2012年2月5日日曜日

映画「フラッグ・フットボール」で描かれる「ゲイ・スーパー・ボウル」 Gay Super Bowl Champions - The Movie "Flag Football"

今晩のスーパー・ボウルを見ながら、やっぱアメフトってゲイやわぁ~って思ってた。そしたら、ゲイのスーパー・ボウル(全米アメフト選手権)があるっていうのを発見~。(上の写真はJockyの広告のティーボウ。)

なんでも、ゲイのスーパー・ボウルについてのドキュメンタリー・フィルム、Flag Footballが作られててるそう。映画のサイトにはこんなふうに書かれている。
全米ゲイ・フラッグ・フットボール・リーグ(National Gay Flag Football League)というのは、2002年にスタートし、現在では全米21都市に広がる大規模な組織に成長している。毎年、各都市からベストな選手たちが選ばれ、全米ゲイ・ボウルで戦う。そこで優勝した1チームには、「ゲイ・スーパー・ボウル・チャンピオンシップ」の王冠が与えられる。この映画は、トーナメントを進んでいく、そんな4チームを追いかけた物語で、彼らのトレーニング風景、(ケガや心の傷からの)回復、そして勝利、もしくは敗北をとらえている。勝利できるのは1チームだけだが、全員が「ステキ」な存在になれる。
こちらが映画の予告編。(予告編っていうより、映画の一部?!っていうくらい長い・・・。5分以上。試合そのもののシーンより、試合後の「親睦会」が楽しそう~。ヌードでチーム・メートとジャグジーに入ってるシーンとかある。ムフッ。

これは短いバージョンの予告編。「親睦会」のシーンがかなりカットされちゃってるけど・・・。

この映画で取り上げられるチームの一つがロサンゼルスのチームみたいね。予告編の中で「ロサンゼルスのプライドを見せろ!」みたいなことを言ってる人がいる・・・。調べてこのチームに参加してみようかな・・・。ボーイフレンドが見つかる前に骨折しそうやけどね。

ティム・ティーボウみたいな選手いたらどうしよぅ~。なんて入る前から想像が膨らむ。

ところで、ティム・ティーボウについて、またオモロイ写真を見つけた。黒人のチームメートの唇にキスしたビデオ(下の写真左)は前に紹介してたけど、また黒人男性の耳(?)を舐めるそぶりをしているティーボウの写真(右側)。彼、黒人が好きなんじゃね?

あと、2009年のハロウィーンのときに、既にティーボウにラブ注入、じゃなかった、ラブ・メッセージをボディーペイントしてるゲイが・・・。しかも、そのメッセージが、直球勝負ですわ。

I Love Tebow's OX... (オレはティーボウのナニが大好き)って、あんた・・・。身も蓋もないけど、ここまでやれるあんたは偉い。でも、この写真見て、「あんたはティーボウのナニを見たことあるんかい!」って突っ込み入れたくなったんですけどー。ブツを見ずしてLoveとは言えなくない?もしかしたら体躯に似合わず粗末なものかもしんないしさー。
あと、とても興味深い記事も発見。『同性愛的な儀式としてのアメフト(Football as a homoerotic ritual)』という題名がついてる。元々、1978年11月13日に雑誌Timeに掲載された記事なんだって。そんな昔に、アメフトとゲイの関係について考察した記事が載ってたなんて、アメリカの奥深さを感じるわー。

この記事の要点っていうのが、アメフトで使われる用語が、ことごとく同性間の性行為を表現したものになってるっつーことなんだよね。例えば、コーチなんかが選手を奮起させるために「やつらをファックしてしまえ(“fuck those guys”)」とか簡単に言うし、「タマを取ってケツにぶち込め(take that ball and stick it up their asses)」とか、「喉に押し込め(down their throats)」とかもよく言うんだよね。

この他にも、「やつらの股間を打ち負かせ”knock their dicks off”」とか「奴らのジョックストラップ(ケツ割れサポーター)をはぎ取ってしまえ(”knock their jocks off”)」とかもよく言う。ちなみに、「knock (off with)」には「性交する」という意味もある・・・。ワナワナじゃね?

コーチは顔を真っ赤に激高しながら、選手たちに、「フィールドへ出て持てる力を全て出しきって、お前たちの精液を発射しろ(shoot your wad)とか、「奴らをノック(レイプして)して服従させろ(“knocked” ‘em into submission)」とか言っちゃったりしてるんだよねぇ。。。ホント、英語って下品やわぁ。英語のまま聞いちゃうと、もう耳が慣れちゃってるから日常風景の一部として聞き逃しちゃうけど、改めて日本語にするとヒドイね。

この記事では、さらにアメフトに隠された同性愛的儀式を次のように読み解いてる。

★ アメフトの試合の究極的な目的は、「敵チームのエンド・ゾーンに侵入すること」であり、「敵チームが自分チームのエンド・ゾーンに侵入することを阻止する」ことにある。英語で「end」には、「オシリ」という意味も含まれるんですねぇ~。ようは、アメフトは、オシリをレイプするかされるかの戦いっつーわけですな。

★ しかも、アメフト選手の間では、仲間同士の間で、試合中にオシリを軽くポンポンッと触る習慣がある。アメフトの試合は、片手を地面について前かがみになる姿勢からスタートするけど、このオシリを天井に突き上げて大股開きした姿勢で前かがみになるというのは、後ろからの攻撃には無防備な姿勢・・・。まさに、後ろからやられちゃう姿勢なわけ。だからこそ、チームメートを信頼してないとできないポーズになってて、そんな恥ずかしいポーズをしてるチームメートのオシリをポンポンッとすることは、「俺を信用しろよ」というシグナルにもなってる。

★ アメフト選手だけじゃなく、実況中継してるアナウンサーや観客も性的用語を使ってる。一方のチームが敵チームのタックルをかわして長距離を走った時、「これはこれまでで一番奥深いとこまで敵チームのテリトリーにまで挿入しました」(“This is the deepest penetration into (opponent’s team name) territory so far.”)と言ったりする。「深い挿入(deep penetration)」って、ホント、アメリカ人は言ってて恥ずかしくならんのかいなぁ?

★ 「相手のエンド・ゾーンに侵入してスコアを決める」というのも、性交を意味する。英語で一般的に、「スコア(score)を決める」という動詞は、男女関係なく、誰かと「最後までやっちまう」ということを意味する。「相手に侵入してスコアを決める」っていうのは、まさに「やっちゃう」と言ってるのと一緒。

★ 敵チームのクオーターバック(チームの司令塔)がボールを前へパスする前に彼にタックルすることを「sack」と言うのだけど、これは「略奪する」、「破壊する」の他に、「レイプする」の意味にもなる。

★ これらを総合すると、アメフトの試合は、まず男ばかりから構成される2つのチームがあって、試合が終わるまでに、一方のチームが「優勢(on top=タチ役)」になっている、つまり敵チームの「エンド・ゾーン(=オシリ)」をスコアする(=やっちまう)ことで優勢(タチ役)になるということ。負けチームは、もし得点数で大差がついた場合、「クリームをつけられた(creamed=精液をかけられた)」と呼ばれることもある。

アメフトって、こんなにゲイなスポーツやったんやね・・・。ティーボウがアメフト選手になろうと思ったのもわかるわぁ・・・・。

だけど、こんなゲイ用語が多様されてるアメフトが、全米で一番人気あるスポーツっていうのがオモロイよね。アンチ・ゲイで保守的な人ほど、心の奥底では同性愛に興味あるっていうのを証明してるって思うなぁ。(アンチ・ゲイの男であるほど、男同士のゲイ・ポノレノに萌えるという実験結果はこちら。)

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