2010年10月18日月曜日

デジャビュ

先週木曜からの第2ラウンド。散々アパートを探し回って、僕らの中で新たに本命のアパートになったのが、先週金曜に見つけていた2ベッドのアパート。2階にあって低めだけど1階部分が駐車場で天井が高くなってるので、ほぼ3階ぐらいの見晴らし。そしてリビングが超広い。エレベーター付きで見晴らしもよくって、駐車場付きなのに値段が破格。ロケーションも抜群だったので、土日に他の物件を見てもこれを上回る物件がなければ、月曜にこの物件に申し込むことにしてた。(昨日、見た中華系3兄弟の物件は、第2候補)

そして今日、朝一(9時すぎ)に不動産屋に電話して、まだこの破格物件が申し込み可能であることを確認したあと、郵便局や銀行に連絡してセキュリティデポジットを電信振り替えする手続きや上限額の確認をして、アプリケーションを記入。そして不動産屋のオフィスに到着したのが午前11時過ぎ。申込書を手渡しして、色々質問しようと思ったら、不動産屋のおばちゃんが、

「あら~、ごめんなさい。この物件は、今朝、女性が申し込みしちゃったわ」

また先週の繰り返し。

「朝9時過ぎに電話して、まだ申し込み可能っていうのを確認したんですけど」とジェームスが言うと、オフィスにいた別の女性が、

「ちょうど電話で話していたときに、申込書を持ってきてた女性がいたのよ。あの物件は人気の地域にあるから。ごめんなさいねー」と全然、申し訳なさそうじゃない。

ホテルを既にチェックアウトしていて、今日、LAに戻るつもりで不動産屋に来た矢先。先週に引き続き同じパーターンで、僕らは精神的に叩きのめされてしまった。

もしかしたら、僕らが無職というので、「こいつらは面倒なテナントになりそうだ」って思って「ごめんなさい。さっき申し込みした人たちがいるの」と言うのが不動産屋の手口なのかも。ここまで続くと、裏があるとしか思えない・・・・。

サンフランシスコの不動産屋が、中古車ディーラー並みにシタタカで信用できなくなってきた。その理由が、先週と今日の体験に引き続き、今週末に見てきたオープンハウスでも目の当たりにしたから。小奇麗なビクトリア調のアパートが一般公開されてたんだけど、値段もやや低めで、大盛況。30人近いカップルや女性二人連れが押し掛けて、もうその場で申し込み用紙に記入してた。不動産エージェントのおっさんに色目を使いながら自己紹介する若い白人女性なんかもいたりして、「えげつなぁ~」と思いながら僕らは申し込みせずに退散。

これが先週末の土曜日。そしたら、今日、同じ物件が200ドルアップの家賃で再びインターネットに掲載されてたのだー。あれだけ大人数が申し込みしておいて、全員のクレジットスコアが不合格だったとは信じられない。あまりに人気があったので、より高い家賃で売れると思ったから、全員の申込書を無視して、広告を再掲載したっつーのが明らか。これって、違法にならないの~?少なくとも倫理的にはNGでしょー。

サンフランシスコの不動産屋って、マジで最悪。

ジェームスも、今晩、格安韓国料理屋で夕食を食べながら、一言、

「この街で生きてくってタフだよねぇ」

アメリカ人にとってもこんなにタフな街って、一体・・・。

また宿泊を伸ばしてSFに泊まってるけど、明日、突然に破格物件が現れるとは思えない。(第2候補の物件からも、僕らの申込書が承認されたっつー連絡がない。。。)

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