2011年10月7日金曜日

アメリカのゲイの空軍兵士が母親にカミングアウトしたときのビデオをYouTubeにアップ YouTube Video: Gay Airman Comes Out to Mother


ついに、アメリカでも、ゲイだとオープンにしている兵士が従軍できるようにする法改正が実際に施行されました(厳密にはDADT法の廃止)。この法律が廃止になる瞬間の深夜に結婚式を挙げた米軍兵士もいたりして、軍関係者は祝福ムード。

そしたらこんなニュースが報道されてました。ドイツにある米軍基地に駐在している21歳のアメリカ空軍兵士ランディー・フィリップスが、母親にカミングアウトしたときの一部始終をビデオに撮影して、それを自分でYouTubeにアップしたんだと。そしたら話題になって、テレビインタビューにも呼ばれたらしい。




ながーいビデオなんだけど、カミングアウトするってこういうことなんだなぁって思った。特に母親は否定してないんだけど、何を言っていいのかわかんない感じ。「で、あんた、お父さんには言ったの?で、なんだって?」とか、自分の意見は言わずに他人がどういってるのかを気にするあたりが、日本でもありそう。

ランディー自身は、「自分に偽りなく生きたい。これが俺なんだよ。ずっと前から気づいてた。選んでなったわけじゃない。カミングアウトして気が楽になった。今はハッピーだし、友達もみんな受け止めてくれた」と。恵まれてるよねー。なにより、こんだけイケメンっていうのが恵まれてるべ。

こういう、一見してゲイだとわかんなくって、しかもカッコいい人の場合、一旦自分で決意して肝がすわったら、カミングアウトっていう山をすんなり越えられるのかもねぇ。どうなんだろ。見た目が既にゲイっぽい場合、カミングアウトしなくても親が気づいてくれるからカミングアウトはむしろ楽なのかなぁ?どっちとも言えない危ういライン上の人だと、親は希望的観測で「ちょっと内気な性格なだけ」とか思い込んでたりするから、いざカミングアウトすると否定されちゃうとかっていうのもありそう。

それにしてもランディーは、21歳には見えんくらい大人わやー。見た目だけじゃなくって、考え方も。

「今から10年、20年たって、僕が30歳、40歳になってから、突然、ゲイだとは言いたくなかったんだ。結婚する年齢になった頃になって、突然、女性とは結婚できないって驚かせたくなかった。若い今のうちに言っておきたかったんだ」と。

偉い~。誰かさんにもランティーの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい・・・。(写真を見ると、やっぱ右手の人差し指が薬指に比べて長そうだね。)

P.S.
アメリカ西海岸は、今週になってアラスカからの寒気が突然押し寄せて、1980年代以来、10月第1週としては最低気温を記録したんだって。さむー。夏からいきなり冬だ・・・。でも数日後にはまた夏の天気が戻るそう。やっぱ夏のほうが気分がアゲアゲになってええわー。

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