2010年8月10日火曜日

佐川急便もいいけど、

今日が引越し当日だったのぉ。ここ数日、荷造りと自家用車でこまめに小物を運ぶ作業は続けてたけど、この日は引越し業者を頼んで重い家具類や残り全てを新居に運び込む作業をしてもらったのだ。もちろん僕とジェームスもお手伝いしました。

今回頼んだ引越し業者は、前回同様、ロシア人が経営する会社(Green Buffalo Moving)。前回は父・息子(ハンサム)が来てくれて一生懸命働いてくれたので、今回も同じ親子に頼んだら、今度は若いロシア人二人(アートとダニエル)が来てくれた。特にアートは、アパートのドアの前に登場したときは、一瞬、ハスラーでも呼んでしまったのかと思うくらいの美男子・・・。身体が僕のモロタイプで、190センチくらいの長身に、長い足とよく発達したでん部がジムショーツを突き破らんばかりにプリンプリン。。。LAに1年住んでるだけあって、日焼けした小麦色の肌もなんか若いわー。

いやはや、なんだかとっても疲れたんだけど楽しかったかも・・・。ダニエルはタバコを休憩中に吸うわ、携帯で長電話するわで愛想なかったけど、アートは人懐っこく、学生なの?なんて質問もしてきたりしてかわいかったわぁー。アートは1年前にベラルーシから移民してきたらしく、今、LAのコミュニティーカレッジ1年生だと。でも確実に21歳は超えてると思うんだけど。。。いずれにしても、若いっす。。。でも白人だからやっぱ大人びてるし、身体はそりゃーもう、すっかり大人よ(←マツコ姉さん風)。

あー、これからまた新居で生活の立ち上げしてかなきゃ。明日は古いアパートの大掃除も残ってる・・・。

オトコ運に限らず、これで全ての運が好転しますように、願掛け!

2010年8月9日月曜日

ヤドカリ

引越しの準備が佳境を迎えてます。もう引越しうんざり・・・。ここ数年、毎年引越ししてるし。正直疲れた。なんでこんなに物があるんだ!日ごろ使ってるものってごく限られた数なのに、クローゼットや収納入れには山のようにあふれるモノ・モノ・モノ!使わないのになんでこんなに物があふれてるんやー!

奮起して、何年も開かずの箱を空けてみてびっくり。クレジットカードや銀行の月々の明細書や過去の納税の書類(マニュアル系)、はたまた新聞の切り抜きや旅行先の乗り物の半券とか記念の絵葉書、はたまた、インターネットが普及して全く使わなくなった漢和辞典や英和辞典、知恵蔵(!)などなど。もう無駄の山。こんなものが詰まった段ボール箱が4、5箱。。。これらを運ぶのにもお金がかかるんだよねー。

しかも、LAに引っ越してきてから、東海岸で使ってた冬物の洋服を全然きなくなっちったよ。ロングコートに始まり、コーデュロイのズボンや耳あて、セーター、などなど。特に冬物の服ってかさばるじゃない?特にこれまで学生してたから、日ごろ着る服って、ジーンズか半ズボンにTシャツ・・・。スーツやビジネス服も冬眠中・・・。

あと、出てきました。クローゼットの奥の奥からポOノビデオが。VHSとDVD両方。。。ずいぶんとお世話になったものだったけど、もう数年空けてもない。今じゃーネットで見られるからねぇ。これを期に、全部捨てることにしたゾ。しめてスーパーのビニール袋4枚分。午後、袋を抱えてダンプスター(ゴミをいっしょくたに捨てる巨大な入れ物)に捨てたときはすっきりした~。もうこれでいつ死んでも心残りはねーです~。でもさ、捨てながら思ったのが、これにいくらつぎ込んだんだ?ってこと。いやはや、産業貢献させてもらいましたよ。

今日の整理で、段ボール箱、3,4箱分は処分できたんじゃないかな?今後は無駄なものをためない生活を心がけたい!少なくとも、ソフト系は全てデジタル化されてきたし、本だって今後はデジタルだろーなー。ほんと、本が全てデジタルになったら引越しがずいぶんと楽になるよ。

目指すはヤドカリみたいな生活です。

卵の回収

ここ数日、全米放送のニュースでも取り上げられてる卵のリコール(回収)騒ぎ。当初はカリフォルニア州とその他2州のみが対象だったけど、アイオワ州にある生産者が全米に出荷してるということで、騒ぎは当然、全米へ。卵がサルモネラ菌に汚染されて300人以上が体調不良を訴えているとか。特に、今回発見されたサルモネラ菌はたちが悪い種類らしく一層騒ぎが大きくなってる。

3日前、僕の携帯電話にもスーパーチェーンのRalph'sから音声メッセージが届いていた。シリアルナンバーがPxxxの卵を購入された方は、返金・交換しますので店舗へ、というもの。僕はここ1年以上Ralph'sでショッピングしてないので対岸の火事と思って気にも留めなかった。それをルームメートのジェームスに話したところ、彼はRalph'sで最近安売りの卵を2ダース買ったとのこと。ひょえ~。じゃ、僕も食べてるってことじゃ~ん。

急いで冷蔵庫へ。そしたら、まさに注意されたシリアル番号の卵が鎮座。しかも1パックは食べきってしまって、2パック目も半分は胃袋へ。

潜伏期間が3日あるそうだけど、もうここまで食べつくして病気になってないってことはOK?でも残り6個の卵は怖くて手がつけられない・・・。半分食ってても返品してくれるのかなぁ。迷惑な話だよねー。

昔、アメリカの卵って、日本のよりも衛生管理が徹底してないから、卵ご飯とかはしないほうがいいっていうのを聞いたことあり。

狂牛病もまだ怖い。なのでなるべくビーフは食べないようにしてるけど、たまにIn & OutとかCarl's Jr.とかのハンバーガーがムショウに食べたくなるんだよねぇ。

ちなみに、今回のニュース騒動で、改めてLAって日系人のテレビ・アナウンサーやレポーターが多いなと思った。こんなにいます。

ゴードン・トクマツ


ロバート・フクザキ


デービッド・オーノ


スーザン・ヒロスナ


ジェーン・ヤマモト


トリシア・タカスギ


だけど僕のお気に入りは、ジョン・ハートゥング。Love



2010年8月8日日曜日

時事ネタ

ミネソタ州の議員で、ゲイであることをカミングアウトしているPaul Koering(共和党、45歳、中絶反対、同性結婚反対)が、ゲイのポOノ・スター、Brandon Wilde(20歳)とステーキ屋でデートというニュースを発見。そもそも、ゲイでありながら、保守・共和党の政治家で、同州で同性結婚を禁止する法律にも賛成票を投じたということ自体に、この議員の人間性を疑っちゃう。


詳しい内容はこの記事に書いてあるけど、同じミネソタ州出身ということでfecebookで議員から友達になろうというメールを送ったとか。その後、地元ゲイパレードで出会い、母親の知人を通してつながったりして、議員からステーキ屋でのデートを誘ったらしい。食事中も、議員のほうからブランドン君へかなりお誘いモードだったらしく、でもブランドンは(夕食をご馳走になった以外)お金も受け取らなかったし寝なかったと言っている。そもそも、ブランドンはエスコート・サイトでプロフィールを掲載してたりして、そういう「お仕事」もしてる模様。ま、ポOノ・スターはそれだけじゃ食ってけないみたいで、副業でエスコートしてる人が多いよね。

このニュースを書いた記者は、この議員に裏取りのためにインタビューもしてて、そのときも開き直ったかのように「何が悪い~」という姿勢だったそうな。それはある意味立派だわな。プライベートはプライベート、と言い切るのがアメリカ流で、ゲイたちもだから僕たち・私たちのプライベートに立ち入らないでという主張してるわけだ。ただ、議員っつーからには公僕の人なわけで、プライベートにかかわるなというにはちょっと無理あるけどね。日本だったらこの時点で辞職だよねぇ~。不思議の国、アメリカ。

この議員さん、過去にミネソタ州での同性結婚を禁止する法律には賛成票を投じたけど、このデートのときにブランドン君には、「いずれ同性結婚を合法化していきたい・・・そしていつかはアメリカの大統領になりたい」と言ってるんだと。所詮、25歳年下の小娘、ならぬ小僧を相手に口説き落とすための売り文句なんじゃないかと疑わずにはいられないね。食後、議員さんから2回目のデートに誘われてるらしいけど、果たしてブランドン君、応じるのか?!

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あと、ゲイ・ポOノ俳優が事件を起こしたというニュースが報道されてる。自称ストレートのポOノ・俳優、AddisonことJason Andrewsが、恋人のポOノ女優と共謀してタトューショップのオーナーを殺害したとして逮捕・起訴されたとか。


熱演中のAddison。この姿勢はウケ役やね。


いわゆる、「gay for pay(お金をもらえればなんでもします)」っていうやつ。でもさー、僕だったらお金貰っても女性とはナニできないけどなぁ~。別の記事によると、チェコがポOノの一大生産地になってるんだと。理由の一つは、元共産主義で抑圧されてた人々のタガが外れて何でもありの風潮になってること。そしてもう一つは、長引く不況で自称ストレートのオトコどもがお金のためにgay for payとして働くために一肌脱いでるからだとか。俳優の中には結婚してたり彼女がいたりすると記事は報道してるけど、ようするにバイってことでしょ?そこをかたくなにストレートと自称するあたりが、まだまだだよね。

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Addison以外にもゲイ・ポOノ俳優が事件を引き起こしたり(マリOァナ使用で警察にテイザーガンを突きつけられて死亡したゲイ・ポOノ俳優Andrew Grandeとか)いるけど、アメリカってやっぱゲイ産業の裾野が広いなーって思う。日本でもプロ野球選手がビデオに出演してたとかっていうニュースはあるけど、それ以外はあんまり聞かないじゃない?
Andrew Grande

日本のゲイ・ポOノ産業ってほんとに地下組織って感じで、ある意味世間をお騒がせしてないからいいんだけど。。。アメリカの場合って、出演者が事件を起こすことも多いみたい。ま、マツコさんに言わせると「ポOノ俳優も人の子なのよ。聖人ってわけにはいかないでしょーよ」ってことなんだろうけど。逆に、ポOノ俳優から一躍有名俳優にのし上がったシルベスター・スタローンや、かのヒュー・ジャックマンもいるわけで、やっぱアメリカは裾野が広いわ~。日本でも飯島愛を筆頭に、女優さんではいるけどね。是非、ゲイ男優さんのご活躍を期待したいですね。

2010年8月7日土曜日

マツコ・デラックス

前々から気になってたマツコ・デラックス。

色んな動画を見てたら時間を忘れてのめりこんでしまったよ。
特にはまったのが、『5時に夢中』の月曜日版。最近の動画はここでまとめて見られます。

5時に夢中の司会者って、あの逸見正孝さんの息子、太郎君なんだね~。

お父さんが癌で亡くなったときにアメリカ留学から一時帰国してテレビにもチラッと出たのを覚えてる。イケメンだよね。マツコさんも、「オカマの間じゃ、あんた結構オカズになってんのよ!」と太郎君イジリに楽しんでるご様子。テレビの前ということもあって、必死に壊れまいと取り繕う太郎君はいじめがいがありそうだよね。だから太郎君にはMのうわさがあるんだろうなぁ。

「しょせん、小娘が好きなんでしょうよ!」っていうマツコさんの投げやりな言葉にも、どこか寂しい響きが。。。「あんた、今まで何人とやったのよ!」っていうガチな質問で攻めてる週もあったりして、興味津々で太郎君の返事を待ってたら無言だったね。どう切り替えしていいか途方にくれてた。。。額が冷や汗でテカテカ。。。こういう経験があって、司会者として成長していくんだろうね。太郎君はマツコさんに鍛えられてる感あり。さながら、相撲のぶつかり稽古だわな。

あと、5時に夢中の中にある「黒船特派員レポート」いいよねぇ~。今の特派員、ロシア人のドミトリー君は、結構いいなと思う。武道やってて身体も鍛えてるし。ちょっとナルっぽいけど、ま若干20歳だしね。

ドミトリー君は右側。いつもはメガネをかけてる。メガネも似合うよ。あとなまってる日本語が微笑ましい。


過去の黒船特派員も番組のサイトで見られるんだけど、実はあんまりタイプなのがいない・・・。なんかビジュアル系とかナル子っぽいのが多い。女性にはそういう線が細めのほうが人気あるのかなぁ。いわゆる、草食男子ってやつ。だけど、過去の特派員で一人、イケテル人がいました。

このエヴァンはモロイケっす。もっとこれ系の黒船特派員を希望~。

マツコさんからも番組スタッフに、もっとゲイ受けする黒船特派員を取り揃えるように押して欲しい~。

だけどマツコさん、外人さんは苦手なんだと。もっぱらアジア人専門らしい。しかも人力車引いてるお兄さんとか佐川急便の配達のお兄さん、はたまたJリーガーの長友がタイプらしい。いわゆる汚れ系だわね。

マツコ・デラックス、好みのタイプは「長友よ!」

マツコさんって、雑誌「バディ」の元編集者らしい。今にして納得~。だからバディのグラビアに出てくるモデルとか、全然、いけなかったんだって。僕が「バディ」を読んでた頃(もうすっかり昔だけどさ)、汚れ系のモデルが多かったような。あれってマツコさんの趣味だったのかもねぇ。

いやはや、だけどマツコ・デラックスが好きなコメンテーター・ランキングの堂々4位になったというニュースもあるくらいで、実力がある人だよね。うがったコメントが多いし、知識が豊富。ちゃんと事前に勉強してるんだろうね。それに低俗なスポーツ新聞はばっさり一刀両断するのも小気味いい。僕もアメリカ版マツコ・デラックスを目指して精進します~。

2010年8月5日木曜日

Hooray Kobayashi! 小林ガンバレ!

今年の独立記念日は、インフルエンザですっかり寝込んでいたということもあり、毎年恒例のNYコニーアイランドでのホットドッグ大食いコンテストについて完全に忘れてしまってました。今日の新聞(以下)で、そのホットドッグコンテストの常連参加者、小林君が実は逮捕されてたというのを知ってびっくり。


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早食い元王者・小林さん、6カ月間の保護観察処分 NY
【ニューヨーク=田中光】7月4日にニューヨークであった毎年恒例のホットドッグ早食い大会の会場で、警察官らともみ合うなどして公務執行妨害容疑などで逮捕・訴追された元王者の小林尊(たける)被告(32)の裁判が5日、ニューヨーク市内の裁判所であり、6カ月間の保護観察処分を言い渡された。裁判が終わった後、小林選手は笑顔で「うれしい」と述べ、「仲間たちとステーキを食べたい」などと話した。
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ことの状況がよくわからなかったので、アメリカのメディアを検索してみた。時系列(古い順)に紹介すると、

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No Kobayashi At Coney Island Hot Dog Eating Contest This Year?
7月4日の大食いコンテスト直前、小林が今年は参加できないかも、と報じる記事。問題の詳細には触れず、「メジャーリーグ・イーティング(当ホットドッグ・コンテストに参加できる人たちを管理している団体?)は、小林と契約の合意を目指しているが、契約交渉は暗礁に乗り上げている(Major League Eating has sought to arrive at an agreement with Kobayashi, but contract negotiations have reached an impasse.)」とだけ報じている。

Kobayashi Arrested at Coney Island Hot Dog Contest
7月4日当日、小林がホットドッグコンテスト終了直後、ステージに乱入し警官ともみ合いになったため逮捕されたことを報じる記事。この記事には、「小林(32歳)は今年はコンペティションに参加しなかった。その理由は、小林がメジャーリーグ・イーティング(NFLの大食い競技版)との契約に著名することを拒否したためである。(The 32-year-old Kobayashi did not eat this year because he refused to sign a contract with Major League Eating -- the fast food equivalent of the NFL. On his Japanese-language blog, he said he wanted to be free to compete in contests sanctioned by other groups.)」とある。さらに、「契約上の紛争があるため、彼ら(メジャーリーグ・イーティング)は彼(小林)に自由を与えなかった、と小林の通訳者マギー・ジェームスは語った("There's a contract dispute, so they weren't giving him his freedom," said Kobayashi's interpreter, Maggie James.)」とも報じた。

Kobayashi Arrested at Coney Island Hot Dog-Eating Contest
逮捕2日後の7月6日付けの、小林逮捕についての詳細記事。これには、「小林によると、主催者(メジャーリーグ・イーティング)は、『僕から自由を奪おうとした』(According to Kobayashi, the organizers were "trying to take away my freedom." )」と報道。

Kobi's dogged fans
Says people egged him onto the stage

同7月6日付けのNew York Postの記事はさらに興味深い。乱入事件の模様について詳細に報道している。「小林は、(乱入事件は)コンテストを台無しにするために仕組んだことではないと主張している・・・。群集が小林もコンテストに参加するようけしかけ始めたので、それに単に乗っただけとザ・ツナミ(小林のあだ名)は述べている。しかし、それを疑う人物は、小林が英語を話せないことを挙げ、小林がそのときの群集の掛け声をどれほど理解していたかは疑わしいと述べている。(He insisted he didn't set out to ruin the contest... When the crowd starting egging him on to join in, The Tsunami said, it was simply a case of him taking the bait. But one skeptical source, noting that Kobayashi doesn't speak English, questioned how he understood the chants.)」と報道。さらに、「情報筋によると、「彼に食わせろ」という掛け声は、小林がステージに駆け上ってからずいぶんと後になって始まったと付け加えている。(The source added that the shouts of "Let him eat!" started well after Kobayashi ran to the stage.)」とも。

記事の後半では、小林の弁護士マリオ・ロマノによると、小林はステージに上るよう呼ばれたという。「Nathan's(コンテストの主催者)の警備員たちが小林を名前で呼び、彼と写真を撮っていた、とロマノ弁護士は述べており、一人の従業員はステージに飛び乗るようジェスチャーで示したとも言う。「小林は早く、そして皆さんの前で食べたかっただけなのです。彼は競争に参加したかったのです」とロマノ弁護士は言う。しかし、この日曜に優勝ベルトを保守することに成功したチェスナットは、小林の言い分は嘘っぱちだと言う。「ヤツは自分には特権があると思い込んでるのを知ってるが、やつは3年連続して負けてるじゃないか」とチェストナットは言い、さらに小林は4回連続して自分に負けることに耐えられなかっただけだとも付け加えている。(His lawyer, Mario Romano, said Kobayashi had been invited up to the stage. "Nathan's security people were calling him by name and taking pictures with him," Romano said, insisting that one worker gestured for him to hop onto the platform.
"He wanted to eat quickly and publicly. He wanted to compete," Romano said.
But Chestnut, who retained his Mustard Yellow Belt on Sunday, said Kobayashi's tale is baloney.
"I know he thinks he's entitled to privileges, but he's lost three years in a row," said Chestnut, who added he believes Kobayashi just couldn't bear a fourth straight loss to him.)」。

Judge Drops Charges Against Kobayashi, Hot Dog Champ 
(小林への起訴が取り下げられたことを報じるウォールストリートジャーナルの記事。本日付)
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たかがホットドッグの大食いコンテストなのに、チェストナッツなんて憎悪丸出しのすごいことになってるよねー。弁護士まで登場するし、留置場に入れられる事態になるなんて、ことが大きすぎない?だけど気になったのが、アメリカのメディアの報道のしかた。事の発端は、小林君とメジャーリーグ・イーティング(MLE)との契約交渉の紛争が火種でしょう?なのに、それについて詳しい報道がほとんどない。しかも、最初の記事は、MLEを主語にして、「小林と契約の合意を目指しているが、契約交渉は暗礁に乗り上げている」という書き方で、MLEは善意で交渉しようとしてるのに、小林君のわがままで交渉が頓挫しているような書き方。

その次の記事も、小林君が今年のホットドッグコンテストに参加できなかった理由を、「小林がメジャーリーグ・イーティングとの契約に著名することを拒否したから」という書き方。これじゃー、普通の読者は小林君が悪者だと思うよー。

僕もアメリカのメディアの記事だけじゃ、事の本質が見えない!と思って、日本語で検索。すると小林君本人のオフィシャル・ブログに行き着いた。大会前日7月3日付けの小林君のブログに、問題の本質が書かれていました。以下に抜粋します。

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JULY 03, 2010

すべての人の独立記念日 My freedom

気が滅入るほど長く続いた戦いがやっと終わります。

交渉期間中、嫌な思いもたくさんしました。

昨年、一昨年は契約の期間中でしたが、契約での、彼らの独占的権利が強すぎると感じ、弁護士をたてて何度も契約の改正を試みていました。

彼らにもメリットがあるような、Give and Takeの話し合いをしたつもりではいたのですが、全く契約内容の改正をすることはできませんでした。

契約期間がおわり、今年二月には契約がない状態で交渉できるようになったのですが、これまで以上に厳しい契約を迫られました。

初参加から数年間は契約なしで出場していま事実から考えると

年をおうごとに契約内容は厳しくなっている実感があります。

ホットドッグコンテストは、世界の人々が僕を知るきっかけになった大会です。

この大会でこれまでの世界記録を二倍に塗り替えることによって、僕はたくさんの人に知ってもらえるようになりました。

そのため、僕はホットドッグコンテストに大きな思い入れがあります。

身体が続く限り、出場し続けていたいと思っていたのですが、今年の出場の許可を得るためには、これまで以上に厳しい契約書にサインしなくてはならない状況です。

メディアの前でホットドッグを食べることができませんし、彼らの許可なくテレビに出演して、早く食べるパフォーマンスを披露したすることもできません。

許可なく、早く食べること、多く食べること、人と競争すること、動物と競争することが、一年間できないのです。

さらに、ジャッジやタイムキーパーなどもできません。

法律的な立場からではなく、個人的な実感として言わせてもらうと、なんにもできないのです。


ネイサンズの大会の出場者の中には、それが可能な人もいるのですが、僕の契約書では不可能になっています。

僕のビザはO1、Extraordinary Ability(たぐいまれな能力)に対してアメリカ国家が労働を許可したビザです。

僕の桁外れの能力といえば、早く食べる、多く食べる能力ですから、食べる能力や食べる行為自体を大幅に制限されてしまう契約内容では、ビザが泣きます。

もちろん、お金なんて全くいらない。

出場させてもらえるなら、全くお金はいらないと、弁護士を通して伝えてあります。

今年は、初めてアメリカでの生活をはじめて、大会と同じホットドッグで練習ができましたので、大会の出場が楽しみで、もちろんまた、世界記録を更新して優勝する準備はできています


ですが、僕の優勝や、出場自体を拒んでいるようにさえ思ってしまう、厳しい契約内容を受け入れることができずに困っています。

僕にkとって本当に大切な大会ではありますが、独立記念日に奴隷契約書のようなものにサインするなんて、絶対したくありません。


独立記念日に、自由を手に入れてホットドッグコンテストに参加できることを望みます。

応援よろしくお願いします。
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彼、アメリカに移住してきてるんだね。しかも、Extraordinary Ability(たぐいまれな能力)を根拠とするO1ビザを取得していたなんてすごい~。大食いもたぐいまれな能力なんだね。

しかし、どんどん厳しい契約内容を迫ってくるネイサンズは、やっぱりガイジンである小林君が優勝するのを妨害する意図があるんじゃないかなぁと思わずにはいられないよね。なのにもちろんそんな点には露も触れず、小林君が契約書を拒否したのがあたかも問題の本質であるような報道をするアメリカメディア。MLEがかたくなにより厳しい制限を契約書に織り込もうとして、それを小林君に押し付けようとしていたことを深く掘り下げて報道する記事は一本もない。

日本人である小林君に対するメディアや傍観者たちの差別は、アメリカに長年住んでる日本人として、直感としてあると言ってしまっていいでしょう。所詮、日本人はアメリカでは有色人種で差別の対象になるのです。特に東海岸、ニューヨークともなると当然。アメリカの独立を祝う7月4日のホットドッグコンテストで、毎年外国人の日本人、しかも痩せて華奢に見える彼が、巨漢・長身の白人たちを押しのけ優勝するという姿は、アメリカ人たちにとっては屈辱だったんでしょう。

ただ、こんな差別は今に始まったことじゃない。それは第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容所に代表されるように、この国に(ま、どの国にも程度の差はあれありますが)深々と根付く差別思想は今も健在ということでしょう。

小林君の置かれた立場、苦労は十分わかってるつもり。だけど一言いわせてもらうと、やっぱり今回、警察沙汰になってしまったのはよろしくないですね。小林君が、MLEの不当や不平等を不満に思って、感情のほとばしりを抑えられなかった、というのは分かる。「平等の国アメリカ」というけれど、アメリカ人はうわべではきれいごとを並べることに長けた人たちなのですよ。「平等の国アメリカ」というのも、諸外国に対するPR、もしくは強者が弱者を欺くための欺瞞である面が否めません。だって富裕層と貧困層の格差が先進国で最大の国アメリカが、なぜ平等の国の代表だと思ってるのか?契約や交渉にいたっても、情けや同情は完全に排除して日本人の想像をはるかに超える非常・冷徹なまでの論理攻めで進めるのがアメリカ流。

アメリカのビザを取得して、今回が始めてのホットドックコンテスト参加だったと言う小林君にとって、やっぱりアメリカで生きていくとはどういうことか、いきなり身につまされた事件だったと思う。だけど取った行動が、義理と人情の国、日本をそのまま引きずって頭に血が上ってしまってたのでアメリカではファウルになっちゃた感が強い。大食いチャンピオンとして、またその道のプロとして自覚があるのであれば、交渉の問題は交渉の場で解決するべきだった。感情のゆらぎに飲まれてしまうのは、プロとしては未熟。ましてや逮捕なんて論外。

僕なりに考える、アメリカで生きていくための心得は、

1.「平等の国アメリカ」なんていう理想論は捨て去る。この国は、多人種・多民族国家でありながら、いまだに白人が主導する差別のはびこる国であることを肝に銘じる。

2.それでもなお、この国のいいところは、そういう差別が残りながらも、正当に、そしれ論拠をしっかり持って交渉・主張すれば、認められることが多いということ。短気を起こして感情に走るのは差別主義者の思う壺。教養がなく、自分を制御できない野蛮で下等な有色人というレッテルを張られて終わり。

3.交渉・契約については日本の義理・人情のやりかたでは通用しない。アメリカ流を経験して頭に叩き込むべし。

4.英語ができなかったら話にならない。野球選手も、英語ができないために人気がいまひとつ伸びなやむ、なんていう話はざら。New York Postの記事にも、「英語のできない小林が群集のコールを理解できたのか疑わしい」という記事があったように、英語ができない人は平等な権利を与えられた人として認められないのがアメリカ。

英語ができず、通訳を立てて交渉の場に臨むのは、その時点で相手に相当なめられる。今回の事件についても、小林君の生の声が全然、アメリカのメディアに伝わってない。プロとしてアメリカで活動するのだったら、英語で自分のことを主張してPRしていくことが必須。ファンを広げ、彼らの心をつかむには、ホットドッグを食ってただけではダメ!日本式の「言葉じゃなくて行動で示します!」っていう浪花節はアメリカでは通用しません。言葉で説明できて何ぼの世界。特に、今回みたいに状況が複雑で、自分が置かれた立場や不満を明確に言葉で説明できなければ、敵の立場が前面に出て、自分は悪者としてでっち上げの記事が書かれ、それがまかり通ることになる。

小林君のブログも日本語だけなのが残念。

追加:今日、ステューに小林が逮捕されたことやネットで彼へのバッシングと応援の両方の声があがってることを伝えたら、「僕はコバヤシのファンだけどなぁ~。コバヤシって名前もカッコイイしさ。あんなに細身でよくあそこまで食えるよね」とのこと。ステューの意見は一白人アメリカ人男性のコメントとしては有効だけど、どれほど代表的な意見かは・・・。でも、小林のファンであるアメリカ人が多いのも事実。身近にも一人いました。

2010年8月4日水曜日

カリフォルニア州・同性結婚を禁止する修正法律は違憲!

やりました~。一旦、合法化されたカリフォルニア州の同性結婚が、前回の州民投票(通称Prop 8)で一転、禁止とする修正法案が通過してた。今度は、連邦裁判所が、その州民投票の結果を違憲とする判決を下しました!これにより、再びカリフォルニア州で同性結婚できる法律が有効になる(気配)。まだ、同性結婚に反対する市民たちが控訴するらしく、予断を許さない状況だけど、とりあえず2勝1敗になったぞ。

だけど、連邦裁判所(国の最高裁の判事)の一人が、同性結婚を禁止するカリフォルニアの修正法案を違憲としたことにより、今後、連邦法における同性結婚の取り扱いはどうなっていくんだろう?だって、連邦裁判所の判事が、同性結婚は合憲、という判断を下したわけで、じゃー、連邦法でも同性結婚は合法ってことになっていかない??今後の行方から目が話せません。

以下は判決文の抜粋:

Proposition 8 ruling excerpts from U.S. District Chief Judge Vaughn Walker [updated]
August 4, 2010 | 2:32 pm
Excerpts from the federal court ruling striking down Proposition 8, the voter-approved initiative that banned gay marriage in California.

Vaughn R. Walker判事の結論(135ページ)
Judge Vaughn R. Walker's conclusion, page 135:

「法律修正案第8条は、ゲイ男性およびレズビアンたちのみを限定して結婚許可証(の付与)を拒否するということに関し、いかなる合理的根拠を提示することに失敗している。実際、証拠が示すのは、修正案第8条が、カリフォルニア州憲法において異性カップルが同性カップルよりも優越であるという考えを法制化する以上のことは行っていないということである。カリフォルニア州は、ゲイ男性およびレズビアンを差別する行為に何の利益も関心も持たないため、そして修正案第8条は、カリフォルニア州がその憲法で定められた、平等に婚姻を認めるという義務を履行することを妨害するため、裁判所は修正案第8条を違憲であると結論付ける」

"Proposition 8 fails to advance any rational basis in singling out gay men and lesbians for denial of a marriage license. Indeed, the evidence shows Proposition 8 does nothing more than enshrine in the California Constitution the notion that opposite sex couples are superior to same-sex couples. Because California has no interest in discriminating against gay men and lesbians, and because Proposition 8 prevents California from fulfilling its constitutional obligation to provide marriages on an equal basis, the court concludes that Proposition 8 is unconstitutional.

修正案第8条を撤廃することに関して(136ページ)
On the overturning of Proposition 8, page 136:

「原告は、修正案第8条が〔国民の権利としての法の)適正手続き及び平等な保護を受ける権利を侵害するということ、そして州当局が修正案第8条の強制施行を停止しなければ、これら違憲行為によって彼らが害を被り続けるという確かな証拠をもって論証した。カリフォルニア州は、同性カップルに対して結婚許可証を発行することが可能であり、それは(カリフォルニア州当局が)既に1万8,000件の結婚許可証を同性カップルに発行していながら、その結果、なんら実証された被害は発生していない...」
"Plaintiffs have demonstrated by overwhelming evidence that Proposition 8 violates their due process and equal protection rights and that they will continue to suffer these constitutional violations until state officials cease enforcement of Proposition 8. California is able to issue marriage licenses to same-sex couples, as it has already issued 18,000 marriage licenses to same sex couples and has not suffered any demonstrated harm as a result ...

「修正案第8条は、〔国民の権利としての法の)適正手続き及び平等な保護を受ける権利の両方において違憲であり、裁判所は恒久的にこの判決登録を命じる... 被告人[カリフォルニア州]が修正案第8条を適用したり強制施行することを禁止する」
"Because Proposition 8 is unconstitutional under both the Due Process and Equal Protection Clauses, the court orders entry of judgment permanently ... prohibiting the official defendants [state of California] from applying or enforcing Proposition 8..."

有権者がカリフォルニア州において同性結婚を禁止することが不可能である理由について(24ページ)
On why voters are not able to ban gay marriage in California, page 24: [Updated, 2:51 p.m.]

〔問題を引き起こす出来事や状況などの〕組み合わせ、憶測、恐怖というものは十分(な理由)ではない。ある集団または市民グループが道徳的に不同意するということは、いかに大多数派がその考え方を共有していても、依然として十分ではない。厳粛に考慮しても、修正案第8条がそのような不支持層の間においてのみ支援されていることは、証拠が明らかにしている。よって、修正案第8条は、有権者またはその代表(議員)が持つ憲法上の権利を超えたものである。
Conjecture, speculation and fears are not enough. Still less will the moral disapprobation of a group or class of citizens suffice, no matter how large the majority that shares that view. The evidence demonstrated beyond serious reckoning that Proposition 8 finds support only in such disapproval. As such, Proposition 8 is beyond the constitutional reach of the voters or their representatives.

Related story: Judge strikes down Prop. 8, allows gay marriage in California


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2010年8月2日月曜日

結婚後の悩み

最近、つとに結婚願望が強くなってる僕ですが、実際に結婚できた場合でも、いろんな問題が出てくるみたい。理想と現実のギャップは、やっぱりでかいみたいです。



というのも、最近LAに来てくれてた知人Mさんもついに結婚して新婚生活を送ってるんだけど、今回の滞在でポロリとホンネが。まず、年下の旦那がマザコンの毛あり。先方のママからの電話の量が多かったり、直接Mさんにも旦那(息子)の居場所を聞くために電話してきたりとウンザリ気味の様子。

しかも、亭主も亭主で、「ママが、そろそろジョイントアカウント(二人名義の銀行口座)を作ったほうがいいって言うんだけど、どう思う?」と振ってきたそうな。今はMさんが個人で何年も前に購入した家に二人で住んでるんだけど、Mさんが彼女のラストネームを亭主のものに変更するのをきっかけに、この持ち家の権利書の名義も二人にしたいと旦那が言ってるらしい。

で、Mさんに聞かれたのね、どうしたらいいかって。もちろん僕の答えは、

「そんなの絶対二人名義にしないほうがいいよー」というもの。

だって頭金から今までのローンの支払いまで全くしてこなかった人が、いきなり結婚したからってその所有者名義に名前を載せるって、ちょっと「?」じゃない?少なくとも、結婚してすぐなわけだし、もう少し待ってみたらというのが僕のアドバイス。

相手が年下亭主で、稼ぎもまだ自分より低いってーのも心に引っかかる理由の一つ・・・。でもさ、これが逆だったらどう?旦那のほうが年上で稼ぎも上で、家を所有してる場合、結婚したら奥さんの名前も家の名義に入れる?入れるかな・・・。入れなかったら最低な男と思われそうだよね。だけど、今回は性別が逆ってところがネック・・・。しかも、亭主のほうにはまだ学生ローンが残ってるらしい・・・。

Mさんの情報として、彼女の知人に聞いて回ったところ、知人カップル全員が、ジョイント口座を作って、給料とかそれまでの貯蓄を全て共同財産にしてるんだとー。それにもびっくり。でも聞いてみたところ、皆若いうち(大卒すぐくらい)に結婚してるから、二人とも財産そのものがない状態で結婚してるので問題がないみたい。Mさんみたいにバリバリ稼いで十数年の大ベテランが、駆け出しペーペーの若造と結婚する場合は問題が異なってくるみたい。。。

僕の周りで結婚してる人、ということでステューにも事情を聞いてみた。30過ぎて結婚した彼は、基本的に全て彼が払ってるんだと。家賃、光熱費、食事、旅行、もろもろ全部。奥さんもフルタイムで働いていて、彼女の携帯電話だけは自分で払ってるらしく、彼女の給料で残ったお金は二人で使うために彼女の口座で貯金してるらしい。だからジョイント口座も持ってないとか。ステューいわく、やっぱり結婚した夫婦がジョイント口座を持ってないというのは、アメリカ人にとっては相当稀なケースらしい。ステューの知人からも、珍しいとしきりに言われるそうな。

僕だったら、結婚したとしても相手と全ての財産を共有化するつもりはないなぁ~。やっぱ自分で稼いできた分は明らかに自分の資産なわけで、同じように相手にも相手の資産(負債かもしんないけど・・・)があるわけで、そこには線引きが必要でしょう。愛しすぎて全て一緒にしたい、って思う人もいるみたいだけど・・・。全部一緒にすることで家族になったと感じる人もいるだろうし・・・・。いずれにせよ、基本的に金銭感覚が一緒の人とか、ライフスタイルが似てる人とじゃないとうまくやっていけないよね。もしくは、自分がシュガーダディーになってもいいって思うくらいの相手にめぐり合えば話は別だけどさー。(早く稼ぎ始めなければ・・・)



やっぱりお金の話って、夫婦(夫夫・婦婦)といえどもしにくいというのが問題の根を深くしてる理由だと思う。Mさんもこの話題を旦那としにくいと言ってたし、僕も恋人とお金の話はなるべくしたくない。誰がいくら払ってるとか、どっちが支払いが少ないとか、えげつないよねぇ。あとステューも同意見だったのが、結婚が破局する最大の理由の一つが金銭問題ということ。浮気とお金の問題って、やっぱ愛情が一気に冷めるテーマだよね・・・。

で、ゲイカップルが結婚する場合、どういう点に注意すべきか、という疑問に答えてる記事を発見。やっぱり、連邦法で同性結婚が認められてないから、ジョイント口座を作るにも制限がかかってくるんだと。例えば、ジョイント口座に移すお金が、二人の間で差がある場合、年間1万3,000ドル以上の差額が発生すると生前贈与税がかかってくるらしい。異性結婚の間ではこの上限はなく、すべて無税なんだと。不公平だよねぇー(ま、ジョイント口座は作るつもりないけどさ)。

この記事読んで、今年3月3日から、アメリカの首都ワシントンDCでも同性結婚が合法化されたというのを知りました。めでたい~。


Gay couples and the urge to merge
David M. Taube | Jul 22, 2010 | Comments 0

Since the momentous March 3 inception of same-sex marriage in the District of Columbia, the urge to merge has surged. As of June 24, the D.C. Superior Court’s Marriage Bureau had recorded 2,966 “spouse-to-spouse” marriage license applications, closing in on the 3,096 “husband-and-wife” requests for all of 2009.

In your rush to hire a wedding planner, register at your favorite high-end retailer, and select your exotic honeymoon destination, have you thought about what marriage means to your finances? In the excitement of a merger, some newlyweds may jump at the chance to combine their finances. But wait, there are a few things to consider before registering your names on joint accounts.

Although most advisers would recommend that same-sex couples have a joint account to pay for ongoing, joint household expenses, it’s a different story for investment money. Maintaining joint accounts builds shared decision-making, awareness of financial matters, and perhaps most importantly, trust. However, tax, legal, and practical matters offer cautions for a household account and red flags for investments.

Taxes. Whether you are married, civil unionized, domestic partnershipped, or simply co-habitating, the fact remains that, for taxes, the federal government does not recognize your relationship. As a married couple living in the District, you would have to file your city income taxes jointly, but would file separate federal tax returns.

There are potential federal gift taxes if one same-sex spouse or partner contributes more than the other to a joint account. Under current federal law, the portion of cash or gifts of property worth more than $13,000 per year given by a same-sex spouse or partner to the other spouse or partner is considered a taxable gift. No limit exists for federally recognized marriages, as spouses can freely transfer money or property to one another without tax consequences.

Same-sex spouses or partners should keep a record of how much each contributes to a joint account. To avoid having to file a gift tax return, neither half of a couple should contribute more than the $13,000 gift limit over the amount the other half provided.

Federal estate taxes may also influence your decision to keep assets separate. Unless you can document the contributions by each same-sex spouse or partner, the IRS will include the entire value of property owned as “joint tenants” in the gross estate of the first to die.

Asset protection. There may be compelling legal reasons that influence your decision to keep assets separate. Depending in which state you reside, co-owned assets may be subject to the claims of your same-sex spouses’ or partners’ creditors. One spouse or partner may have assets he or she wishes to protect from the other who is engaged in a high-risk business or occupation.

A spouse or partner may have significant inherited family assets that need to be protected for heirs from potential loss in a future break up or divorce.

In the District and states with same-sex marriage, you can own certain assets as “tenants in the entirety,” which provides married couples joint ownership with right of survivorship, without joint liability.

Practical matters. Each spouse or partner may have different goals for the money and approaches to how it would be invested. While one may be planning for imminent retirement and dialing back the risk level, another may be thinking about returning to school for a new career. This may take on greater importance if there is a large age difference. With the younger half’s long-term goals further into the future, the portfolio may have a significantly different (i.e., higher) risk profile.

Couples should discuss financial expectations and goals they would like to achieve, including respective and combined goals such as home ownership and retirement.

Merging spending and saving habits should also lead to a talk about your money history – credit rating and score, any troubles with credit in the past, including bankruptcy.

Newlyweds and other couples will also need to figure out who will actually pay the bills and file the tax returns. Ideally, you should address how your assets and finances will be handled in a pre- (or post-) nuptial or domestic partnership agreement.

(This article is for informational purposes only and is not financial, legal, or tax advice. Please consult with your adviser before making any decisions.)

David M. Taube, CFA, is CEO & Chief Investment Officer of Kalorama Wealth Strategies, LLC, a fee-only investment advisory and financial planning firm in the District. Reach him at 202-550-7262 or dtaube@kaloramawealth.com.

2010年7月31日土曜日

最悪政府

USCIS sucks!!!

数週間前に発覚した移民関連書類の紛失事件を解決すべく、今日も移民局(USCIS)に電話をしてみた。結局20分くらいおばちゃんと話したけど埒が明かなかった。。。

向こうの言い分は、一旦USCISが書類を送ったら、その時点で申請・承認プロセスは終了。なので、郵送中に紛失した場合はUSCISの責任・管轄外。よって、その場合は再度(300ドル以上もする)申請料を支払って申請しなおさなければいけない。

まじ、紋切り型の回答~。くっ~、ムカつく。こっちも負けじと、「アマゾンとか、オンラインなどで商品を注文するとき、輸送中に紛失したら顧客は料金を払わなくていいですよね?」と聞き返してみた。そしたら、おばちゃん、

「USCISは政府なので状況が違います」っていう同情も理解もまったくない返事。

「しかし輸送中に紛失したという状況に対して、申請者が再び申請料を負担するというのは不公平じゃないですか?こっちには一切、過度がないわけですし。そもそも、そんな重要な書類を、一般の郵便で送るのが無責任じゃないですか?」と反論。すると、

「全ての書類は一般の郵便で送っています。紛失したら再度申請してもらうのが決まりです」とおばちゃん。

この後も、押し問答が延々と続いたのだけど、もう気分が悪くなるばかり。向こうはマニュアル化された文面を読んでるだけで、stone wall状態。マネジャーに話したいと言ったら、自分がマネジャーだと言うし、そのくせ紋切り型の返事しかしないし。マニュアル通りの回答しかしないんだったら、録音サービスやネットで十分だっつーの!人に説明しないと解決できない問題だから電話してんのに。てめーに払ってる給料無駄だー!!税金返せー。(とここで叫んでみてもムナシイだけなんだけどさぁ・・・・。)

本当に、政府・お役所って、なんでこんなに弱者をいじめるような「サービス」をこんなに大手を振ってやってんだろー。お役所のサービスで、その迅速さや心遣いで感銘を受けたことなんてある?

こんな政府へのやり場のない不満と鬱憤をかかえてたら、こんな記事が目に留まった。アメリカ政府の運輸省幹部が、トヨタ自動車に有利な情報を意図的に隠してたというニュース。何でそんなことするわけ?(別に僕はトヨタとは全然関係ないけど。ユーザーであることを除いて。)

アメリカに限らず、日本でも政府関係のサービスとか最悪って経験あるけど、特に今日はアメリカ政府最悪って今までで一番思わされた日かも。なんでこんな嫌な政府の国に住んでんだろ・・・。

トヨタに有利な情報隠蔽?米当局元幹部が告発 リコール

2010年7月31日13時28分

 【ニューヨーク=山川一基】米国でのトヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題を巡り、米経済紙ウォールストリート・ジャーナルが30日、米運輸省がトヨタに有利な情報を意図的に隠し、公表していなかったと報じた。元幹部の実名による告発で、当局の対応に批判が集まる可能性が出てきた。

 同省の高速道路交通安全局(NHTSA)でリコール担当のチーフを務め、今月初めにやめたジョージ・パーソン氏が証言した。「急加速して事故に至った」との訴えがあった複数のトヨタ車について同局が調査した結果、いずれも運転ミスによる可能性が高いとのデータが集まったという。パーソン氏は「幹部らがデータを公表しないよう決定した」と証言。その幹部の一人としてレイ・ラフッド運輸長官の名前を挙げた。

 パーソン氏によると、急加速があったとされる23台の記録装置を解析したところ、すべてが事故時にブレーキが作動していなかった。一方で、アクセルを調節する電子制御スロットルは全開だったため、運転手がブレーキを踏もうとして過ってアクセルを踏み込んだ可能性が示された、と指摘した。

 パーソン氏は「データを公表すると、NHTSAはトヨタに近すぎると批判されることを恐れた。トヨタへの(世間の)怒りは非常に大きく、非常に政治的な問題になっていた」との見方を示した。


ウォールストリートジャーナル紙の原文

JULY 30, 2010, 6:18 P.M. ET
Release of Toyota Documents Blocked, Ex-Official Says

DETROIT―Senior officials at the U.S. Department of Transportation have at least temporarily blocked the release of findings by auto-safety regulators that could favor Toyota Motor Corp. in some crashes related to unintended acceleration, according to a recently retired agency official.

George Person, who retired July 3 after 27 years at the National Highway Traffic Safety Administration, said in an interview that the decision to not go public with the data for now was made over the objections of some officials at NHTSA.

"The information was compiled. The report was finished and submitted," Mr. Person said. "When I asked why it hadn't been published, I was told that the secretary's office didn't want to release it," he added, referring to Transportation Secretary Ray LaHood.

A Transportation Department spokeswoman, Olivia Alair, said NHTSA is still reviewing data from the Toyota vehicles the agency is examining. "Its review is not yet complete. The investigation remains ongoing," she said.

A Toyota spokesman declined to comment. A NHTSA spokeswoman did not respond to phone calls and an email seeking comment.

At the time of his retirement, Mr. Person, 67 years old, was chief of NHTSA's Recall Management Division, which is part of the agency's Office of Defects Investigation. He said he was briefed on the agency's probe into the causes of accidents in which drivers said Toyota vehicles suddenly accelerated on their own, and said he offered his input on the matter to investigators.

Ms. Alair said Mr. Person "was not involved in any aspect of the ongoing investigation into unintended acceleration."

Mr. Person said he retired in good standing with the agency. Ms. Alair said she could not comment on personnel matters.

Mr. Person's comments follow a July 14 story in The Wall Street Journal that said NHTSA had accumulated data suggesting many sudden-acceleration incidents were the result of drivers stepping on the gas when they thought they were hitting the brakes.

Earlier this year, Toyota recalled more then 8.5 million vehicles globally for defects related to sudden acceleration, and paid a $16.4 million fine for failing to report safety issues promptly.

NHTSA came under criticism by Congress and auto-safety advocates, who accused the agency of being too cozy with auto makers in recall investigations.

Toyota has said its investigations show that sudden-acceleration problems were caused by floor mats that could pin down the gas pedals of its cars. It also found some gas pedals could get stuck briefly in an open position.

Some members of Congress and auto-safety advocates have suspected electrical glitches could also be a cause.

Since March, the agency has examined 40 Toyota vehicles where unintended acceleration was cited as the cause of an accident, Mr. Person said. NHTSA determined 23 of the vehicles had accelerated suddenly, Mr. Person said.

In all 23, he added, the vehicles' electronic data recorders or black boxes showed the car's throttle was wide open and the brake was not depressed at the moment of impact, suggesting the drivers mistakenly stepped on the gas pedal instead of the brake, Mr. Person said.

"The agency has for too long ignored what I believe is the root cause of these unintended acceleration cases," he said. "It's driver error. It's pedal misapplication and that's what this data shows."

Mr. Person said he believes Transportation Department officials are "sitting on" this data because it could revive criticism that NHTSA is too close to the auto maker and has not looked hard enough for electrical flaws in Toyota vehicles.

"It has become very political. There is a lot of anger towards Toyota," Mr. Person said. Transportation officials "are hoping against hope that they find something that points back to a flaw in Toyota vehicles."

NHTSA has received more than 3,000 unconfirmed complaints of sudden acceleration in Toyotas, including some dating to early last decade, according to a report the agency compiled in March. The incidents include 75 fatal crashes involving 93 deaths.

―Kate Linebaugh contributed to this article.
Write to Mike Ramsey at michael.ramsey@wsj.com and Josh Mitchell at joshua.mitchell@dowjones.com

お祭り

夏といえばお祭り。日本じゃお神輿担いで、ねじり鉢巻?っていうところだけど、歴史の浅いアメリカはもっと商業的なお祭りが多い。

今月も毎年恒例のオタクの祭典、コミコンがサンディエゴであった。LAからは車で2時間ほどということもあり、結構参加する人が多い。しかも、単なるオタクの祭典じゃなく、エンタメ業界のお祭りになってるから、今年はアンジェリーナ・ジョリーが登場しただの、映画や新番組のプロモーションを兼ねて有名人が多く登場する。

新聞や雑誌でも良く取り上げられるこのイベント、コスプレした参加者の写真がgay.comに掲載されてた。やっぱり、そこはオタク。力作ばかりだったけれど、僕の触手は反応せず・・・にいたら、1枚だけありました。映画300のコスプレ、古代ギリシャ人戦士スパルタンの格好をした写真!萌え~

左から2番目、もっと前へ!こんな人たちもオタクの祭典に来てるのかと思うと、僕も来年は参加すべきか?!ただ、何にコスプレすべきかが悩み・・・。


あと、お祭りといえば、ゲイ・プライドですねぇ~。今年はいろいろと忙しく、LAプライドの週末はサンフランシスコに行ってたり、でもサンフランシスコのプライド週末にはもうLAに戻ってきてたりと、入れ違い。で、結局、どこのプライドにも参加しなかった・・・。なので写真だけでも見てみましょう。

LAプライド1

こういうカップルの参加者も多いんだよねぇ~。毎年、来年こそは僕もカップルで、と思い始めてもう何年?





あの有名ゲイバー、Abbeyの前に立てられた山車のゴーゴーダンサーたち。


真ん中の二人、かわいい。と思ったら、右から2番目、Ronnie Kroellだったのね。

有名人が多く参加するから、こうした本格的カメラを抱えるカメラ小僧も多い。


「掃き溜めに鶴」ってまさにこんなイメージ?


あと10年若かったらね。


後姿だけど、レイディー・ガガ(のコスプレ)?



お次は、モルモン教の聖地、ソルトレークでのプライドパレード。(そんなとこでもプライドフェストやってんだー。)

彼らもモルモン?


やっぱ、子連れが多いのか?パパかっこいいかも。


カウボーイはゲイプライドに欠かせない出し物・・・だけどちょっと貧弱じゃねー?


こういうのでゲイとしてのプライドを感じるのかなぁーって思っちゃうのは僕だけ?ま、見る人を楽しませるっていうのが、ゲイの精神でもあるんだろうね。




工事現場の人(土方)に萌える人も多いよねぇ~。僕は萌えない。


何も知らずに参加するちびっ子。。。結構、子供にはどぎついコスプレもあるけど、大丈夫?




マドリードのゲイプライド

さすがゲイ天国マドリード。天使がいます。




規模と熱気が桁違い。


まあこういう人たちはどこにでもいます。ゲイ文化って、国境ないよねぇー。

この混みよう、すごくない?


ブダペストのプライド。

やっぱ地味~

もっとがんばれって感じ・・・。

これもコスプレか?と思ったら、治安維持のための機動隊の模様。彼らのほうがhawt!だね。



ニューヨーク・プライド

プライドパレードを先導するのは、ダイク・オン・バイクが伝統。誰が決めたんだろうね?


ジュディー・オングも真っ青?

やっぱニューヨークは、日ごろ鍛え上げた身体を見せびらかし系が多いねー。たまに見るのはいいけど、こういうナル子ばっかりっつー街じゃボーイフレンドは見つからねーべ。




このTシャツかわいいー!欲しいけど、一緒に着てくれる人がいないのが悲しい。。。


コスプレするには、ちょっと白髪が多すぎじゃない?

みんな、脱ぎたがるよねー。じゃー、全部脱げば?


僕、刺青、ピアス、まったくダメ。受け付けない人なんです。。。


この人って、テレビに出てる人だよね?名前なんだったっけ?


出ました、アジア人と白人かっぷるー。やっぱ、ちょい白人が年上?身体鍛えてるよねー。


がんばれアジア人


一瞬、さっきのTシャツみたいに二人の刺青がつながってるのかと思っちゃった・・・。


この結構見かける、3人組っていう組み合わせわ何なん?カップル+友達ってこと?でも真ん中の人、両方にタッチしてるし・・・


身体はいいよねー。でも普通の会話できなさそうだべ・・・


クロアチア
やっぱ東欧は、今でも抑圧されてるみたいねー。ブダペストでも見かけた機動隊が、ザグレブでもわんさか出動してる。


どっちが行進のメインかわかんねー。


こう並ばれると見ごたえあるよね。



やっぱゲイの人権擁護が遅れてる後進国では暴動が起きるのか。この人は、ゲイバッシングの人かもね。


このポーズ、どーでしょー。NGじゃない?明らかにゲイに反対するネオナチ系だべ。。。やっぱ社会が遅れてるねー。


ザグレブでも早く平和裏にゲイプライドが開けるようになるといいね。


ほんと、北米や西欧ではお祭りっていうイメージだけど、それ以外の国々では、ゲイプライドパレードって、結構、命がけのところがあるのかも。。。


ブルガリア

ソフィアって、ゲイ人口が少ないみたいね。




ゲイプライドの参加者たちを尻目に、木陰でキスしまくってる男女カップル・・・・この国を象徴してる。


ラスベガス

やっぱSin Cityと呼ばれるだけある。

右側、リッキー・マーティンに似てない?


やっぱラスベガスのカウボーイは肉付きがよいねー。


あの電飾で有名なアーケードもこの通り


プライドの週末はやっぱホテルが値上がりするんだろーなー


こういう人たちって、新商品のプロモをする売り子なんだよねー


エナジードリンクの売り子?


アジア人白人カップル発見。ラティーノかも


cute


こちらにも、一応、キュートと言っとく・・・


アジア人がんばれ


これってポOノスターだよね


この人もそうなのかな



どこか人工美を感じません?

ラティーノも人気


真ん中の人、ジャスティン・ティンバーレイクに似てる


このサングラス(右)、天才バカボンに出てくる目がつながったおまわりさんを思い出すのは僕だけ?


さて、この中で、誰と誰がセッOスしたことがあるでしょーか?


マドンナのそっくりさん


シルク・ド・ソレイユに出てくるアクロバットの人たち?きっといるよねー、ショーに出演してるダンサーとか


ちょっとべたべた身体触りすぎじゃない?


ママさん


ラーティーノー!


どっかで見たことあるよーな。



こういうのトゥインク系?それとも草食(装飾)系?


こういうの何系?
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