先週、このブログで「スウェーデンズ・ガット・タレント」を紹介したように、あの国は男性のヌードに対して寛容みたいだし、男の子たちのオシリの位置が高いしで、なにやら良さげ。
そう思ってたら、今日のNYタイムズの記事で、またもやスウェーデン人のFredrik Eklundが紹介されてた。しかも、その記事のタイトルが、『From Porn to Real Estate Mogul』っつー目を引く内容。「ポルノ俳優から、不動産王に転身」って?!
Fredrik Eklundって、20代の頃、ゲイ・ポルノに出演してたんだって。そこまではまー普通っつーか、ニュースになるほどのお話じゃない。
これが今のFredrik Eklund。1977年4月生まれの33歳。
そしてこれがポルノ俳優時代の写真。源氏名はTag Eriksson
彼の代表作品はThe Hole。ホラー映画の「リング」(ハリウッド版、The Ring)のパロディーで、呪われたビデオテープを見た男はゲイになるというストーリー。sweet!
やっぱ、今の写真を見ると、20代の頃の初々しい、ピチピチ感はなくなってしまってるね・・・。白人って、老化が早いから・・・。生ものはお早めに、だね。
anyway、彼の話がNYタイムズの記事になる理由の一つが、彼の家系にある。スウェーデンの総理大臣を何人も輩出し、皇族とも関係があり、有名映画監督のイングマー・バーグマンとも親族関係にあるとか。
そんな良家に生まれて、両親に自分がゲイとカミングアウトするために取った手法が、ゲイ・ポOノに出演すること・・・。さすがに両親は驚いたらしいんだけど、今じゃ、彼を全て受け入れてるとか。すさまじいカミング・アウトの方法だよね。。。結局、合計6本ほどのビデオに出演したんだと。
で、今じゃー、ニューヨークで飛ぶ鳥も落とす勢いの不動産王。チェルシーにある不動産会社Core Group Marketingの取締役らしく、扱う不動産の総額は5,800万ドル(約50億円)で、ニューヨークの不動産ブローカーの37位にランクインしてるとか。
彼のスウェーデン的な容姿、そしてヨーロッパの皇族や政治家を一族に持つという血統、そしてゲイ・ポルノに出演という華麗な(?)経歴などもあいまって、セレブ御用達の不動産ブローカーとして地位を築いてるとか。お抱えクライアントには、現ジェームス・ボンド役のダニエル・クレイグ、キャメロン・ディアス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・レジェンド、レイチェル・マクアダムス、ジェシカ・アルバ、ポール・ラッド、ベン・スティラー、ブルック・シールズなどそうそうたるもの。
NYUで不動産ライセンスを取得したりと聡明でもあるようで、未開発の売れにくい地域をヒップで魅力ある呼び名に変えることでイメージを一新し、不動産の価値を高めることにも成功。マーケティングの才能もあり、しかもいち早くブラックベリーなどハイテク機器を不動産業に導入したことでも知られてるそうな。ストックホルムでの学生時代には2つの会社を起こしてるらしく、そのうちの1社Cave Entertainmentは音楽会社で、ラテンアメリカと日本でそこそこの成功を収めたんだと。「KinKi Kids Forever」っていう曲が日本ではチョコレートのCMに使われたらしい。知ってる?それにしても、彼ってスーパー・ゲイだな、こりゃ。
彼の兄、Sigg Eklundは最近LAに引っ越してきたらしく、本業はテレビのプロデューサー兼、脚本家だそうな。でも結婚して、二人の子持ちー。残念。
これは兄弟一緒の写真。スウェーデンじゃ、既に超セレブみたいね。
で、こんな彼に、リアリティー・ショーのお誘いがきてるらしい。ゲイ・テーストたっぷりの番組をゾクゾクと放送してるケーブルテレビBravo TVが、彼にアプローチしてるんだと。なんでも、ニューヨークの不動産ブローカーたちを主人公にしたリアリティーTVを制作するらしく、彼に出演を依頼してるのだとか。。。
Fredrik Eklundなんて、次のA-Listにピッタリはまり役じゃない?オースティンなんかより、よっぽどA-Listerだと思うんだけど。ゲイチャンネルのLogoとか、Bravo TVを出し抜いてFredrikを翌シーズンのA-Listの主役に据えるというのはどうでしょうかぁ~?
それにしても、スウェーデンって、未知&理解不能な国だよねぇ。人口少ないのに、僕のゲイダーに引っかかる率が異常に高いんですけど。
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