2010年8月24日火曜日

拝金主義者

ホリエモンが小説出したんだってね。インタビュー記事を読んでたら、本をネット販売してるほか、3章まで無料でオンラインで読めるっつーじゃないですか。ま、立ち読み感覚で読んでみた。(注:節ごとに配信されてたみたいなので、最初のページから時系列に読むには最後の13ページがスタートで、次のページは12ページの下、そして同ページの上、そして最後の3章目が1ページにきてます。)

ま、小説のタイトルにあるように、「拝金主義者で何が悪い!」っていう開き直った自伝小説になってる。だけど、金持ちになりたい欲望の根底にあるのが、うまいものが飲み食いしたいっつーのと、アイドルの卵みたいな綺麗な子とヤりタイ、っていうその2点に尽きるんだよねぇ。そーとー単純。僕もこれまで投資銀行の人とか拝金主義の人を結構見てきたけど、つきつめるところ女と物欲に対する貪欲さがエネルギー源なんだよねぇ、ああいう人たちって。僕が前職で入社してすぐのころ、上司にキャバクラに連れて行かれて、「こういうところに来て金を気にせず女と遊びたいって思うとがんばれるんだ」とかって、超ドン引きな説教くらったことを思い出すよ・・・。

アメリカ人のジョークで、「なぜゲイはお金を持っているのか?」っていうのを聞いたことある。その答えは、「女に貢がなくていいから。タダでHできるから」。確かに真理を突いているかもしれない。こういうお金にガツガツした人たち(ノンケ)の欲望の根底にあるのって、ほんと、つきつめると性欲だけみたいで、実際に女につぎ込むお金の額がすごいみたいね。2年前、アメリカでスキャンダルになったスピッツァー、ニューヨーク州知事なんて、1時間10万円っつー超高級娼婦に800万円も貢いでたとか。

スピッツァー、醜男だよねー


これがお相手の娼婦



今のホリエモンもさー、すっかり様変わりしちゃって、ますますお金を積まないと好きな女は手に入りにくくなってる感じ。社会的にも叩かれたしね。


いやー、ノンケって大変だなぁって思った。日本で大学生してるときも、同級生の男子学生が地元のソープに行ってるとか聞いたことある。あれって、日本人(っつーかノンケ男)として普通なの?愛を金で買うっていう行為。ゲイって、せいぜい費やしたとして、ポOノ代とかサウナ代とか?自分がしたい相手に対して、お金を払ってさせてもらうっていうのって、なかなかゲイではないんじゃないかなぁと思った。ま、僕もそんなに恵まれた容姿ではないけれど、これまでに何人かは超モロイケの人と(もちろん)無料でできてるわけだし。そのために大金を稼がないといけないっていう焦燥感なんて全然ないし。

でもゲイでもハスラーとかいるしねぇ。ただ、買う人って、やっぱご年配が多いでしょう?きっと大学生のときから愛を買ってるゲイって少ないと思う。

これで思い出したのが、ニューヨークの超一流弁護士。有名事務所でパートナーをしてる人で、年収は4億円(400万ドル)以上。一度、知人を介して彼のファイヤーアイランド(NY近郊の高級ゲイリゾート地)にある別荘に呼ばれたことがあるんだけど、彼はバットマンのペンギンにそっくりなほどの醜男。


なんだけど、彼、ブロンド・サーファージョック系のボーイフレンドが二人もいるんだよねー。一人はNYUの学生(だった)そうで、役者志望。もう一人はブルーカラー系で彼女がいて子供もできてるらしい。想像するに、Paul Walker風。



だけどこの弁護士は、彼らに年間400万円以上のお給料を払ってあげてて、マンハッタンにアパートも持たせてあげてるとか。ブルーカラー系の彼の彼女にも車を買ってあげたりして、超がつくシュガーダディー状態。

この弁護士曰く、20代の頃、自分の容姿があまりに醜悪で、だけどブロンド・サーファージョックが好きで、こういう男たちとやれるようになるには、相当稼がないといけないと思って弁護士になったんだとさ。

自分の容姿に奮起して財を成す人物として生きるのと、ほどほどの容姿で普通の生活、どっちがいい?




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