今晩の全米テレビニュースで報道されてたのだけど、2010年、18歳以上のアメリカ人で結婚しているのは51%という結果で、これは過去最低なんだって。1960年にはアメリカ人成人の72%が婚姻中という結果だった。
この傾向が今後も続けば、数年以内には、全米の18歳以上人口の半数以上が結婚していない(独身)という状況になりそうなのだとか。
平均初婚年齢もアメリカ人の間では上昇傾向にあるそうで、女性で26.5才、男性で28.7才。それにしてもまだ日本人よりアメリカ人の初婚年齢は若いけどね・・・。
国勢調査とは別のサーベイ調査結果によると、2009年の1年間の新婚件数から、2010年の新婚件数は5%も激減してしまってるそう。この間、最も新婚カップルの数が激減してるのが18才~24才のグループで、2009年よりも2010年は13%も減少してしまってるんだって。
現在、婚姻関係にある成人の率は51%だけど、アメリカの成人の72%が、これまでに一度は婚姻歴があると回答しているとか。1960年の国勢調査では、85%がこれまでに一度は婚姻歴があると回答してるから、一度も結婚したことがない成人の比率も増えてるんだね。
これは、結婚そのものがヘテロセクシャルの男女の間で人気がなくなってしまっているということなのか、それとも(経済不況などの影響で)若者の間で結婚の年齢を先延ばしにしているだけなのか、という違いを見極める必要があるそう。
だけど、現在、婚姻中の成人が過去最低というのは、意味深だよね。だって結婚したほうが税制面とかで優遇されるし、勤務先のほとんどが扶養家族の保険料もカバーしてるでしょう?それなのに独身率が過去最高というのは、やっぱり結婚自体の人気が低まってるってことの表れじゃない?(未婚カップルの共同生活率やシングル・ペアレントは逆に増えてるそう。)
実際、2010年のサーベイ調査では、回答者の40%が「結婚は過去のもの(古い風習)になりつつある」と回答してる。だけど、同じサーベイ調査で、これまでに一度も結婚してない人の60%が、いつかは結婚してみたいと回答してるんだって・・・。
ようは、結婚って、処女喪失とか童貞喪失と一緒で、一度はやってみたい通過儀礼だけど、一度経験しちゃうと大したことないじゃんっていうことなのかね?
これまで合法的に結婚できなかった同性カップルの間では、やっぱり政府が合法的に認めてくれる結婚ができるというのは重要なことで僕もいつかはって思うけど、実は結婚に理想を描いちゃうほど現実を目にして幻滅しちゃうのかね。
ってことで、結婚観についてアンケート~
Create your free online surveys with SurveyMonkey, the world's leading questionnaire tool.
0 件のコメント:
コメントを投稿