2010年11月1日月曜日

世界最大ハロウィーン

LAに移り住んで丸2年。これまでゲイ地区のウェストハリウッド、通称WeHo(ウィーホー)で毎年開かれる世界最大規模のハロウィーン・パレードには参加できずにいた。そもそも、そんなに大規模っつーのを知らなかったし、学校が忙しくて夜遊びしてられなかったというのが足が向かなかった理由。

今年は暇を持て余してたっていうこともあり、この町が世界に誇るハロウィーン・パレードとはどんなものか、この目で確かめるために行ってきたよ。このブログ読んでる人の中にも、WeHoのハロウィーン・パーティーに行った人いるかな?

テレビのニュースによると、今年はWeHoが市として独立して25周年なんだとか。あと、アメリカのゲイ文化を代表するコメディー・ホラー映画、The Rocky Horror Picture Showは、今年で35周年と、これまたアニバーサリーらしい。なので、特設ステージでは、この映画を上映しながら口パクで役者さんが演じる舞台が上映されてた。これも、「オズの魔法使い」に並んで、アメリカ人ゲイの間ではバイブルの模様・・・。僕はまともに見たことがない映画だったのだけど、見てるゲイたちがセリフを口ずさんでる姿には驚きますた・・・。


この映画のストーリーは、普通のカップルが道に迷って(?)たどり着いた場所が、トランスジェンダー&女装趣味の女主人が仕切る館。そこでは、女主人が完璧な肉体を持つ男のフランケンシュタインを作り上げていた。。。そして道に迷ったカップルは、次第に彼らの性の餌食となり・・・といった感じ。舞台で見たシーンだけを元にストーリーを再現してみたので、始まりやエンディングは不明っす。でもとにかくゲイな映画なのは間違いなし。しかもテーマがホラーなだけに、ハロウィーンにぴったり。

思い思いに仮装した人たちを見るのは面白かったよ。ゲイパレードよりも楽しいかもしれない。でも、これも毎年参加してると飽きるのかもしれないけれどね。ただ、ゲイパレードと違って仮装する参加者人数がダントツ多いし、毎年起きた事件や出来事をモチーフにした仮装が多いから、年によって違う装い。例えば、今年、よく目に付いたのが、チリの炭鉱夫や、メキシコ湾でアメリカ史上最悪の環境汚染を引き起こしたBPの油まみれの社員とか、映画のアバター、不思議の国のアリスやmad hatter、ハートの女王をよく見かけたかなぁ。

あと、やっぱりゲイの街だけあって、ドラッグクイーンも多かったし、軍服や消防士、サッカーやフットボールのユニフォームっていう、「あんたら、単にベッドルームでやってるコスプレそのままじゃん!」っていう手抜き組みも多々有り。中には、隆々の筋肉を見せたいがために、アメフトのプロテクターだけ裸の上につけたゲイのマッスルカップルもいたりして、「てめーら、そのまま家に帰ってやるつもりだろー」って突っ込みいれたくなったっす・・・。


あと、仮装っていうより、単なるヌーディスト?みたいなかっこうも多かった~。オシリ丸出しとか、ふんどし一丁、パンツ一枚っつーのも多かったね。やっぱ、そういう格好をしたがる人って、体に自信がある人たちだったのは幸い。秋が深まって寒いのに、よく頑張るよねぇ。


そうそう、日本人も多かったよー。やっぱLAって日本人が多いいんだなぁって思った。WeHo行きのバスに乗ったら、英語学校に通ってるっつー日本の女子大生っぽいグループがいたり、WeHoでもレストランに入ったら日本人の女の人たちがたむろってるわ、道端では日本人の親子連れに度々遭遇するわで、今年見かけた日本人の数が一気に10倍に増えたかも。

それとアジア人ゲイと白人ゲイのカップルも多かった~。しかも、老若入り乱れで。もちろんご年配カップルもいたし、20代そこそこのトゥインク・カップルも。背が高いアジア人と、短小白人のカップルっつー、あんまり見かけない組み合わせがあるかと思いきや、マッスル&濃い体毛の白人ダディと小粒アジア人ボーイとかも。色んなコンビネーションがあるもんだねぇ。単にアジア人・白人カップルと言っても、こんなにバリエーションがあるものかと関心しきりだった。

皆さんの地域のハロウィーン・パレート&パーティーはどんな様子でしたか?

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