2009年7月13日月曜日

超ゲイな週末

このブログを書くときって、大体書くことが頭に決まってから書き始める。
だからタイトルも、ぱっと頭に浮かぶんだよねぇ。タイトル(テーマ)を決めてから
書くのが普通。だけどね、今回はちょっと悩みましたよ。あまりにいろんなことが
起きた週末だったんで。テーマが多すぎて絞り込めない・・・。

結局、全部まとめてなんだったかというと、超ゲイな週末だったってことかなーと。

こう自分で書きながらも、僕のブログって、結局いつも超ゲイな内容だよね・・・。
今週末はさらに今までのゲイ度合いを上回ってたということですな。

とりあえず、時系列で僕の週末をご報告
★★★一番ジューシーな内容は最後にありまーす。お楽しみに★★★


【新居】
この夏、また引っ越します。ルームメートのクリスが学校を卒業してベイエリア
(サンフランシスコ地域)に引っ越すし、今のアパートの契約も切れる。それに、
もうちょっと大学のフィットネス施設に近いところで、繁華街も近いと便利だなー
と思ってたので。まさにそんな物件にめぐり合いましたよ。しかも最上階(といっ
ても3階ですが)で、玄関を出ればアパートの屋上っていう面白い物件。

さらに、ビルの管理人スコット(40代、白人、男性)が真向かいのお部屋に住んでて、
彼も僕ら組と見ました。家賃も今より100ドルくらい安くなる。スコットによると、
賃貸住宅市場も冷え込んできてて、以前ほど借りてが見つからないとか。そこで、
この物件も20年ぶりに家賃の値下げに踏み切ったそうな。ラッキー。手付金を払っ
たので、あとはクレジットチェックの結果を待つのみ。

【ゲイ映画祭】
ただいま、ロスではOutFest2009というゲイの映画祭をやってます。
土曜夜、American Primitiveという映画を見てきたよ。
脚本家/映画監督、それと主演のDanielle Savreも会場に来ていて、僕は映画の後のゲイバーでの
パーティーでDanielleとお話しました。女優さんとお話するのなんて始めてでドキドキでした。



この映画でゲイの父親役を演じたTate Donovanだったら、もっとドキドキだったん
だけど・・・。ま、彼は実際はストレートですから・・・。



評価は最高の★★★★★!



ストーリーはというと、1973年のケープコッドが舞台。イギリスから移民してきた父と
高校生の娘2人。母親は既に他界してしまっている。マサチューセッツ州ケープコッドはP Townという
ゲイリゾート地が有名で、ある意味アメリカ人ゲイにとっての聖地(再来週、ジェイ君もレズビアンのお母さんを訪ねてP Townに行ってくる)。
ケープコッドで家具職人の父親は、ビジネスパートナーMr. Gibbsと家具会社を設立。
そしてMr. Gibbsとこの家族の同居生活が始まる。しかし、Mr. Gibbsは単なるビジネスパートナーではなかった。
父親とGibbsは恋人関係。そして長女マデリンは二人の秘密を「目撃」し、一人悩み苦しむ。
そして問題は家族を超えて二人が火曜学校にも広がり、ついには家族の崩壊の危機にさらされる・・・

という内容。これは実話に基づいていて、監督兼脚本家のGwen Wynne自身の体験だとか。
上質のワインのように、長い余韻がずーっと残る作品に仕上がってます。

そして、映画の上映の直前の夕方から、VIP専用のカクテルパーティーにも参加してきたのだ。
場所は、Sex and the Cityにも使われたゲイ御用達のホテルThe Standard
プールサイドでカクテルとアペタイザーを楽しむというイベント。プールサイドからは
ハリウッドが一望できてロマンチックでした。来てる客層も、音楽関係者とか
ファッション関係者風が多くてオシャレでイケメン度が高かった。また来たい場所の一つになりました。
カクテルもおいしくて、ジントニックは1杯11ドル(プラスチップ)だけど、今まで飲んだジントニックで最高レベル。
次に頼んだラズベリー・モヒートは今まで飲んだことのない新しい味ではまった。



プールサイドの写真がホテルのウェブサイト
で見られます。

それにしても、なんでゲイ映画祭っていうと50代以上の年寄りばっかりが観客なんですかね・・・。
どの映画祭に行っても、客層の平均年齢は40代後半から50代というのが通例。。。
これはロスでも変わりませんでした。ナゾだ。ルームメートのクリスも来てたんだけど、
ホテルでのカクテルパーティーにだけ参加して、映画はぶっちしてた・・・。
映画の後、ゲイバーでクリスと遭遇したんだけど、アジア人二人と黒人一人の友達と一緒だった・・・・。
恋人のダントンは何気にこの晩別行動・・・。徐々にお別れのモードに二人は入ってるのかもしれません。

そしてなにより収穫だったのが、新たなお友達が出来たということ。二人ともラティーノなんだけど、
超オモロイ。一人はメキシコ系アメリカ人のホアン。そしてもう一人はペルー人のスティーブ。
今後、この二人が僕のブログに登場する機会も増えるでしょう・・・。って既にホアンとは
今日、ゲイビーチに行ってきた。それについては後半で。

あと、この映画祭の他にも、ゲイ映画を2本見ました。CiaoMulligans

Ciao 評価:★★


ストリーはいたって単純。テキサスに住むゲイ男性が、イタリア人とオンラインで
文通してたんだけど、交通事故で急死。だけどイタリア人男性は、既にテキサスを訪問する手はずを整えて
航空チケットも購入していた。死亡した男性の知人(これまたゲイ)が、メールを整理していてこのことに気がついて、
イタリア人男性の訪問を受け入れる・・・。という話。これ以外になんのイベント性もメッセージ性も読み取れない、
イマイチな作品。ただ、出演者がイケメンなのは当然ですね。。。

かれがイタリア人男性。こんなカッコいい人が、イタリア国内で恋人を見つけられないってほざくシーンがある・・・
what the hell!って感じじゃない?この時点で僕の中の評価レベルは急降下ですた。




Mulligans 評価:★★★



これまたビューティフルな男ばかりが出演するゲイ映画。高校生のときに
同級生の女の子を妊娠させてしまって、若くして結婚した男性Nathen(俳優はDan Pane)。

Dan Pane。ちょーカッコイイ。


その息子Tylerが、今では大学生に成長。なので36、7歳にして、大学生の父親。

左が父親役をしてDan Pane、そして右が息子役をしたDerek Baynham。両方ともいいっすー。




これが親友Chase役をしたCharlie David。アメリカンパイの映画に出てた役者さんに似てるね。




母親は、Queer as Folkでレズビアン役を熱演したThea Gill。



大学が夏休みに入り、家族が借りているサマーハウスに、息子Tylerが同級生の親友Chaseを連れてきた。
それまでカミングアウトすることがなかったChaseが、ついにカミングアウト。
それをどう受け止めていいか分からない親友Tylerは、父親に相談する。そして、
それをきいた父親は、自分がこれまで押し隠してきた自分の気持ちに気付き・・・・








こうなって、、、



こうなるわけです、、、はい



いやはや、これまたストーリーに奥深さが欠ける作品なんですが、とにかく出演者
がカッコイイのと、このチープなストーリーがいかにもゲイにとってのファンタジーワールドっつうんで、
映画祭などで観客の人気投票ではいくつか受賞してるみたいです。


でもそれでいいのかぁ~?と、言いたくなる浅いストーリー。ポルノ映画に
出てきそうなストーリーだな・・・。それをハードコア部分なしで
アーティスティックにしただけ、といってしまえば見も蓋もないですね・・・。

いやはや、American Primitiveは良かった


【パーティー】
映画祭でAmerican Primitiveを見終わって、ホアンとアルたちとウェストハリウッド
へ繰り出しました。そこで朝4時までディスコで踊りまくるという、大学生以来の
ドンちゃん騒ぎをしてしまった・・・。はしたないっすね。でも何事もなく(!)
朝4時半に帰宅してちゃんと自分のベッドで一人で寝たのでおりこうさんでしょ?

後半へ続く

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