2013年11月23日土曜日

アメリカのテレビドラマ『ホームランド』にはまってる(ネタバレ注意) I'm so hooked with Showtimes's Homeland! Love Brody


 日本でも先月10月2日深夜から地上派(TBS)で放送が始まったっていう海外ドラマの『ホームランド』に、僕も遅ればせながらはまってる。

もうヤバいくらい。ここ2週間でシーズン1とシーズン2を見終わって、今はシーズン3の第3話まで見終わったところ。

アメリカ国内では、明日の夜、シーズン3の第9話が放送される予定だから、そろそろ追いついてきた感じ。今シーズンは残るところ4話なんだけど、最近、第4シーズン(公開は2014年)が制作されることが発表されたばかり。なーんだ、今シーズンじゃ終わらないのね。。。

主役は、CIAのテロ捜査官のキャリー(⬇の写真の右)。そして第2の主役が、8年間テロリストに捕虜として監禁されていた海兵隊員のニコラス・ブローディ(写真の左)。


8年間にも及ぶ拷問と監禁からアメリカに生還したブローディは、一躍「時の人」となって国民的ヒーローに。一方、テロ捜査官のキャリーは、テロリスト側の内通者から、「アメリカ人捕虜がアルカイダに寝返った」という重要な情報をキャッチ。

これをきっかけに、国民的ヒーローとして祭り上げられるブローディと、彼のしっぽをつかもうと捜査を続けるキャリーの駆け引きが始まる、、、、。

この後はネタバレなので、見たくない人はここでストップ!

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最初、ドラマを見始めたとき、ブローディ役の俳優さん(ダミアン・ルイス)が、見たこともないし、赤毛でアゴが出てるし顔もイマイチやわ〜ってブーブー言いながら見てたのよ。むしろ、ブローディの親友で同じく海兵隊のマイク(ディエゴ・クラテンホッフ)のほうが、断然いけてるべーって。

これがマイク役のディエゴ・クラテンホッフ。めちゃかっこ良くない?ドラマの中では髪を黒く染めてる(目も本当はブルーなのに、わざわざ黒いコンタクト入れてる?)。しかも、海兵隊の役だから、軍服をぴっしーと決めて登場するシーンが多いんだよー。いやー惚れてまうー。




一方、ブローディは、捕虜として監禁されてたから、登場がこんな風貌、、、


髪を切ってさっぱりしても、こんな感じ。下アゴがちょっとでっぱってしゃくれてるんだよね。しかもかなりの赤毛。アメリカでも赤毛はあんま人気がない。


制服着せたら、少しはまし?

なんか、坂田トシオって雰囲気じゃね?!

8年間も音信不通だったから、軍も家族も、彼は戦闘で死亡したと思ってた。なので、ブローディの奥さんも、彼の親友のマイクといい仲になってしまってた。

そんな二人が子供たちに結婚を打ち明けようとしていた頃、そこに突然ブローディが生還したものだから、奥さんもマイクも心の整理がつかず、不倫のような関係に、、、。

一 方、キャリーは、躁鬱病が持病で、薬を飲まないと精神が安定しないという問題を抱えていた。そんな病気のせいもあるのか、彼女の行動は常軌を逸した大胆な もの。テロリストを捕まえるためなら何でもするという向こう見ずな性格。ブローディは「黒」と信じるも、CIAの上司はキャリーの警告をまともに聞き入れ ない。

そこでキャリーは、上司の許可を得ないまま、ブローディの自宅に監視カメラを設置し、彼の私生活を24時間監 視し始める。ブローディと妻とのギクシャクした夜の生活から、部屋の角にうずくまって放心状態のブローディを目撃したり、次第に彼のトラウマを理解したい という気持ちが、純粋に彼について知りたいという気持ちに、、、。そしてブローディに個人的に近づき、彼と男女の関係に。

最初は本心を聞き出すために近づいたキャリーだったのに、次第に彼の心の苦しみを理解したいと思うようになり、いつのまにか彼に惹かれている自分に気がつく。

国 民的ヒーローになったブローディは、8年間の捕虜生活というトラウマから解放されないまま、政治の世界に引き込まれていく。しかも誰にも言えない秘密を抱 えた身。妻や子供たちとのギャップはますます深まり、その心のよりどころとして、キャリーとの関係に一瞬の安らぎを見いだす。

このドラマは、テロリストとそれを追うCIA捜査官との話が本筋なのだけど、その伏線に、心に傷を負った二人が、不倫、仕事、テロリストと捜査官という壁を越えて愛を見つけるっていうのがテーマなんだよね。

キレイな奥さんと二人の子供がいて、いい夫を演じようとするブローディ。だけど、心の奥には深い傷を負っていて、それについて理解できるのは、彼の正体を暴こうとするCIA捜査官のキャリーだけ。 皮肉にも、敵味方の二人だからこそ、理解し合えるっていう状況に胸キュン。

キャリーも、私生活のないCIA捜査官という仕事をしていて、ずっと独身。このまま私は仕事に一生を捧げて死んでいくのかな、と思っている。その心の隙に、ブローディがぴったりはまった感じ。

第2シーズンは、特に後半がたたみかけるようなストーリー展開。僕もドラマのストーリー展開にハラハラしているうちに、キャリーと同じようにブローディに惚れちまってる自分がいた。男って顔じゃないのかもー。しかも、なんか自分とステューの関係に重なって見えたりして、、、。

海兵隊員の制服やスーツを身にまとい、良い夫、良い父、良い親友を演じてるブローディが、キャリーだけに真実を打ち明ける心理描写に、僕も悶絶。

いけてない俳優と最初は 思ってたけど、彼の哀愁がたまらんわー。もうブローディに惚れたー。しかも、彼、イギリス人なんだね。ドラマでは完璧なアメリカ英語で驚き。



なんか中年男の哀愁がにじみでてるし、いとおしいわー。

特に、第2シーズンの最終話で号泣。僕の中では、『ホームランド』はここで完結。この第2シーズン最終話の泣けるシーンで、多分、日本語版では訳しきれないセリフが、ブローディがキャリーに語りかける「We are back in the woods again(僕たちまた森に戻ってきてしまったね)」っていうの。

これまでキャリーとブローディが一人目をはばかりながら逢瀬を重ねたのは、森の中の山小屋。困難を乗り越えて、互いに隠す秘密が全くなくなって、ようやく真実の愛を手に入れられるようになったかに思えたのに、また二人は人目を避けて森へ、、、。

英語の表現で、"out of the woods"(森から出る)というのは、『危険が去る』という意味がある。つまり、全ての危険は去ったと思ったのに、「また森に舞い戻ってきてしまったね」というセリフには「また危険な状況に舞い戻ってしまったね」という意味が込められてる。たぶん、このダブルミーニングのセリフは、日本語では訳しきれてないと思うわー。そこがとっても切ないシーンなのに。

で、第3シーズンはというと、最初の3話はイマイチ。だってブローディーが全然登場しないんだもん!どうも、第3シーズンは、ブローディは2話分にしか登場しないみたい。悲しいー。そのせいもあって、第3シーズンは最初の3話分は視聴率がどんどん低下してる、、、。

やっぱ、みんなブローディが見たいんだよー。キャリーだけじゃ、視聴者は引きつけられんと思う。

さっきも言ったように、キャリーとブローディのお話は、第2シーズンで一応、完結しちゃってるんだよね。第1シーズンから続いてきたサスペンスも、一応、第2シーズンで全 部種明かしがされちゃうから、もともとこれで終わらせるつもりだったんじゃない?だけどドラマが人気になったから、無理矢理第3シーズンを作って、さらに 第4シーズンも作ろうとしてるっていうのがミエミエ。

後日談(アメリカ時間11月25日)
昨日までにシーズン3の第9話まで見終わったー!ブローディがようやく本格的に登場するようになって、話が本題に戻った感じ。シーズン3は最初の3話がつまらなすぎたわー。今シーズンの残る3話分がもう待ちきれない<3

【追伸:12月16日——ネタバレ注意】

昨日、ついにHomeland第3シーズンが終わったー。悲しすぎる結末に涙も出ない・・・ 。もうブローディーはああなるしかなかったんだろうなぁ。ドラマの中でも、CIAの救出を待つブローディーがキャリーと話す中で、

「(救出されてから)俺はどうなる?」

って質問するシーンがある。キャリーも、突然の質問で回答できずに、「わからないわ」と言うしかなかった。でも、これって、脚本家チームが自問自答した内容なんじゃないかって思った。「ブローディーはこの後、どういう成り行きになるのが現実的か?」って。

ブローディーは、一旦、母国を裏切り、しかも国民にそれがバレてしまって国際指名手配をされている身。たとえ改心して、秘密作戦でアメリカのためにテロ組織のボスの暗殺計画を実行したとしても、過去の罪を帳消しにするのは世間が認めない。だから、結末はああなるしかなかったんだろうな。それを必死に救出しようとしたキャリーが痛々しかった。それに対して、ブローディーが、

「もういいんだ。時間を無駄にするな。俺は逃げるのに疲れたよ」

って言うのが涙、号泣。これまでのブローディーの苦労を第1シーズンから見てきたから、お疲れさまって言ってあげたいくらい。「24」のジャック・バウワーよりもよう働いたわー。

ブローディーの赤ちゃんを身ごもってるキャリーの今後が気になるところ、、、。それに、ブローディーなしの第4シーズンは、どうなってしまうのか心配。もしかすると、ブローディーは生きてたなんてことあり得るのかなー?でもそれは使ってはいけない手でしょー。

☆ ☆ ☆

ちなみに、この他にもアメリカのドラマに色々はまってて、『ハウス・オブ・カード(House of Cards)』っていうネットフリックス(オンラインレンタルサービス)だけで配信されたドラマにドはまり。これまで第1シーズンしか配信されてなくって、第2シーズンは来年2月から。日本でも10月から放送が始まったみたいね。ドラマのレベルというか、ストーリーの深さとしては、『ホームランド』より断然『House of Cards』のほうが上を行ってる。

その他、『シェイムレス 俺たちに恥はない(Shameless)』も見始めてて面白い。ゲイの息子役が特に。アルバイト先の既婚者男性とやっちゃったりとか(笑)。

さらに、来年1月からHBOで始まるゲイのドラマ『Looking(ルッキング)』が楽しみ〜。サンフランシスコに住むゲイ男性たちの赤裸々な生活を追ったドラマ。また見た感想を書くのでお楽しみに☆

これはLookingの予告編。

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単身渡米してなんとか生き延びてる日本人。主にアメリカで起きてるゲイについてのニュースやハリウッド・セレブ、スポーツ選手たちのゴシップが中心のブログをメインブログで書いてます。恋バナや個人的なことはサブ・ブログで。

 Born and raised in Japan, I decided to immigrate to the U.S. to pursue a more liberated gay life. I am mostly writing about gay-related news and gossip about male celebrities, LGBT issues in general, and sometimes personal bromance. Most of my posts are in Japanese, but I sometimes introduce Japanese television programs and gay-related cultural stuff in English. Feel free to leave comments in my blog. ;)