ポール・ウォーカーは、カリフォルニアの男前を絵に描いたような俳優。いつまでも２０代みたいな印象だったけど、もう４０歳になってたんだね。しかも一人娘がいる模様。
それにしても、ポールは助手席に乗ってたというから、ポルシェを運転していた知人のハンドルミスかスピードの出し過ぎが原因なんだろうね。
アメリカ国内の報道によると、運転していたのはポールの知人で、プロ・レーサーのロジャー・ロダス（Roger Rodas）だそう。ありゃりゃ、プロのカーレーサーだったのね。しかも二人の子供がいるパパだそうな。事故が起きたとき、すぐに息子が現場にかけつけて、燃え上がる車から父親を助け出そうとしたと報道されてる。ポールの友達も助けようとしたけど、炎があまりに大きく、何もできなかったとも。
これが事故直後に撮られた映像。
モクモクと黒い煙をあげて大炎上してる。
今回、事故が起こったのが、ロサンゼルスから数十マイル北上したところにあるサンタクラリータ郡。僕もつい先月、サンフランシスコからの帰り道に寄って夕食を食べたところ。田舎だし、まっすぐな道が多いし、感謝祭の週末だから交通量もほとんどなかったと思うんだよね。事故直後の映像を見ても、ほとんど他の車は走ってない。だから、よけいに、ポルシェで飛ばしてたのかなぁ。
木にぶつかって大破したという通り、写真で見てもどれだけスピードを出してたかが想像できる。
原形をとどめてないよね。しかも、炎上が激しかったみたい。もしかしたら、ポールとロジャーは、衝突そのものより、その後の炎上で死亡した可能性が高そう。警察も、現場検証をしたとき、あまりに炎上による遺体の損傷が激しくて、身元確認に数日かかりそうと発表してた。
この日、ポールが設立した（？）慈善団体Reach Out Worldwideのイベントに参加した帰りだったそう。フィリピンの台風被害などの救済に緊急隊を派遣するような慈善活動をやってる団体だそう。弱者のためにそんな立派な活動をしていて、そのイベントの帰りに事故死って、誰かを責めたくても責められないよね。
こちら地元テレビ局の報道。
弔いの意味を込めて、彼の色々な写真を集めてみた。こう見てみても、ホントにいい男だったんだなーって思う。ポール・ウォーカーの冥福をお祈りします。
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