2010年10月24日日曜日

もてない男

今月初め、見たいみたいと言っていた2本の映画をようやく見終わった。一つはWall Street: Money Never Sleeps、そしてもう一つはThe Social Network。

Wall Street: Money Never Sleepsは、滑ったね。1作目があまりにインパクトがあって、映画史に金字塔を打ち立てた作品だっただけに、見る側も期待しすぎたというのも原因かもしれない。それを考慮しても、見ごたえが全然なかった。。。そもそも、オリバー・ストーン監督が、金融界のことをあまり知らないっつのがバレバレだったね。なぜ金融界のメルトダウンが起きたのかとか、マイケル・ムーア並みの内部情報みたいなハードコアな情報を期待してたのに、サブプライム・ローンやクレジット・デフォルト・スワップなどウォールストリートの本質的な問題部分はサラッと触れるだけで、かといって、人間ドラマも浅い・・・。ゴードン・ゲッコーと娘の確執も、取ってつけたような陳腐なものだったし。あと、主人公のShia LaBeoufって、僕のタイプじゃないんだよねー。




ここは多少、ネタ晴らし。映画をまだ見てない人は下の囲ってる部分はスキップして。





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一番、笑ったのは、チャーリーシーンが特別出演(友情出演?)してたこと。前作の結末が壮絶だったじゃない?チャーリー・シーンがFBIの司法取引に応じて、おとり捜査で録音機を身に着けてゴードン・ゲッコーから決定的な証拠発言を引き出して別れる(&雨のセントラルパークで殴られちゃう)っていうエンディングだった。。。あれから20年(?)たっての二人の再会が、僕にとっては一番のハイライトだったような・・・。
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そして、もう一つの映画、The Social Networkは、Wall Streetよりも見ごたえがあったね。友達は、「司法取引とか訴訟問題ばっかりでつまんなかったー」と言ってたけど、Facebookがどういう状況で生まれてきたのか、創設者の一人で、世界唯一の20代にしてビリオネアーになったマーク・ズッカーバーグがどんな人なのかが垣間見られておもろかったよ。

とにかく、マーク・ズッカーバーグって、プログラミングの天才なんだろうけど、性格は相当ひん曲がってるね。こういう人じゃないと何十億ドルっつー巨額の富を作り出すことはないんだろうけど。親友を簡単に裏切ってセコイ手で会社を追い出したり、Facebookのアイディアを盗んで自分のものにするあたりとか、ある意味、とてもユダヤ人的なビジネスの才能っていう気もする。訴えられるのを見越して、ルール違反を確信犯でやってやるっていう破天荒さ。最初は誰のアイディアであれ、一番早くそれを現実のものにした者の勝ち、っていうシタタカさ。

一方、マーク・ズッカーバーグの行動は、東海岸のエスタブリッシュドな上流階級やハンサム・ジョックに対する嫉妬や羨望、、、はたまた女性にモテナイ、コンピュータ・ギークの屈折した内面の裏返しとも取れる。映画でも、親友だけがエリートの同友会に入会を許されたことを延々と根に持って、だから彼を会社から追い出した、っていうプロットが敷かれてる。それと、元々facebookのアイディアをマーク・ズッカーバーグに持ちかけたハーバードの学生でWinklevoss兄弟(一卵性双生児)がいるんだけど、彼らは東部上流階級の代名詞、コネチカット州出身で、裕福なWASP(White Anglo-Saxon Protestant)の一族。6フィート5インチあって、ハーバード大学のレガッタ選手。当時、オリンピックを目指していて実際に北京オリンピックに出場するという、東部名門大学のポスター・ボーイを絵に描いたようなエリート。


映画に描かれてたマーク・ズッカーバーグを見て、誰か思い出した・・・・・・そう、ホリエモン。以前のブログでホリエモンが自伝的小説を出したって紹介したけど、マーク・ズッカーバーグもホリエモンも、天才的なビジネスの才能を持つ一方、ともに女の子にモテナイというコンプレックスがあって、それがドライブになって異常な上昇志向と、金銭的な成功に執着っていうパターン。。。知能犯的に、社会の既存のルールや常識を無視した行動に出るっていうパラレリズムが鮮明。

ジャスティン・ティンバーレークが演じた、ナップスターの創設者、Sean Parkerも相当嫌なやつとして描かれてた・・・。ティンバーレーク、はまり役だった。


映画は、楽観的な希望を残して終わってるけど、僕はこの映画を見てマーク・ズッカーバーグの印象が相当悪くなったし、facebook自体への印象も悪くなったなぁ。(最近もプライバシー問題が話題になってたけど、ますますfacebookで自分のことをさらけるのをためらうようになっちゃったよ。。。まー、このブログでは書きたい放題やってるけど・・・)

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 Born and raised in Japan, I decided to immigrate to the U.S. to pursue a more liberated gay life. I am mostly writing about gay-related news and gossip about male celebrities, LGBT issues in general, and sometimes personal bromance. Most of my posts are in Japanese, but I sometimes introduce Japanese television programs and gay-related cultural stuff in English. Feel free to leave comments in my blog. ;)