2011年5月6日金曜日

「なんとなく海外逃避」してる日本人って1万人

「引きこもり」っていう言葉はアメリカに住んでる僕も知ってる新語だけど、今度は「外こもり」っていうのが登場してるんだって。


この記事によると、

『外こもりとは、海外の都市にひきこもる人々のこと。典型的なパターンは、ふだんは物価の安い東南アジアなどで暮らし、たまに日本に「出稼ぎ」に帰ってくるというもの。軍資金が底をつけば日本でアルバイトをし、また海外でのんびり暮らす』

だそう。

これって物価が安くない北米やヨーロッパ、オーストラリアにもいるでしょう?アルバイトで稼いでは語学留学で来て、資金が底をついたら日本に帰国する若者を何人も見てきたよ。あと、金持ちの「外こもり」は昔からあるよね。投資家ビザ(EB-5)を申請してアメリカに移住する金持ちなんて大橋巨泉を筆頭にたくさんいるし、震災・津波で今後増えるかもね。

ただ、滞在ビザのことや取締りの厳しさ・緩さから考えると、やっぱり資金が潤沢じゃない若者世代がダラダラと居残ってしまうのは東南アジアが多いのかな。

記事にも、「今やタイ一国をとっても、外こもり日本人の人口は約6000~7000人と言われる。アジア全域には1万人いる、とも。この震災で国内の不況が深刻化すれば、「なんとなく海外逃避」する人は急増するかもしれない」とある。不法滞在とかビザの条件ってどうなってんだろう。その辺も東南アジアはユルユルっぽい印象・・・。

この記事の中で一番興味がそそられたのが次の箇所:

◆ ◆ ◆
外こもりに人気のタイの中でも、とくに注目されているのが、昔からバックパッカーたちの聖地とされてきたバンコクのカオサン通り。世界一のゲストハウス街だ。

なぜこの地が彼らを惹きつけるのか?

まず挙げられるのは、この界隈の物価の安さ、治安のよさ、そして独特の異国情緒だろう。しかも近場には日本人向けの和食屋・居酒屋から、宅配弁当、漫画喫茶まであり、日本と変わらぬインフラが整備されているという。

だが、なんといっても最大の魅力はタイならではの「ぬるさ」と「ゆるさ」では、と皿井さん。お気楽でおおらか、個人主義的な人々が形作るコミュニティがなんとも居心地いいらしい。

「いい歳をした大人の男が定職にも就かず、ごろごろぶらぶらしていても、ニートだ、プータローだと後ろ指をさされる雰囲気がないんです」
◆ ◆ ◆

なんかゆるそうだよねぇ~。それにゲイにとってもタイはとても暮らしやすそう。なんたってニューハーフ天国っていうイメージあるもんねぇ。

あと、日本社会の何とも言えない「後ろ指を指される雰囲気」って、やっぱりゲイは人一倍敏感になっちゃうでしょ。いつまでも独身だったり恋人いなかったりすると周りがウルサイ。同僚や上司まで結婚しないの?とか聞き始めて、それってセクハラじゃね?ま、それほど親身になってくれてる、と取れなくもないけど、事情を話したくない身にしてみればただのお節介でしかないよね。

この記事のインタビューに答えてるのは、皿井タレーさんというジャーナリスト。ツイッター(@saraibkk)やブログ1ブログ2をされてる。彼はノンケなんかな?ゲイであっても不思議ではないよね。

また一段とタイに行ってみたくなった。

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