2008年7月17日木曜日

お別れ

「明日、OX(僕が住む町)に出張で行くんだけど、夜、空いてる?」

という勝手気ままなメールが届いた。送り主は、ボストンに住むJoe。前回、会ったのが去年の9月で、その前は7月(そのときの2年ぶりの再会を記したブログはこちら)。なので、今回もまた10ヶ月ぶりくらいでかなり久しぶり。悔しくも、この晩は都合がついたので、お会いすることにしました。

7時ごろにいつも行きつけの日本食レストランで待ち合わせ。僕は(日本人らしく)7時丁度に到着したのに、Joeからは、ちょっと遅れそうという電話が。それが入ったのが7時15分。「あと10分くらいで終わるはずだから・・・」となんとも歯切れの悪い返事。前日に、7時過ぎでOKという確認をしてるっちゅーのに、なんで7時25分まで時間が取られるようなことをしてるわけ?!と、ぶち切れ寸前の僕。7時25分になってもJoeから連絡がなく、僕はジェームスに電話をして現状説明しながら彼は僕のストレスのはけ口状態(いつもゴメンね、ジェームス!)。

我慢の限界寸前って感じで7時27分頃、Joeの携帯に電話するけど、留守電に。なにぃ~~~!!僕のおでこの血管が浮き出てきそうなくらい。僕、待たされるのがとても苦手なのです。もうそれは自分でも重々、承知なのだけど、人の時間をなんだと思ってんねん!平日、仕事を早めに切り上げて時間通り、約束の場所で待ってんのに、30分待たせるとは何事?!あんた何様のつもりなのさぁ?!と僕は思ってしまうのです。だめだめと思いながらも、仏様みたいにノホホンと悠長に構えて待ち続けられる人を尊敬します。

結局、Joeが到着したのは、7時41分でした。額に血管が浮きながらも41分待った僕は、自分で自分を褒めてあげたい。

そんなストレスたまる出だしで、涼しい顔して「久しぶり~」と言いたかったのに、僕の顔はこわばってたのではないかと思う・・・。

ただ、7時35分くらいにJoeから折り返し電話があり、「今からそっちに向かう」という連絡があった。しかも、レストランから5分くらいしか離れてないところにいて、とかいう説明もあり。「そんなところで何してんの?」と聞くと、Joeは、「会ったら教えるよ」とじらしてくる。僕はピンとくるものがありました。

「Joe、もしかして、性病検査のクリニックにいる?」と単刀直入に聞いてみた。

「え、なんでわかったの?」とJoe。

僕って、こういう勘はきくのです。虫の知らせっつーか、ある程度、相手の状況とか声とか、5分くらいしか離れてないとか、今日は移動日で仕事は入ってないはずとか、地元ボストンを離れてJoeがしそうなこととか、そういった総合情報がグチャッとした状態であって、それを一瞬で鷲づかみするような感覚で総合評価すると、かなりの精度で予想が的中します。相手の浮気とかもすぐわかっちゃうタイプなので、幸せになれないタイプ・・・(涙)。

まー、それはいいとして、それでも40分以上待たされていい気はしてない僕なんだけど、Joeが言うには、「なんだかリラックスしてるよね」とのこと。前回会ったときは、もっとピリピリきてたらしい。そう言われて、ハッとしました。そうだ、前回会ったときは、大学院の受験勉強の真っ最中で、テストの1週間前とかでした。それをJoeに言うこともできず、「あー、テストの勉強時間がないのにぃ」と思いながらJoeと会っていたのでした。今度は僕のほうが、Joeの鋭い勘にいひょうを突かれた。でもこれが告白するいいタイミングかなと思って、Joeにお話することにした。

「実はね、今月末で退社するんだ」

「へぇ。で次は何するの?転職?」

「いや、大学に戻ろうと思って」

「この街?それとも、外国とか、全然違う街とか?」

「うん、LAなんだ」

「え?!LA?そうかー、西海岸かぁ。僕、まだLAに行った事がないんだ」

「えぇ、マジで?」

といった感じ。アメリカ人でもLAに行った事ない人なんているんだね。驚きましたよ。Joeなんて、仕事でサクラメントにも行ってるっていうし、アフガニスタンやら、南アフリカ、カリブ諸国にも行ったりしてるっつーのに、全米第2の都市には行ったことがないなんて皮肉。

この晩は、話の合うJoeといつもながらの楽しい夕食会で終わったけど、最後に僕から、

「多分、会うのはこれが最後だね」と切り出した。

「う~ん、いままで僕LAに行ったことがないからね。この先、行くことになるかもしれないけど・・・」

ま、彼には、ボストンで待つ中国系のボーイフレンドがいるっていうし。1年に1回会うかどうかっていう微妙なお付き合いなんて続けるだけ時間の無駄という気がするし、これで切れて清清する気持ちが僕のほうにはあります。所詮、彼にとっては、出張で行く先に、都合よく夕食を一緒にできる便利な現地妻状態でしたから。

最後に、Joeから僕へのアドバイスとしては、LAに引っ越してからすぐにボーイフレンドを見つけてしまわないように、ということでした。新しい街に行ったら、まずは友達作りをしてソーシャルネットワークを広げることが最重要。ボーイフレンドをまず作っちゃうと、彼オンリーとの時間が増えてしまって、一向に友達が増えない(出来たとしても、彼を通した友達になるから、どうしても友達の多くが彼氏につながった人たちになって、自分を第1に見てくれる知人が増えない)という状況になりかねないという、かくも道理にかなった立派なアドバイスでした。ナマステ~。

そんなJoeとのお別れを昨晩済ませ、一夜明けた今日、今度はウィリアムから1ヶ月以上ぶりにメールが届いてた。

「数時間前に家に戻ってきた(←洞爺湖サミットに参加してたらしい)。今週末、土曜日まではいる。日曜からはまた出張かも。時間ある?」

こんなメールを1ヶ月ごとにやり取りするけど、これまで7ヶ月間、すれ違いばかりで全然会ってない。今回、会えなかったら、多分、一生会わないでしょう。ま、それでもいいんだけどさ。全然、大した男じゃないし。わがまま、好き放題、自己中を絵に描いたような男って彼の人のことを言うんだろうなぁ~。なので、ウィリアムには無言で引越ししようと思ってた、その矢先のこのメール。ま、一応、向こうが会う気なら会ってやるかと思ってますが、さて、どうなることやら。

そしてもう一人が、ここ7ヶ月間ほどお付き合いが続いてたトライアスロンのデービッド。彼はウィリアムと違い、約束はきちんと守る人なので、僕の中で印象が抜群に良い。メールを出しても即、返事がくるし。しかも、彼、LAに住んでいたことが2回あり、仕事でもよく行くとか。なので、デービッドとは、LAに引っ越しても続くかも。が、この際、過去は全て切り捨てて、新たな人生を歩んだほうがいいだろうねぇ。Out of sight, out of mindと言うしさ。

あー、引越しの準備が・・・。憂鬱。

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