久々に髪を切ってきました。しかもコギレイなヘアーサロンで。これまでは大学近くの散髪屋だったんだけど、今回、面白いヘアーサロンをみつけたのでチャレンジしてみた。
このヘアーサロン、実習中の学生たちが腕を磨くためにやってるお店。教官が見回って指導してるけど、髪を切るのはまだ卒業前のヘアスタイリストの卵たち。練習台になってあげる分、料金が割安設定になってる。しかも学割がきくので、口頭で「学生っす」って言うだけでさらに半額。もちろん、見た目でパスしなきゃなんないんだろうけど、アジア人の特権、幼顔で即パス。
平日だというのに混雑、、、っていうか、学生たちでにぎわってるサロンだった。まず、病院みたいに「問診票」が渡されたんだけど、読んでみると誓約書。「ここは学生が練習のために髪を切るところで・・・」と言訳が書いてあって、「そのため、髪を切り終わるのに3時間かそれ以上かかる場合もあります」ってある。。。事前にネットで調べてたんだけど、ネットにも「速攻で髪を切りたい人にはお勧めしない」ってあった。なので僕も心の準備は少ししていったんだけど、もし3時間もかかったらどーしよーというので、この時点で怯え気味。
若いスタイリストの卵たちがうろうろしてるんだけど、みんな若くてピチピチ。もちろんゲイもわんさかいたよ。教官のお姉ちゃんが26歳だって言ってた。きっと26歳で最年長とかなんだと思う・・・。僕を担当してくれた女の子は、スペイン人女優のペノルピ・クルーズ似の美人。大学卒業したてって言ってたから21、22歳かな。(クリス・エバンスとかライアン・レノルズ似の男の子は残念ながらいなかったっす・・・。)
僕の髪の毛をいじりながら、教官とペノルピがディスカッション。「ここはhorse shoeで、ここはlayerで」とか専門用語だらけでチンプンカンプン。僕がどういうヘアスタイルにしたいかも真剣に聞いてくれて、お客の希望通りに切るという訓練に力を入れている感じもとてもよかった。散髪屋とか行ってもさ、最初に「どうしますか?」って聞かれて前髪これくらい、横は耳を出す・出さない、後ろ髪これくらい、っで終わっちゃうじゃない?ここの学校は一流のヘアスタイリストを育成するって意気込んでるのか、とにかく「これでいい?」って途中でも聞いてくることが多かったよ。しかも、ペノルピ、途中で「ちょっとゴメン、教官を呼んでくるから」って何度か退場。「ここはどうしたらいいですか?」とかいう質問しながらの髪切り体験は初めてだったんで、僕もちょっと緊張しちゃった。「おーい、ホントに大丈夫かぁ~?」って心では思ってたんだけど、顔は笑顔で。
全体的に「恐る恐る感」がしっぱなしの体験だったけど、まだ学生だからお客の髪を切るっていうことに慣れてないから、よく言えばとても丁寧。ちょっとちょっと切ってくっていうのに我慢できない人にはお勧めできないけど、料金の割に出来は十分満足できるカットだったよ。これまでで一番スタイリッシュな出来栄えかもしんない。今夜あたりオシャレしてウェストハリウッドに繰り出したい感じ。
で、結局、2時間かかりました。
3時間って誓約書にはあったから、それに比べると短いけど、髪切るのに2時間・・・。しかも待ち時間なしで。土日に行ったら一日つぶれる、ってネットには書いてあったのがうなずけるよ。でも10ドル以下の料金は超魅力的。
ビューティースクールに併設してるサロンで割安カットをお勧めしてる記事がここやここに。中には無料で提供してるところもあるらしい。全米にあるビューティー・スクールを検索できるディレクトリー・サイトもここにあるよ。これまでの髪型をガラッと一新してみたい人、割安料金でヘアーサロンの体験をしてみたい人にはお勧め。
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