2011年1月14日金曜日

America's Gayest Cities?

アメリカの老舗ゲイ雑誌『The Advocate』が、アメリカでもっともゲイな町ランキング(全15都市)を発表。

ランキング結果はかくのごとく

15. Miami

14. Oakland, Calif.

13. Denver

12. Cleveland

11. San Francisco

10. St. Louis

9. Seattle

8. Washington, D.C.

7. Atlanta

6. Vancouver, Wash.

5. Pittsburgh

4. Orlando, Fla.

3. Las Vegas

2. Santa Fe, N.M.

1. Minneapolis


なぜこのランキングに大都市のニューヨークやロサンゼルスが入ってないかというと、ランク付けの手法にある。各都市政府で、自分がゲイ、レズビアンだと公言している議員の数、GLBTに友好的な宗教団体の数、Gay.comに登録しているユーザー数などの「友好度」を足し合わせ、その合計を都市人口で割って「一人当たりの点数」でランク付けしたから。必然的に、総人口の少ない都市ほどランクが上がる仕組みになってる。

この手のランキングって、いつも結果が腑に落ちないんだよねぇ。1位がミネアポリスって言われても、僕がそこで暮らしてハッピーになれるか、っていうとNoでしょう。あんな寒い極寒の地はゴメンだ。しかも、ミネアポリスって、レズビアンの間でポピュラー。ゲイとレズビアンを分けてほしい・・・。2位のサンタフェも、ご隠居の引退の地で人気だからなぁ。若いゲイが住んで幸せか、っつーとね。ピッツバーグだって、Queer as Folkの舞台になった町ではあるけど、「なんでゲイ番組の舞台がピッツバーグ?」ってアメリカ人視聴者の間では不思議がられてたし。

それに、この手法の最大の欠点は、「足し算」でゲイにとって友好的な良い要素だけを加点して、ゲイバッシングや10代のゲイの自殺・いじめなど、負の要素を減点してないところ。これら都市でアンチ・ゲイの事件がどれくらいあるかを点数化して、合計から差し引いたら、ランキングはガラッと変わると思うよ。クリーブランドとかデンバー、アトランタ、ピッツバーグなど中西部・山岳地域・南部のランクは下がるだろうね。

アジア人ゲイが住みやすいアメリカの都市を個人的な独断と偏見でランキングすると、、、

サンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルスなどの西海岸の主要都市がトップに来て、次あたりにボストン、ニューヨーク、ワシントンDCかなぁ。シカゴ、マイアミ、アトランタなんかもゲイ人口は多いけどアジア人的には難しそう。テキサスのオースチンなんて、意外とインテリが多くてアジア人ゲイの人気も、まあまあありそう。

皆さんがお住まいの町の「(アジア人)ゲイへの友好度」ってどう?

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