このウェッブを立ち上げたときのやる気はどこへ行ってしまったのか。日々の生活に忙殺されて、ウェッブをアップすることを怠っておりました。ごめんなさい。
で、すっかり秋です。こっちも寒くなってきた。あー人肌が恋しい季節。大学時代、高校からの同級生で、ほとんど兄弟のように一緒に東京に上京したゲイ友達(お互いタイプじゃないので純真な「姉妹」関係)と、よくこの季節になると、お互いに「人肌恋しい」って言い合ってたのを思い出すなぁ。あ~、あの頃の若さが懐かしい。
人って、年がら年中発情している珍しい生き物だけど、やっぱり季節的な影響を受けてる気がしません?こっちで生活していて印象は、クリスマス終わったあたりから、独身ゲイなんかが動き出して恋人探しが活発になる。こっちでも、新年の抱負(New Year's resolution)というのを考えるのだけど、きっと「今年こそはボーイフレンドを見つける!」って人が多いんじゃないかな。
5月6月は、こっちでは大学が終わる季節なので、夏に向けてこれまた恋人探しが活発に。一方、夏は意外とバケーションだったりみんな忙しいみたいで恋人探し市場は低調になる(そういう僕も、9月には半分以上、バケーションで家を空けていました)。その夏が終わって、ハリケーンがやってくるこの時期、この人肌恋しくさせるような秋深まる季節、ゲイにとっての恋人探しシーズンがまた始まっている気配。(Chrisと初めて出会ったのこの時期だったなぁ・・・)
そんな感じで、先週末の「20代の集い」はいい感じでした。4年以上つきあった恋人と5ヶ月前に別れたばかりのTomが、初めてこのグループに参加していたのでした。僕より背は低かったり、ちょっと二重あご気味がいけてないけど、性格がすっごく素直で素敵な24歳。身長と年齢に似合わず低い声がダンディー。元カレは、聴覚障害者だったらしく、彼と付き合った4年強で、手話をマスターしたとか。早速、I love youをどう手話で表現するかを教えてもらった。
食事で行ったレストランでは、僕のまん前の席に。その後も一緒にバーに行ったりして脈アリ!って思ったんだけど・・・Tomは別のダサダサ系の人に電話番号を聞いたのに、僕のは聞いてくれなかったからなぁ。でも、僕に、「このグループにはよく来るの?」なんて聞いてきたから、まだ諦めるのは早い?
そうそう、Tomたちと行ったゲイバーに、ちょっとだけデートしたことのある元軍人のTom(この人もTomっていう名前だった。偶然?)と再会してしまった。最近できたばかりのバーは、朝の通勤ラッシュも真っ青のすし詰め状態。その中で、髪を茶色に染めたアジア人ボーイフレンドを連れたTomと目がばっちりあってしまった。シニカルな微笑を浮かべるTomだったけど、「Hi」と手を上げてこっちに挨拶してくれた。ちょうど帰る途中だったようで、人の海を掻き分けて、二人手をつないで出口へ向かっている最中だった。Hiとこっちから挨拶を返した後も、二人を眺め続けていた僕に、もういちどTomは振り返って手を振ってくれたのでした。
Tomとは2回デートをしただけ。2回目のデートで、彼は僕のタイプじゃないこと、いい人なので友達になりたい、っていうことを伝えた。だけど、彼の回答が、友達にはなれないっていうものでした。確かTomは35歳くらいだったと思うのだけど、まじめでしっかりと人生目標を持っている人。だけど、タイプじゃなかったんだよなー。
彼の今の茶髪の恋人は、彼が話してくれた理想のタイプとはちょっと違う印象を受けた。だけど、きっと彼を好きなんだろうな。この二人を見て、僕も理想ばっかり追いかけてないで、どっかで見切りをつけて性格の良い人と落ち着いたほうがいいかもなんて考え出したりして、深まる秋の寒さが、身にも心にも辛く感じてしまったのでした。
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