2011年9月1日木曜日

留学経験のある日英バイリンガル日本人の雇用市場 changing job market for bilingual Japanese students?

アメリカ人の友達からこんな記事が送られてきた。

Japan’s hiring practices
Hello world
Japanese firms are waking up to the merits of hiring globe-trotting recruits

日本の雇用習慣
世界よこんにちは
日本企業は世界を渡り歩いた学生を雇用するメリットに目覚めようとしている



この記事によると、日本人留学生数は一時期に比べて減って、中国や韓国に追い抜かれてしまっているけど、日本企業はますますグローバル展開しないといけないから、留学経験のあるバイリンガルの学生で、新しい発想ができる人を求める機運が高まってるっちゅー話。特に3月の震災以降、こういう動きが加速してるらしくって、国内は高齢化・人口減少で市場が頭打ちというのが追い風になってるともある。

だけどこの記事を読んだとき、やっぱ違和感っつーか、所詮、会社の都合で求めてる人材が違ってきてるっていう話じゃーん?って思った。短い記事だし、あんま取材せずに印象論だけで書かれてるっぽくって、採用する会社側の話が出てこないのが不満なんだけど、こういう留学するような元気のある学生だと、日本の年功序列で横並び意識の高い日本の組織では満足せんでしょーと思った。目に見えてミスマッチが起きるぞと。

ちゃんと記事の最後にもこんな一節が:

But while hiring trends may have started to reflect this shift, corporate culture has not. Hierarchy and pay remain rigid in many Japanese firms–you do what you are told and get what you are given. Well-travelled recruits may not like this. And if they don’t, they can go elsewhere.
こういう雇用トレンドの変化が起きている一方、企業文化は変化していない。多くの日本企業で、序列や給与体系は硬直したままである。言われたことを行い、支払われるものを受け取るという状態。世界を旅した就活生は、こういう習慣を好きにはなれないかもしれない。そしてもし好きになれなければ、世界を旅した就活生は、別の(非日系)企業を選ぶことができるのだ。

暗に、日本企業は海外経験のある日本人留学生からも見放される可能性がある、っていう耳の痛~いまとめになってる・・・。僕も留学経験のある日本人として、典型的な日本企業では働けんわーって思うもん。新しいアイディアが豊富な留学生募集、とか言って、そういう発想豊かな人たちが今まで集まってこなかったあんたの組織がそもそも問題じゃね?って突っ込ませていただきますよ。そう思わない?新たに留学経験者を雇ったからって企業の組織文化がすぐに変わるとも思えんし。採用してもそういう人だと引く手あまたで条件のいいとことか居心地良い組織にすぐ転職しそう。

あとさ、発想豊かな人とか多言語に長けた人を雇いたいんだったら、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスセクシャル)をもっと積極的に雇用しろって話だよ。アメリカの会社だと、大学のLGBTクラブに直接連絡取って、LGBTの学生を積極的に雇用するパスができてるし。タイの航空会社には、性転換手術したトランスセクシャルの人がフライトアッテンダントとして働き始めてるって先月ニュースになってた。日本の会社って、テレビではあんなにオネエキャラが登場するのに、まじめな就活とかのシーンでは、全然LGBTフレンドリーじゃないよね。「発想豊かな人」「バイリンガルの人」って、ようは普通の人と違うってことなわけで、人事の堅いおやじさんとかが「俺とは違う」って違和感覚える人を雇えるのか、って話よ。

今、日本の会社で働いてる人、どう思う?職場でカミングアウトしてる?そこは働きやすい会社?あと、アメリカで働いてる人はどう?アメリカでも日系企業だと、日本の職場とほとんど変わらない感じじゃない?あと、アメリカとかヨーロッパの会社で働いてみて満足するところ、不満なところって?僕が日系、アメリカ系の両方の会社で働いた感想は、日本ってやっぱ家族的な近い人間関係が職場で生まれるけど、アメリカの会社はやっぱプロフェッショナルとプライベートを明確に分ける傾向にある気がする。あと、日本の組織もアメリカの組織も、人間関係の軋轢はどっちにもあるな、って。特にアメリカの会社って、チームワークがとことん下手な人っていない?me-me-me人間。日本語だとジコチューとか言うんだと思うんだけど。

日本人留学生の就活で思い出したのが、数か月前、とある日本食レストランで目撃した光景。僕はアメリカ人の友達とカウンターの席に座って食事してた。ウェイターやカウンターの内側で働いてるシェフは全員日本人で、お互いに日本語でしゃべってたんだけど、僕は日本人じゃないふりしてたので、結構、店員さんたちは無防備に日本語で会話してた。

僕らの食事が中盤にさしかかったころ、お店に一人の若い日本人男性(20歳前後?)が登場。着古したトレーナー一丁でみすぼらしい身なり。一見、家出少年風で、一人でもじもじして突っ立ってる感じが客じゃないっていうオーラ全開。僕は彼を振り返ってチラ見しながら食事を続けてたら、背後で女性のウェイトレスが彼に日本語で何やら話をしている様子。

会話の内容は店内の雑音にかき消されてよく聞こえなかったんだけど、女性店員がカウンター内にいる店長に事情を説明するとき、僕の耳にも入ってきた。

「働かせて欲しいって方がきてるんですけど」と女性店員。

「え、日本人、彼?」と店長。

「はい、日本人です」と女性店員。

「あ、そう。じゃ、お店が終わるまで待っててもらって」と店長。


僕らはもちろん、お店が終わる前にお会計を済ませて出てしまったので、店長とこの男性の会話は聞けなかったんだけど、状況からして、観光ビザでやってきた日本人男性が、日本料理屋にビザなしで働かせて欲しいっていう話なんだと思う。今時、こういう無鉄砲なことする日本人の若者っているんだねー。何十年も前の時代に、ケン・コスギがロサンゼルスにあこがれてやってきて、レストランで皿洗いから始めたっていうのを彷彿としてしまった。日本食レストランは、いまだに不法滞在日本人にとっての駆け込み寺なんやねぇ~(←勝手にそう想像しちゃってる)。

同じ日本人だから、ビザなしで仕事を探す難しさっていうのも店長は知ってるし、力になってあげようって思ったのかもね。もしかしたら、この晩、事情を聞くだけ聞いて、諭して日本に帰りなさい、って言ったのかもしれないけど、店長が、「で、日本人なの?」って聞いたところが、「日本人だったら面倒みるかも」っていう風に取れなくもない。

寿司職人は特殊技能とアメリカ政府が認めてるので永住権が取りやすいっていう話なんだけど、今でもそうなのかな?今じゃ寿司職人が増えて枠が減ってるという噂も聞くけど。。。

でも不法滞在っていうリスクを負ってまで日本を出たいっていう決心と行動力は偉いと思う(賢いとは思わんけど)。やっぱ、人生で何度かリスクを背負って挑戦してみるっていうことはとっても大切だと思う。失敗しても学ぶし、成功しても学ぶし。リスクを負わないと学べないことってあるよ。それに、リスクを伴わないと、大きな変化や成長は自分で起こせない。翻って、日本の会社はもっとリスクを取れっつーの!

11 件のコメント:

  1. 主さんの意見、すごいわかります。震災もあったし、僕自身も日本人として日本を助けないといけないのとも思うのですが、日本の企業でそれが出来るかどうかはまた別問題で。。。主さんは日本で就職は未だに候補にあります?主さんほどの人材なら、すぐにいい所見つかりそうですね。:)

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  2. こんばんは♪

    今、自分が学生じゃないから、想像もやや入りますが。。。
    (一時期、採用広告の営業をやってたことがあって、その経験も踏まえたりしつつ。。。)

    新卒採用って、あたしが活動してたときより、アピールする側も採用する側も、面接スキルが上がったり、目が肥えたりしてきてるんだと思います。
    あの時の自分が、今新卒だったらと思うと、マジ恐ろしい。。。(^-^;)

    新卒で「留学した」ってことがシンプルにウリになったのって、なんとなくだけど、もうちょっと前と言うか、今は、それだけでは・・・なんだと言う気がします。

    学生での留学経験だと期間が短い人も多いので、「留学しました」と言うことだけでは、すぐに企業にとって活かせるイメージではないと思います。

    中途と違って、新卒は(いったんバイトは外して)いわゆる仕事の経験ってこれからなので、潜在能力の状態です。
    それを、「どう発揮してくれそうに感じるか」を見極めるのが面接。

    なので、部活、学校、や様々な経験の一つとして、留学があるんだと思います。
    結局これまでの、どんな経験から、どう考えているか、会社に入ったらどう活かせると考えているかを企業に「アウトプット」できるかと言う事が一番重要なんだと思います。ここで発想力が豊かそうであるかどうかなど、発揮能力を企業は見ていくんだと思います。

    もちろん、様々な経験の中で、自国以外の国での経験ってとても大きいし、ポイントも高いと思います。
    その留学経験で、そこが語れる人は、強いウリになると思います。きっと企業も欲しがります。

    22-23歳の留学経験のある学生が、全員発想力豊かかっつったら、そんなこと無い気がします。
    結局は、その経験が何であれ、何を得て、何ができるか、何をしたいかを語れる人材、ってことなんだと思います。

    それよりは、企業は学歴(大学名)の方見てる実感ありました。。。
    いい大学だってバカはいるし、それだけじゃ、全ては図れないんだけどね。
    ただまあ確率論なんだけど、優秀な人が高学歴に比例している部分はあるっちゃあって。
    潜在能力だから、採用してみないと分からない訳だし。
    そしたら、そりゃあ、確率が高い、一流大学がいいっていう企業の見方も一理あるし。。。
    大手企業はやっぱ学校聞くと、まず一流大学なんだよね。
    それも現実。。。

    なんか、まとまらずすんまそん。。。

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  3. 久々のもっちです。
    日本の企業でも、たくさんその人の個性を見てくれるところはありますよ!
    旧態依然とした会社も多かったですが、やはり今まで長く生き残ってきている会社の人事の方々はとても理性的で、ユニークで温かな方が多くて、まだまだ日本も捨てたものではないな、と去年就職活動をして、良い風に誤解が解けました。
    自分は結構ゲイってのが、もろわかりだったりするのですが(笑)それでも、「君は個性的だし、思考が柔軟だから」という理由で内定を頂いた会社が幾つもありました。
    きっとそういう自由な風土ではない会社も多いでしょうけど、自分が受けて内定を頂いた会社、今現在働いているところは、ゲイが透けて見えまくっている自分でも、すごく働きやすいですよ。

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  4. Jpさん、そうだよねぇ。僕もどうにか日本復興の役に立てればと思うんだけど、非力でしかも海外在住っていうので何の役にも立ててない。せめて海外で日本人として頑張ることが日本への貢献につながればと思ってる。

    かといって、今後、日本での就職はと聞かれると、ないだろうなぁというのが正直なところ。以前、会社を辞めるとき日本の幹部職の人(上司の上司の上司)に、「次に転職するときは日本の会社はやめておきなさい。日本の会社は中途で入社することの障害が多すぎる」って言われたのがすっごい記憶に鮮明に残ってるんだよねぇ。やっぱまっさらな状態で入社するのと、他社の色に染まって中途入社するのでは組織の扱いが違ってくるというのをその人は言いたかったんだろうなぁ。それも超日本的だよね。閉鎖的というか硬直化してるというか。。。会社自体が村社会。

    amemaさんはとても社会人経験が豊富そうですよねぇ。人事の人の考え方というか見方がよくわかりましたよ。ま、そうですよね、留学って言ってもピンキリですもんね。ここで紹介したエコノミストの記事で、「日本人留学生=発想が豊か」って単純な図式しか書かれてなくて、そういう「発想豊かな学生を採用したがってる日本の会社」って一般化されすぎてるっていうのはあるよね。ま、そういうマクロなトレンドがありますよ、っていうのが記事の趣旨なんだけど。

    まー1年未満程度の交換留学とか語学留学くらいじゃ、この記事が言うところの「発想豊かな留学生」には当てはまらないだろうね。たぶん、学部レベルで最低2年間、まるまる海外の大学を出てる日本人とかを想定してるんじゃないかなぁ?でもそういったら、ますますそんなインターナショナルな日本人は並大抵の超ドメスティックな日本企業には不適合を起こすと思うんだけどねぇ。でもamemaさんの話を聞くと、留学生の採用もなんだか建前っぽくって、結局は大学名が決め手っていうね。なんか分かりやすすぎ。。。

    もっちさんって、ミシガンに在住のもちこ(もっちり)さんとは違う方?コメント見た感じ、日本の会社に勤めてらっしゃるみたいで。。。スイマセン、コメントいただく方々が増えてきて、僕の処理能力を超えてきました。。。できればID登録してコメント残していただけると助かります。
    m(_ _)m

    昨年就活したんだ。僕も今回のブログを書きながら、きっと業界によって集まる人の種類とか職場の感じとかが日本国内でも違ってくるだろうなぁと思った。たぶん、僕が働く業界がもっちさんのよりお堅いんだろうね。なのでアップルとオレンジ(似て非なるもの)を比較してるからかみ合ってないんだと思う。性的指向を受け入れてくれる会社で働いてるなんてラッキーだよ。羨ましい。日本でもそういうところがあるんだねぇ。

    Jpさんの質問に戻っちゃうけど、僕はもう新卒じゃない転職組みだから、今のアメリカの職場のほうが断然ラク~ってなってます。転職はステップアップの常套手段になってるからね。アメリカにこれだけ住んでて、しかも結婚してなくってゲイで、組織への忠誠心が低くって(=転職組み)、そして自分の生き方を重視する人材の僕って、今さら日本の会社に転職っていってもかなり村八分だろうねぇ。

    そうそう、日本の会社で超違和感を感じるのが、履歴書の書き方と派遣社員の存在。

    日本の履歴書って、なんで顔写真貼って性別、生年月日を記入しないといけないわけ?あの習慣が、その人の能力や経験以上に、その人の変えられない属性で会社は人を選んでる感が出てると思う。あれから断ち切らないといけないと思う。

    日本の大きな会社ってホント、派遣が多いよね。しかも若い女性がほとんどじゃない?僕がいた業界だけなのかなぁ。僕が元いた会社って、正社員の男性の花嫁候補みたいな派遣社員が事務職でもいるし、受付嬢とかでもわんさかいるっていうところだったんだよねぇ。アメリカだと、ああいう受付って、退職したようなおじちゃん、おばちゃんとか、学歴の低い若者がやってたりするのを見慣れちゃってるから、あの若くてきていな女子を取り揃えてる日本の企業に超違和感・・・。アメリカで今の日本企業がやってるような雇用(正社員と派遣、性別による総合職と事務職の違い)とかやっちゃうと即、訴えられるよ。やっぱあれは職業の平等という観点からすると、どう見ても違法行為でしょー。

    そういう意味では、日本の航空会社のキャビン・アッテンダント(CA)って、アメリカのおばちゃん軍団とかゲイを取り揃えてるのとは大違いだよねぇ。僕はおばちゃんとゲイのお兄ちゃん(たまにおじちゃん!)のCAのほうが居心地いいなぁ。。。若いきれいどころの女性ばっか取り揃えてるっていうのもノンケのおやじたちが作り上げた日本の男性中心主義の企業文化っていう氷山の一角って考えちゃうなぁ。たぶん、いい男ばっか取り揃えてたら僕も全然文句言わないんだろうけど・・・。( ̄▼ ̄*)

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  5. 上のもっちさんは、僕じゃないよ。
    「久々の」ってあるから、以前にコメントくれてる方なんじゃない?
    一応、お知らせ。

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  6. JPさんのおっしゃってる通り、tsuyoshiさんをはきっと求められる人材だと思います!
    その広い視野はいつから!?

    >日本の履歴書って、なんで顔写真と生年月日
    >あれから断ち切らないといけないと思う

    目からウロコです!
    考えたこともなかったです。新卒の時からずっとそうだったから、それが当たり前でした。。。

    >日本の大きな会社ってホント、派遣

    そう。あたしもまさに派遣です。。

    1年前くらいに、転職活動(事務系)したら、年齢がネックなんですよね。。。
    事務系ではそんなにキャリアが求められないし(若さ重視。職種特性ではあるかもですが。。。)、あたし自身年相応のキャリアがあるかっつったら、ビミョウですし。。。

    >CAアメリカのおばちゃん軍団とかゲイを取り揃えてるのとは
    >大違いだよねぇ。

    発想が違う!やっぱアメリカってすごい。。。
    制服とかあるのかな?
    乗りたい。。。お兄ちゃんの。

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  7. やっぱね、日本を一度出て、アメリカみたいな国に来ちゃうと、日本のオカシナ習慣とかが気になってもう後戻りできなくなる。。。きっと、ノンケ(ゲイじゃない)日本人男子とかは、若くてきれいな女性が多い日本の航空会社とかに慣れてるから、年期が入ったおばちゃんやゲイが多いアメリカの航空会社とかはゲンナリだと思う。元同僚の日本人オヤジで、「アメリカの航空会社のオカマのCAにはムシズが走る」とかオフィスで堂々と語ってたやついるしー。最悪ー。てめーがキモイって言ってやりたかったっす。。。

    こういうこまごました日米の違いが「チリツモ」になるから、日本人女性とゲイにとってみると、やっぱアメリカのほうが住みよいってなるんだと思う。逆に、ノンケの日本男児は、いかに日本国内が男社会で自分にとって都合がいい仕組みになってるかっていうのがわかるから、アメリカ生活を終えるとルサンチマンになって嬉々として日本に帰国するんだよねぇ。僕の同僚でも、「もうアメリカはいいやー。やっぱ日本がラク」って帰国していった人とか何人も見てきてる・・・。

    キャビンアッテンダントはアメリカも一応制服着てるよー。

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  8. はじめまして
    かつて日系航空会社でCAをしていました。
    日系だけじゃなくアジア系の航空会社は若いお嬢さんたちを揃えてますよね
    その最たるところがシンガポール。。。
    ミスコンみたいな採用試験でしたね。。。

    日系でも男性はいることはいるんですが、採用が違っていて
    日本人男性は管理職候補、海外ベースは現地採用枠としっかり分かれてました
    女性が多い会社なのに役員に女性は皆無でしたし、外国人もしかり。
    海外路線も当然飛んでいて「グローバル」な会社を自称してましたがw

    ちなみに少数男性のうち海外組はほとんどゲイでした
    日本人は。。。たぶんいない、というかカミングアウトするような環境では
    なかったです。

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  9. はじめまして!日系航空会社でCAされてたとは、華々しいですねぇ。おっしゃる通り、シンガポール航空のCAはまさにミスコンですよね。僕の元職場のキモイ日本人オヤジ、彼のお気に入りがシンガポール航空でした・・・。分かりやすすぎ!

    知り合いの知り合い(元カレの恋人)の日本人男性がJALに就職してたんだけど、結局辞めました。地上勤務だったし、独身日本人男として定年まで勤務できる環境ではないと思ったみたい。彼もアメリカに留学して、アメリカ人の彼氏をみつけてカリフォルニアで永住してます。

    >ちなみに少数男性のうち海外組はほとんどゲイでした

    これ、既に体験済み!アメリカ国内の空港でANAのチェックインカウンターに行くと、日本語のできるアメリカ人男性とかたまにいますよね。一言交わしただけでゲイだとわかる。日本の航空会社も、CAとか日本国内の地上勤務でもゲイとかその他多様な人を雇い始めればいいのにね。でも、やっぱり日本では今でもCAっていうと女子アナ的なポジショニングなんでしょうね。

    United航空でドイツに行ったとき、お水を配ってた米人のおばちゃんCAが、機体がちょっと揺れて、僕の友達の膝にお水をちょびっとこぼしちゃったことがあったんです。そのとき、このおばちゃんが言った一言、

    "It's just water."

    すげ~~。これくらい度肝を抜くCAは日本の航空会社にはいなさそうですよね。でも、こういうおばちゃんだから、労使交渉とかでも強気で会社に生き残っていけるんだろうなぁって思いました。

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  10. レスありがとうございます。
    "It's just water."私も言ってみたかったです!
    日系の会社(除く新規参入系)は自分のミスじゃなくても飲み物こぼしたりしたら
    報告書を書かないと。。。
    欧米系エアのガサツ、いやおおらかなwサービスと比較すると確かに日系のサービス業のきめ細やかさ、は一つの芸だとは思うんですけど、若干too muchな気がします。
    多分乗慣れてたり、海外暮らしが長くて何でも一人でできる人にはウザくないですか?子供のように世話焼きされると。
    SQ好きの元上司の方はすごいマッチョ思想じゃないですか?
    行きはそうでもないんですが、復路だと海外でコテンパンにされてきたwせいなのか、オヤジどもは不機嫌でCA怒鳴ったり、ここは日本だ!とばかりに羽根のばしてましたよw

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  11. 確かに欧米系のサービスは航空会社に限らずガサツですよね。マクドナルドでもスマイルなんて皆無だし。逆に、アメリカ人が愛想よくすると超嘘っぽく見えてしまう・・・。LCAの代名詞、サウスウェスト航空の機内挨拶時のジョークとかね。ま、アメリカならではのフレンドリーさをアピールしたジェスチャーですよね。

    やっぱ、日系航空会社やSQが好きなおっさんは「マッチョ思想」っていうの的を射てると思います。でもそういうオラオラ系の男たちって、裏を返せば、そうやってかしずいてくれる周囲がいないと成立しないから、定年離婚されたら一人で生きていけない人になっちゃいますよね。やっぱこのご時世、恐竜みたいに絶滅していく種なんだと思うなぁ。

    日本では草食系男子が増えてるなんてメディアが騒いでるけど、本当はどうなんですかね?草食系男子がオヤジになっても、草食系のままなんだろうか?!

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