俳優のマット・ボマー(Matt Bomer)とチェイエン・ジャクソン(Cheyenne Jackson)が結婚?という記事を発見。チェイエン・ジャクソンといえば、先日、ニューヨーク州で11年つきあってきた彼と同性結婚したと報道されたばかり。
右側がチェイエン・ジャクソン、左側が11年付き合ってる彼。物理学者らしい。
一方、マット・ボマーと言えば、テレビドラマシリーズWhite Collarで一躍ブレイクしてる。僕の過去のブログでも紹介したけど、そのとき、こんな男性との熱烈キス写真を見つけたって一人騒いでました。
この二人が結婚ってどーいうこと?と思ったら、ブロードウェーのショー“8”で、結婚するカップル役を二人で演じるのだとか。しかも、このブロードウェー・ショー、あのゲイの脚本家、ダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black)が、映画「Milk」の続編として書き上げたストーリーなんだと。ダスティンはちょうど今週のブログで彼のゲイ写真流出事件とかについて詳しく書いてました。
ゲイ尽くしとはこのことと言わんばかりの豪華キャスティングじゃない?マット・ボマーは正式にゲイとカミングアウトはしてないみたいなんだけど、こんな写真も流出してるし、ゲイの脚本家と、ゲイの俳優と共演して、ゲイの役を演じるって、もうカミングアウトだべ?いやー、それにしても美しすぎる二人・・・。
このブロードウェーのショー、8は、他にもモーガン・フリーマンとか有名俳優が出演してる。ブロードウェーのEugene O’Neill Theatreで、2011年9月19日(月)の一晩だけプレミア公開される予定だそう。来週かぁ。見に行きたいなぁ~。それにしても一晩だけだなんてモッタイナイ・・・。
更新記事: マット・ボマーって子持ちだったんだね!しかも彼氏あり Matt Bomer is a DILF with 3 kids and Simon Halls as a husband!
“8″は、カリフォルニア州で同性結婚を禁止しようとするProposition 8に関する法廷論争や、Prop 8を覆そうとするゲイの原告側やその家族へのインタビューを基に書かれてるそう。収益金は、American Foundation for Equal Rights (AFER)(平等権を求める全米基金)に寄付されるとか。この1晩限りの公演後、“8″のライセンス権は学校やコミュニティー組織に提供されて、全米でLGBTの平等な権利に関する議論を高めるきっかけになるよう利用される見込み。
この脚本をダスティンが書こうと思ったきっかけというのが、カリフォルニア州で同性結婚を禁止しようとProposition 8を推進するグループが、この訴訟問題について法廷内での論争を一般アメリカ人が傍聴することを禁止し、しかもそれを収録したビデオテープすら永遠に公開されないようにしてしまったことなのだとか。なので、ダスティンは、法廷論争で実際に発言された言葉をそのまま脚本に起こして、閉ざされた法廷内で起きた出来事が少しでも世に出ることを意図している。
Prop 8について、そんな背景があったなんて知らんかった。ブロードウェーだけじゃなくって、是非ともTV番組か映画にして欲しいな。
カリフォルニア州では、ちょうど今週、そのProposition 8に関する公聴会が開かれた。
争点は、同性婚を禁止したいグループが、カリフォルニア州でProp 8を覆す判断を不服として、連邦最高裁にもちこめるかどうか、というもの。ヒアリングの結果、どうも反対グループの意見が聞き入れられて、カリフォルニア州での同性婚を法的に禁止とするか合法とするかについて、連邦最高裁で争われることになりそうな気配。。。
うぜー。でも、よく考えると、今のオバマ政権で、連邦最高裁判事はリベラル派が増えてるから、移民法も同性結婚したカップルに優しくなってきてるし、この流れでカリフォルニア州の同性婚禁止法を合憲とするとは思えん。
一思いに連邦最高裁まで行って、そこではっきりさせてもらった方が後のためにはいいかもね。これでカリフォルニア州での同性結婚が連邦裁レベルでも合憲と判断されたら、こりゃー、アメリカの国レベルで同性結婚が合法ってことになるわけだし。ある意味、同性結婚を禁止したいグループにしてみると、自分で自分の首を絞めてることになるわけ。州レベルの議論にしとけばいいのに、連邦レベルまで話を大きくするから、負けた暁には全米連邦レベルで同性結婚を認めるきっかけを作っちゃうというこの皮肉!
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