバマに投票するわ」と言ってニュースになってる。
3:15あたりから登場
キャンダスは、先日紹介した、ゲイの人権向上のための非営利組織、HRCで勤務してるんだって。
こういうディック・チェイニーとか、ニュート・ギングリッジとか、保守派、ネオナチの政治家に、LGBTの家族がいるっていうのが興味深いよね。レイチェル・マドウもキャンダスに質問してるけど、「レズビアンの妹がいるということが、政治家(お兄さん)に影響を与えなかったんでしょうか?」というのは僕も聞きたいこと。家族にLGBTがいるのに、その人権を否定する保守派路線を強行に進める心理ってなんなの?!
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