2010年10月31日日曜日

ブルーブラッド

奇遇にも、僕のブログで取り上げたテキサス・レインジャーズSFジャイアンツが、今年のワールドシリーズで戦ってますなー。最初の2回はSFが勝って、昨日の3戦目はテキサスの勝利。あのお気に入りのSFジャイアンツの保守でルーキーのバスター・ポージーがバッターボックスに立ったかと思うと、テキサスのジョッシュ・ハミルトンが登場したりして、息つく暇もないほどイケメンのオンパレード。昨日はかぶりつきで見入ってしまいますた・・・。でも、この観戦後のもどかしさは何?うぉ~、第2のステューを探さなければ・・・。


ところで、このハロウィーンの週末に、ボストンから知人のダンがやってくる。もちろん彼もゲイ。ゲイ友の紹介で、何年も前に知り合いに。このダンが、ミステリアスっつーか、不思議君なんだなぁ。事情はよく知らないんだけど、一族が、東部では有数の資産家らしい。何で財を築いたかは知らないんだけど、ご先祖様がヨーロッパからフィラデルフィアに移民してきたときに、既に公爵だか伯爵だか、身分の高い人たちだったというのは聞いた。なので、イギリスで宗教的迫害を受けたプロテスタントや、アイルランドのジャガイモ飢饉がきっかけで移民してきた農民の出ではないことは確か。この春LAに遊びに来たときも、一族の一人がLAの港を作った人だって話してた。。。ひょ、ひょえー、ですわ。

そういう一族の出というだけあって、マナーがハイソな感じ。おそらく、家庭では、自分の感情を表に出さないことなどを厳しくしつけられて育てられてきたんだと思う。しかも、お金の使い方が尋常ではない。この車社会のLAに来ても、移動はすべてタクシー。LAのダウンタウンからサンタモニカまでタクシー。カタリナ島に行くのでロングビーチまでタクシー。しかも支払いは全てキャッシュ。。。そして、一旦、お気に入りのタクシー運転手を見つけると、彼の携帯電話番号をもらって、どこにいても彼にピックアップを依頼。運ちゃんにしてみればよいお客だから、ホイホイ飛んでくる。

ダンのタクシー運転手好きは年季が入ってる。地元ボストンで知り合った運転手と意気投合して、アフリカ旅行に誘って二人で行ってきたという話を聞いたときは腰が抜けそうになった・・・。もちろん、支払いはすべてダン。多分、インドかどっかから移民してきたタクシーの運ちゃんだったんだけど、お客から誘われた旅行に行くほうも行くほうじゃない?何、この非常識な人たちは?それとも、僕だけが日本の非常識を引きずってるの?!

もちろん、ダンは働いたことがない・・・。お坊ちゃま育ちの常識知らず。だけど、旅行やらボランティアで常に忙しい。いいご身分ですわ~。少しは僕もあやかりたい。こんなシュガーダディがいたらいいけどね。僕らはそんな関係ではないのです。

はてさて、今週末も、どんな非常識ぶりで楽しませてくれるのか、ある意味、楽しみではある。。。

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