2010年10月17日日曜日

マイクロ・クライメット

雨がだーだーと降る中、物件を見てきた。午後に雨は止んだけど、暗くて、寒くて、雨・霧の立ち込める本物のサンフランシスコを体感。

これまでと同様、やっぱりビクトリア調の木造アパートは、各部屋が狭いし(4畳半ほど)、古いから窓枠の木が腐ってたり、裏口から降りる木造階段も汚いものがほとんど。物件を外から見るだけで、中がどんな状況か想像がつくようになってしまったよ。なので、事前スクリーニングがある程度できるようになって、治安が不安定な場所にある物件、古いビクトリア調の物件、値段が異常に低い物件はパス。キーワードとしては、"charming"とか"cozy"なアパートと書かれてると、それは「狭い」っていう意味の婉曲表現で、僕にとってはパスすべき物件。

疲れ始めた午後、とある物件に到着したら、なかなかかわいらしい外観。ビクトリア調ではないけれど、それっぽい外装で、そのアパートがある一区画分が際立って小奇麗なアパート群になってる。正面の道路も4斜線あるのに静か。

中に入ると、広いfoyeがあって、左手に本物の丸太を燃やす暖炉のあるリビング、そして左奥にベッドルーム。正面にはバスルームとトイレ、広いウォークイン・クローゼット、そして右奥が2つ目のベッドルーム、そして右手がダイニングキッチンとサンルーム。最上階なので左右の部屋(暖炉があるリビングや寝室、それと2つ目の寝室とキッチン)からの見晴らしがいい。駐車場もついてて、値段も手ごろ。全室、ハードウッドフロア。天井と壁の境目が、ちゃんとモールディングされてて、細かいところも良い仕事がされてる物件。あと、とにかく広い!


中国系の中年3兄弟がオーナーで、ブローカーを介さず直接貸してる物件。3人ともに会ったけれど良い人っぽい。

ただ、場所がぁぁぁ。生活するうえでは悪くはないけれど、霧が多い場所みたい。

今回の物件調査で学んだ新語が、micro-climate。訳してミクロ気候。サンフランシスコと一口に言っても、場所によって気候が違ってくるんだってさ。物件を調べてるときも、「サンフランシスコの中では日当たりが良い地域」っていう売り文句を良く見かける。不動産屋に会って物件を見るときも、「ここはサニー・サイドだから」なんてサラッと言う人も多い。

サンフランシスコ市内の天気を大きく分けると、太平洋側(アベニュー地区やリッチモンド、サンセット等)は海から直接霧が流れ込んでくるから、年中、日差しが照らなくて暗いらしい。ネットでmicro-climateについて調べてたら、「大人になって運転免許を取得するまで、夏の間でも日光が照る場所がSFにあるなんて知らなかった」っていうツワモノもいたくらい・・・。人によっては、7th Aveを境にした東西を、霧が立ち込める場所(西)とそうでない場所(東)の境界線だと言う人もいる。

太平洋から流れ込んできた霧は、ツインピークスやその他の丘にぶつかって、東に向かうほど届かなくなる。なので、ゲイ文化の中心地、カストロストリートやその隣のミッション地区は、SFの中では霧が少なくて日が良く照る場所だとか。この理論から言うと、最も東、つまりダウンタウンやノブヒル、ロシアンヒル、SOMA、そして観光客が良く行くフィッシャーマンズ・ウァーフやチャイナタウンは、SFでもっとも日照数が多い地域になるんだとさ。へぇ~と小さな感動。


話が長くなってしまったけど、この中国系3兄弟が貸してる広い物件は、まさに霧が多い地域の物件なのだー。

あの日本の6月、梅雨時期の曇り空が年中かぁって思うと、今からブルー。しかも快晴が年間300日以上っつーLAの天気に慣れたこの身には堪えるよねー。SFの住人たちが争うように東へ東へと移動して霧から逃れようと引越しするのが良くわかった。SF市内で新居を探してる人たちの条件の大きな一つが、「サニー・サイド」だからねー。あと、SFからLAに引っ越したがる人がいるっつーのも、ようやくなぞが解けたよ。

目的もなく、ただただ霧の街SFに引っ越すのって、どうなんだろうぅぅぅって迷ってる。しかも、これからどんどん日照時間が短くなって冬になってくってくのに、LAからSFに引っ越したら、季節性うつ病になるかもぉ。

唯一の光は、SFに引っ越したら男運は上昇しそうということ。(SFってLAに比べて背が高い人が多いかも?シアトルは確実に長身の北欧移民の末裔が多い。)先週から続いてるイケメンに加えて、別の男性とも文通が始まった。6フィート4インチの長身に、アスレチックなナイスバディー。顔も笑顔が爽やかなプロ野球選手っぽい風貌(ムフッ)。こんな邪念を引越しの目的にしてしまって良いものなんでしょうか?

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