2008年6月16日月曜日

ホントにプライド持ってますか?

1ヶ月近くいた日本滞在にも終止符を打ち、アメリカの自宅に戻ってきましたー。僕が大切に育てている観葉植物たちも、どうにか頑張ってくれて生き延びてくれてました。出発前に、蛇口の下に鉢を置いて、水をちょろちょろ出すようにしといたのが効果あった模様。だけど、アメリカ東海岸は先週、熱波に襲われて40度まで上がる猛暑で、僕の部屋も熱帯と化してました。冷房入れても壁やビル全体が熱を帯びてるから火照るったらありゃしない。エアコンの効きが入り始めたのは24時間以上たってからでした。

そうそう、帰りもユナイテッドだったのだけど、最悪ー。成田で荷物をチェックインするとき、重量オーバーで25キロ以上は3000円の超過料金が取られるっつー通告を受けてしまった。日本の書籍を買い込んだのが致命的だったみたい。だけど、一緒に旅していたジェームスが、

「チェックインの手荷物は2つまでOKなんですよね?じゃ、2つにわけたらOK?」

って聞いてくれて、チェックイン担当の無愛想な日本人男も、「あ、そうですよ」の愛想無い回答。

だったら、最初からそう言えよぉ~~~!!!と心の中で吼えた僕でした。

そしてその場でスーツケースをおっぴろげて、小さいリュックに本を移し変えたら、スーツケースはちょうど24.9キロ。ビンゴ。

■ ■ ■

話替わって、6月は全米でGLBTコミュニティーのプライドマンス。各地でプライドフェスティバルやらパレードが繰り広げられます。奇しくも、僕は地元のプライドフェスティバルに間に合うように日本から戻ってきて、ちょうど今週末にそのイベントがありました。あいにく昨日は夕立にあってしまって、パレードの途中から大雨が降ってしまったけど、今日のストリートフェスティバルは晴天に恵まれた。

もう5回以上参加してることもあって、毎年似たようなイベントだから、僕の周りでは特に行かない人も多いこのイベント・・・。僕も彼らに似てちょっと擦れてきたみたいで、特に心浮き立つわけでもなく、今日も行かないかもぉなんて思ってました。そしたら、正午すぎ、久々にブライアンから電話があり、ブランチでも一緒にということになって近所のクレープレストランで再会。彼が5月、アルゼンチンに2週間旅行に行って、その直後、僕が日本に帰国したりしてたから、会うのは1ヵ月半以上ぶり。

彼、明日が29歳の誕生日らしく、一応、ささやかなお祝いブランチになった。あと、旅行好きのブライアン、今月末はバンクーバーとシアトルに1週間旅行に行くのだと!いいなぁ~。しかも彼のモトカレ、ダニーと一緒らしい。僕も、この夏、LAに引っ越してから、西海岸を色々と旅してみようと計画中。バンクーバーも何年前に行ったきりだし、夏のシアトル・バンクーバー、いいかも。

ブライアンとのキャッチアップのほかに、昨日土曜日は、トライアスロンしてるデービッドとも久々に再会しました。ま、会って何するだけの関係ですが、徐々に会話の内容も奥深くなってきてると思ってるんですけれど。そして昨日は、彼に「明日の日曜は何してる?」って聞いたら、「Well, it's going to be as usual... going to the church...(えっとー、いつも通り、教会行ったりー)」ときた!彼もchurch goerだったとは!

僕のもう一人の何するだけの関係人、ウィリアムも、カトリック教徒のchurch goerで日曜日ごとに通ってるとか。ちょっとこれって、偶然にしてはできすぎじゃないでしょうか。敬虔な信者の人ほど、抑圧されたものが大きそう・・・。ま~、この夏で彼らともお別れするわけだから、僕の知ったことじゃないけれど、ゲイであることにプライド持ってないって感じがするなぁ~。しかも、アジア人好きということにも羞恥心を持ってそう~。つまりダブル・クローゼティッド。デービッドはアラバマ州出身っていうし・・・。ウィリアムはミシガン州出身だしなぁ。やっぱ、リベラルなカリフォルニア州(の海岸より)とかマサチューセッツ州(特にボストン周辺)とか出身の人たちのほうが、ゲイであることに真にプライド持ってるのかも。歴史は繰り返されるというし、一つ、僕の陥りやすいパターンとして意識しておいた方がいいかもぉ?!

カリフォルニアと言えば、ちょうど先月、同性結婚が合法化されたところ。11月に再度、州民による信任投票が行われるけれど、合法化されてるこの時期に、一気に結婚するカップルが増えてるみたい。その一組が、日系アメリカ人で役者のジョージ・タケイ。20年連れ添ったパートナーと結婚するんだってー。いいなー。これに関するニュースは色々なところで報道されてます。ここここここなんかで。パートナーの写真も見れますよ。

11月に、たとえ州民投票でこの合法化が覆されたとしても、一旦、合法的に発行された結婚証明書を撤回するのは困難なんだとか。CBSニュースで法律の専門家のおっさんが言っていました。じゃー、僕もこの夏にLAに引っ越して、ちょっくら結婚を真剣に考えてみようかな?!(*マサチューセッツ州でも同性結婚が合法だけど、カリフォルニアの場合、州民でなくても結婚できるというのがマサチューセッツ州との大きな違いなんだと。なので、今、すぐにLAに行って結婚することが出来るらしい。日本に在住の方も、どうでしょう?カリフォルニア州に結婚ツアーっていうの?)

だけど、このカリフォルニア州での同性結婚合法化のきっかけを作ったサンフランシスコ市長のガビン・ニューソムって、ストレートにしとくのはもったいないくらいの男前でっせー。いやー、市長にしとくのももったいない!

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