2014年3月10日月曜日

『ルッキング』第8話を見た感想 Review of "Looking" - Episode 8

第1シーズンの最終話(第8話)見終わったどー。

前回の第7話はこちら。

『ルッキング』第7話を見た感想 Review of "Looking" - Episode 7


シーズン最終話の第8話は、先週に引き続いて予想通りの展開、、、ムフッ♥️。

シーズン最終話を大きくまとめると、5つの重要なシーンがあったので、今回は細かいところは省略して山場だけご紹介します。

* * *

オープニング・シーン

パトリックはケンカをしてしまったリッチーが心配で、結婚式の翌日、彼の理髪店を突然訪れる。


「ストーカーみたいに仕事場に突然押し掛けてゴメン」

「何か用?」

「『何か用?』ってそんな、、、」と事務的な冷たい態度のリッチーにパトリックは困惑する。

「昨日、何度も電話にメッセージを残したけど、全然電話に出てくれないから、、、」

一瞬沈黙する二人。

「そうだよ、、、昨日僕が電話に出なかったのは君と話をしたくなかったからだ」

 「Oh... OK...」と、リッチーの真っすぐな返事をどう受け止めていいか分からず、パトリックは作り笑顔をすることしかできない。


「君からの距離が必要なんだ」とリッチーは返す。

「 距離って、物理的な?それとも、、、?」と、パトリックはリッチーの真意を確かめようとする。

「とにかく、君からの距離が必要なんだ。わかってくれよ。後で後悔するようなことは言いたくないんだ、、 」と少し声を荒げる。

 「わ、わかった、、、」

「君と話ができるようになったらこっちから電話する」

「わかったよ」

「じゃ、仕事に戻らないといけないから」と、リッチーは店の中に戻る。

* * *

出社前、リッチーの理髪店に寄って来たので、朝のミーティングに遅刻するパトリック。チームメンバーに話をしているケビンの横を、「遅れてスイマセン」と言いながらパトリックがすり抜ける。

ミーティング後、パトリックがオフィスの屋上で一人ランチを頬張っているところに、ケビンがやってきた。


「スゴく良い場所だね。オフィスの屋上にこんな場所があるなんて知らなかったよ。スゴくいい景色だ」とケビン。

「そうだね」とサンドイッチを食べながら相づちを打つ。

「パトリック、昨晩は本当にすまなかった。自分でも恥ずかしいと思ってる。

「謝らなくていいよ」

「あの結婚式のせいだ、、、どうかしてたよ」

「 本当に何にも謝ることないから」

「あのせいで、僕ら二人の関係を変なものにしたくないんだ。僕ら、とてもいい仕事仲間の関係だったじゃないか、、、それを、、、」


「もうこの話をするのはやめよう。起きてしまったことだ。本当にもういいから」と提案するパトリック。

「わかった、、、」

「じゃ、またオフィスで」

「それじゃ、、、」と一度は立ち上がりかけたケビン。でもまだ何か言いたそうに留まる。一瞬、考えに耽ったケビンは、自分を奮い立たせるように立ち上がり、そのまま立ち去る。

* * *

 ドムがリンの資金援助を受けて開いた仮のレストランに、オグスティンとパトリックもやってきた。二人で、ドム自慢のペリペリ・チキンを食べながらの会話——

「リッチーがこんな態度をとったのって初めてなんだ。ドムが言うように、リッチーは少し冷却期間が必要なのかも、、、」とパトリックはオグスティンに悩みを打ち明ける。

「もしかしたら、もう終わっちゃったのかもよ」と、オグスティンはまたビッチな思いやりのないことを言う。 自分が恋人に振られたから、その腹いせに友達の恋路も邪魔して不幸に陥れようとしているとしか思えない、、、。(この時点で、既にオグスティンと恋人のフランクは、もう修復不可能な関係になってしまった模様。)

 「何だって?」とうろたえるパトリック。

「ゴメン、君を傷つけるつもりはないんだ。でも、もしかしたらって、、、」

「僕らの関係はまだ終わってない、そう思いたいよ。彼のことが好きなんだ」

「なんで彼のことが好きなの?」

「なんで?」

「そうさ、彼のどういうところが好きなんだよ」

「リッチーはとてもいいやつなんだ。嫌みなところなんかこれっぽちもなくて、とても純粋なんだ。それにとても素直で飾ったところなんて微塵もない。ああいうところが好きなんだ」

「それにとてもセクシー」とリッチーが続ける。

「もちろん!一日中、彼の脇の下を舐めていたいよ。でもそれだけじゃない」と最後はのろけるパトリック。

そのとき、パトリックの携帯にケビンから電話が——

仕事で必要なファイルがどのサーバーに格納されてるのか分からないと言うケビン。電話で説明しようとするパトリックに、これからオフィスに来てくれとお願いしてきた。

* * *

 暗いオフィスに到着したパトリック。

「じゃ、ファイルのこと、早く済ませてしまおう」とパトリック。

「いや、ファイルのことはもういいんだ。自分で解決した。それよりビール飲む?」と手に取っていた缶ビールをパトリックに渡そうとする。

「え?じゃ僕は何をするためにここにきたわけ?」と困惑するパトリック。

「 君に、昨晩起きたことについて話がしたかったんだ」

「オーマイガー。もう言ったじゃないか。全然気にすることないって」

薄暗いオフィスで見つめ合う二人。


 「君は、僕が毎日君に会うことに、どれだけ苦労してるか知らない」とケビンは語り始める。

「 苦労?」と、パトリックはケビンが発した言葉が意外すぎて、それが正しく聞こえていたかを確認する。

「君にキスをしたいという気持ちを抑えるのに、どれだけ僕が苦労してるか、、、君のことが頭から離れないんだ、、、どんどん僕の想いは強くなってる。もう抑えようがないところまで来てるんだ——」

パトリックは、ひと呼吸置いてから「君にはボーイフレンドがいるじゃないか」と返す。

 「そうだ」

「俺、帰る」とビールの缶をテーブルに置くパトリック。

「お願いだから行かないでくれ」と言い、そのままパトリックにキス。


 二度キスをして顔を離したケビンを、パトリックは不思議そうに見つめ言葉を失う——

そしてケビンは、パトリックの様子を伺うように、また徐々に顔を近づけて行き、自分の鼻とパトリックの鼻をこすりつけながら、再びキス——

すると、今度はパトリックも口を開き、ケビンのキスに応える——手をケビンのうなじに回し、キスを繰り返しながらベルトを外し始める二人——

ケビンがパトリックに覆い被さりながら、抱擁を続ける二人。


「 本当にいいんだね」とケビンがパトリックに確認する。

「うん」

その返事を受けて、ケビンはパトリックの中に自分を挿入する。うめき声が薄暗いオフィスに漏れる。

「すごく気持ちいいよ」とケビン——


 二人が服を着るシーン。

「で、これからどうなる?」と質問するパトリック。

「さあ。分かんないよ、パトリック」

シャツを着ながら、襟元を正そうとしたパトリックに、リッチーがくれたお守りが触れる。

* * *

 仮レストランが無事に終わり、客として来ていたリンも、同伴していたゲイの知人と帰ろうとする。そこにドムが、「二人だけで話がしたいんだ」とリンを誘う。



「君が僕に今日のレストランをすべて任せてくれたのは、昨日、僕が君にひどい態度を取ってしまったからだろ?すまなかった。謝るよ」

「その必要はない」

「昨日、僕が取った態度も、学習の一環っていうことにして欲しい。そしてまた一緒にやっていこう」とドム。

「仮レストランを?」

「そうさ。もしかしたら仮じゃなくって本物のレストランになるかもしれない」

「、、、僕は、もう君との仕事の関係はこれでおしまいだと思ってる。それがベストだと思ってるんだ、、、」と言葉を選びながら慎重に語るリン。

そのリンを、ドムは強引に自分の唇で塞ぐ——


 * * *

夜道を一人自宅に戻ってきたパトリック。そこに、リッチーが待っていた。



「今度は僕がストーカーみたいだ」とリッチー。

「僕とは話をしたくないんだと思ってた」とパトリック。

「そうは言ってないよ——」そう言って、リッチーは続ける。

「 特に僕が好意を抱いている人から敬意のない扱いを受けるのって、とても傷つくんだよ、、、、

僕のプライドが傷つきやすいものだっていうのは分かってる、、、

自分でもどうにかしようと思ってるんだ、、、

被害妄想に陥ってしまう、、、

僕が自分の出身地のことにとても敏感なこととか、、、

そして君も君自身の問題を抱えてる、、、

自分ではそう思ってないかもしれないけど、君も問題を抱えてるよ」

「そんなこと言わないでくれよ」とパトリックが遮る。

 「だってそれが真実だろ?」

言葉を失うパトリック。

「 僕らは急ぎすぎたんだ。一部は僕にも原因がある、、、。君のことがどうしようもないくらい好きなんだよ、、、」と涙声のリッチー。

「僕も君のことが大好きだ」とパトリックも自分の気持ちを伝える。

リッチーは憎らしげにパトリックを見返す——

「あとほんの少しで、君を愛してしまいそうなんだ、、、でも、自分でそうさせないようにしてる、、、君にその準備ができてない限り、、、君はまだ準備ができてないよ」

パトリックは唇を噛み締め、泣きそうになるのをこらえる。 そんなパトリックを、リッチーは愛おしげにハグし、頬にキスをする——



* * *

パトリックが一人で自宅に戻ると、オグスティンがパソコンでテレビを見ながら、そのままソファーで寝ていた。パトリックは、オグスティンを起こさないよう、彼に膝枕をしながら、パソコンでテレビの続きを見る。

そのテレビから流れてくるセリフ——

「こんなの地獄じゃない。どうやってあなたは乗り切るの?」

「僕にはとても親身になってくれる友達がいるんです」


(第1シーズン最終話おわり)


* * *

『ルッキング』の最終話、どうでした?僕なんか、リッチーとパトリックのやり取りに半べそー。もうもらい泣きしそうでヤバかったわー。

そして、ついに一線を超えてしまったケビンとパトリック。何の議論もなく、常にパトリックはウケ(ネコ)役っていうのが笑えた。そして、色仕掛けでリンを手込めにしようとするドムからも目が離せないねー。オグスティンはかわいそうとしか言えない、、、。なんかこれから麻薬にハマって身を滅ぼして行きそうな雰囲気だよ。

あと、グッド・ニュース!HBOが『ルッキング』の第2シーズンを放送することを決定

よかったにゃりねー。第1シーズンが始まったばかりのころは、これで打ち切りじゃないかと心配してたんだけど。

1月に放送された第1話の視聴者数は、33万8000人だったそうな。そして2月23日放送には、これまでで最高の51万9000人にまで上昇。初回のテレビ放送だけでなく、再放送やオンデマンド、HBO Goなんかでの視聴も含むと、毎週、合計で200万人が視聴してたんだって。ファンが増えたってことが、HBOが第2シーズンを放送することにつながったんだね。

あと、第1シーズンの脚本では、リッチーとケビン(とドムの女性のルームメート、ドリス)の3人は、脇役扱い(いつストーリーから消えても構わない)設定だったんだけど、第2シーズンではレギュラーのステータスにアップしたんだって!やっぱ、これも視聴者の反応をみて、みんなが感情移入してるキャラをより大きく取り上げるよう、脚本に反映していくことにしたみたい。ケビンのファンの人、よかったねー。リッチーのファンとしても嬉しい〜。

第2シーズンの撮影は、サンフランシスコで今年後半から行われるそう。ってことは、放送はまた来年の今頃ってことかぁ〜。あー、今から待ち遠しい!





3 件のコメント:

  1. 最終回は、予想以上の展開でホントに「ムフッ♥」でした。
    ケビンの濡場があるなんて!

    さすが最終回なだけあって、今週は内容てんこ盛りでしたね。

    リッチーがパトリックに言う「パトリックの問題」っていうのも、僕も少なからず経験した事のある感じなので感情移入して見てしまう。
    パトリックはクローゼットゲイでは無いけれど、リッチーのキャリアや出身地のことで家族に紹介する事を躊躇したりするのって、移民の僕らには直面する題材だと思いました。
    日本人同士でも、相手のキャリアとの違いなんかで同じような場面がありそうだし。

    因みに僕が過去に3年近く続いたイタリア人カトリックの彼は、筋金入りのクローゼットゲイだった為なかなか彼の考え方が変わる事も無く、結局はお別れしました。
    相手の育ってきた環境での考え方や宗教で植え付けられた概念を変えるのって、なかなか簡単ではないなと思いますね。
    パトリックには今後幸せになる様に頑張って欲しい。

    さて、ケビンとリッチーが来シーズンのレギュラー昇格なんて、来年も楽しみ!
    リッチーもレギュラーと言う事は、三角関係が続きそうな気配?
    1年後なんて、あっという間に来てしまいそう。
    来年の今頃、僕は何しているのだろうか?・・・と考えてしまいました。

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    1. ケビンもオシリ見せまくりで頑張ってるよね(笑)。演技とはいえ、全裸で開脚してるパトリックにのしかかって腰を動かしてたりしたら、意図せず大きくなっちゃうんじゃないかってこっちが心配しちゃう、、、。二人ともプライベートでもゲイだしさ、、、。

      トミーさんが言うように、白人社会で暮らす僕らは、多かれ少なかれリッチーとパトリックみたいな問題を経験するよね。ま、僕が付き合ったことある人たちは、全員カミングアウトして吹っ切れてる人たちだったから、特に「有色人種の恋人を友達や家族に紹介するのが恥ずかしい」っていう男はいなかったけど。クローゼットに隠れて陰で男遊びをしてるバイとか自称ノンケの既婚者とかは、まー、隠すよね。まさにdouble whammy。

      カトリックの男ってヤバいべ。僕も昔ニューヨークで付き合った男がカトリックで、彼の家のトイレに入ったら聖母マリアの絵が飾ってあったり、十字架がかかってたりしてそれだけで引いたわ。あと、語学学校で知り合ったイタリア人の男とルームシェアして生活してたんだけど、夜、怪しい雰囲気になるのに、絶対、一線は超えんかったしー。心に歯止めをかけてるなーって。

      でも、そういうクローゼット・タイプの男のほうが、表向きはノンケ男を装って気持ちを抑圧しているから、一旦ベッドでそれを解放するとスゴい人が多くない?やっぱ、日頃から心に制御をかけてると、健康によくないのかなーなんて。

      ちなみに、パトリックはリッチーとケビンの三角関係になるけど、どうなるのがいいと思う?たぶん第2シーズンは、三人の三角関係がグチャグチャになって、でも結局、最後はパトリックとリッチーが仲直りして終わりだと思うんだけど。やっぱケビンは恋人がいるのに浮気しちゃってるっていうのが有罪かなー。浮気相手とハッピーエンディングっていうのはね、やっぱないかなぁって。しかもリッチーがいい人なだけに。

      他にも面白いアメリカのゲイ・ドラマを見つけたので、また紹介していきま〜す。

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    2. そうそう、クローゼット男のベッドでの解放具合が凄いのは納得。
      物凄くお尻の穴を舐めるのが好きだったり、道具を使うのが好きだったり。(笑)
      カミングアウトしてオープンな方が、心も体も健康だと思うんだけど、地元で生活していたり両親と暮らしているとなかなか難しいのかな。

      うーん、僕もパトリックにはリッチーと幸せになって欲しい。
      来シーズンの始めのうちはケビンとの情事があるんだろうけど、パトリックが精神的に成長していってリッチーとの関係の大切さに気がつき、最後にハッピーになる。というシナリオが理想だな。
      でも、そんなに簡単にハッピーになったらドラマとしてつまらない?第3シーズンへの展開が心配。
      ケビンにもっと出演して欲しいけど、上司という役どころが難しいかも。
      アメリカドラマだから、僕が考えも付かない脚本で進行していくのかもしれないけれどね。

      最近、日本物・海外物ともにドラマを見なくなっていたので、ドラマ紹介も楽しみにしていま~す。

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単身渡米してなんとか生き延びてる日本人。主にアメリカで起きてるゲイについてのニュースやハリウッド・セレブ、スポーツ選手たちのゴシップが中心のブログをメインブログで書いてます。恋バナや個人的なことはサブ・ブログで。

 Born and raised in Japan, I decided to immigrate to the U.S. to pursue a more liberated gay life. I am mostly writing about gay-related news and gossip about male celebrities, LGBT issues in general, and sometimes personal bromance. Most of my posts are in Japanese, but I sometimes introduce Japanese television programs and gay-related cultural stuff in English. Feel free to leave comments in my blog. ;)