2011年12月30日金曜日

アメリカのゲイたちの年越しの仕方 How Gays Spend New Year's Eve in America


年越しの仕方も国や地域それぞれだけど、あの除夜の鐘を厳かに聞くという日本の伝統っていいなー

――だけど日本式の年越しは、世界標準からはかけ離れてる。


ご存じのとおり、ニューヨークのタイムズ・スクエアで行われるカウントダウンに代表されるように、全米ではカウントダウンまでパーティー状態。そして、年が明ける瞬間、花火が打ちあがって、Happy New Year!

アメリカで大晦日にテレビを見てると、まず最初に年明けするオーストラリアからの中継がはいって、花火が打ちあがる風景が実況され、その後、タイムゾーンを追って中国や東欧、西欧、そしてニューヨークという各地の花火やお祭り騒ぎの風景を眺めるのが恒例。なので、必ず、この世界各地の年越し実況中継では、日本の風景は放送されない・・・。あまりにノリが違いすぎる、っていうのがあるんだよねー。悲しい。。。

あの日本のゴ~んっていうのを聞きながらシンミリ年越しするのが懐かしいけど、どんちゃん騒ぎしてるアメリカ人が日本の年越し風景を見たら引くやろな~。

でもアメリカではシンミリした家族との時間をクリスマスにやっちゃってるから、大晦日は日本のクリスマスみたいな感じで外出したりパーティーするのが恒例。自宅や友人宅のパーティーでテレビを見ながらカウントダウンというのもあれば、バーやクラブ、レストランでカウントダウンというのも多い。レストランやバーも、「カウントダウン客」を狙ったイベントを企画して集客効果を狙ってたりするんだよねぇ。

僕が一度年越しを迎えたことがあるスペイン料理のレストランでは、スペイン本国で12粒のブドウを食べて12の願い事をしながらカウントダウンするという風習があるらしく、お客全員にブドウが配られた。あれはあれで面白い年越しの仕方だったよ。

パーティー好きなゲイにとって、この年越しカウントダウンは夜遊びして騒ぐのに格好の機会。ロサンゼルスのゲイ・バーもこんなに色々なイベントを企画してる。ここに掲載した広告は、ぜーんぶロスのゲイ・バーで開かれる大晦日カウントダウン・パーティーの案内・・・。あまりに「ゆく年、くる年」とは違うよねぇー。



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