のんきなブリアンから、今日テキストがあって、「パリから戻ってきた~」とのこと。あんたが1月に行ってきたばかりの日本は大変なことになってるっつーのに、やつはまたパリなんかで長めの週末を過ごしてきた模様。くっ~、羨ましい。
でも、消費して経済活動を平常に戻すことは経済のためにもなるしね。僕もそろそろ平常モードにしなければ。。。
そうそう、今回の災害ですっかりご無沙汰してたんだけど、書こう書こうと思っていた映画が4本ほどあるのでご紹介。
No Strings Attached
これはちょっと古くて今年1月に封切りされたラブコメ。アシュトン・クッチャーとナタリー・ポートマンが主演。その題名の通り、セフレ関係になる男女の物語。
期待せずに見たせいか、えがった。85点!1月に見た、ジェーク・ジレンホールが出てる映画Love & Other Drugsに似てるかも。両方の映画とも、精神的に強い女性が、「セフレだけの関係でいましょう」っていうスタンスなのに対して、男性のほうが「俺は君のことが好きだ!」みたいに恋に落ちるっていう力関係が。それと、主演の男優が脱ぐってとこも!ま、女性とゲイをターゲットにした映画だからさ、そこはお約束。
No Strings Attachedは、医者の卵(インターン)で週80時間勤務のナタリー・ポートマンが、忙しいけど「したい」ときに呼び出してできる相手(アシュトン・クッチャー)とセフレ関係になるっていうストーリー。二人で事後、ベッドで寄り添って寝てたら、ナタリー・ポートマンのほうから、「私たち寄り添って寝るような関係じゃないわ」とか言って拒絶したり、「ほかの女の子ともやりなさいよ!」と言ってのけたりして、強い女を演じてる。それに翻弄されるアシュトン・クッチャーがいい味出してた。
アシュトン・クッチャーがデビューした頃って、モデル上がりだったし、きれいな顔立ちがタイプじゃねーって思ってた。年配のデミー・ムーアと結婚したときも、特に彼に興味なかったから、へぇ~って感じ。だけど、この映画のプロモーションでジェイ・レノの深夜トークショーに出演してたときも、映画の役さながらのサバサバしたいいやつっぽいキャラ。この映画でもさんざん、アシュトンのヌードシーンが出るんだけど、全然鍛えてなくって、ふつうに脂肪がついてる感じがせくしぃー!こんな感じで・・・。予告編でもヌード姿を披露してるよ。
いやー、この映画を観てアシュトン・クッチャーのファンになりましたよ。映画でも、明らかにゲイの看護師(?)がちらっと出てくるんだけど、アシュトンのヌードを見て、「俺って絶対ゲイだ」ってつぶやくシーンがある。いやーえがった。骨太っぽくて毛深いジェイクとはまた違った感じもえがった。そうそう、この映画、LAを舞台にしてるので、知ってる人が見ればどのあたりで撮影してるかわかる。
Battle: Los Angeles
アーロン・エッカートが出てるっていうんで見に行った映画。3月11日にアメリカで封切り。いやー、最悪だった。20点。これもLA(正確にはSanta Monica)が舞台なので、LAに住んでる人は見知った通りの名前が出てきて臨場感は湧くけど、ストーリーはB級以下。2012みたいな壮大なアクションSF映画を期待してたんだけど・・・。途中で寝てしまった。ゴメン、アーロン!
The Tourist
これは去年12月にアメリカで封切られた、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの初共演の映画。
パリとベニスが舞台だから、見ててヨーロッパを観光してる気分になるけど、ジェームス・ボンドとかミッション・インポッシブルでもだいたいパリ、ローマ、ベニスが舞台になるよね。そういう意味でも二番煎じ。ストーリーは、アンジェリーナ・ジョりーが、スコットランドヤード(イギリス警察)のスパイ役で、ロシア人マフィア(?)のボスから大金を盗んだアレクサンダーと呼ばれる男性にコンタクトしてたんだけど、その男性と恋に落ちてしまう。スコットランドヤードはその事実を把握してるんだけど、アレクサンダーを逮捕するためにアンジェリーナを泳がす作戦に出る。アンジェリーナはアレクサンダーと手紙で次の行動をやり取りするんだけど、ベニスに行く列車の車中で、たまたま正面に座ったアメリカ人観光客(tourist)のジョニー・デップをアレクサンダーに仕立て上げて捜査を混乱させようとする。そこにロシア人マフィアのボスが登場して盗まれた大金を取り戻そうとする・・・。
最後の最後に、観客をだます大どんでん返しがあるんだけど、もうルール違反もいいとこ。それやっちゃーダメでしょう、っていうくらいそれまでの複線とかストーリーを無視した結末。同じ手法を使って、視聴者をだます映画といえば、The Sixth SenseとかThe Usual Suspectsがある。そんな安っぽい騙され方でもいいっていう人は楽しめる映画かも。。。僕は裏切られたっていう気分になったけどね。ま、90分と短めの映画なので、本当に時間つぶしに見る程度の映画かな。65点!
Limitless
最後に、アメリカで3月22日に公開されたばかりの映画、Limitlessが面白かった。SFアクションスリラー。今、上り調子の俳優、Bradley Cooperが主人公。
うだつの上がらない作家志望の男が、ある日、元義理の弟からもらった承認前の新薬を服用した途端、目が覚めたように頭脳明晰になり、これまで目にしたことすべてが記憶に蘇って理路整然とした形で理解できるようになる。書きたくても書けなかった本が数日で書き上げられ、他人には見えないデータの相関関係が見えるようになったおかげで金融トレーディングで大儲け。投資銀行の大物に認められ、大型M&Aを取り仕切る、、、んでもって、女の子にもモテてブロンドのモデルとやりまくり。。。という東海岸のアメリカ人男にとってのドリームを実現する。だけど、その新薬にはとんでもない副作用があり、これまで服用した人のほとんどが死亡していた・・・。さあ、彼はどうするか、というお話。西海岸のアメリカ人は夢見ない、東海岸ならではのアメリカン・ドリームだなぁっていうのも、国内カルチャーショックで面白かった。あと、こんな薬があったら、今の日本の状況でも、あらゆるデータ・情報を吸収してベストな結論を一瞬のうちに導き出せるのになぁ~って思った。90点!
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