2004年10月27日水曜日

ワクワクからドキドキへ from wakuwaku to dokidoki

先週土曜の夜、突然、Judsonからの電話。ここでJudsonを紹介するのは初めてだけど、彼とは2年半前に出会った。Judsonは、オノロケなしにいい男です。俳優でいうと、日本でも放送されているTV番組『ホワイトハウス(原題: The West Wing)』のRob Loweに似ている。(この写真のRob Loweに似てる!)


一緒に街中を歩いていると、だいたい何人かの女性の目線がJudsonの方を見てるのが分るし、人懐っこい性格もあって、レストランのウェイターとかレジのおじちゃんやおばちゃんとすぐに仲良くなって話し込むタイプ。見た目だけじゃなくってこういう社交的な人に僕は弱いのです。

だけど出会った直後に、Judsonは仕事の関係でロスへ引っ越してしまった。アメリカの東海岸と西海岸という、時差が3時間もある距離に離れ離れになってしまった僕達。っていうか、恋人関係に発展する暇もなかったのだけど。でも引っ越した後もJudsonは頻繁にEメールを送ってきたり、たまに思い出したように電話してきたりしてた。基本的にハンサムに弱い僕は、最初のうちは有頂天になってのこのこ返事をしてたのだけど、次第に会えないもどかしさや空しさがこみ上げてきて、ある日、JudsonにEメールを書いたのでした。その内容は、「すごく優しくて、かっこよくて、恋人だったら良いなって思える人だけど、こんなに距離が離れていて連絡を取りつづけることは苦しいだけだから、もうこれでサヨナラにしよう」っていうもの。

それ以来、1年くらい連絡がなかったのが、一昨年のある日、突然、彼から電話が。懐かしさのあまり、そのまま話し込んでしまったのだけど、そのときJudsonが僕に言ったのが、「もう1年たったから、考えが変わっているかなと思って」。これには正直、ホロってきてしてしまいました。「もうその言葉がウソでもいい、騙されてあげる」ってあの時、本気で思った。それが約1年半前で、それから、普通のメル友として、一度も再会することはなかったけど、友達関係を続けてきた。それが突然、「出張で近くに行くから、来週会えない?」っていう電話。勿論僕は、条件反射のように「YES!」と答えていました。

Judsonと待ち合わせを水曜夜に決めて携帯電話を切った後も、2年半ぶりの再会にわくわくしすぎて落ち着かないでいる僕に、まだ熱を帯びた僕の携帯電話が再び鳴り出した。電話の主は、Joe。彼もここには初登場なのだけど、今年の8月に彼がたまたま出張でこの街にやってきていたときに知り合った。彼の住んでる街はボストンで、これもロスほどじゃないけどかなり遠い。しかも、Joeの場合、ウソだか本当だかわからないけど軍関係の機密事項に関わっているとかで、仕事のことは一切話してくれない。もうこんな奴は知らない、ってこっちでは縁を切ったつもりだったのに、向こうでは切れてなかったみたい。宿泊先のホテルから電話してきたJoeが、受話器の向こう側で、「今、また出張で来てるんだけど、水曜か木曜に、会えない?」って。もうこれってどういうめぐり合わせ?神様のいたずら?なんて頭が真っ白になりながら、僕は必死で「水曜は友達と夕食の約束があるから、木曜なら・・・(I will have a dinner plan with friends on Wednesday but Thursday is OK…)」っていう返事をしてしまった(”friends”ってちゃんと複数形にしてるところが罪悪感丸出し)。さっきまでのJudsonへの「ワクワク」が、そのときは罪悪感の「ドキドキ」に変わってしまっていたのでした。(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿

*このサイトで取り上げた内容を記事として転載・流用される場合は、本サイトのURLを情報元として併記していただけると幸いです。m(_ _)m If you would like to republish or mention the content found here, please include my website as a reference and/or source. Thanks!