福島原発から目が離せないけど、こんな講演議事録をみかけたので掲載します。
「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
2005年2月23日に講演された内容だから、もう6年も前に、今回の未曽有の震災と原発災害について、ここまで正確に予測していた地震科学者がいたとは驚き。この講演を聞いた人たちが、どれほど現実味をもって受け止めたかは分からないけど、まさかたった6年後の2011年にそれが現実のものになるとはだれも思わなかったはず。
この講演が深いところが、単なる注意喚起じゃなくて、「地震との共存」を提言していること。大震災はこれで終わりじゃなく、この先何年と続く大地震活動期の始まりでしかない、というのは考えたくないけど、しっかり考えないといけない。
富士山噴火の可能性も報道されているし、これから東海地震、首都直下型地震、南海地震、紀伊半島沖地震などなど、「日本列島はほぼ全域で大地震の活動期に入りつつある」という地震科学者のデータに基づいた忠告を真摯に受け止めて、日本はライフスタイルを変えていかないといけない。(これは同じ環太平洋地帯に位置するアメリカ西海岸にも当てはまることだと思う。)
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